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『主体的な行動選択のための
第二領域時間管理システムの開発と
強み別支援手法の提案』
2015年3月21日(土)
○河野 義広
能勢 孟臣
大部 由香
教育システム情報学会(JSiSE)2014年度特集論文研究会
於香川大学幸町キャンパス, March 21, 2015
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発表の流れ
 背景
 7つの習慣における私的成功と公的成功
 第二領域活動時間管理システム
 デモ
 評価実験
 学生の強み別支援手法の提案
 まとめ
2
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背景
 大学生活は「人生の夏休み」
 自由な時間をどう使うかは学生次第(=主体性)
 自己実現を果たすには主体的な行動選択が必須
 自己実現:自己の可能性を最大限に開発し実現して生きること
 主体性とは?
 自分の意志で考えて行動しようとする姿勢
 × 人に言われてからやる ⇒反応的
 △ 自分から進んでやる ⇒自主的
 ○ 何をするかは自分で決める ⇒主体的
 果たして学生は主体的な行動選択ができているか?
 『7つの習慣』の考え方が利用できる 3
『挨拶をしさない』と言われてやる
自ら進んで挨拶をする
職場の雰囲気をよくしたい
と思って、花瓶を飾る
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7つの習慣
 『7つの習慣』とは?
 人が成功するための人生哲学
 スティーブン・R・コヴィー博士が提唱
 インサイド・アウトの原則
 私的成功と公的成功
 私的成功
 『依存』から『自立』へ
 公的成功
 『自立』から『相互依存』へ
4図.7つの習慣における成長の連続体
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7つの習慣における成長の連続体
5
第1ステージ: 依存
- 他者に依存して生きる
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7つの習慣における成長の連続体
6
第1~第2ステージへの習慣
- 習慣1:主体的である
- 習慣2:終わりを思い描くことから始める
- 習慣3:最優先事項を優先する
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7つの習慣における成長の連続体
7
第2ステージ:自立
- 主体的な行動ができる
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7つの習慣における成長の連続体
8
第2~第3ステージへの習慣
- 習慣4:Win-Winを考える
- 習慣5:まず理解に徹し、
そして理解される
- 習慣6:シナジーを創り出す
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7つの習慣における成長の連続体
9
第3ステージ:相互依存
- 他者とのコラボレーション
- 人生における成功
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7つの習慣における成長の連続体
10
第7の習慣:刃を研ぐ
- 最新再生をする
- すべての行動に影響する
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研究概要
 目的
 学生の自己実現支援
 方法
 7つの習慣に基づく自己実現支援システムの開発
 私的成功を達成する第ニ領域時間管理システム
 公的成功を達成するミッション・ステートメント共有システム
 学生の強み別の自己実現支援手法
 ストレングス・ファインダーの結果を利用
 本報告の主題
 第二領域時間管理システム「Self-reflector」
11
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
自己実現支援システム「Mentors」
 システム設計
 私的成功:第二領域時間管理システム
 公的成功:ミッション・ステートメント共有システム
12図.自己実現支援システムの設計
第1~第2ステージへのサブシステム
- Self-reflector
- 主体的な行動選択
- 私的成功
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自己実現支援システム「Mentors」
 システム設計
 私的成功:第二領域時間管理システム
 公的成功:ミッション・ステートメント共有システム
13図.自己実現支援システムの設計
第2~第3ステージへのサブシステム
- Socializer
- ミッション・ステートメントの共有
- 公的成功
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時間管理のマトリックス
14
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Self-reflectorの開発
 第二領域時間管理システム「Self-reflector」
 目的
 「重要度」を意識した時間管理
 個人のミッション・ステートメントの抽出
 なりたい自分になるための宣言
 方法
 「7つの習慣」の最優先事項の6ステップのシステム化
15
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デモ
16
