Smartcity project

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ｽﾏｰﾄｼﾃｨ・ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ
ｲｰｿﾘｭｰｼｮﾝｽﾞ株式会社

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20160603 慶應義塾理工学部情報工学科_「情報工学特別講義」講演資料
1. ｴﾈﾙｷﾞｰ消費の爆発的な増加
「都市化」「中流化によるｴﾈﾙｷﾞｰ消費増加」「人口増加」
2050年には
90億人を超える
2050年には
都市人口が70％
2020年には
中流層が65％
＝ｴﾈﾙｷﾞｰ消費の爆発的な増加

2. 今後20年間で4,000兆円のｽﾏｰﾄｼﾃｨ市場 (1次分析)
(出典: 日経BPｸﾘｰﾝﾃｯｸ研究所「世界ｽﾏｰﾄｼﾃｨ総覧」よりes分析)
2030年までの市場規模は
合計約4,000兆円(累計)
中南米
ｱｼﾞｱ(中国・ｲﾝﾄﾞ以外)
ｵｾｱﾆｱ
北米(ｱﾒﾘｶ・ｶﾅﾀﾞ)
西欧
旧ｿ連・東欧
ｱﾌﾘｶ
ｲﾝﾄﾞ
中国
日本
64兆円
108兆円
631兆円
624兆円
125兆円
113兆円
394兆円
238兆円
687兆円
134兆円
(※) ｽﾏｰﾄｼﾃｨの市場規模：
ｽﾏｰﾄｸﾞﾘｯﾄﾞ、太陽電池、風力発電、その他再生可能ｴﾈﾙｷﾞｰ、蓄電池、次世代自動車、充電器、IT投資の
市場規模を合計した金額。水事業、廃棄物処理、道路、鉄道、空港などのｲﾝﾌﾗ市場は含んでいない。

3. ｽﾏｰﾄｼﾃｨ：「日本の戦い方」
地域EMS
ﾊｳｼﾞﾝｸﾞﾒｰｶ
ｾﾞﾈｺﾝ
電機ﾒｰｶ
ITﾒｰｶ
設計会社
ﾏｰｹﾃｨﾝｸﾞ・営業
分散電源ｼｽﾃﾑ
ｽﾏｰﾄﾋﾞﾙ
次世代自動車ｲﾝﾌﾗ
ｽﾏｰﾄﾊｳｽ
ｼﾐｭﾚｰｼｮﾝ
自動車ﾒｰｶ
ﾌｧｲﾅﾝｽ金融機関
国/自治体
電力会社
不動産会社
制
約
条
件
ニ
ー
ズ
 電力ｲﾝﾌﾗ
・電力網の形状
・取引市場の有無
・電力供給体制
・停電時間
 法制度
・電力規制
 CO2削減目標
 再生可能ｴﾈﾙｷﾞｰ
の導入目標
・太陽光発電
導入目標・
比率目標等
 停電対策
 需給調整
・再生可能
ｴﾈﾙｷﾞｰ対策
・ﾋﾟｰｸｼﾌﾄ
 QOL向上
・安心・安全
・遠隔制御
企業販売ﾁｬﾈﾙ顧客ｿﾘｭｰｼｮﾝ制約条件/ ﾆｰｽﾞ

4. ｽﾏｰﾄｼﾃｨ：「世界の戦い方」
地域EMS
大規模資金
＋
場所
ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ
主導
ｽﾏｰﾄｼﾃｨ化世界展開
先
進
技
術
・ノ
ウ
ハ
ウ
の
獲
得
ｽﾏｰﾄｼﾃｨとしての不動産ﾋﾞｼﾞﾈｽ「自国の産業化」

5. 環境・ｴﾈﾙｷﾞｰ分野におけるｶﾞﾗﾊﾟｺﾞｽ化の懸念
（出典：MM総研 2010年8月31日ﾆｭｰｽﾘﾘｰｽ、 M&Dﾚﾎﾟｰﾄ 2000年5月号No.47、Gartner社ﾌﾟﾚｽﾘﾘｰｽ、Gartner社のDataquestなどよりes分析)
日
本
の
世
界
市
場
シ
ェ
ア
（％
）
(%)
ｶﾞﾗﾊﾟｺﾞｽの懸念

