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礼儀作法 2 - 飲食の礼儀作法
           飲食の
                [ 日本語 ]


                         –




ムハンマド・ブン・イブラーヒーム・アッ=
ムハンマド・ブン・イブラーヒーム・アッ=トゥワイジリー

           ¯         ¯




          翻訳者: サイード佐藤
          翻訳者: サイード佐藤
                      : ¯

         校閲者: ファーティマ佐藤
         校閲者: ファーティマ佐藤
                     :       ¯




海外ダアワ啓発援助オフィス組織(リヤド市ラブワ地区)
海外ダアワ啓発援助オフィス組織(リヤド市ラブワ地区)
  ダアワ啓発援助オフィス組織        地区
     ¯     ¯                     ¯

               1428 – 2007
2-飲食の礼儀作法
                        飲食の

      ●       ムスリムの食物は合法的かつよいものであること:
              ムスリムの食物は合法的かつよいものであること:
                   食物    かつよいものであること

 1-至高のアッラーは仰られました:
信仰する たちよ、われら(アッラーのこと)があなた方
信仰する者たちよ、われら(アッラーのこと)があなた方に与えたよきもの
  する者
を食べよ。そしてあなた方が本当にかれ(アッラー)を崇拝するのなら、か
  べよ。そしてあなた方 本当にかれ アッラー) 崇拝するのなら
               にかれ(        するのなら、
れに感謝せよ。
  感謝せよ
れに感謝せよ。 (クルアーン2:172)

    2-至高のアッラーはこう仰られました:
トーラーと福音書
トーラーと福音書の中に記されているのを彼ら(啓典の民)が見出すところ
       福音書の   されているのを彼  啓典の 見出すところ
の、文盲の使徒、預言者に従う者たち。彼こそは善を勧め悪を禁じ、彼らに
    文盲の使徒、預言者に   たち。 こそは善
よきものを合法なものとし、悪しき物を彼らに禁じる。 (クルアーン7:1
よきものを合法なものとし、 しき物
       合法なものとし       らに禁じる。
57)

      ●  食事前にアッラーの御名を
         食事前にアッラーの御名を唱え、自分の手前にある物から手を
            にアッラーの御名    自分の手前にある から手
                             にある物
      けること:
     付けること:

 1-ウマル・ブン・アビー・サラマ(彼にアッラーのご満悦あれ)は言い
ました:「預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)時代、私は幼い子
供でした。そして私の手は、(食事の載っている)皿の上を(お目当ての物
を探して)さまよっていたものです。それでアッラーの使徒(彼にアッラー
からの祝福と平安あれ)は私に言いました:“僕、アッラーの御名を唱える
んだ。そして右手で、自分の手前の物から食べ始めるんだぞ。”そして私は
現在に至るまで、その食べ方に従っているのです。」(アル=ブハーリーと
              1
ムスリムの伝承 )

 2-イブン・マスウード(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「
アッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は言いました:“食
事前にアッラーの御名を唱えることを忘れた者は、それを思い出した時にこ
う唱えるのだ:「(この食事の)始まりと終わりに、アッラーの御名におい
て。」そうすれば彼は新たに食事に向かい、被るはずだった悪しき物を回避
することが出来るのだ。”」(イブン・ヒッバーンとイブン・アッ=スンニ
          2
ーの伝承 )

      ●       右手で飲食すること:
              右手で飲食すること:
                   すること

 イブン・ウマル(彼らにアッラーのご満悦あれ)によれば、アッラーの使
で手右は時るべ食
徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「
がそこ)魔悪(ンータイャシものういと。だのむ飲で手右は時む飲てしそ。よべ食
                     。らかだのむ飲で手左、べ食で手左
                          」(ムスリムの伝承 )    3




      ●       飲んでいる時、容器の外で息をつくこと:
               んでいる時 容器の   をつくこと:

1
    。のものーリーハブ=ルアは章文。)2202(ムリスム・フーヒサ、)6735(ーリーハブ=ルア・フーヒサ
2

・トラィスルィス=ッア。)164(ーニンス=ッア・ンブイ、)3125(ンーバッヒ・ンブイ・フーヒサ。承伝な正真
                                          。照参)891(ハーヒサ=ッア
                                        。)0202(ムリスム・フーヒサ 3
アナス(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「アッラーの使徒(
彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は(何かを)飲む時、3度呼吸を置いた
ものでした。そしてこう言いました:“(これは)最も潤わせ、(渇きの苦
しみを)癒し、喉心地のよいものである。”」(アル=ブハーリーとムスリ
           4
ムの伝承 )

       ●       他人に ませる方法:
               他人に飲ませる方法:
                      方法


アナス・ブン・マーリク(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、アッラー
の使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)のところに、水で薄められた
乳が運ばれて来ました。彼の右側にはベドウィンの男、左側にはアブー・バ
クルがいましたが、彼は自らそれを飲んでから、それをベドウィンの男に渡
しました。そしてこう言いました:“右から右に(優先的に回すのだ)。”
                                   5
」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承 )

       ●       立って飲まないこと:
                って飲まないこと:

 1-アブー・サイード・アル=フドゥリー(彼にアッラーのご満悦あれ)
によれば、預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は立ちながら飲む
                               6
ことを禁じました。(ムスリムの伝承 )

 2-アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者(
彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は立ちながら飲んでいる男を見て、こ
う言いました:「“それをやめよ。”(男は)言いました:“なぜですか?
”(預言者は)言いました:“猫と一緒に(何か)飲んだら、嬉しいか?”
(男は)言いました:“いいえ。”(預言者は)言いました:“(今しがた
)あなたと一緒に飲んだのは、それより悪いもの、つまりシャイターン(悪
                                             7
魔)なのだ。”」(アフマドとアッ=ダーリミーの伝承 )

