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IBMのソーシャルシフト
社内外をつなぐSNSとイノベーション

               2012年10月
               日本アイ・ビー・エム株式会社
               八木橋 Pachi 昌也
本日お話させていただくこと
    1   まずは自己紹介から

    2   ソーシャル基礎知識


    3   経営層から⾒た社内ソーシャル


    4   変わり続ける世界と社内環境(IBMの場合)


    5   変わり続ける世界と社内環境(xxx社の場合)


    6   IBMのソーシャルシフト


    7   思考と⾏動のためのなにか
2                                © 2012 IBM Corporation
まずは自己紹介から




3               © 2012 IBM Corporation
Who is Pachi - 誰この人?



       本日はよろしくお願いします!
                       2




4                          © 2012 IBM Corporation
自己紹介


    日本IBMで[Collaboration Energizer(※)]をやっています。
                     ※ コラボレーションにエネルギーを注ぎ込む人


具体的には、社内コンサルタントとして社内ソーシャル・
ツールの推進を通じ、社員の生産性の向上とイノベーショ
ンが生まれやすい環境作りを支援しています。


         でも、欲張りなので社外でも
          Energizer やってます
5                                       © 2012 IBM Corporation
で、何してる人?




6          © 2012 IBM Corporation
で、何してた人?




            元バンドマン
           元そばや⾒習い
    元ワーホリメーカー(ニュージーランド)
             元病院受付
       元ワーホリメーカー(カナダ)
      元コールセンター トラブル対応
        元ダイレクト・マーケター
          元Webマーケター
7
     現: 日本IBM BT/IT統合企画 勤務
                       © 2012 IBM Corporation
)0.2 YB CC(/9481822363/cfsg/sotohp/moc.rkcilf.www//:ptth :ecruos egamI
     © 2012 IBM Corporation                                                                                     8
             network          ル ャシーソ
  アィデメ
                                               web            SN
             Social
ル ャシーソ
                                               Social
                                                                                            ソーシ
                                       ネットワー                                                                        Social
                                         ソーシ                                      ウェア
                              ソーシャル                                               ソーシャル
ソーシャル                                                        ソーシャル
                      ウェア                                                    ソーシ



                       [ソーシャル基礎知識]
Social                                                            Social     ネットワー
                ソーシ
                                                                                                                   ル ャシーソ
                                                                                              Social
                                                      SN          web
                                                                                                                     アィデメ
                                                                                     ル ャシーソ   network




                                       インターネットからソーシャルへ
                                     ネットが変えたもの/ソーシャルが変えるもの




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    )0.2 YB CC(/9481822363/cfsg/sotohp/moc.rkcilf.www//:ptth :ecruos egamI
10                     © 2012 IBM Corporation
     Symbol from thenounproject.com
さてと。ちょっと、体を動かしてみますか




 今日、学生証を忘れた2年⽣の⼈、⽴ち上がってください。

     忘れんぼさんの友だち、⽴ち上がってください。

     今⽴っている⼈の友だち、⽴ち上がってください。

     今⽴っている⼈の友だち、⽴ち上がってください。

     今⽴っている⼈の友だち、⽴ち上がってください。

     今⽴っている⼈の友だち、⽴ち上がってください。

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                ・・・       © 2012 IBM Corporation
六次の隔たりとダンバー数




                 六次の隔たり - Wikipedia http://bit.ly/vpi8eK
               ロビン・ダンバー - Wikipedia http://bit.ly/tbFw6O
12                                         © 2012 IBM Corporation
暗⿊⾯もあるが、⼈はそれ以上の光を⾒ている



           ステマ     かゆいところに手が届く情報
           やらせ

                         共感
                   絆 助け合い
     デマ          アラブの春

      炎上
          誹謗
          中傷   ウィキリークス



13                             © 2012 IBM Corporation
ソーシャルは「道具」に過ぎない (ようは使い方)


        電話とATMを使った「振り込め詐欺」も、
      (残念ながら)まだなくなることはないでしょう…


     レーダー技術は電子レンジにもステルスミサイルにも…


         包丁は料理するためのものだけど…


     当たり前ですが、どんな便利なものも
      使い方一つで危険物になります
14                          © 2012 IBM Corporation
15                   © 2012 IBM Corporation
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16                    © 2012 IBM Corporation
     Symbol from thenounproject.com
ストック情報とフロー情報


近年は「ソーシャルウェブ」というと、瞬発⼒や拡散⼒の強い「タイムライン」を
持ったフロー性の高いサービスをイメージする人が多いようです。ただ、企業内で
ビジネスに活用するためには、それだけでは不⼗分です。

情報の流通スピードを上げるフローだけではなく、有益な情報がきちんと活用され
るストック性の高い仕組みをシームレスに連携することで、単なるコミュニケー
ション・ツールを超えたコラボレーション・プラットフォームとなります。


        フロー              ストック




     新鮮な情報をすばやく流通     過去の重要な情報を再活用
     過去の情報が活用されない     タイムリーさに欠ける


17                                 © 2012 IBM Corporation
ソーシャルグラフとインテレストグラフ


「ソーシャルウェブ」が、情報流通のスピードを上げ範囲を広げるのには、⼆つの
要素が原因です。1つがソーシャルグラフ、もう1つがインテレストグラフです。

この二つの要素を兼ね備えていることで、ビジネスにとって有益な情報がきちんと
⾏き届き、活⽤されやすくなります。企業のビジネス・ドメインにもよりますが、
ビジネスの多様性と組織の規模が大きいほど、両者をシームレスに組み合わせるこ
とがイノベーション・エンジンとしての働きを強めることになります。


     ソーシャルグラフ        インテレストグラフ




      同期              職種
      部門              資格
      勤務地 ....        特定技術 ....
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「ソーシャル」の分類

 参考:いろいろな分類方法が言われていますが1つの⾒⽅として


                   フロー(リアルタイム性)

                                    foursquare
                       Twitter

                        Google+          LINE
            2ちゃんねる

インテレストグラフ
(“何を”が大事)
                   Facebook                      ソーシャルグラフ
                                                 (“誰が”が大事)

                                  Mixi
            食べログ                  LinkedIn
                       ブログ
                      Wikipedia
                   ストック(アーカイブ性)
 19                                              © 2012 IBM Corporation
20                     © 2012 IBM Corporation
     Symbol from thenounproject.com
アテンション・エコノミーからエンゲージメント・エコノミーへ
                    http://youtu.be/GaRLnHwFnFw?t=5s




