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スピード 遅 遅 劇遅 中 中 中 早 劇早 劇早
信頼性 ○ ○ ○ △ 発信者
による
発信者に
よる
発信者に
よる
発信者
による
特に発信者
による
拡散性 × × × △ △ × ○ ○ ◎
発信者 ごく少 少 少 中 中 中 多 多 多
集約性 × × × △RSS △RSS △× △ △× ○
視聴者 多 中 中少 中 少 少 少 中 少
コスト 劇高 高 高 中 中安 中安 安 安 安
遠隔複運用 不可 不可 不可 可 可 不可 易 易 易
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18. NHK ソルト(SOLT: SOcial Listening Team) →詳細
きっかけは東日本大震災の反省
「Twitterを観測する要員が足りない」
「ネットで発信されている膨大な情報をキャッチ
する設備がない」
「情報の信頼性を判断するノウハウがない」
「放送部門との連携がない」
ソルト 取材/記事化
TV報道
NHK NewsWeb
NHK 社会部Twitter等
ネット情報
公式Twitter等
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19. 3.11事例) 気仙沼市Twitter に端を発したNHK報道
宮城県気仙沼市役所 が唯一ツイッターを使って
「津波がまもなく来ます」「市街地で火災が起きている模様」 情報を発信
(夜に情報途絶える...)
「○○市の公民館に取り残されています。助けてください」 といった SOS メッ
セージを探す
その中に
「気仙沼市の中央公民館に児童を含めた400 人余りが取り残されている。助け
て」公民館に取り残された母親の窮状を知ったロンドン在住の男性のツイート発
見
多くのTwitter RT(リツイート)と共に、NHKも原稿化
東京消防庁 早急救出につながる
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NHK記者
35. 災害時 ソーシャルメディアリテラシー(お作法)→詳細
1. まず自分の安否の発信、周知
2. シェアはひと呼吸おいて
a. 信頼できるか?
b. 鮮度は? 「結果誤報」問題
c. なるべく公式RT
d. 間違えや完了したら「削除」
3. 平時から信頼できるアカウントをフォロー
a. 地域の自治体、Twitterリストの活用など
4. 電池、電波の節約
a. 不要なPush機能は切り、極力wifiを利用
5. 伝わる書き方 (次ページ詳細) 減災インフォ作成
参考)助けあいジャパン ソーシャルメディア防災訓練
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39. But with, not for
(誰かのためでなく、共に)
「みんなの意見は案外正しい」
web 2.0 群衆の叡智〜Wisdom of Crowd (2004)
集団において情報を寄せ集めることで、その集団が出す
結論は集団の中の個人の誰が考えるよりもよい結論を導く
ことができるという考え(wikipedia)
オープンガバメント、シビックテックなどの動きに共通するのは
●市民のチカラを信じること。
●共に貢献しあって社会を豊かにしていくこと。
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