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SSII2021 [OS2-02] 深層学習におけるデータ拡張の原理と最新動向

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SSII2021 [OS2-02] 深層学習におけるデータ拡張の原理と最新動向

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SSII2021 [OS2-02] 深層学習におけるデータ拡張の原理と最新動向
6月10日 (木) 11:00 - 12:30 メイン会場(vimeo + sli.do)

登壇者1:中山 英樹 氏(東京大学)
登壇者2:幡谷 龍一郎 氏(東京大学)

概要:データ拡張は画像認識の精度向上テクニックとして古くから用いられてきたが、最新の深層学習においても最重要技術の一つとして年々注目を集めており、多様かつ複雑な進化を遂げている。その成功のカギは、タスクに関する先見知識を活用しながら、如何にして汎化性能を高めるように訓練画像を変換あるいは生成するかにある。本講演では、データ拡張の原理や最新動向について解説すると共に、自動的なデータ拡張に関する講演者の研究事例についても紹介する。

SSII2021 [OS2-02] 深層学習におけるデータ拡張の原理と最新動向
6月10日 (木) 11:00 - 12:30 メイン会場(vimeo + sli.do)

登壇者1:中山 英樹 氏(東京大学)
登壇者2:幡谷 龍一郎 氏(東京大学)

概要:データ拡張は画像認識の精度向上テクニックとして古くから用いられてきたが、最新の深層学習においても最重要技術の一つとして年々注目を集めており、多様かつ複雑な進化を遂げている。その成功のカギは、タスクに関する先見知識を活用しながら、如何にして汎化性能を高めるように訓練画像を変換あるいは生成するかにある。本講演では、データ拡張の原理や最新動向について解説すると共に、自動的なデータ拡張に関する講演者の研究事例についても紹介する。

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SSII2021 [OS2-02] 深層学習におけるデータ拡張の原理と最新動向