「量的に限られた意識の奪い合い」をアテンション・エコノミー(関心経済)
と呼び、この活用がビジネスにおいて大きな意味を持つと言われてきた。

しかし,ここ1,2年でさらに進化し、「関⼼ではなく関与の奪い合い」が始
まったと言われエンゲージメント・エコノミー(関与経済)と呼ばれている。




                  http://youtu.be/GaRLnHwFnFw?t=5s
 21
21                                      © 2012 IBM Corporation
価値観の共有を通じて


      [経営層から⾒た社内ソーシャル]
      社員に権限を委譲する



                                「個」のレベルで
                                顧客に応対する
          人材活用…ナレッジマネージメント…
              モーレツからのパラダイム変化
 パートナーシップによって
 イノベーションを増幅する

                        IBM CEO Study 2012
                        Leading through Connections
 22
22                                        © 2012 IBM Corporation
CEOは「つながり」から企業価値を創出しようとしている




      価値観の共有を通じて
      社員に権限を委譲する



                            「個」のレベルで
                            顧客に応対する



 パートナーシップによって
 イノベーションを増幅する

                    IBM CEO Study 2012
                    Leading through Connections
 23
23                                    © 2012 IBM Corporation
組織をオープンにすること




                   組織のオープン化は、
                   組織のオープン化は、
               社員同士のコラボレーションを通じた
               社員同士のコラボレーションを通じた
                  価値創造の機会をもたらす
                  価値創造の機会をもたらす
組織をオープンにする




               オープンな組織を実現するために
               オープンな組織を実現するために
                価値観の共有を推進している
                価値観の共有を推進している




                  オープンな環境のなかで
                  オープンな環境のなかで
                 成功できる社員を育成する
                 成功できる社員を育成する




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優秀な社員に必要だと考えられている特性




                      IBM CEO Study 2012
                      Leading through Connections
 25
25                                      © 2012 IBM Corporation
求められているのは“よりスマートに”働けるスタイル




               5.3時間                                 42%
               非効率なプロセスのために                          週に1度は正確でない情報を


 2時間
               毎週浪費されている時間


                                2/3
                                                     もとに決定が下されてしまう



 毎日必要な情報や人を
 探すのに費やされる                      いるはずの助けに
                                                             84%
                                たどり着くことができない                 外出先や⾃宅から働く


                                        87%
                                                             社員をかかえる組織

             SMART WORK
                                        成⻑企業のCIOは、お客様からの
                                        声をより多くに取り入れられる
      よりスマートに働く                         コラボレーション⼒のある組織で
                                        あることを求めている

         Sources: “The New Voice of the CIO,” IBM 2009 Global CIO study;
 26
62       Siemens study; Accenture study; Gartner survey       © 2012 IBM Corporation
Global Human Capital Study



                               3つの課題      IBMの施策

                               創造性ある   リーダーシップ・コンピテ
                               リーダーの   ンシー
                                育成
                                       経営者候補早期発掘・育成
『Global Human Capital Study』
      〈2010年版〉                         ワークスタイル変革
    61カ国、700名の                 知の共有化
                                       ダイバーシティ
    人事担当役員への                   への投資
    インタビュー結果                           コラボレーション

                               スピードと
                               柔軟性に    人財の育成と活用施策
                                対する
                               人財の確保
 〈2003年版〉〈2005年版〉
 27              〈2008年版〉                        © 2012 IBM Corporation
変わりつつある組織と働き方



従来型コミュニケーション       コミュニティー型コラボレーション
     軍隊、オーケストラ型      ジャムセッション型
     個人より組織          組織より個人
     マネージャーによる管理     メンバー個々の⾃律性




         ・・・・・・



         ・・・・・・



           ・・・
                           ・・・
             ・・・
                         ・・・・・・
28                                © 2012 IBM Corporation
• 168 countries
                                    • 2,000 locations




     [変わり続ける世界と社内環境]

                       IBMの場合
               世界経済の発展とイントラネット〜ソーシャルの発展



 IBM Locations
 Mobile Employees
29                                         © 2012 IBM Corporation
GIE企業とは




   グローバル・サプライ・     グローバルな生産の        グローバル規模での
      マネジメント          最適化             需要の把握
GIE企業(Globally Integrated Enterprise)とは、企業としての経済活動を
国単位の枠組みにとらわれることなく、地球規模で経営資源を最適化したもの。




                      IBM社員のほぼ半数がモバイル勤務
                                  • 168 countries
                                  • 2,000 locations
 IBM Locations
 Mobile                           • 140,000+ remote
 Employees
30                                          © 2012 IBM Corporation
「グローバル」な働き方の実態 (IBMの場合)




     GIEの実現
     GIEの実現
     勤務形態の多様化
     勤務形態の多様化
     情報発信形態の変化
     情報発信形態の変化
     社員の50%程度が⼊社5年未満
     社員の50%程度が⼊社5年未満
     24時間、世界のどこかで働いている
     24時間、世界のどこかで働いている
     地理的に分散するチームメンバー
     地理的に分散するチームメンバー
     専門家をすばやく⾒つける
     専門家をすばやく⾒つける


31                        © 2012 IBM Corporation
© 2012 IBM Corporation                                                                                   32
    2011+                   2006                  2004        2002         2000         1998         1996
     CONTRIBUTE                                                                                   CONSUME
        社員参加
                                            パーソナライゼーション            業務アプリ
                                                                   共通機能
                                                                                                情報伝達
                 へ型加                入導のン                                          入導 のドーダ        ク ンリのへ
参 員 社 る よ に 0. 2 b e w ョ シ ー ゼ イ ラ ナ ソ ー パ            強増の 能機修研     入 導のン ョシーケ ンタ ス・ン ョシーゲ 門部各 びよお 報情営経
        応対 ルイバモ ルター ポの一 唯で界世                       、⼊ 導ンジ ンエ索検 リプア 務業、 索検員社 ビナ びよお ンイザデ
         e c al p k r o W      e c al p k r o W                                                0.1 noisreV
             retramS          dnameD nO             6 & 5 snoisreV 4 & 3 snoisreV 0.2 noisreV ト ー タ ス の3 W
            進化                          発展期                          定着期                       黎明期
  社員は情報消費者から情報貢献者に
     IBMのイントラネットの歴史
企業におけるソーシャル活用の背景



                               マーケティングにおける
     マーケティング
                               ソーシャル活用
     従来型広告の相対的な価値の低下
     自社のブランド・コントロールがより困難に
     個々の従業員によるブランド価値向上の重要性



