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そもそもディレクターにとって失敗とは何か

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そもそもディレクターにとって失敗とは何か

2015/10/11に行われた日本ディレクション協会でのイベント登壇資料です。いわゆるWebディレクターみたいな人に向けて、自分がしてきた失敗の数々とその失敗との向き合い方について話をしました。

2015/10/11に行われた日本ディレクション協会でのイベント登壇資料です。いわゆるWebディレクターみたいな人に向けて、自分がしてきた失敗の数々とその失敗との向き合い方について話をしました。

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そもそもディレクターにとって失敗とは何か

  1. 1. そもそもディレクターにとって 失敗とは何か Goodpatch, Inc Satoru MURAKOSHI 2015/10/11@CREEK & RIVER 日本ディレクション協会
  2. 2. 村越 悟 株式会社グッドパッチ Design Div ゼネラルマネージャー リードUXデザイナー HCD-net認定人間中心設計専門家 World IA Day Local Coordinator (2014) Information Architecture Institute Information Architecture Association Japan
  3. 3. Global UI design company with studios in Tokyo and Berlin. We design and develop digital products for mobile, desktop and the internet of things.
  4. 4. Pushing the world forward with design
 that move people's hearts Our Vision
  5. 5. Tokyo Berlin
  6. 6. A Prototype worth a thousand meetings. Changing the way design teams work for the better
  7. 7. 2015.10.01 1st Anniversary
  8. 8. 失敗は自分を成長させるためのエンジン 今日のお話
  9. 9. 姿勢の話です
  10. 10. 自分の中で大切な失敗体験は ありますか?
  11. 11. 失敗を避けたいですか?
  12. 12. 2010年にアメリカのピーター・マドセン氏とヴィニット・デサイ氏が、 経営学術誌で発表した論文で、宇宙軌道衛星ロケットの打ち上げを研究 材料として、打ち上げに成功したグループと、失敗したグループのその 後の打ち上げ失敗確率の結果を分析したところ、興味深い結果が出た。 成功したグループよりも、失敗を経てチャレンジしたグループの方が、 次回のパフォーマンスが向上した。
  13. 13. 失敗は成長のもと
  14. 14. 失敗は何かを気づかせるための、 ベストのタイミングで起こる。 - 松下幸之助
  15. 15. 失敗とはそもそも何か
  16. 16. 明らかに表面化するミスやトラブル 徐々にプロジェクト蝕む 前触れに気づかず、突然起こる 発症型 潜伏型 急性型
  17. 17. スキル不足、スキル不十分が起因 マインドセット、意識の問題 覚悟を決めて冷静になるしかない 発症型 潜伏型 急性型
  18. 18. スキル不足、スキル不十分が起因 マインドセット、意識の問題 覚悟を決めて冷静になるしかない 発症型 潜伏型 急性型
  19. 19. - 大規模コーポレートウェブサイトの公開作業の失敗 - 交通機関のため、深夜の限られた時間しか作業時間がない - 公開手順を事前に詰めて、タイムテーブルも入念に作成 - 当日、公開手順に入ってみるとコンテンツが表示されない - 急遽、公開作業を中止、作業前の状態に切り戻し 発症型の事例1
  20. 20. - とあるメーカーの工場見学予約システム構築 - オンラインで予約受付するシステムを前提に開発を進めていた - 開発完了間際に、クライアント側のシステムポリシー的に
 個人情報をオンラインで取得できないことが発覚 - オンラインで予約を受け付けることがそもそも無理 発症型の事例2
  21. 21. 予防可能、あるいは リカバリー可能な失敗
  22. 22. 状況を整理する 優先順位からクリティカルパスを明確にする コミュニケーションやチェックフローを整理する タスクを洗い直し、優先順位をつける 1. 2. 3. 4.