  1. 1. 深層学習におけるデータ拡張の原理と最新動向 2021.6.10 中山 英樹(東京大学) 幡谷 龍一郎(東京大学)
  2. 2.  前半)データ拡張とは ◦ データ拡張の例 ◦ なぜうまくいくのか ◦ 画像データ拡張のアプローチ  後半)データ拡張の自動設計法 2 目次
  3. 3. データ拡張 (data augmentation) とは 3 もっとたくさん欲しい 学習データ の変わらないような変換 を用意し、変換画像も訓練に用いる ネコであることは変わらな い画像変換 教師付き学習 データ ラベル 「実質」のデータ数を増やすことで汎化性能を向上させる 損失関数 例:画像分類
  4. 4.  AlexNet [Krizhevsky+ 12] 以来,様々な分野で成果を発揮 4 深層学習とデータ拡張 [Baird 93] [Yeager+ 96] [Simard+ 91]  90年代から文字認識のために利用されてきた AlexNetは6,000万のパラメータがあり,120万枚の画像に過適合する データ拡張+Dropoutによる正則化が重要
  5. 5. 表現学習への応用 5 FixMatch [Sohn+20] 各クラスに4枚しかラベル 付き画像がなくても90% 近い精度 近づける SimCLR [Chen+20] 近づける 遠ざける ラベルなしでも教師あり 学習に近い表現を獲得 意味に対して不変な変換後の画像の特徴表現が近くなるように 特徴抽出ネットワークを学習 [Bengio +13] 半教師あり学習: ラベルが一部しかない設定で学習 自己教師あり学習: ラベルがない設定で良い表現を学習
  6. 6. 他分野での例(自然言語処理)  Easy Data Augmentation [Wei&Zou 19] 特にデータ少ない場合に有効  構文木の利用 [Şahin&Steedman 18] 「切り抜き」:主要でない木の部位を削除 「回転」:順番を入れ替え 6
  7. 7. なぜうまくいくのか? 7  ①データ分布を埋めることによる正則化  ②タスクに関する事前知識をデータの外から与えている ◦ 「同じさ」は対象物によって異なる ? = データ拡張の方法を設計するときは、①・②のどちらの 効果を与えるものかを考えることが大事 適当にデータを増やせばよいというものではない(錬金術ではない!) 「データ拡張ならでは」 の効果としてはこちらが 特に大事 (講演者の意見)
  8. 8. 画像データ拡張のアプローチ①:経験的な変換 8  基本的な画像処理 0.7 ネコ 0.3 + 0.7 0.3 イヌ 反転 クロップ 平行移動 回転 色調変化  mixup [Zhang+ 18] [Tokozume+, 18] ◦ 二枚の画像とラベルを線形に混合  Cutout [DeVries+ 17] [Zhong+, 17] ◦ ランダムに画像の一部を矩形でマスク
  9. 9. 画像データ拡張のアプローチ②:生成モデルの利用 9  画像生成モデルの発展 e.g., BigGAN [Brock+ 19] 実は生成画像  注:画像生成によるデータ拡張はまだ十分に確立されてはいない ◦ 特に、生成画像は高周波成分が実画像と異なる [Daznic+ 20] → そのままではデータ拡張には不向き? [Ravuri&Vinyals 19]
  10. 10. 画像データ拡張のアプローチ②:生成モデルの利用 1 0 視線推定タスクでの性能向上  シミュレータとの組合せ [Shrivastava+ 17] ◦ CG画像を実画像へ変換  条件付きGANの利用 [Han+ 19] ◦ 位置・大きさ等を指定した 腫瘍画像生成 いずれの場合も、元の画像データセット 以外の情報を入れていることが重要 1 0
  11. 11. データ拡張の課題 11  適切なデータ拡張ポリシーの設計は難しい ◦ 通常、タスクごとに設計者の試行錯誤を要する 反転 クロップ 平行移動 回転 色調変化 ・・・ どの変換を使う?どのくらいの強さ?どれくらいの頻度? データ拡張を自動的に設計することはできないだろうか?
  12. 12. 深層学習におけるデータ拡張の原理と最新動向 幡谷龍一郎 1 画像認識のためのデータ拡張の高速な設計
  13. 13. データ拡張 (Data Augmentation) とは 2 ラベルの変わらないような画像変換 aφ : x !→ x′ !→ 例:左右反転 aφ 動物画像分類:同一のラベル を用意 !→ 文字画像分類:異なるラベル データ数が多いほど機械学習モデルの性能は向上 → 現実にはデータ数は容易には増やせない 画像変換によって実質的なデータ数を増やす 必要な画像変換はデータ・タスクに依存 d d
  14. 14. 画像のデータ拡張 3 強度 確率 組合せ pRot 1 − pRot rotate( ⋅ ; μRot) pInv 1 − pInv invert( ⋅ ; ) pInv 1 − pInv solarize rotate translate_x invert 画像変換の集合 solarize 多様な画像が得られる →実質データ数が増えて性能向上 パラメータ 例:評価損失最小化 データ拡張戦略の設計は「組合せ」「確率」「強度」の最適化
  15. 15. データ拡張戦略の自動設計 4 非常に広大な探索空間 ∼ の可能な組合せ → 強化学習やベイズ最適化などの利用 1032 1064 CNNの学習に時間がかかる →小さなCNNや学習データの一部のみの使用で代用 ただしAutoAugmentは探索が高コスト CIFAR-10 Baseline AA error rates 3.1 2.6 AutoAugment [Cubuk+19] (CIFAR-10には5000GPU時間) → 高速化の研究が進められてきた
  16. 16. データ拡張戦略の自動設計 5 非常に広大な探索空間 ∼ の可能な組合せ → 強化学習やベイズ最適化などの利用 1032 1064 CNNの学習に時間がかかる →小さなCNNや学習データの一部のみの使用で代用 ただしAutoAugmentは探索が高コスト CIFAR-10 Baseline AA error rates 3.1 2.6 AutoAugment [Cubuk+19] (CIFAR-10には5000GPU時間) → 高速化の研究が進められてきた → 戦略を微分可能にすることで 勾配降下法による高速化 →CNNの学習の繰り返しを  避けることで高速化 Faster AutoAugmentは 精度劣化なしに15分程度で探索可能 Faster AutoAugment [Hataya+2020]
  17. 17. 6 戦略 元画像 変換後の画像 分布間距離 誤差逆伝播 + 分類損失 元画像と変換後の画像を近づける 変換がクラスを変えないように制限 強度 確率 組合せ pRot 1 − pRot rotate( ⋅ ; μRot) pInv 1 − pInv invert( ⋅ ; ) pInv 1 − pInv solarize rotate translate_x invert 画像変換の集合 solarize Faster AutoAugment [Hataya+2020]
  18. 18. Faster AutoAugment [Hataya+2020] • データ拡張の目的は分布の一致 7 元画像の分布 変換画像の分布 データ拡張では変換画像によって 元画像分布の欠損を補いたい • GANの損失の応用 戦略 元画像 変換後の画像 元画像 or 変換画像? 誤差逆伝播
  19. 19. 実験結果 • 探索時間の比較 (GPU時間) • 戦略の性能比較(テスト誤差率)* 8 Dataset AA Fast AA Faster AA CIFAR-10 5,000 3.5 0.23 SVHN 1,000 1.5 0.061 ImageNet 15,000 450 2.3 Dataset Baseline AA Fast AA Faster AA CIFAR-10 3.1 2.6 2.7 2.6 CIFAR-100 18.8 17.1 17.3 17.3 SVHN 1.3 1.1 1.1 1.2 ImageNet 23.7 22.4 22.4 22.7 Faster AutoAugmentは極めて高速に探索が可能 Faster AutoAugmentの戦略は先行研究とほぼ同等 * ImageNetではResNet-50 [He+16],そのほかのデータでは WRN28-10 [Zagoruyko&Komodakis 17] を使用 AA:AutoAugment [Cubuk+ 2019] Fast AA:Fast AutoAugment [Lim+ 2019]
  20. 20. 実験結果 9 Dataset ランダム Faster AA CIFAR-100 21.6 20.9 戦略の学習は必要?* Dataset 分類損失なし Faster AA CIFAR-100 21.5 20.9 分類損失は必要?* * WRN40-2 [Zagoruyko&Komodakis 17] を使用 戦略 元画像 変換後の画像 分布間距離 誤差逆伝播 + 分類損失 元画像と変換後の画像を近づける 変換がクラスを変えないように制限
  21. 21. まとめ 10 データ数が多いほど機械学習モデルの性能は向上 → 現実にはデータ数は容易には増やせない 画像変換で「実質的な」データ数を増やすデータ拡張が有効 有効なデータ拡張戦略を自動設計する手法が登場 →特に微分可能なデータ拡張戦略は高速に探索可能 https:!"github.com/moskomule/dda https:!"github.com/albumentations-team/autoalbument Faster AutoAugmentについて 実装: 問合せ: hataya@nlab.c.i.u-tokyo.ac.jp

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