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最優先事項に基づく6つのステップ
 ステップ
1. ビジョンとミッションを結びつける
2. 自分の役割を確認する
3. 各役割に対して第二領域の目標を選ぶ
4. 「毎週の意思決定」の体制作り
5. 選択の瞬間に誠実に行動する
6. 時間の使い方と活動を毎週評価する
17
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最優先事項に基づく6つのステップ
 ステップ
1. ビジョンとミッションを結びつける
2. 自分の役割を確認する
3. 各役割に対して第二領域の目標を選ぶ
4. 「毎週の意思決定」の体制作り
5. 選択の瞬間に誠実に行動する
6. 時間の使い方と活動を毎週評価する
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最優先事項に基づく6つのステップ
 ステップ
1. ビジョンとミッションを結びつける
2. 自分の役割を確認する
3. 各役割に対して第二領域の目標を選ぶ
4. 「毎週の意思決定」の体制作り
5. 選択の瞬間に誠実に行動する
6. 時間の使い方と活動を毎週評価する
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最優先事項に基づく6つのステップ
 ステップ
1. ビジョンとミッションを結びつける
2. 自分の役割を確認する
3. 各役割に対して第二領域の目標を選ぶ
4. 「毎週の意思決定」の体制作り
5. 選択の瞬間に誠実に行動する
6. 時間の使い方と活動を毎週評価する
20
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 第二領域の活動
 大きく時間を取る活動 = 大きな石
 第三、第四の領域の活動
 細々とした重要ではない活動
= 砂や砂利
重要事項を優先するイメージ図
21
図.大きな石と砂利のイメージ
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最優先事項に基づく6つのステップ
 ステップ
1. ビジョンとミッションを結びつける
2. 自分の役割を確認する
3. 各役割に対して第二領域の目標を選ぶ
4. 「毎週の意思決定」の体制作り
5. 選択の瞬間に誠実に行動する
6. 時間の使い方と活動を毎週評価する
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TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
最優先事項に基づく6つのステップ
 ステップ
1. ビジョンとミッションを結びつける
2. 自分の役割を確認する
3. 各役割に対して第二領域の目標を選ぶ
4. 「毎週の意思決定」の体制作り
5. 選択の瞬間に誠実に行動する
6. 時間の使い方と活動を毎週評価する
23
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評価実験
 目的
 重要度を意識した時間管理ができたか
 方法
 対象者:東京情報大学の学生
 期間:2週間の運用実験
 システムの利用前後に「緊急度指数」を計測
 緊急度指数:緊急度中心の活動度合いを評価する指標
 0~25点が「低」,26~45点が「高」,46点以上が「緊急中毒」
 システム利用前後で緊急度指数の変化を分析
24
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実験結果
25
 A群:[理想の利用者像(平均2件/日の第二領域活動)]
 B群:[それ以外の利用者]
 A群の方が緊急度指数の低下が見られた
事前 事後 結果
全体 24.4 21.8 -2.6
A群 24.3 19.7 -4.7
B群 24.4 23.0 -1.4
表1. 緊急度指数の変化(N:8)
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結果の考察
 実験の目的
 重要度を意識した時間管理ができたか
 結果の考察
 A群の方が緊急度指数は低下したが、有意差なし
 群別のt検定では、p値=0.06となり、有意水準5%では有意差なし
 被験者数が8件と少ないため、継続的な調査が必要
 利用者の継続利用に課題あり
 1週間以上の継続利用が見られたのは37%
27
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学生の強み別支援手法
 評価実験の考察
 Self-reflectorの継続利用が緊急度指数の低下に効果あり
 継続利用の阻害要因とその解決策が必要
 概要
 ストレングス・ファインダーに着目した強み別支援手法
 ポジティブ心理学に基づく質問より、34の強みから上位5つを提示
 強みの特性に応じて、個人のタイプを分類
 34の強みは4つの領域に分類可
28
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強みの分類
領域(説明) 資質(強み)
実行力
根気強く努力してやり遂
げる力
アレンジ,回復志向,規律性,公平性,慎
重さ,信念,責任感,達成欲,目標志向
影響力
組織内外にチームのアイ
ディアを売り込む力
活発性,競争性,コミュニケーション,最
上志向,自我,自己確信,社交性,指令性
人間関係構築力
チームをまとめ才能以上
の大きな力を発揮させる力
共感性,個別化,親密性,成長促進,調和
性,適応性,包含,ポジティブ
戦略的思考力
常 に 先 を 読 み , そ れ に
あった道筋を考える力
学習欲,原点思考,収集心,戦略性,着想,
内省,分析思考,未来志向