     製品・サービス開発
     移り変わりの激しい流⾏の先取り
     次々に登場する競合への対応
     革新的な製品・サービスを、迅速に市場に投入      社内での
     人事・経営企画                  ソーシャル適用へ
     グローバル化に対応するリーダーの育成
     各地の全ての従業員、全ての業務での生産性向上
     世代、地域、事業部間の、知識・知恵の伝達・継承
33   セールス、 SE、 サポート、 etc. …          © 2012 IBM Corporation
企業におけるソーシャル活用のパターン




            パートナー
            取引先向け    自社外向け
           Webサイト    Webサイト
           への組み込み    への組み込み


                 ソーシャル
                 ビジネス    既存の一般向
         社内向け            けソーシャル
         ソーシャル           ネットワーク
                         の活用

                 ソーシャル
                   分析


34                                © 2012 IBM Corporation
[変わり続ける世界と社内環境]

                XXx社の場合
※このパートはフィクションであり、実在の⼈物・団体・事件などとは⼀切関係ありません。




35
                                Symbol 2012 IBM Corporation
                                      ©
                                        from
                                thenounproject.com
(ある企業の)社内ソーシャルの試⾏結果




36                    © 2012 IBM Corporation
何がダメだったのか?




     本質把握    目標設定   運用検討


37                    © 2012 IBM Corporation
解くべき課題は認識されていたのか? コミュニケーションとコラボレーション


                   メール洪水
                   資料は共有サーバーに
                   放り込んだらオシマイ
                   検索しても的外れな情
                   報が⼤量に返ってくる




38
                           Symbol 2012 IBM Corporation
                                 ©
                                   from
                           thenounproject.com
解くべき課題は認識されていたのか? コミュニケーションとコラボレーション

                   情報を溜めこみ流してく
                   れない上司
                   情報の重み付けができな
                   いまま垂れ流す上司
                   スキルを持った社員を⾒
                   つけられない




39
                           Symbol 2012 IBM Corporation
                                 ©
                                   from
                           thenounproject.com
40   © 2012 IBM Corporation
企業活動の根幹を
      ソーシャル(社会/
      人)に移すこと
            [IBMのソーシャルシフト]
           (シンプル!)


     ⼀つの例としての
           世界で最も必要とされる企業へ
     アプローチ方法  IBMの社内ソーシャル事例

     http://www.advertimes.co
     m/20111031/article37302/




41                              © 2012 IBM Corporation
ソーシャルシフトとは




      ソーシャルシフトとは、ソーシャルメディアを使って社内
      改革や経営革新に取り組む動きを指す。
      昨年11月に同名の書籍が発刊されたのを機に、全国で
      ソーシャルシフトが広がりを⾒せている。
              日本経済新聞 2012/2/22 広がる「ソーシャルシフト」


 42
42                                    © 2012 IBM Corporation
ソーシャルシフト/ソーシャルビジネスを成功させるために




グループに最適な「グループウェア」から、ソーシャルに最適な「ソーシャルウェア」へ
43                                © 2012 IBM Corporation
ソーシャル
IBMが社内ソーシャルに⼒を⼊れる理由                                                                         ビジネス
                                                                     社内向け
                                                                    ソーシャル




                                                                                               ソーシャル
     「世界で最も必要とされる企業になる」には、                                                                       分析

     全IBMerのアイデアや知識を総動員して
     コラボレーションする必要があるから




           lmth.tsacdaorb_10_an_pj/20/2102/seirots_pot/swen3w/swen/moc.mbi.3w//:ptth

44                                                                          © 2012 IBM Corporation
IBMが社内ソーシャルに⼒を⼊れる理由(細かめ)


                     コミュニケーション
     参加者が多いほど活       量と企業の業績には
     用できるデータが増       相関があり、
     え、かつ、重複作業
     が減るから
                     Innovationも生まれ
                     やすくなるから


     端末やOSに縛られず      発信者が増えるほど、
     (デバイス・フリー)      表出化する知の量も
     すぐにコラボレー        増えるし、社内の専
     ションできる環境が       門家も⾒つけやすく
     必要だから           なるから
45                            © 2012 IBM Corporation
経営メッセージをブログ動画で発信




        1日で700を越えるコメントが寄せられました




46                               © 2012 IBM Corporation
全ての社員に企業戦略策定への参加の機会を




          企業戦略のアイデアを誰でも投稿でき、良いと
          思ったものに投票を⾏います




47                           © 2012 IBM Corporation
社内オンライン・コミュニティー




グループに最適な「グループウェア」から、ソーシャルに最適な「ソーシャルウェア」へ
48                                © 2012 IBM Corporation
部門横断で情報交換:営業系




       同じ業種のお客様を担当している世界中の社員が情
       報交換を⾏い、お客様の課題解決に努めています




49                               © 2012 IBM Corporation
サポートをコミュニティーで強化する




            Social Help for IT
     BYODや新しい社内ITツールの使い方やコツを社員同士で共有。
         社員のリクエストやニーズを自然に吸い上げ。
            社内サポートデスクの縮小にも。
50                               © 2012 IBM Corporation
部門をコミュニティーで強化する




                社会貢献部門主導型
     大震災前から試験的にスタートしていたコミュニティーだが、社員
     の「被災地支援をしたい」の声にこたえる形で本格化。
     震災支援ボランティア募集や報告などの他、IBMとしての社会貢
     献活動(プロボノやCorporate Service Corps)に関するコミュニ
     ケーションも多数⾏われています。
51                                        © 2012 IBM Corporation
チェンジ・マネージメントでEnergizeする


ビジネス戦略との                      コラボレーション活性
明確なリンク                        化のメカニズム設計
                ビジョン・戦略の共有

                ナレッジマネジメント&
                コラボレーションの推進

          快適なオフィス環境の      ITを活用したワーク
ビジョン        構築・提供         インフラの構築・提供    業績の
・戦略                                     向上
                ⼈事制度・仕組みの整備


                意識・⾏動様式の変化
     管理層の意識・    新たな企業文化の浸透      メカニズムを機能
     ⾏動変⾰                       させるための仕掛け
52                                     © 2012 IBM Corporation
社内推進のアプローチとして考慮すべき点


キャンペーン
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                   ポータルサイト
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オンライン / 対面式        社内セミナー/セッション
                   社内セミナー/セッション



コンテンツ
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                   日常生活の共有
固いもの / ソフトなもの
固いもの / ソフトなもの      自由と規制
                   自由と規制



