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SORACOM LoRaWAN Conference 2017 | LoRaゲートウェイとデバイス 〜デバイス開発と、無線連携〜
- 4. 第1部 講演 (15min)
株式会社M2Bコミュニケーションズ 取締役 渡辺 誠 様
株式会社ウフル IoTイノベーションセンター 竹之下 航洋 様
株式会社ファームノート デバイス開発マネージャー 阿部 剛大 様
第2部 パネルディスカッション (30min)
デバイス開発と無線連携
〜IoTデバイス開発の勘所〜
Agenda
- 17. LoRa GPS Box の構成
17
USB DC5V
Arduino 本体LoRa Arduino
シールド
GPS
ボタン電池
CR2032
M2B
LoRa モジュール アンテナ端子
*GPSの
バックアップ電池
PoCでは、USBケーブルにて外部
バッテリーから給電します。
- 24. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 24
株式会社ウフルの事例紹介
2017/02/07
SORACOM LoRaWANカンファレンス
LoRaゲートウェイとデバイス 〜デバイス開発と、無線連携〜
株式会社ウフル
IoTイノベーションセンター
竹之下 航洋
- 25. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 25
ウフルってこんな会社です
出展・関連リンク:日経コンピュータ 2014.10.16号
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atclact/active/14/102800110/102800007/
日経BP社「第9回クラウドランキング」
ベストサービスに選出
デロイトが発表したTMT業界の売上高成長率のラ
ンキングにて、直近4年間の収益(売上高)成長
率200.16%を記録。
第14回 「アジア太平洋地域
テクノロジーFast 500」を受賞
ウフルとはスワヒリ語で「自由」を意味する言葉で
す。自由な発想と確かな技術で社会の役に立つサー
ビスを届けていきたいという思いを込めた社名です。
テクノロジーと
自由な発想で未来を創る
ウフルという社名の由来と
めざすビジョン
- 26. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 26
自己紹介
立命館大学理工学研究科にてロボティクス及び生体工学を専攻
在学中にドワンゴ研究開発センターにてWebシステムの開発に従事
その後、ハードウェア系スタートアップに参画、執行役員COOを歴任
2009年からは組込み機器ベンダー「アットマークテクノ」にて製品開発・企画に従事
IoTゲートウェイを中心とした新規ビジネス立上げを経験
2016年4月より(株)ウフルにてIoTイノベーションセンターに所属、8月よりIoTアーキテクト着任
ウフルにおけるIoTソリューションの組込機器側開発の責任者
IoTの普及促進とそのセキュリティリスクについての啓蒙活動を行う
IoTあるじゃん札幌立ち上げメンバー、ソラコムユーザーグループ発起人
AWS Summit2016
登壇
JAIPA
(日本インターネットサービスプロバイダ協会)
カンファレンス2016 ファシリテータ
SORACOM Discovery 2016
セキュリティセッション
ファシリテータ
第1回徳島IoT活用研究会
講師
- 27. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 27
自己紹介
立命館大学理工学研究科にてロボティクス及び生体工学を専攻
在学中にドワンゴ研究開発センターにてWebシステムの開発に従事
その後、ハードウェア系スタートアップに参画、執行役員COOを歴任
2009年からは組込み機器ベンダー「アットマークテクノ」にて製品開発・企画に従事
IoTゲートウェイを中心とした新規ビジネス立上げを経験
2016年4月より(株)ウフルにてIoTイノベーションセンターに所属、8月よりIoTアーキテクト着任
ウフルにおけるIoTソリューションの組込機器側開発の責任者
IoTの普及促進とそのセキュリティリスクについての啓蒙活動を行う
IoTあるじゃん札幌立ち上げメンバー、ソラコムユーザーグループ発起人
AWS Summit2016
登壇
第1回徳島IoT活用研究会
講師
JAIPA
(日本インターネットサービスプロバイダ協会)
カンファレンス2016 ファシリテータ
SORACOM Discovery 2016
セキュリティセッション
ファシリテータ
- 28. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 28
事例:屋内物品管理
機器や人にBeaconを取り付け、病院やオフィス等の施設内の「どこ」
に「いつ」存在していたかトレースする
- 29. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved.
情シスの「共用品を勝手に持って行かれて困っている」という課題を解決するため
ノートPCなどの共用品(貸出品)とヒトにBeaconタグを付けて管理
29
ウフル社内で運用している備品管理画面
測定ポイント
近くに存在する
モノ
表示するモノの
フィルタリング
リアルタイム表示、または、過去の時刻を指定して表示
誰が・いつ・何を・どこ
に持って行ったのかが一
目瞭然に
- 30. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 30
ネットワーク構成
デバイス ゲートウェイ
LoRa
SORACOM Air
FTTH等
アプリ
回線
ネットワーク
サーバー
アプリケーション
サーバー
LoRaWAN
Network
Server
SORACOM
Core
Network
LoRaWANを構成する各要素は、下記のように接続されています
SORACOM
Beam
- 31. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved.
デバイス
LoRa Module
Host
Controller
Sensor
ゲートウェイ
IDU
(屋内用ゲート
ウェイ)
ODU
(屋外用ゲート
ウェイ)
回線
SORACOM
Air
(セルラー回線)
FTTH等
ネットワーク
サーバー
LoRaWAN
Network
Server
SORACOM
Core Network
アプリケーショ
ンサーバー
ユーザーが用
意
システム構成要素
レイヤごとの構成要素には下記のようなものがあります
必須 どちらか一方を選択可能
- 32. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 32
デバイス構成
BLE Beacon
(Sensor)
IDU
(Gateway)
Beaconタグ 測定ポイント ゲートウェイ
BLE
機能付き
マイコン
LoRa
モジュールUART
ATコマンド
電池
LoRaBLE
Advertising
Packet
測定ポイント用のデバイスを自前で開発
センサは無線(BLE)接続のものにして、他の用途に流用が可能な設計に
- 33. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 33
今後の展開
測定ポイントの共用化、データの共用化でIoTオフィスのデバイス側プラット
フォームへ
• 測定ポイントの共用化
– 温度センサの追加 → 会議室の環境モニタリング・改善へ
– 照度センサの追加 → 空き会議室や会議室の実利用状況の見える化へ
• データの共用化
– ヒトに付けたBeacon情報の共用 → 出退勤自動打刻システムへ
– ヒトに付けたBeacon情報の共用 → Face to Faceコミュニケーションの可視化へ
- 34. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved.
• Beaconを使った物品管理ソリューションって他にもあるのでは?
– あります!
• 自前でやった理由
– LoRaWANの評価を兼ねて
• WiFiでもやってみたが、電波が届かない場所への対策が必要ということや、消費電力の問題
でバッテリ駆動で動かせる時間が短いなどの課題が見つかった
• LoRaの場合は一パケット当たり11Byte縛りがあるので、複数回に分けて送信するなどの工
夫が必要
– Beaconを使った位置情報ソリューションは精度が悪い
• 生データが取れれば、補正できると思った
– 共用化したかった
• IoTでは、デバイス・ネットワークコストを如何に薄く広く「紛れさせるか」がポイント
• カバー率の広いLoRaWANは、共用化(プラットフォーム化)に適している
34
素朴な疑問