発電
消費
業務家庭
地域ｴﾈﾙｷﾞｰ
の見える化
地域ｴﾈﾙｷﾞｰ
の需給調整
ｽﾏｰﾄﾊｳｽへ
の省ｴﾈ支援
ｽﾏｰﾄﾋﾞﾙへ
の省ｴﾈ支援
地域住民へ
の安心安全
ｻｰﾋﾞｽ
高度道路交通
ｼｽﾃﾑ(ITS)
ﾋﾞﾙｴﾈﾙｷﾞｰの
見える化
自動省ｴﾈ運転
(次世代BEMS)
環境配慮型ﾋﾞﾙ
設計
ｵﾝﾃﾞﾏﾝﾄﾞｻｰﾋﾞｽ充電施設の
最適配備
遠隔診断ｻｰﾋﾞｽ
天候に応じた
発電予測
蓄電池による
出力安定化
住居のｴﾈﾙｷﾞｰ
の見える化
太陽光発電制御
ﾃﾞﾏﾝﾄﾞﾚｽﾎﾟﾝｽ
外部運転/制御
大規模再生
可能ｴﾈﾙｷﾞｰ
住民協力のｲﾝｾ
ﾝﾃｨﾌﾞの仕組み
ｵﾝﾃﾞﾏﾝﾄﾞ電気ﾊﾞｽ
/EVｶｰｼｪｱﾘﾝｸﾞ
EV充放電制御
家庭内電力管理
(HEMS)
効果予測
蓄電池/給湯
ﾋｰﾄﾎﾟﾝﾌﾟの蓄
電/蓄熱制御
6. ｽﾏｰﾄｼﾃｨに必要となる「機能」
1-1 1-2
1-31-4 1-51-61-7
2-3
2-1
2-4
2-2 4-3
4-4 4-2
4-1 3-6 3-1
3-23-4
3-3
3-5
5-1 5-2 5-3
⑥ｼﾐｭﾚｰｼｮﾝ
⑤分散電源ｼｽﾃﾑ①地域EMS
②ｽﾏｰﾄﾋﾞﾙ ④次世代自動車ｲﾝﾌﾗ ③ｽﾏｰﾄﾊｳｽ
課題ﾆｰｽﾞ・制約条件の汲取り不足

7. 一般的なｺﾝｿｰｼｱﾑ：「部分最適」
各社はIPを保護し、
企業連携が進まない
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
各要素で連携がされず
部分最適が進む
連携なし
連携なし
連携なし
連携なし
連携なし
地域EMS
課題機能しない企業連携
ｾﾞﾈｺﾝ
電機ﾒｰｶ
ITﾒｰｶ
設計会社
自動車ﾒｰｶ
連携なし
連携なし
連携なし
連携なし
連携なし

8. 縦割りの発注形態：「部分最適」
建設課環境課情報課住宅課都市計画課
ﾊｳｼﾞﾝｸﾞﾒｰｶｾﾞﾈｺﾝ電機ﾒｰｶ ITﾒｰｶ自動車
分散電源ｼｽﾃﾑ地域EMSｽﾏｰﾄﾋﾞﾙ次世代自動車ｲﾝﾌﾗｽﾏｰﾄﾊｳｽ
自治体など
各分野の担当企業へ個別に発注
街の構成要素を部分最適に進める
連携なし連携なし連携なし連携なし
連携なし連携なし連携なし連携なし
発
注
者
企
業
構
成
要
素
・技
術
課題縦割り発注

9. 非効率なﾏｰｹﾃｨﾝｸﾞ
ﾏｰｹﾃｨﾝｸﾞ
効率の低い
ﾏｰｹﾃｨﾝｸﾞ効果
（部分最適）
各社ﾊﾞﾗﾊﾞﾗのﾒｯｾｰｼﾞ/ﾀｲﾐﾝｸﾞで世界へ発信している
世界市場
地域EMS
ｾﾞﾈｺﾝ
電機ﾒｰｶ
ITﾒｰｶ
設計会社
自動車ﾒｰｶ
課題非効率なﾏｰｹﾃｨﾝｸﾞ