メッセージング
メッセージング
                   社⻑やCxOからのメッセージ
                   社⻑やCxOからのメッセージ
                   推進部門からのメッセージ
                   推進部門からのメッセージ
トップダウン / ボトムアップ
トップダウン / ボトムアップ    実践者に語ってもらう
                   実践者に語ってもらう


つながり方
つながり方              同期や共通の同僚を介して
                   同期や共通の同僚を介して
                   職種や業務内容を介して
                   職種や業務内容を介して
人ベース(ソーシャルグラフ) /
人ベース(ソーシャルグラフ) /   コミュニティー同士がメタ・コミュニティ
                   コミュニティー同士がメタ・コミュニティ
興味ベース(インタレストグラフ)   ーに
                   ーに
興味ベース(インタレストグラフ)
53                                © 2012 IBM Corporation
ソーシャル・コンピューティングのガイドライン

     http://www.ibm.com/jp/ibm/partner/scg.html



                          ソーシャル・メディア活用のガイド

                      対外的にもIBMのポリシーを示す
                      一人称で語る(会社を代表する意⾒ではない)
                      誹謗中傷しない
                      著作権を侵害しない
                      社会に有益な意⾒を持つ社員がいる会社 => ブ
                       ランディング


元々は「社外のソーシャル」に対するガイドライン。
ただ、社外でやってはいけないことは、社内でもやってはいけない
ことなので、社内にも適用されています。
54                                           © 2012 IBM Corporation
グローバル化                               人口動態の変化

                  「国内市場からグロー                         「⼈⼝動態の変化。例
                  バル市場へのシフト。                         えば、少子高齢化、労

                 ソーシャルシフトについて
                  これはある意味、⾦融                         働人口の現象。どれも
                  危機が促進させてし                          当社のビジネスに大き
                  まったグローバル化で                         な影響を及ぼす」

               もう少し一緒に考えてみませんか?
                  ある」                                Travel & Transportation
                  Professional Services                     President, Japan
                           CEO, Japan



     ソーシャル・ネットワークとモバイル技術                   データ爆発
           [food for THOUGHT / ACTION]
                「モバイル技術とソー         「顧客属性、嗜好に関
                  シャル・ネットワーキ                         する情報という点では、
                  ングは、新しいビジネ                         ビッグ・データの取り
                  スモデル創出のドライ                         扱い能⼒が重要な差別
                  バーとなるだろう」                          化要因となるだろう」
                   Professional Services                  Banking CEO, USA
                           CEO, Turkey




 55
55                                                           © 2012 IBM Corporation
「ソーシャルシフト」の第一人者
56   (株)ループス・コミュニケーションズ ⻫藤 2012 IBM Corporation
                         © 徹氏のチャートより
                    fdp-34rev/spoool/ten.erahsedils.www//:ptth
ソーシャルシフトとは

       企業活動の根幹をソーシャル(社会/人)に移すこと
“企業⽂化と企業ブランドは、本質的に⼀枚のコインの表と裏である”
                       ザッポス CEO トニー・シェイ氏


      規律(機械的組織)       ⾃律(有機的組織)

     職位権限に基づくパワーと     専門知識に基づくパワーと
     「服従」             「忠誠心」
     垂直的な命令と指⽰の伝達     水平的な情報と助言の伝達
     中央集権構造           分散組織構造
     マニュアル管理          個人の関心と意欲
     統制による効率          創造的な効果
57                               © 2012 IBM Corporation
Employee Power - IBM ファウンデーショナル・コンピテンシー



                           Trustworthiness            Communication
Teamwork and Collaboration
                               (信頼感)                  (コミュニケーション⼒)
(チームワークとコラボレーション)


                                                            Taking
      Adaptability
                                                            ownership
      (適応⼒)
                                  IBMers Value              (責任感)
                                   お客様の成功
                                  イノベーション
Creative problem                    信頼と責任
Solving                                                   Client focus
(創造的問題解決⼒)                                                (お客様中心)


       Passion for the business                  Drive to achieve
       (ビジネスへの情熱)                                (目標達成への推進⼒)
 58                                                                 © 2012 IBM Corporation
Social以前 (3.11 前)




     社内                    社会
                           (外)
59                                  © 2012 IBM Corporation
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Social以降 (3.11 後)


     社会                   Life



     Work                    社内
60                                    © 2012 IBM Corporation
                    Symbol from thenounproject.com
自分を好きになろう! 「好きになれる
   自分」を考えてみよう。
              待ってるだけじゃつまんなくな
              い? おもしろくするのは自分だ!
 結局は運かもしれないけど、
 運は案外「⼈を⾒る」よ。




61                       © 2012 IBM Corporation
最近、新人向け勉強会で話したこと:
やりたい仕事を手に入れるには?


会社に言われたことをきちんとやっていれば、自分のやりたい仕事が近づいてくる

              そんな時代もあったとか…


          でも、今、なかなか難しいと思いますよ。


     貪欲かつスマートに、自分をマーケティングしないとね…

社内でも、パーソナル・ブランディングが必要では?



62                              © 2012 IBM Corporation
最近、新人向け勉強会で話したこと:
自分マーケティング (パーソナル・ブランディング)



     でも、どうやって?
     評価してもらい、チャンスを得て、それを実現していくことが次の道へつながる。
     チャンスを与えてもらいやすくするためにも、自身を「商品」だと仮定してみては?


     仕事をした後に、チームや組織の中だけにしか報告しちゃいけないわけじゃないよね。
      学んだことや手にしたスキルを、広く伝えていくことはみんなの為にもなるよね。


         スキルがあるなら、それを広くソーシャルに伝えよう!
      意⾒ややりたいことがあるなら、それを広くソーシャルに伝えよう!
スキルがある人や、やりたいって言ってる人の方が、チャンスを与えてもらいやすいでしょ!



63                                    © 2012 IBM Corporation
最近、新人向け勉強会で話したこと:
   2つのキーワード: S&C / W&W

    S&C – Social & Collaboration     W&W – Wide & Weak
    ソーシャルにコラボレーションするた                広く弱くつながりを保ち続けやすいソー
    めに必要なこと: 人とつながること                シャルの特性 (「弱い紐帯」の強さ)



        この2点を意識して「使ってもらいやすい商品」として認識されよう!

