SlideShare a Scribd company logo
1 of 33
Download to read offline
先を行くユーザーさんに

アンケートでできる定性調査を
堀 千恵美
UXD
 学ぶだけでは実践できないですよね。
ユーザーを観察しなければ

本当のニーズは見えてこない
ユーザーに聞かなければ

何もわからない
 想像では限界があると思うのです。
ユーザー

↓

医師
 私たちにとってのユーザーは医師です。
やってみよう
 彼らを観察したり、インタビューしたりしてみたいと思いました。
レッツ、行動観察
 行動観察を計画。
患者さんの診察現場を観察
 医師の普段の行動といえば、診察。患者さんとのやりとり、見たいです。
とか、無理
(プライバシー的に。。) 
じゃあ、ユーザーインタビュー
してみよう
 でも話を聞くことはできます。インタビュー、したいです。
30,000~50,000円/1人
 (フリーのリサーチャーさんから聞いた相場です。所属企業とは関係ありません。)
とか、無理

(実績ないので)
 高額すぎて難しい。。
医師の知り合いを

作ることにしました
 じゃあ、社外で勝手にやろうということで、個人的な知り合いを作ることにしました。
現在の医師の知り合い

2人
 現在、やっと2人とお知り合いに!
とりあえず、2人から

お話をうかがいました
 デプスインタビューで有意なデータを取るには最低8人ですので、
 ひとまずは雑談ベースで話をうかがいました。
実は、臨床現場では⃝⃝に困っていて

こんなサービスが
あったらいいなと思っています
 と、整形外科医の中山さんがおっしゃいました。
これはビジネスチャンス‼
 と思ったのも束の間、次の言葉に耳を疑いました。
で、Prottで

プロトタイプ作ろうとしたんですw
( )
Prottで( )
ホラーです
 まさにホラーです。IE8対応してたり、古いデザインが好まれることもあるため、

 私たちは勝手に”ユーザーはアナログな存在”だとどこかで思い込んでいました。
ユーザーがUXDやってた
 でも、現実はユーザーさんの方がはるか先を行っていたのです。

 恥ずかしながら、プロトタイピング文化すら浸透させられていない私たちを残して…
ユーザーは欲しいものを

自分で作れてしまう時代
 これを改めて痛感しました。

 今はごく少数なのかもしれません。でもこれが当たり前になる日が来ると思うのです。
顕在 潜在
間に合わない
 私たちはアンケートの仕組みは持っています。

 しかし、定量調査でわかるようなニーズに対応していていては、もう遅いのです。
顕在 潜在
こちらしかない
 ユーザー自身が気づいていないニーズを探り出し、先回りして提案する必要があります。
ユーザーのインサイトを

知ることが大事
じゃあ、やっぱり

ユーザーインタビュー?
30,000~50,000円/1人
 (フリーのリサーチャーさんから聞いた相場です。所属企業とは関係ありません。)
ハードルが高い・・・
 だからといって、諦めている時間はありません。

 既存の仕組みの中でも、何かできることがあるはず。
アンケート(定量調査)で

定性データは取れないか
取れるらしい
 (IMJの方がチラッと言ってたワードから調べてみました。)
投影法
・推測法
・語句連想法
・文章完成法

・略画法

・擬人化法

・偽物化法

・ソーティング

・マッピング法 などなど
 代表的な手法に”投影法”というものがあり、その中に様々なアプローチがあるようです。

 応用すれば、アンケートからも定性調査ができそうです。
現在アンケート作成中
 同じように会社が厳しくてなかなかUXDできない皆さんも、できることから始めませんか?
お互いがんばりましょう
 ありがとうございました!*(^o^)/*

More Related Content

Viewers also liked

個人作業を生かした発想系ワークショップの型
個人作業を生かした発想系ワークショップの型個人作業を生かした発想系ワークショップの型
個人作業を生かした発想系ワークショップの型Takehisa Gokaichi
 
ワークショップとUX ――なぜ今ワークショップが重要なのか
ワークショップとUX ――なぜ今ワークショップが重要なのかワークショップとUX ――なぜ今ワークショップが重要なのか
ワークショップとUX ――なぜ今ワークショップが重要なのかHitomi Yamagishi
 
レゴでチームを1つに!チームビルディングWORKSHOP用スライド
レゴでチームを1つに!チームビルディングWORKSHOP用スライドレゴでチームを1つに!チームビルディングWORKSHOP用スライド
レゴでチームを1つに!チームビルディングWORKSHOP用スライドKeita Takizawa
 
