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日本 UNIX ユーザ会
in Open Source Conference 2023 Online/Osaka
2023-01-28
海外(ミラノ、ベルリン)での国際カンファレンスに参加して -
LibreOffice/Nextcloud/Collabora Online の場合 -
3. Shinji Enoki ( 榎真治 )
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日本 UNIX ユーザ会幹事 (2011-) 主にイベント担当
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LibreOffice 日本語チーム (2011-)
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TDF のメンバー管理委員会の副メンバ (2020-)2 期目
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その他のコミュニティ活動
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関西オープンフォーラム (KOF) 、 OpenStreetMap などのオー
プンデータ、 LILO 、 Nextcloud など
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アイクラフト株式会社と一緒に LibreOffice/Collabora Office/
Collabora Online のサポートビジネス
5. jus では OSC2022 福岡で、松澤さんの「海外の
OSS イベント事情 イタリア編」
スライド
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https://www.docswell.com/s/smellman/ZY28EZ-os
c-2022-online-fukuoka
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動画
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https://www.youtube.com/watch?v=0B_eU2KPb3s
&feature=youtu.be
11. 2022 年はオフライン (in person) 徐々に復活
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LibreOffice の場合は
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2020 、 2021 はオンライン(一部ハッカソン的な集
まりあり)
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2022 はハイブリッド(現地主体)
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2023 は未定
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来週 FOSDEM は現地で 1 トラック
13. 9 月末から 10 月にかけて 3 つに参加
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9/25(日)-26(月) 関空からミラノへ移動
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9/27(火)-28(水)LibreOfficeのミーティング
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9/29(木)-10/1(土) LibreOffice Conference
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10/2(日) ミラノ→ベルリン、Nextcloud Conference2日目
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10/3(月)-10/5(水) COOL Days(Collabora Online)
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10/6(木) ミラノへ移動
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10/8(土)-10/9(日) ミラノから日本へ移動
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10/9(日)-10/17(月) 大阪で隔離
43. 今年のカンファレンスは?
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2022/09/28( 水 )-10/3( 土 ) の 4 日間
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ミラノ開催とオンラインのハイブリッド
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去年、一昨年はオンライン開催
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昨年はハンブルクで 10 人ほど集まってたようだけど
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会うのは、 2019 年から 3 年ぶり!
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スピーカーはほぼ現地参加だった
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現地参加者はクロージングセッションで 50-60 名くらい
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https://conference.libreoffice.org/2022/
45. カンファレンスの構成
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9/28( 水 ) コミュニティミーティング
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9/29( 木 ) トーク 1 日目、コミュニティディナー
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9/30( 金 ) トーク 2 日目
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10/1( 土 ) トーク 3 日目、午後は有志で街歩き
46. トーク
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9/29: 午前 1 トラック、午後 2 トラック
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9/30: 終日 2 トラック
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10/1: 午前 1 トラック
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別途ハック部屋(控室的なもの)あり
49. 9/27: Bod, Team, MC ミーティング
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部屋をぐるっと座って。リモート参加の人も
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20 名以上参加
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TDF の現状とか挑戦とか
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行動規範 (Code of
Conduct) の更新案
68. State of the Project: Italo Vignoli
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毎年あこの 1 年のプロジェクト動向を紹介
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全体をざっくり知るのに便利
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トーク中に、ランチボックス到着の電話
69. State of the Project(2)
2021 年度 TDF の支出
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人件費 61%
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プロジェクト / 入札 19%
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インフラ費用も含む?
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コミュニティイベント 1%
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コロナになってほとんどできず
70. State of the Project(3) 寄付
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パンデミックになってダウンロード数と寄付が大幅増
●
その傾向が維持
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個人からの少額
寄付が大半
71. State of the Project(3) ダウンロード
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ヨーロッパ 61% 、北米 13% 、アジア 13% 、
南米 10%
●
ヨーロッパの
伸びが大きい
75. Test coverage in LibreOffice:Xisco Fauli
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TDF チームメンバ(スタッフ)
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QA エンジニア
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バグ修正されても
ユニットテストが
ないものが多い
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ユニットテストがない issue を
自動で一覧化
https://wiki.documentfoundation.org/MissingUnitTests
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Xisco がユニットテストを
結構書いてる
77. Five things we could do to help LO language
communities flourish: Eyal Rozenberg
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イスラエルから初参加
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最近アクティブな人
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言語コミュニティでの
改善点やアイデアを列挙
78. State of interoperability - The Good, the Bad
and the Ugly: Gábor Kelemen
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ハンガリーの NISZ
から allotropia へ
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BoD メンバ
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相互運用性の Bug 関連
の活動がメイン
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相互運用性の状況を
俯瞰した発表
79. Google Summer of Code の成果発表 2 名
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Google が学生に報奨金をだす OSS メンターシッププロ
グラム
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LibreOffice は毎年参加、新人発掘のため
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メンターは無償なのに大変らしい
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学生の 1 人、ハンナはマイケルの娘さん
●
今年は参加者少なかった
82. 言語の機能や環境に関するトークも
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State of CJK issues of LibreOffice, 2022 edition:
Shinji Enoki
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The state of Right-to-Left language support in
LibreOffice: Eyal Rozenberg
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State of Korea in Libreoffice and promote future
plans: DaeHyun Sung (Online)
107. Collabora Online(COOL) とは
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デスクトップ版の LibreOffice ( Collabora Office )をバック
エンドに利用したオープンソースのオンラインオフィススイー
ト
●
デスクトップ版とレンダリングが同じなので行き来しやすい
●
ファイル管理機能はないので他と組み合わせる
●
Nextcloud, EGroupware( グループウェア ), Mattermost
( チャット ) , moodle( 学習管理 ) など
●
Collabora Productivity 社を中心に開発コミュニティを形成
108. COOL Days 2022 とは
●
COOL の開発者やユーザなどが 1 年に 1 回集まるカン
ファレンス
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2022/10/3( 月 )−5( 水 ) ベルリン
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10/3: チームビルディング:室内スカイダイビング
●
10/4: Partner Day :ホテルで事例発表や交流
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10/5: Technical Day :トークと交流
119. Sparklines and Chart Data Tables: Tomaz
Vajngerl
●
LibreOffice 7.4 から入っスパークライン、 COOL でも
入ったとのこと
●
UI は作らないといけない
のでデスクトップとは別
に開発が必要そう
●
欧州委員会の投資で開発
(たしか)
120. Recent Improvements to the iOS app:Tor Lillqvist
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Tor は COOL の初期開発もしていたが最近は iOS アプ
リ版を開発
●
COOL の技術を使っ
ている
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だいぶよくなって
きてるようだ
122. COOL and 1&1: Gabriel Masei
●
1x1 では一般ユーザ向けに大規模環境で提供
●
Gabriel は開発者
●
TDF の
Board Deputies も
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最近だいぶん
クラッシュが減
ったとのこと
135. まとめ
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2022 年は LibreOffice 、 Nextcloud 、 Collabora Online の 3 つ
のカンファレンスをはしごした
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3年ぶりなので、色んな人と話せてとてもよかった
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関空から隔離されて 1 週間延長戦した
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海外といっても国内とさほど違いはない
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英語苦手でもだいたいどうにかなる
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リスク時のリカバリーは難しいので少し考えておく(旅行保険は
おすすめ)