                                              xxなら知っ
          xxくんに聞                              てるかもしれ
          いてみよう                        △△を
                                              ない
ニティー    ○○のことな
                            たしか△△      呼んでみ                                アクティ
                            だってつぶや                     あいつ○○に
        らあいつだろ       WIKI   いてたな                       興味あるって
                                               ブログ     言ってたな




   64                                                  © 2012 IBM Corporation
武者小路実篤
                                                                                                © 2012 IBM Corporation
                                               lmth.043/satad/e/tiartrop/pj.og.ldn.www//:ptth
          多様性とは性別や国籍だけではない。




                              君は君 我は我也
                              君は君 我は我也
                              君は君 我は我也
                              君は君 我は我也
           そもそも⼈はそれぞれ⼤きく異なる




                              されど仲よき
                              されど仲よき
                              されど仲よき
                              されど仲よき
                                           mth.uzusim/irukudet-e/moc.ytfin.2egapemoh//:ptth
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                              みんなちがって、
                              みんなちがって、
                              みんなちがって、
                              みんなちがって、
                              みんないい
                              みんないい
                              みんないい
                              みんないい
                                  金子みすゞ




                                                                                                65
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お後がよろしいようで…




ありがとうございました!




     Pachi ブログ「Pachi -the Collaboration Energizer-」
                http://ibm.co/Pachi