29
表3.ストレングス・ファインダーの強み4領域の分類
個人の資質に関係
- 自分が前に進むこと
- 物事を分析すること
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強みの分類
領域(説明) 資質(強み)
実行力
根気強く努力してやり遂
げる力
アレンジ,回復志向,規律性,公平性,慎
重さ,信念,責任感,達成欲,目標志向
影響力
組織内外にチームのアイ
ディアを売り込む力
活発性,競争性,コミュニケーション,最
上志向,自我,自己確信,社交性,指令性
人間関係構築力
チームをまとめ才能以上
の大きな力を発揮させる力
共感性,個別化,親密性,成長促進,調和
性,適応性,包含,ポジティブ
戦略的思考力
常 に 先 を 読 み , そ れ に
あった道筋を考える力
学習欲,原点思考,収集心,戦略性,着想,
内省,分析思考,未来志向
30
表3.ストレングス・ファインダーの強み4領域の分類
他者との関係性
- 他者によい影響を与える
- チームを導く
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利用者群別の4領域の割合
 結果と考察
 A群は実行力、戦略的思考力のいずれかに集中
 B群は全領域に均等に配分
 A群の方が継続利用できる傾向がある
31
実行力 影響力
人間関係
構築力
戦略的
思考力
A群 1.5 0.5 0.5 2.5
B群 1.25 1.25 1.25 1.25
表4.利用者群別の4領域の割合
私的成功特化型
- 個人の資質に特化
- 実行力、戦略的思考力のいずれかが3つ以上該当
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強み別支援手法の提案
 提案
 私的成功特化型かそれ以外かで異なる手順を提示
 手順
1. ストレングス・ファインダーを受検する
2. Step1の結果が私的成功特化型の場合はStep 5
それ以外はStep 3に移動する
3. Socializerを利用し,私的成功特化型の人を探し
「メンターリクエスト」を送る
4. Step 3で見つけた人を「メンター」として
その人の行動を参考に自分の活動を進める
5. Self-reflectorの利用を開始する
32
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メンターとは?
 メンターの役割
 自己実現のための気付きを与えること
 ロールモデルとなること
 人生哲学を伝えること
※マインドセット、問題意識、価値観、ライフスタイル
 メンターの人物像
 教員・教師、キャリアアドバイザー、他の学生
※メンターの数に上限はない
33
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メンター/メンティー関係構築
34
1.ミッション・ステートメント確認
- ミッション・ステートメント
- プロフィールの確認
- ストレングス・ファインダーの強み
2.メンターリクエスト
- メンターになって欲しい人に依頼
- メンターが承認すればOK
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
まとめ
 まとめ
 第二領域時間管理システム「Self-reflector」の開発
 最優先事項の6つのステップに基づいた機能
 Self-reflectorの評価実験
 運用実験において緊急度指数の計測
 学生の強み別支援手法の提案
 ストレングス・ファインダーの結果を利用
 今後の予定
 Self-reflectorの継続利用とデータ収集
 Self-reflectorとSocializerの併用利用による評価実験
 強み別支援手法の確立
35
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
おわり
 ご清聴頂きありがとうございました!
36
東京情報大学 総合情報学部 総合情報学科
システム開発コース 助教
河野 義広
Tel:043-236-1149
E-mail:ykawano@rsch.tuis.ac.jp
質問・コメントがありましたらお願いします
Self-reflector:http://mentors.tuis.ac.jp/self-reflector

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教育システム情報学会 2014年度論文特集研究会20150321

  • 1. 『主体的な行動選択のための 第二領域時間管理システムの開発と 強み別支援手法の提案』 2015年3月21日(土) ○河野 義広 能勢 孟臣 大部 由香 教育システム情報学会(JSiSE)2014年度特集論文研究会 於香川大学幸町キャンパス, March 21, 2015
  • 2. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 発表の流れ  背景  7つの習慣における私的成功と公的成功  第二領域活動時間管理システム  デモ  評価実験  学生の強み別支援手法の提案  まとめ 2
  • 3. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 背景  大学生活は「人生の夏休み」  自由な時間をどう使うかは学生次第(=主体性)  自己実現を果たすには主体的な行動選択が必須  自己実現:自己の可能性を最大限に開発し実現して生きること  主体性とは?  自分の意志で考えて行動しようとする姿勢  × 人に言われてからやる ⇒反応的  △ 自分から進んでやる ⇒自主的  ○ 何をするかは自分で決める ⇒主体的  果たして学生は主体的な行動選択ができているか?  『7つの習慣』の考え方が利用できる 3 『挨拶をしさない』と言われてやる 自ら進んで挨拶をする 職場の雰囲気をよくしたい と思って、花瓶を飾る