10
10. ｲｰｿﾘｭｰｼｮﾝｽﾞが組成したｺﾝｿｰｼｱﾑ
「ｽﾏｰﾄｼﾃｨﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ」とは、国内外の企業27社で世界の様々なﾆｰｽﾞ・制約条件に即したｿﾘｭｰｼｮﾝ
をﾜﾝｽﾄｯﾌﾟでﾄｰﾀﾙに提案することを目的に、ｲｰｿﾘｭｰｼｮﾝｽﾞが組成したｺﾝｿｰｼｱﾑである。

11
ｽﾏｰﾄｼﾃｨの5つの層
・国民啓発
・ｺﾐｭﾆﾃｨ活動
・政府/企業広報
・ﾃﾞﾏﾝﾄﾞﾚｽﾎﾟﾝｽｻｰﾋﾞｽ
・ｵﾝﾃﾞﾏﾝﾄﾞ交通ｻｰﾋﾞｽ
・高齢者見守りｻｰﾋﾞｽ
・ｽﾏｰﾄｴﾈﾙｷﾞｰﾈｯﾄﾜｰｸ
・交通情報ﾌﾟﾗｯﾄﾌｫｰﾑ
・ｽﾏｰﾄﾋﾞﾙﾋﾞﾙ
・ EVｲﾝﾌﾗｼｽﾃﾑ
・電力
・ｶﾞｽ
・電話
・ｲﾝﾀｰﾈｯﾄ
・基礎調査
・需要予測
・ｺﾝｾﾌﾟﾄ
分野
・・・・上下水道
・病院
・学校
・住宅
・道路
・鉄道
・港湾
・空港
・ﾏｽﾀｰﾌﾟﾗﾝ
・事業計画
・土地収用
・・・
・・・
・・・
11. 街の魅力のﾊﾟｯｹｰｼﾞ化：5つの層の定義

12
SCｿﾘｭｰｼｮﾝ領域と都市階層の考え方を合わせ、10領域×5層の切り口で分析する。 5層を縦断
、10領域を横断しながら俯瞰することで、全体最適の観点から検討を行うことが可能となる。
12. SCｿﾘｭｰｼｮﾝ領域×都市階層 (1次仮説)
第層
生活ｽﾀｲﾙ・
文化・芸術
生活ｻｰﾋﾞｽ
ｽﾏｰﾄｲﾝﾌﾗ
基礎ｲﾝﾌﾗ
不動産開発
第層
第層
第層
第層
5つの
都市階層
10の
SCｿﾘｭｰｼｮﾝ
領域
ｴﾈﾙｷﾞｰ交通水廃棄物
土地
建物
医療教育
生活
ｻｰﾋﾞｽ
ｾｷｭﾘﾃｨ空気
高QOLと低炭素社会の両立に向け、生活者と企業への働きかけにより新たな生活様式や文化・芸
術を普及
「基礎ｲﾝﾌﾗ」「ｽﾏｰﾄｲﾝﾌﾗ」を基盤とすることで、都市の低炭素化と、高いQOLを実現
都市機能を支える「基礎ｲﾝﾌﾗ」に情報通信・ｾﾝｻﾘﾝｸﾞ機能を加えることで、従来のｲﾝﾌﾗより情報収
集能力・処理能力を高め、個々のｼｽﾃﾑﾌﾟﾗｯﾄﾌｫｰﾑ上で有機的に連携
近代都市の基礎的な機能を提供するためのｲﾝﾌﾗ
現地のﾆｰｽﾞ・制約条件、条件の調査、街のあり方やｺﾝｾﾌﾟﾄの特定、将来の需要予測などを踏まえた
「都市計画」、政策ﾊﾟｯｹｰｼﾞ

13
・住民へ無理なく最適な
ｴﾈﾙｷﾞｰ環境を提供する文化
・ｽﾏｰﾄｲﾝﾌﾗを活用した
省ｴﾈｻｰﾋﾞｽの供給
・ｽﾏｰﾄｳｲﾝﾌﾗの導入を
見据えた不動産開発
13. 解決の姿：ｴﾈﾙｷﾞｰの最適化(あくまでも1例)

14
・低炭素で快適な交通環境を
享受する文化
・ｽﾏｰﾄｲﾝﾌﾗを活用した
交通ｻｰﾋﾞｽ
・ｽﾏｰﾄｳｲﾝﾌﾗの導入を
見据えた不動産開発
14. 解決の姿：都市交通の最適化(あくまでも1例)

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