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立教20121024

  • 1. IBMのソーシャルシフト 社内外をつなぐSNSとイノベーション 2012年10月 日本アイ・ビー・エム株式会社 八木橋 Pachi 昌也
  • 2. 本日お話させていただくこと 1 まずは自己紹介から 2 ソーシャル基礎知識 3 経営層から⾒た社内ソーシャル 4 変わり続ける世界と社内環境(IBMの場合) 5 変わり続ける世界と社内環境(xxx社の場合) 6 IBMのソーシャルシフト 7 思考と⾏動のためのなにか 2 © 2012 IBM Corporation
  • 3. まずは自己紹介から 3 © 2012 IBM Corporation
  • 4. Who is Pachi - 誰この人? 本日はよろしくお願いします! 2 4 © 2012 IBM Corporation
  • 5. 自己紹介 日本IBMで[Collaboration Energizer(※)]をやっています。 ※ コラボレーションにエネルギーを注ぎ込む人 具体的には、社内コンサルタントとして社内ソーシャル・ ツールの推進を通じ、社員の生産性の向上とイノベーショ ンが生まれやすい環境作りを支援しています。 でも、欲張りなので社外でも Energizer やってます 5 © 2012 IBM Corporation
  • 6. で、何してる人? 6 © 2012 IBM Corporation
  • 7. で、何してた人? 元バンドマン 元そばや⾒習い 元ワーホリメーカー(ニュージーランド) 元病院受付 元ワーホリメーカー(カナダ) 元コールセンター トラブル対応 元ダイレクト・マーケター 元Webマーケター 7 現: 日本IBM BT/IT統合企画 勤務 © 2012 IBM Corporation
  • 8. )0.2 YB CC(/9481822363/cfsg/sotohp/moc.rkcilf.www//:ptth :ecruos egamI © 2012 IBM Corporation 8 network ル ャシーソ アィデメ web SN Social ル ャシーソ Social ソーシ ネットワー Social ソーシ ウェア ソーシャル ソーシャル
  • 9. ソーシャル ソーシャル ウェア ソーシ [ソーシャル基礎知識] Social Social ネットワー ソーシ ル ャシーソ Social SN web アィデメ ル ャシーソ network インターネットからソーシャルへ ネットが変えたもの/ソーシャルが変えるもの 9 © 2012 IBM Corporation )0.2 YB CC(/9481822363/cfsg/sotohp/moc.rkcilf.www//:ptth :ecruos egamI
  • 10. 10 © 2012 IBM Corporation Symbol from thenounproject.com
  • 11. さてと。ちょっと、体を動かしてみますか 今日、学生証を忘れた2年⽣の⼈、⽴ち上がってください。 忘れんぼさんの友だち、⽴ち上がってください。 今⽴っている⼈の友だち、⽴ち上がってください。 今⽴っている⼈の友だち、⽴ち上がってください。 今⽴っている⼈の友だち、⽴ち上がってください。 今⽴っている⼈の友だち、⽴ち上がってください。 11 ・・・ © 2012 IBM Corporation
  • 12. 六次の隔たりとダンバー数 六次の隔たり - Wikipedia http://bit.ly/vpi8eK ロビン・ダンバー - Wikipedia http://bit.ly/tbFw6O 12 © 2012 IBM Corporation
  • 13. 暗⿊⾯もあるが、⼈はそれ以上の光を⾒ている ステマ かゆいところに手が届く情報 やらせ 共感 絆 助け合い デマ アラブの春 炎上 誹謗 中傷 ウィキリークス 13 © 2012 IBM Corporation
  • 14. ソーシャルは「道具」に過ぎない (ようは使い方) 電話とATMを使った「振り込め詐欺」も、 (残念ながら)まだなくなることはないでしょう… レーダー技術は電子レンジにもステルスミサイルにも… 包丁は料理するためのものだけど… 当たり前ですが、どんな便利なものも 使い方一つで危険物になります 14 © 2012 IBM Corporation
  • 15. 15 © 2012 IBM Corporation Symbol from thenounproject.com
  • 16. 16 © 2012 IBM Corporation Symbol from thenounproject.com
  • 17. ストック情報とフロー情報 近年は「ソーシャルウェブ」というと、瞬発⼒や拡散⼒の強い「タイムライン」を 持ったフロー性の高いサービスをイメージする人が多いようです。ただ、企業内で ビジネスに活用するためには、それだけでは不⼗分です。 情報の流通スピードを上げるフローだけではなく、有益な情報がきちんと活用され るストック性の高い仕組みをシームレスに連携することで、単なるコミュニケー ション・ツールを超えたコラボレーション・プラットフォームとなります。 フロー ストック 新鮮な情報をすばやく流通 過去の重要な情報を再活用 過去の情報が活用されない タイムリーさに欠ける 17 © 2012 IBM Corporation
  • 18. ソーシャルグラフとインテレストグラフ 「ソーシャルウェブ」が、情報流通のスピードを上げ範囲を広げるのには、⼆つの 要素が原因です。1つがソーシャルグラフ、もう1つがインテレストグラフです。 この二つの要素を兼ね備えていることで、ビジネスにとって有益な情報がきちんと ⾏き届き、活⽤されやすくなります。企業のビジネス・ドメインにもよりますが、 ビジネスの多様性と組織の規模が大きいほど、両者をシームレスに組み合わせるこ とがイノベーション・エンジンとしての働きを強めることになります。 ソーシャルグラフ インテレストグラフ 同期 職種 部門 資格 勤務地 .... 特定技術 .... 18 © 2012 IBM Corporation
  • 19. 「ソーシャル」の分類 参考:いろいろな分類方法が言われていますが1つの⾒⽅として フロー(リアルタイム性) foursquare Twitter Google+ LINE 2ちゃんねる インテレストグラフ (“何を”が大事) Facebook ソーシャルグラフ (“誰が”が大事) Mixi 食べログ LinkedIn ブログ Wikipedia ストック(アーカイブ性) 19 © 2012 IBM Corporation
  • 20. 20 © 2012 IBM Corporation Symbol from thenounproject.com
  • 21. アテンション・エコノミーからエンゲージメント・エコノミーへ http://youtu.be/GaRLnHwFnFw?t=5s 「量的に限られた意識の奪い合い」をアテンション・エコノミー(関心経済) と呼び、この活用がビジネスにおいて大きな意味を持つと言われてきた。 しかし,ここ1,2年でさらに進化し、「関⼼ではなく関与の奪い合い」が始 まったと言われエンゲージメント・エコノミー(関与経済)と呼ばれている。 http://youtu.be/GaRLnHwFnFw?t=5s 21 21 © 2012 IBM Corporation
  • 22. 価値観の共有を通じて [経営層から⾒た社内ソーシャル] 社員に権限を委譲する 「個」のレベルで 顧客に応対する 人材活用…ナレッジマネージメント… モーレツからのパラダイム変化 パートナーシップによって イノベーションを増幅する IBM CEO Study 2012 Leading through Connections 22 22 © 2012 IBM Corporation
  • 23. CEOは「つながり」から企業価値を創出しようとしている 価値観の共有を通じて 社員に権限を委譲する 「個」のレベルで 顧客に応対する パートナーシップによって イノベーションを増幅する IBM CEO Study 2012 Leading through Connections 23 23 © 2012 IBM Corporation
  • 24. 組織をオープンにすること 組織のオープン化は、 組織のオープン化は、 社員同士のコラボレーションを通じた 社員同士のコラボレーションを通じた 価値創造の機会をもたらす 価値創造の機会をもたらす 組織をオープンにする オープンな組織を実現するために オープンな組織を実現するために 価値観の共有を推進している 価値観の共有を推進している オープンな環境のなかで オープンな環境のなかで 成功できる社員を育成する 成功できる社員を育成する 24 © 2012 IBM Corporation
  • 25. 優秀な社員に必要だと考えられている特性 IBM CEO Study 2012 Leading through Connections 25 25 © 2012 IBM Corporation