  • 4. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 7つの習慣  『7つの習慣』とは?  人が成功するための人生哲学  スティーブン・R・コヴィー博士が提唱  インサイド・アウトの原則  私的成功と公的成功  私的成功  『依存』から『自立』へ  公的成功  『自立』から『相互依存』へ 4図.7つの習慣における成長の連続体
  • 5. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 7つの習慣における成長の連続体 5 第1ステージ: 依存 - 他者に依存して生きる
  • 6. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 7つの習慣における成長の連続体 6 第1~第2ステージへの習慣 - 習慣1:主体的である - 習慣2:終わりを思い描くことから始める - 習慣3:最優先事項を優先する
  • 7. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 7つの習慣における成長の連続体 7 第2ステージ:自立 - 主体的な行動ができる
  • 8. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 7つの習慣における成長の連続体 8 第2~第3ステージへの習慣 - 習慣4:Win-Winを考える - 習慣5:まず理解に徹し、 そして理解される - 習慣6:シナジーを創り出す
  • 9. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 7つの習慣における成長の連続体 9 第3ステージ:相互依存 - 他者とのコラボレーション - 人生における成功
  • 10. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 7つの習慣における成長の連続体 10 第7の習慣:刃を研ぐ - 最新再生をする - すべての行動に影響する
  • 11. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 研究概要  目的  学生の自己実現支援  方法  7つの習慣に基づく自己実現支援システムの開発  私的成功を達成する第ニ領域時間管理システム  公的成功を達成するミッション・ステートメント共有システム  学生の強み別の自己実現支援手法  ストレングス・ファインダーの結果を利用  本報告の主題  第二領域時間管理システム「Self-reflector」 11
  • 12. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 自己実現支援システム「Mentors」  システム設計  私的成功:第二領域時間管理システム  公的成功:ミッション・ステートメント共有システム 12図.自己実現支援システムの設計 第1~第2ステージへのサブシステム - Self-reflector - 主体的な行動選択 - 私的成功
  • 13. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 自己実現支援システム「Mentors」  システム設計  私的成功:第二領域時間管理システム  公的成功:ミッション・ステートメント共有システム 13図.自己実現支援システムの設計 第2~第3ステージへのサブシステム - Socializer - ミッション・ステートメントの共有 - 公的成功
  • 14. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 時間管理のマトリックス 14
  • 15. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES Self-reflectorの開発  第二領域時間管理システム「Self-reflector」  目的  「重要度」を意識した時間管理  個人のミッション・ステートメントの抽出  なりたい自分になるための宣言  方法  「7つの習慣」の最優先事項の6ステップのシステム化 15
  • 16. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES デモ 16
  • 17. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 最優先事項に基づく6つのステップ  ステップ 1. ビジョンとミッションを結びつける 2. 自分の役割を確認する 3. 各役割に対して第二領域の目標を選ぶ 4. 「毎週の意思決定」の体制作り 5. 選択の瞬間に誠実に行動する 6. 時間の使い方と活動を毎週評価する 17
  • 18. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 最優先事項に基づく6つのステップ  ステップ 1. ビジョンとミッションを結びつける 2. 自分の役割を確認する 3. 各役割に対して第二領域の目標を選ぶ 4. 「毎週の意思決定」の体制作り 5. 選択の瞬間に誠実に行動する 6. 時間の使い方と活動を毎週評価する 18
