1. 現代版「村」を目指したまちづくり
２班

2. 全体の要旨
2070年を視野に入れたこれからのまちづくりに、
川をどう活かすのか？
⇒キーワード：現代版「村」
〇河川流域に、「子育てする」「働く」「観光
する」「情報を交換する」など、様々な目的を
持った人々が集まれる場を作りたい
〇亀岡が最新技術や多様な価値観を含んだ、
魅力あるまちになるシナリオにしたい

3. ⻲岡2070のシナリオプランニング
■ ⻲岡の未来を分けるドライビングフォースの選定

4. 遊⽔/親⽔エリアの配置⽅針とモデル流域の選定
遊水/親水エリアの配置方針とモデルの選定
■ 遊水/親水エリアの配置方針 ■ 流域の選定とその理由
曽我谷川・雑水川 流域
…亀岡駅周辺に、細く長く入り込んでいる
⇒私たちの生活に大きな影響
…身近な地域に沿って考える
・人が集まっている場所と分散している
場所を、河川を通して結び付ける
・流域の利点を最大限活かす
・生きていくために必要な設備を、
河川流域に配置する
曽我谷川
雑水川

5. 計画コンセプト(モデル流域)
100年に1度の⼤⾬が降った場合…
保津川をあふれさせないためには、
曽我⾕川・雑⽔川の流域では
およそ45haの遊⽔／親⽔地が必要
⇒⽔を貯める機能以上の付加価値
をつけ、5つの村を創造

6. 計画コンセプト(モデル流域)
■ シナリオを実現する土地利用(ソフト/ハード)のコンセプト
●情報村 ・・・市内の情報発信の拠点とする
●観光村 ・・・水上カフェや宿泊所を設ける
●働き村 ・・・青空オフィスや、サテライトオフィスを設ける
●教育村 ・・・環境学習ができる学校を設ける
●子育て村・・・保育園や児童館で農作業を通して生き物とふれあう
■ その実現に向けた、川や雨水との関係づけやその活用方針
〇市外から人が集まるきっかけづくり
〇保育園や学校など自然に関する知識や知恵を、体験を通して学ぶ場づくり
〇遊水地で栽培・加工した商品をブランド化
遊ぶ 学ぶ 生産する PRする

7. 実現イメージ(モデル流域)

8. 実現イメージ(モデル流域)
2020年 駅周辺の開発が進み、現代の街の基盤が整う。
2030年 駅周辺で自然と現代の街が共存した計画が進められる。
また曽我谷川と雑水川流域沿いに遊水地として村が形成される。
2040年 他の地域や中心市街地からの移住者が増え、
各村で自然と暮らす生活が営まれるようになる。
2060年 各エリアが繋がり、川とともに暮らす現代版「村」亀岡が
形成される。
2050年 村間の連携が強くなり、亀岡を代表する風景となる。
■ バックヒストリー

9. ■ その世界での1⽇の暮らしの描写
実現イメージ(モデル流域)
情報村
村に住む人や、地域住民が集まり情報
共有することが出来る中心市街地に近い
親水広場。
観光村
人々が都市の喧騒から逃れ、亀岡の
豊かな自然環境を体感することが出来
るリゾート地。
働き村
村に住む人や周辺に住む人がテレワーク
を行うことが出来るパーゴラのある遊水地。
教育村・子育て村
かつての川と子供の関係性のように、
子供たちが河川沿いで生物や自然と触
れ合うことが出来るビオトープ。

10. ■ ⻲岡2070マニフェスト
実現イメージ(モデル流域)
亀岡の豊かな自然を、その街に住む人々の
健康を創造する場として活用し、現代の技術
と自然が組み合わさった現代版「村」亀岡を
提案します。
一度、人々の生活と離れた河川空間が、地
域住民や他の地域の人が訪れる目的地となる
ことで人口が減少し、高齢化が進むと予想さ
れる亀岡に再び賑わいをもたらします。