  • 26. 求められているのは“よりスマートに”働けるスタイル 5.3時間 42% 非効率なプロセスのために 週に1度は正確でない情報を 2時間 毎週浪費されている時間 2/3 もとに決定が下されてしまう 毎日必要な情報や人を 探すのに費やされる いるはずの助けに 84% たどり着くことができない 外出先や⾃宅から働く 87% 社員をかかえる組織 SMART WORK 成⻑企業のCIOは、お客様からの 声をより多くに取り入れられる よりスマートに働く コラボレーション⼒のある組織で あることを求めている Sources: “The New Voice of the CIO,” IBM 2009 Global CIO study; 26 62 Siemens study; Accenture study; Gartner survey © 2012 IBM Corporation
  • 27. Global Human Capital Study 3つの課題 IBMの施策 創造性ある リーダーシップ・コンピテ リーダーの ンシー 育成 経営者候補早期発掘・育成 『Global Human Capital Study』 〈2010年版〉 ワークスタイル変革 61カ国、700名の 知の共有化 ダイバーシティ 人事担当役員への への投資 インタビュー結果 コラボレーション スピードと 柔軟性に 人財の育成と活用施策 対する 人財の確保 〈2003年版〉〈2005年版〉 27 〈2008年版〉 © 2012 IBM Corporation
  • 28. 変わりつつある組織と働き方 従来型コミュニケーション コミュニティー型コラボレーション 軍隊、オーケストラ型 ジャムセッション型 個人より組織 組織より個人 マネージャーによる管理 メンバー個々の⾃律性 ・・・・・・ ・・・・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・・・・ 28 © 2012 IBM Corporation
  • 29. • 168 countries • 2,000 locations [変わり続ける世界と社内環境] IBMの場合 世界経済の発展とイントラネット〜ソーシャルの発展 IBM Locations Mobile Employees 29 © 2012 IBM Corporation
  • 30. GIE企業とは グローバル・サプライ・ グローバルな生産の グローバル規模での マネジメント 最適化 需要の把握 GIE企業(Globally Integrated Enterprise)とは、企業としての経済活動を 国単位の枠組みにとらわれることなく、地球規模で経営資源を最適化したもの。 IBM社員のほぼ半数がモバイル勤務 • 168 countries • 2,000 locations IBM Locations Mobile • 140,000+ remote Employees 30 © 2012 IBM Corporation
  • 31. 「グローバル」な働き方の実態 (IBMの場合) GIEの実現 GIEの実現 勤務形態の多様化 勤務形態の多様化 情報発信形態の変化 情報発信形態の変化 社員の50%程度が⼊社5年未満 社員の50%程度が⼊社5年未満 24時間、世界のどこかで働いている 24時間、世界のどこかで働いている 地理的に分散するチームメンバー 地理的に分散するチームメンバー 専門家をすばやく⾒つける 専門家をすばやく⾒つける 31 © 2012 IBM Corporation
  • 32. © 2012 IBM Corporation 32 2011+ 2006 2004 2002 2000 1998 1996 CONTRIBUTE CONSUME 社員参加 パーソナライゼーション 業務アプリ 共通機能 情報伝達 へ型加 入導のン 入導 のドーダ ク ンリのへ 参 員 社 る よ に 0. 2 b e w ョ シ ー ゼ イ ラ ナ ソ ー パ 強増の 能機修研 入 導のン ョシーケ ンタ ス・ン ョシーゲ 門部各 びよお 報情営経 応対 ルイバモ ルター ポの一 唯で界世 、⼊ 導ンジ ンエ索検 リプア 務業、 索検員社 ビナ びよお ンイザデ e c al p k r o W e c al p k r o W 0.1 noisreV retramS dnameD nO 6 & 5 snoisreV 4 & 3 snoisreV 0.2 noisreV ト ー タ ス の3 W 進化 発展期 定着期 黎明期 社員は情報消費者から情報貢献者に IBMのイントラネットの歴史
  • 33. 企業におけるソーシャル活用の背景 マーケティングにおける マーケティング ソーシャル活用 従来型広告の相対的な価値の低下 自社のブランド・コントロールがより困難に 個々の従業員によるブランド価値向上の重要性 製品・サービス開発 移り変わりの激しい流⾏の先取り 次々に登場する競合への対応 革新的な製品・サービスを、迅速に市場に投入 社内での 人事・経営企画 ソーシャル適用へ グローバル化に対応するリーダーの育成 各地の全ての従業員、全ての業務での生産性向上 世代、地域、事業部間の、知識・知恵の伝達・継承 33 セールス、 SE、 サポート、 etc. … © 2012 IBM Corporation
  • 34. 企業におけるソーシャル活用のパターン パートナー 取引先向け 自社外向け Webサイト Webサイト への組み込み への組み込み ソーシャル ビジネス 既存の一般向 社内向け けソーシャル ソーシャル ネットワーク の活用 ソーシャル 分析 34 © 2012 IBM Corporation
  • 35. [変わり続ける世界と社内環境] XXx社の場合 ※このパートはフィクションであり、実在の⼈物・団体・事件などとは⼀切関係ありません。 35 Symbol 2012 IBM Corporation © from thenounproject.com
  • 37. 何がダメだったのか? 本質把握 目標設定 運用検討 37 © 2012 IBM Corporation
  • 38. 解くべき課題は認識されていたのか? コミュニケーションとコラボレーション メール洪水 資料は共有サーバーに 放り込んだらオシマイ 検索しても的外れな情 報が⼤量に返ってくる 38 Symbol 2012 IBM Corporation © from thenounproject.com
  • 39. 解くべき課題は認識されていたのか? コミュニケーションとコラボレーション 情報を溜めこみ流してく れない上司 情報の重み付けができな いまま垂れ流す上司 スキルを持った社員を⾒ つけられない 39 Symbol 2012 IBM Corporation © from thenounproject.com
  • 40. 40 © 2012 IBM Corporation
  • 41. 企業活動の根幹を ソーシャル(社会/ 人)に移すこと [IBMのソーシャルシフト] (シンプル!) ⼀つの例としての 世界で最も必要とされる企業へ アプローチ方法 IBMの社内ソーシャル事例 http://www.advertimes.co m/20111031/article37302/ 41 © 2012 IBM Corporation
  • 42. ソーシャルシフトとは ソーシャルシフトとは、ソーシャルメディアを使って社内 改革や経営革新に取り組む動きを指す。 昨年11月に同名の書籍が発刊されたのを機に、全国で ソーシャルシフトが広がりを⾒せている。 日本経済新聞 2012/2/22 広がる「ソーシャルシフト」 42 42 © 2012 IBM Corporation
  • 44. ソーシャル IBMが社内ソーシャルに⼒を⼊れる理由 ビジネス 社内向け ソーシャル ソーシャル 「世界で最も必要とされる企業になる」には、 分析 全IBMerのアイデアや知識を総動員して コラボレーションする必要があるから lmth.tsacdaorb_10_an_pj/20/2102/seirots_pot/swen3w/swen/moc.mbi.3w//:ptth 44 © 2012 IBM Corporation
  • 45. IBMが社内ソーシャルに⼒を⼊れる理由(細かめ) コミュニケーション 参加者が多いほど活 量と企業の業績には 用できるデータが増 相関があり、 え、かつ、重複作業 が減るから Innovationも生まれ やすくなるから 端末やOSに縛られず 発信者が増えるほど、 (デバイス・フリー) 表出化する知の量も すぐにコラボレー 増えるし、社内の専 ションできる環境が 門家も⾒つけやすく 必要だから なるから 45 © 2012 IBM Corporation
  • 46. 経営メッセージをブログ動画で発信 1日で700を越えるコメントが寄せられました 46 © 2012 IBM Corporation
  • 47. 全ての社員に企業戦略策定への参加の機会を 企業戦略のアイデアを誰でも投稿でき、良いと 思ったものに投票を⾏います 47 © 2012 IBM Corporation
  • 49. 部門横断で情報交換:営業系 同じ業種のお客様を担当している世界中の社員が情 報交換を⾏い、お客様の課題解決に努めています 49 © 2012 IBM Corporation
  • 50. サポートをコミュニティーで強化する Social Help for IT BYODや新しい社内ITツールの使い方やコツを社員同士で共有。 社員のリクエストやニーズを自然に吸い上げ。 社内サポートデスクの縮小にも。 50 © 2012 IBM Corporation
  • 51. 部門をコミュニティーで強化する 社会貢献部門主導型 大震災前から試験的にスタートしていたコミュニティーだが、社員 の「被災地支援をしたい」の声にこたえる形で本格化。 震災支援ボランティア募集や報告などの他、IBMとしての社会貢 献活動(プロボノやCorporate Service Corps)に関するコミュニ ケーションも多数⾏われています。 51 © 2012 IBM Corporation