  • 19. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 最優先事項に基づく6つのステップ  ステップ 1. ビジョンとミッションを結びつける 2. 自分の役割を確認する 3. 各役割に対して第二領域の目標を選ぶ 4. 「毎週の意思決定」の体制作り 5. 選択の瞬間に誠実に行動する 6. 時間の使い方と活動を毎週評価する 19
  • 20. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 最優先事項に基づく6つのステップ  ステップ 1. ビジョンとミッションを結びつける 2. 自分の役割を確認する 3. 各役割に対して第二領域の目標を選ぶ 4. 「毎週の意思決定」の体制作り 5. 選択の瞬間に誠実に行動する 6. 時間の使い方と活動を毎週評価する 20
  • 21. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES  第二領域の活動  大きく時間を取る活動 = 大きな石  第三、第四の領域の活動  細々とした重要ではない活動 = 砂や砂利 重要事項を優先するイメージ図 21 図.大きな石と砂利のイメージ
  • 22. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 最優先事項に基づく6つのステップ  ステップ 1. ビジョンとミッションを結びつける 2. 自分の役割を確認する 3. 各役割に対して第二領域の目標を選ぶ 4. 「毎週の意思決定」の体制作り 5. 選択の瞬間に誠実に行動する 6. 時間の使い方と活動を毎週評価する 22
  • 23. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 最優先事項に基づく6つのステップ  ステップ 1. ビジョンとミッションを結びつける 2. 自分の役割を確認する 3. 各役割に対して第二領域の目標を選ぶ 4. 「毎週の意思決定」の体制作り 5. 選択の瞬間に誠実に行動する 6. 時間の使い方と活動を毎週評価する 23
  • 24. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 評価実験  目的  重要度を意識した時間管理ができたか  方法  対象者:東京情報大学の学生  期間:2週間の運用実験  システムの利用前後に「緊急度指数」を計測  緊急度指数:緊急度中心の活動度合いを評価する指標  0~25点が「低」,26~45点が「高」,46点以上が「緊急中毒」  システム利用前後で緊急度指数の変化を分析 24
  • 25. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 実験結果 25  A群:[理想の利用者像(平均2件/日の第二領域活動)]  B群:[それ以外の利用者]  A群の方が緊急度指数の低下が見られた 事前 事後 結果 全体 24.4 21.8 -2.6 A群 24.3 19.7 -4.7 B群 24.4 23.0 -1.4 表1. 緊急度指数の変化(N:8)
  • 26. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 結果の考察  実験の目的  重要度を意識した時間管理ができたか  結果の考察  A群の方が緊急度指数は低下したが、有意差なし  群別のt検定では、p値=0.06となり、有意水準5%では有意差なし  被験者数が8件と少ないため、継続的な調査が必要  利用者の継続利用に課題あり  1週間以上の継続利用が見られたのは37% 27
  • 27. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 学生の強み別支援手法  評価実験の考察  Self-reflectorの継続利用が緊急度指数の低下に効果あり  継続利用の阻害要因とその解決策が必要  概要  ストレングス・ファインダーに着目した強み別支援手法  ポジティブ心理学に基づく質問より、34の強みから上位5つを提示  強みの特性に応じて、個人のタイプを分類  34の強みは4つの領域に分類可 28
  • 28. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 強みの分類 領域(説明) 資質(強み) 実行力 根気強く努力してやり遂 げる力 アレンジ,回復志向,規律性,公平性,慎 重さ,信念,責任感,達成欲,目標志向 影響力 組織内外にチームのアイ ディアを売り込む力 活発性,競争性,コミュニケーション,最 上志向,自我,自己確信,社交性,指令性 人間関係構築力 チームをまとめ才能以上 の大きな力を発揮させる力 共感性,個別化,親密性,成長促進,調和 性,適応性,包含,ポジティブ 戦略的思考力 常 に 先 を 読 み , そ れ に あった道筋を考える力 学習欲,原点思考,収集心,戦略性,着想, 内省,分析思考,未来志向 29 表3.ストレングス・ファインダーの強み4領域の分類 個人の資質に関係 - 自分が前に進むこと - 物事を分析すること
  • 29. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 強みの分類 領域(説明) 資質(強み) 実行力 根気強く努力してやり遂 げる力 アレンジ,回復志向,規律性,公平性,慎 重さ,信念,責任感,達成欲,目標志向 影響力 組織内外にチームのアイ ディアを売り込む力 活発性,競争性,コミュニケーション,最 上志向,自我,自己確信,社交性,指令性 人間関係構築力 チームをまとめ才能以上 の大きな力を発揮させる力 共感性,個別化,親密性,成長促進,調和 性,適応性,包含,ポジティブ 戦略的思考力 常 に 先 を 読 み , そ れ に あった道筋を考える力 学習欲,原点思考,収集心,戦略性,着想, 内省,分析思考,未来志向 30 表3.ストレングス・ファインダーの強み4領域の分類 他者との関係性 - 他者によい影響を与える - チームを導く