Workshop Design #1・2 ワークショップのつくり方「全体を分化させていく」
Workshop Design #1・2 ワークショップのつくり方「全体を分化させていく」Workshop Design #1・2 ワークショップのつくり方「全体を分化させていく」
Workshop Design #1・2 ワークショップのつくり方「全体を分化させていく」Takashi Iba
 
描画とビジネスをクリーンに分ける(公開用)
描画とビジネスをクリーンに分ける(公開用)描画とビジネスをクリーンに分ける(公開用)
描画とビジネスをクリーンに分ける(公開用)Kenji Tanaka
 
「すぐ実践したくなる!アイデア創発ワークショップ」ワークショップデザイナー育成プログラム特別講座
「すぐ実践したくなる!アイデア創発ワークショップ」ワークショップデザイナー育成プログラム特別講座「すぐ実践したくなる!アイデア創発ワークショップ」ワークショップデザイナー育成プログラム特別講座
「すぐ実践したくなる!アイデア創発ワークショップ」ワークショップデザイナー育成プログラム特別講座Keita Takizawa
 
“UI/UX”?~恥をかかないための15分UXD入門
“UI/UX”?~恥をかかないための15分UXD入門“UI/UX”?~恥をかかないための15分UXD入門
“UI/UX”?~恥をかかないための15分UXD入門Masaya Ando
 
UXのためのユーザーインタビュー入門
UXのためのユーザーインタビュー入門UXのためのユーザーインタビュー入門
UXのためのユーザーインタビュー入門Takanori Shinmen
 
Designing with Sensors: Creating Adaptive Experiences
Designing with Sensors: Creating Adaptive ExperiencesDesigning with Sensors: Creating Adaptive Experiences
Designing with Sensors: Creating Adaptive ExperiencesAvi Itzkovitch
 

Viewers also liked (10)

個人作業を生かした発想系ワークショップの型
個人作業を生かした発想系ワークショップの型個人作業を生かした発想系ワークショップの型
個人作業を生かした発想系ワークショップの型
 
ワークショップとUX ――なぜ今ワークショップが重要なのか
ワークショップとUX ――なぜ今ワークショップが重要なのかワークショップとUX ――なぜ今ワークショップが重要なのか
ワークショップとUX ――なぜ今ワークショップが重要なのか
 
レゴでチームを1つに!チームビルディングWORKSHOP用スライド
レゴでチームを1つに!チームビルディングWORKSHOP用スライドレゴでチームを1つに!チームビルディングWORKSHOP用スライド
レゴでチームを1つに!チームビルディングWORKSHOP用スライド
 
Workshop Design #1・2 ワークショップのつくり方「全体を分化させていく」
Workshop Design #1・2 ワークショップのつくり方「全体を分化させていく」Workshop Design #1・2 ワークショップのつくり方「全体を分化させていく」
Workshop Design #1・2 ワークショップのつくり方「全体を分化させていく」
 
Interview Template ver1.00
Interview Template ver1.00Interview Template ver1.00
Interview Template ver1.00
 
描画とビジネスをクリーンに分ける(公開用)
描画とビジネスをクリーンに分ける(公開用)描画とビジネスをクリーンに分ける(公開用)
描画とビジネスをクリーンに分ける(公開用)
 
「すぐ実践したくなる!アイデア創発ワークショップ」ワークショップデザイナー育成プログラム特別講座
「すぐ実践したくなる!アイデア創発ワークショップ」ワークショップデザイナー育成プログラム特別講座「すぐ実践したくなる!アイデア創発ワークショップ」ワークショップデザイナー育成プログラム特別講座
「すぐ実践したくなる!アイデア創発ワークショップ」ワークショップデザイナー育成プログラム特別講座
 
“UI/UX”?~恥をかかないための15分UXD入門
“UI/UX”?~恥をかかないための15分UXD入門“UI/UX”?~恥をかかないための15分UXD入門
“UI/UX”?~恥をかかないための15分UXD入門
 
UXのためのユーザーインタビュー入門
UXのためのユーザーインタビュー入門UXのためのユーザーインタビュー入門
UXのためのユーザーインタビュー入門
 
Designing with Sensors: Creating Adaptive Experiences
Designing with Sensors: Creating Adaptive ExperiencesDesigning with Sensors: Creating Adaptive Experiences
Designing with Sensors: Creating Adaptive Experiences
 

先を行くユーザーさんにアンケートでできる定性調査を