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AzureDevOpsで作るHoloLensアプリCI環境(MS-Hosted-CI編)
- 3. Azure DevOps とは?
• 以前は Visual Studio Team Services と
呼ばれていたもの
• アプリ開発に必要な様々なサービスを
統合したサービス
• Azure Boards
• Azure Pipelines
• Azure Repos
• 等々
• これらの一部を使うこともできる
- 4. Azure Pipeline とは?
• あらゆる言語に対応した CI/CD 機能
• ソースファイルは DevOps 外でも OK
• GitHub や Bitbucket とも連携可能
• デプロイ先も幅広く対応
• その名の通り、Azure に特に強い
• コンテナなどにも、もちろん対応
• 各種テンプレートや
GUIによる支援ツールも充実
- 5. 2種類の Agents
• Microsoft-hosted agents
• 予め用意されているビルドマシンを利用する
• ビルド実行環境も自動で作成してくれる
• ビルド環境のカスタマイズができない代わり、簡単に利用可能
• Self-hosted agents
• 自前で用意したビルドマシンを利用する(オンプレ・クラウドどちらもOK)
• 自由にカスタマイズしたビルド環境を使用することができる
• ビルド環境の運用コスト + Agent 単位の課金(無料枠有)で利用できる
• 環境構築が必要だが、カスタマイズしたビルド環境を利用可能
- 7. Microsoft-hosted agents の制約
• Unity Plus/Pro のライセンスが必要
• また、DevOps に Unity ライセンス情報の保存を行います
• Unity がインストールされた環境が用意されていない
• ビルド都度、インストール作業を行う分、ビルド時間が余分にかかります
• 現状(2019/06/14時点)は、MRTKv2のビルドができません
• インストールされているWindows SDKのバージョンの都合
- 8. 作成の流れ
• 「Unity Tools for Azure DevOps」をインストールする
• Pipeline を作成する
• YAML ファイルでビルドステップを構築していく
• Unity をインストールする
• Unity のライセンスを設定する
• Unity でビルドする
• MSBuild でビルドする
• 詳細はブログ記事を参照
- 10. でも、お高いんでしょう?
• Public Project なら10並行ジョブまで無制限!
• Private Project の場合はビルド時間 1800分まで無料!
• 足りない場合も1並列ジョブ当たり、たったの4,480円/月!
• Azure DevOps のその他機能も、もちろん0円~
• Private Project の場合は、5名まで無料
• MSDN利用者は無料など各種割引制度あり!
• 詳しくは、Azure DevOpsのサイトへ今すぐ!
- 11. まとめ
• Azure Pipelines で HoloLens アプリのビルド環境を作れる
• Microsoft-hosted agents ならビルド用マシンの用意も不要
• ただし、要 Unity Plus/Proやビルド速度など、制限事項もあり
• 制限が厳しい場合は、Self-hosted agents をご検討ください
• 料金は無料から始められます
• チームメンバー5名まで無料!
• ビルドも1,800分まで無料!
• Azure Repos や Board なども追加料金なしで使えます!