  • 30. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 利用者群別の4領域の割合  結果と考察  A群は実行力、戦略的思考力のいずれかに集中  B群は全領域に均等に配分  A群の方が継続利用できる傾向がある 31 実行力 影響力 人間関係 構築力 戦略的 思考力 A群 1.5 0.5 0.5 2.5 B群 1.25 1.25 1.25 1.25 表4.利用者群別の4領域の割合 私的成功特化型 - 個人の資質に特化 - 実行力、戦略的思考力のいずれかが3つ以上該当
  • 31. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 強み別支援手法の提案  提案  私的成功特化型かそれ以外かで異なる手順を提示  手順 1. ストレングス・ファインダーを受検する 2. Step1の結果が私的成功特化型の場合はStep 5 それ以外はStep 3に移動する 3. Socializerを利用し,私的成功特化型の人を探し 「メンターリクエスト」を送る 4. Step 3で見つけた人を「メンター」として その人の行動を参考に自分の活動を進める 5. Self-reflectorの利用を開始する 32
  • 32. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES メンターとは?  メンターの役割  自己実現のための気付きを与えること  ロールモデルとなること  人生哲学を伝えること ※マインドセット、問題意識、価値観、ライフスタイル  メンターの人物像  教員・教師、キャリアアドバイザー、他の学生 ※メンターの数に上限はない 33
  • 33. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES メンター/メンティー関係構築 34 1.ミッション・ステートメント確認 - ミッション・ステートメント - プロフィールの確認 - ストレングス・ファインダーの強み 2.メンターリクエスト - メンターになって欲しい人に依頼 - メンターが承認すればOK
  • 34. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES まとめ  まとめ  第二領域時間管理システム「Self-reflector」の開発  最優先事項の6つのステップに基づいた機能  Self-reflectorの評価実験  運用実験において緊急度指数の計測  学生の強み別支援手法の提案  ストレングス・ファインダーの結果を利用  今後の予定  Self-reflectorの継続利用とデータ収集  Self-reflectorとSocializerの併用利用による評価実験  強み別支援手法の確立 35
  • 35. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES おわり  ご清聴頂きありがとうございました! 36 東京情報大学 総合情報学部 総合情報学科 システム開発コース 助教 河野 義広 Tel:043-236-1149 E-mail:ykawano@rsch.tuis.ac.jp 質問・コメントがありましたらお願いします Self-reflector:http://mentors.tuis.ac.jp/self-reflector

Editor's Notes

  1. こちらの図をご覧ください.こちらは時間管理のマトリックス図です. 私たちのすべての活動は「緊急度」と「重要度」という2つの軸により、4つの領域に分類できます。 そして,この4つの領域のうち、豊かな人間関係づくり、準備や計画といった緊急ではないが重要である第二領域が最も重要とされています。 この第二領域の活動は、我々に働きかけてくることはありません。第二領域の活動は、自ら働きかけなければ実行することができません。
  2. こちらは現在開発中のSelf-reflectorの実行画面になります。 1~6の数字が書かれたボタンをクリックすると、それぞれウィンドウが立ち上がるようになっており、 利用者はその指示に従いながら6つのステップで1週間の予定を立てることになります。
  3. 先ほどの例の「子供と動物園に行く」や「後輩にバグとりのコツを伝授」など、 第二領域の活動はどれも大きく時間を取らなくてはならない活動です。 第4のステップではこれらの活動からカレンダーに入れていく必要があります。 こちらは「7つの習慣」で紹介されている例えですが、 第二領域の活動は、大きな石です。そして、第一や第三領域の細々とした緊急な活動(電話の対応,報告書)は、砂利や砂です。 ほとんどの人が砂利や砂が先に入ったコップの中に、石を入れようとしています。砂や砂利がいっぱい入ったコップに石を入れることはできません。 しかし、石から入れたコップには石と石の間にたくさんの砂や砂利を入れることができます。 本サイトでは、ステップ2,3で入力した役割と活動が、重要なこととして左のテーブルに常に表示されています。 この予定をドロップでカレンダーに入れることができ、まずこの予定からカレンダーにいれていきます。 「その他の予定に関してなどの説明」
  4. まとめです。本研究では、「Self-reflector」の提案とシステムの設計を行いました。 セルフリフレクターは最優先事項の6つのステップに基づいた、重要度を意識したスケジュール管理システムです。 今後の予定として、開発が進み次第、サービスの提供,評価実験を予定しています。