  23. 23. スキル不足、スキル不十分が起因 マインドセット、意識の問題 覚悟を決めて冷静になるしかない 発症型 潜伏型 急性型
  24. 24. - 某社時代、ある部署の副部長を担当 - 第1∼第7まで制作本部があった - そのうちの二つの部署の部長が突然退職、部長不在の部署に - 自分が担当していた部署にそのふた部署が統合されることに - 4人だった部員が急に30人以上の大所帯に - コミットする部門の予算規模が突然数倍くらいに膨れ上がる 急性型の事例
  25. 25. 腹をくくる アクションプランを策定する 状況を整理し、いま取れるアクションを洗い出す 1. 2. 3.
  26. 26. これもリカバリー可能
  27. 27. スキル不足、スキル不十分が起因 マインドセット、意識の問題 覚悟を決めて冷静になるしかない 発症型 潜伏型 急性型
  28. 28. これが一番怖い失敗
  29. 29. 茹でガエルの法則のように 静かに失敗に向かうケース
  30. 30. 茹でガエル(ゆでガエル)、茹でガエル現象(ゆでガエルげんしょう)、茹 でガエルの法則(ゆでガエルのほうそく)とは、ビジネス環境の変化に対応 する事の重要性、困難性を指摘するために用いられる警句のひとつ。 およそ人間は環境適応能力を持つがゆえに、暫時的な変化は万一それが致命 的なものであっても、受け入れてしまう傾向が見られる。例えば業績悪化が 危機的レベルに迫りつつあるにもかかわらず、低すぎる営業目標達成を祝す 経営幹部や、敗色濃厚にもかかわらず、なお好戦的な軍上層部など。
  31. 31. プロジェクトは止まらずに進んでおり、 一見うまく進捗しているように見える
  32. 32. - とある大規模コーポレートサイトのリニューアル案件 - プロジェクト期間1年半、30名体制の大規模なプロジェクト - プロジェクトマネージャー兼IAという形でコミット - プロジェクトは一応オンスケで進行 - スケジュール通りにローンチ 潜伏型の事例
  33. 33. プロジェクト進行中は 失敗の兆候に気付けなかった
  34. 34. - PMはプロジェクトを支配するものという誤った理解 - 事細かにタスク管理し、パフォーマンスを均質化するスタイル - メンバーが社内の定例会に参加しなくなったり、参加率が低い - のちに振り返ると明らかに社内のチームの雰囲気がよくなかった - メンバーの不満の声などを拾い上げられなかった - 鼓舞よりも叱責 - 結果、プロジェクト離脱者が出る - 離脱者が出ても、増員することしか頭になかった 振り返ってみると、いろいろ兆候はあった
  35. 35. プロジェクトは無事納品 ある程度の成果も収める メンバーは達成感より解放感 やりきった感覚を共有できない
  36. 36. 本当に怖いのは、 姿勢の面で誰かを傷つけてしまうこと
  37. 37. 発症型 潜伏型 急性型
  38. 38. 発症型 潜伏型 急性型 状況を整理して、適切なアクションをとる 状況を整理して、適切なアクションをとる 自分の姿勢が変わらないといけない
  39. 39. 発症型 潜伏型 急性型 状況を整理して、適切なアクションをとる 状況を整理して、適切なアクションをとる 自分の姿勢が変わらないといけない
  40. 40. 自分はやるべきことを全うしたはずなのに なんなんだこの虚無感は。。。
  41. 41. 思い悩んだ末に 自分の中で4つの指針を決めた
  42. 42. 関わるすべての人に誠実であること 個人よりもチーム チームの中の対話を最大化するコミュニケーション メンバーもっとも良い顔で仕事に取り組める環境を作る 1. 2. 3. 4.
  43. 43. そして、時は流れ
  44. 44. 偉大なプロダクトは偉大なチームから生まれる
  45. 45. プロダクトの品質の良し悪しはチーム内を流れる コミュニケーションの量に比例する
  46. 46. 失敗は何かを気づかせるための、 ベストのタイミングで起こる。 - 松下幸之助
  47. 47. 失敗を因数分解する 次につながる学びを抽出して実行する
  48. 48. 失敗体験を通じて、 自分自身を生まれ変わらせる
  49. 49. 失敗は自分を成長させるためのエンジン 今日のお話
  50. 50. グッドパッチでは一緒に働いてくれる メンバーを募集しています! We are Hiring! https://www.wantedly.com/companies/goodpatch/projects
  51. 51. Thanks for your Attention.

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