  • 52. チェンジ・マネージメントでEnergizeする ビジネス戦略との コラボレーション活性 明確なリンク 化のメカニズム設計 ビジョン・戦略の共有 ナレッジマネジメント& コラボレーションの推進 快適なオフィス環境の ITを活用したワーク ビジョン 構築・提供 インフラの構築・提供 業績の ・戦略 向上 ⼈事制度・仕組みの整備 意識・⾏動様式の変化 管理層の意識・ 新たな企業文化の浸透 メカニズムを機能 ⾏動変⾰ させるための仕掛け 52 © 2012 IBM Corporation
  • 53. 社内推進のアプローチとして考慮すべき点 キャンペーン キャンペーン ポータルサイト ポータルサイト キャンペーン特設サイト キャンペーン特設サイト オンライン / 対面式 オンライン / 対面式 社内セミナー/セッション 社内セミナー/セッション コンテンツ コンテンツ 業務関連のコミュニティーやWiki 業務関連のコミュニティーやWiki 日常生活の共有 日常生活の共有 固いもの / ソフトなもの 固いもの / ソフトなもの 自由と規制 自由と規制 メッセージング メッセージング 社⻑やCxOからのメッセージ 社⻑やCxOからのメッセージ 推進部門からのメッセージ 推進部門からのメッセージ トップダウン / ボトムアップ トップダウン / ボトムアップ 実践者に語ってもらう 実践者に語ってもらう つながり方 つながり方 同期や共通の同僚を介して 同期や共通の同僚を介して 職種や業務内容を介して 職種や業務内容を介して 人ベース(ソーシャルグラフ) / 人ベース(ソーシャルグラフ) / コミュニティー同士がメタ・コミュニティ コミュニティー同士がメタ・コミュニティ 興味ベース(インタレストグラフ) ーに ーに 興味ベース(インタレストグラフ) 53 © 2012 IBM Corporation
  • 54. ソーシャル・コンピューティングのガイドライン http://www.ibm.com/jp/ibm/partner/scg.html ソーシャル・メディア活用のガイド 対外的にもIBMのポリシーを示す 一人称で語る(会社を代表する意⾒ではない) 誹謗中傷しない 著作権を侵害しない 社会に有益な意⾒を持つ社員がいる会社 => ブ ランディング 元々は「社外のソーシャル」に対するガイドライン。 ただ、社外でやってはいけないことは、社内でもやってはいけない ことなので、社内にも適用されています。 54 © 2012 IBM Corporation
  • 55. グローバル化 人口動態の変化 「国内市場からグロー 「⼈⼝動態の変化。例 バル市場へのシフト。 えば、少子高齢化、労 ソーシャルシフトについて これはある意味、⾦融 働人口の現象。どれも 危機が促進させてし 当社のビジネスに大き まったグローバル化で な影響を及ぼす」 もう少し一緒に考えてみませんか? ある」 Travel & Transportation Professional Services President, Japan CEO, Japan ソーシャル・ネットワークとモバイル技術 データ爆発 [food for THOUGHT / ACTION] 「モバイル技術とソー 「顧客属性、嗜好に関 シャル・ネットワーキ する情報という点では、 ングは、新しいビジネ ビッグ・データの取り スモデル創出のドライ 扱い能⼒が重要な差別 バーとなるだろう」 化要因となるだろう」 Professional Services Banking CEO, USA CEO, Turkey 55 55 © 2012 IBM Corporation
  • 56. 「ソーシャルシフト」の第一人者 56 (株)ループス・コミュニケーションズ ⻫藤 2012 IBM Corporation © 徹氏のチャートより fdp-34rev/spoool/ten.erahsedils.www//:ptth
  • 57. ソーシャルシフトとは 企業活動の根幹をソーシャル(社会/人)に移すこと “企業⽂化と企業ブランドは、本質的に⼀枚のコインの表と裏である” ザッポス CEO トニー・シェイ氏 規律(機械的組織) ⾃律(有機的組織) 職位権限に基づくパワーと 専門知識に基づくパワーと 「服従」 「忠誠心」 垂直的な命令と指⽰の伝達 水平的な情報と助言の伝達 中央集権構造 分散組織構造 マニュアル管理 個人の関心と意欲 統制による効率 創造的な効果 57 © 2012 IBM Corporation
  • 58. Employee Power - IBM ファウンデーショナル・コンピテンシー Trustworthiness Communication Teamwork and Collaboration (信頼感) (コミュニケーション⼒) (チームワークとコラボレーション) Taking Adaptability ownership (適応⼒) IBMers Value (責任感) お客様の成功 イノベーション Creative problem 信頼と責任 Solving Client focus (創造的問題解決⼒) (お客様中心) Passion for the business Drive to achieve (ビジネスへの情熱) (目標達成への推進⼒) 58 © 2012 IBM Corporation
  • 59. Social以前 (3.11 前) 社内 社会 (外) 59 © 2012 IBM Corporation Symbol from thenounproject.com
  • 60. Social以降 (3.11 後) 社会 Life Work 社内 60 © 2012 IBM Corporation Symbol from thenounproject.com
  • 61. 自分を好きになろう! 「好きになれる 自分」を考えてみよう。 待ってるだけじゃつまんなくな い? おもしろくするのは自分だ! 結局は運かもしれないけど、 運は案外「⼈を⾒る」よ。 61 © 2012 IBM Corporation
  • 62. 最近、新人向け勉強会で話したこと: やりたい仕事を手に入れるには? 会社に言われたことをきちんとやっていれば、自分のやりたい仕事が近づいてくる そんな時代もあったとか… でも、今、なかなか難しいと思いますよ。 貪欲かつスマートに、自分をマーケティングしないとね… 社内でも、パーソナル・ブランディングが必要では? 62 © 2012 IBM Corporation
  • 63. 最近、新人向け勉強会で話したこと: 自分マーケティング (パーソナル・ブランディング) でも、どうやって? 評価してもらい、チャンスを得て、それを実現していくことが次の道へつながる。 チャンスを与えてもらいやすくするためにも、自身を「商品」だと仮定してみては? 仕事をした後に、チームや組織の中だけにしか報告しちゃいけないわけじゃないよね。 学んだことや手にしたスキルを、広く伝えていくことはみんなの為にもなるよね。 スキルがあるなら、それを広くソーシャルに伝えよう! 意⾒ややりたいことがあるなら、それを広くソーシャルに伝えよう! スキルがある人や、やりたいって言ってる人の方が、チャンスを与えてもらいやすいでしょ! 63 © 2012 IBM Corporation
  • 64. 最近、新人向け勉強会で話したこと: 2つのキーワード: S&C / W&W S&C – Social & Collaboration W&W – Wide & Weak ソーシャルにコラボレーションするた 広く弱くつながりを保ち続けやすいソー めに必要なこと: 人とつながること シャルの特性 (「弱い紐帯」の強さ) この2点を意識して「使ってもらいやすい商品」として認識されよう! xxなら知っ xxくんに聞 てるかもしれ いてみよう △△を ない ニティー ○○のことな たしか△△ 呼んでみ アクティ だってつぶや あいつ○○に らあいつだろ WIKI いてたな 興味あるって ブログ 言ってたな 64 © 2012 IBM Corporation
  • 65. 武者小路実篤 © 2012 IBM Corporation lmth.043/satad/e/tiartrop/pj.og.ldn.www//:ptth 多様性とは性別や国籍だけではない。 君は君 我は我也 君は君 我は我也 君は君 我は我也 君は君 我は我也 そもそも⼈はそれぞれ⼤きく異なる されど仲よき されど仲よき されど仲よき されど仲よき mth.uzusim/irukudet-e/moc.ytfin.2egapemoh//:ptth ソーシャルとダイバーシティー みんなちがって、 みんなちがって、 みんなちがって、 みんなちがって、 みんないい みんないい みんないい みんないい 金子みすゞ 65
  • 66. 66 © 2012 IBM Corporation Symbol from thenounproject.com
  • 67. お後がよろしいようで… ありがとうございました! Pachi ブログ「Pachi -the Collaboration Energizer-」 http://ibm.co/Pachi 67 © 2012 IBM Corporation
  • 68. 68 © 2012 IBM Corporation Symbol from thenounproject.com
  • 69. 69 © 2012 IBM Corporation Symbol from thenounproject.com