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【D01】外国籍の子どもの保育について【青森中央短期大学/特別研究 松浦研究室】

aomorisix
19 de Feb de 2023
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【D01】外国籍の子どもの保育について【青森中央短期大学/特別研究 松浦研究室】

  1. 研究No.15 外国籍の子どもの保育について 青森中央短期大学 幼児保育学科 特別研究 松浦研究室 12102011 久慈佑果 12102020 坂本結生 1
  2. 背景と目的 2 〇背景 ・外国籍の子どもと関わったことがないまま保育をすることにな るので、理解をする必要があると感じた 〇目的 ・そのため本研究では、保育者の対 応方法や解決方法があるのかを検 討することを目的とする
  3. 外国籍の子ども 3 〇外国籍の子どもとは ・両親ともに外国籍で自身も海外出身の子ども、親の国際結 婚により両親の国籍が異なる子ども、外国籍だけれども 生まれも育ちも日本の子ども、外国にルーツのある子ど もや海外での生活が長い子どもなど、その背景は実に多 様である
  4. 外国籍の子ども 4 〇全国にいる外国籍の子ども ・全国の保育所等を対象として実施したアンケートの結果に よると、外国籍等の子どもが在籍している保育所等の割合 は60.2% ・外国籍等の子どもは73,549人、うち外国籍の子どもは 22,589人、日本国籍の子どもは20,059人、国籍不明の子ど もは30,721人 ・日本語指導が必要な日本国籍の児童生徒数は、2003年度で は2886人であったが、2018年度では10371人となり、この 15年間で3.6倍までに増えた
  5. 外国籍の子ども 5 〇青森県にいる外国籍の子ども ・0歳~4歳の男の子の人数は27人、女の子は25人、5歳~ 9歳の男の子の人数は38人、女の子は26人 〈0歳~4歳の外国籍の子どもの人数が多い市町村BEST 3〉 第1位 弘前市(12人) 第2位 青森市(9人)、八戸市(9人) 第3位 三沢市(7人) 〈5歳~9歳の外国籍の子どもの人数が多い市区町村BEST 3〉 第1位 八戸市(15人) 第2位 三沢市(11人) 第3位 青森市(10人)、弘前市(10人)
  6. 外国籍の子どもの保育について 6 〇問題点 ①〈言葉の問題〉言葉の違いから子どもの思いが把握できな かったり、子ども同士の会話が成り立たなかったりと信頼 関係を築くことが難しい ②〈食習慣の違いによる問題〉給食の味付けが合わず、食が 進まない ③〈その他〉ピアスを身に付けているため、けがや子ども同 士のトラブルに配慮をする必要がある
  7. 外国籍の子どもの保育について 7 〇①の解決策 ・簡単な挨拶や単語を 外国籍の 子どもたちの母国語に合わせる ・「はい」「いいえ」でその子が 答えやすいように問いかける 〇②の解決策 ・外国籍の子どもの国で食べられ ているものを給食で提供する ・午前中の活動量を増やす 公益財団法人 明治安田こころの健康財団 「コミュニケーション支援ボード」2003年
  8. 外国籍の子どもの保育について 8 〇③の解決策 ・子ども達が、押したり叩いたりするようなトラブルが起 きた時は仲介をする ・ピアスをしていない子が安易にピアスをしている子の耳 を触らないように見守り、触っていた時は注意を促す
  9. 外国籍の保護者について 9 〇問題点 ①〈言葉の問題〉園だより等の印刷物の内容や園の決まり、 重要な連絡事項を理解してもらえない ②〈生活習慣の違いによる問題〉子どもの様子(友人関係、 体温等)を伝えず、子どもの体調について「大丈夫」の 感覚が日本人と異なっている ③〈その他〉外国籍の保護者が他の保護者と意思疎通がで きずに孤立している
  10. 外国籍の保護者について 10 〇①の解決策 ・園だより等の印刷物や重要な連絡 事項は、重要な連絡事項は色を変 えたり、外国籍の保護者の母国語 を翻訳ツールなどで翻訳して書い たり、イラストや写真も加える ・子どもの持ち物は、口頭だけでな く、実際に見せて説明をする
  11. 外国籍の子どもの保育について 11 〇②の解決策 ・子どもが体調不良の時の連絡の仕方のマニュアルを作成し て事前に渡し、それを活用して連絡をするように伝える ・「大丈夫」の感覚が異なっている場合は、安易に「大丈 夫」という言葉を使わない ○③の解決策 ・保護者同士が積極的に関われるように 一緒に行事の準備をできるようにする など、保育者はサポートをする ・ジェスチャーを用いて会話をする
  12. おわり 12 ●その子によって日本語の話せる具合や理解 ができる具合が異なる ●保育者は一人で抱え込まず、保育者間で連 携を取る必要がある ●他の子どもたちにも、外国籍の子どもの国 の文化に興味や関心を持ってもらう ●保護者が国が違うからといって疎外感を持 たずに安心感や信頼感をもってもらう
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