       ●       金や銀製の器で飲食しないこと:
                 銀製の  飲食しないこと:
                        しないこと

 フザイファ(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「私は預言者(
彼にアッラーからの平安と祝福あれ)がこう言うのを聞きました:“絹や錦
をまとってはならない。そして金や銀で出来た器で飲んだり、食べたりして
はならない。それらは現世において彼ら(不信仰者たち)のものであり、来
世においては私たちのためのものであるからなのだ。”」(アル=ブハーリ
                 8
ーとムスリムの伝承 )

       ●       食事の仕方:
               食事の仕方:


4
    。のものムリスムは章文。)8202(ムリスム・フーヒサ、)1365(ーリーハブ=ルア・フーヒサ
5
    。のものムリスムは章文。)9232(ムリスム・フーヒサ、)2532(ーリーハブ=ルア・フーヒサ
6
                                     。)5202(ムリスム・フーヒサ
7

=ッア・トラィスルィス=ッア。)2502(ーミリーダ=ッア・ンナス、)0997(ドマフア・ドナスム。承伝な正真
                                             。照参)571(ハーヒサ
   。のものーリーハブ=ルアは章文。)7602(ムリスム・フーヒサ、)6245(ーリーハブ=ルア・フーヒサ 8
1-カアブ・ブン・マーリク(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました
:「アッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は3本の指で食べ
、(食べ終わった後には)手を拭く前にそれらをなめたものでした。」(ム
             9
スリムの伝承 )


2-アナス(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、アッラーの使徒(彼にア
ッラーからの平安と祝福あれ)は食事する時には、3本の指をなめたものでし
た。またこう言ったものでした:「もし1口分(の食事)が(床や地面に)落
ちてしまったら、汚れを取り除いて食べるのだ。シャイターン(悪魔)のた
めにそれを残してはならない。」そして(アッラーの使徒は)器を(最後ま
で)綺麗に食べることを命じました。彼は言ったものです:「あなた方は食
                                                   01
物のどこに祝福があるか分からないのだ。」(ムスリムの伝承 )

  3-イブン・ウマル(彼らにアッラーのご満悦あれ)は言いました:「ア
ッラーの使徒(彼は、同席の者たちの許可なしにナツメヤシの実を2ついっぺ
んに食べることを禁じられました。」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承
11
 )

 4-アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者(
彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「あなた方は右手で飲
食し、右手で物の受け渡しをするのだ。というのもシャイターン(悪魔)こ
そは左手で飲食し、左手で物の受け渡しをするからである。」(イブン・マ
             21
ージャの伝承 )

        ●    食べる分量:
              べる分量:
                分量

 ミクダーム・ブン・マァディー・カリブ(彼にアッラーのご満悦あれ)は
言いました:「私は、アッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ
)がこう言うのを聞きました:“人間が満たす最悪の器とは、その胃に他な
らない。アーダムの子ら(人類)は、背中を真っ直ぐに支えるだけの(少量
の)食事で十分なのである。しかしもしやむを得ない場合には、(胃の)3分
の1を食事に、そしてもう3分の1を飲み物に、そしてもう3分の1を(空っぽの
ままにして)呼吸のために当てるのだ。”」(アッ=ティルミズィーとイブ
                  31
ン・マージャの伝承 )

        ●    食事に難癖を けないこと:
             食事に難癖を付けないこと:

 アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「預言者
(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)が食べ物に難癖を付けることは、全

9
                                      。)2302(ムリスム・フーヒサ
01
                                      。)4302(ムリスム・フーヒサ
11
     。のものムリスムは章文。)5402(ムリスム・フーヒサ、)5542(ーリーハブ=ルア・フーヒサ
21

ルィス=ッア。)3462(ャジーマ・ンブイ・ンナス・フーヒサ、)6623(ャジーマ・ンブイ・ンナス。承伝な正真
                                    。照参)6321(ハーヒサ=ッア・トラィス
31

ナス、)9391(ーィズミルィテ=ッア・ンナス・フーヒサ、)0832(ーィズミルィテ=ッア・ンナス。承伝な正真
のーィズミルィテ=ッアは章文。)4072(ャジーマ・ンブイ・ンナス・フーヒサ、)9433(ャジーマ・ンブイ・ン
                                                    。のも
くありませんでした。おいしければ食べ、気に入らない時は手を付けません
                                        41
でした。」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承 )

           ●   食べ過ぎないこと:
                  ぎないこと:

 イブン・ウマル(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者は言いま
した:「不信仰者は7本の腸(が満たされるま)で食べるが、信仰者は腸1本
(を満たすほどに)食するのみである。」(アル=ブハーリーとムスリムの
      51
伝承 )

           ●   食事をご馳走し それにより人 慰安させることの徳
               食事をご馳走し、それにより人を慰安させることの徳:
                 をご馳走           させることの

 1-ジャービル・ブン・アブドッラー(彼らにアッラーのご満悦あれ)は
言いました:「私はアッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)
がこう言うのを聞きました:“1人分の食事は2人(が食べるの)に十分であ
り、2人分の食事は4人(が食べるの)に十分であり、4人分の食事は8人(が
                                                  61
食べるの)に十分なのである。”」(ムスリムの伝承 )

 2-アブドッラー・ブン・アムル(彼らにアッラーのご満悦あれ)によれ
ば、ある男が預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)に訊ねました:
「“イスラームにおける最善(の特質、行為)とは何ですか?”(預言者は
)言いました:“食事をご馳走し、知る者にも知らない者にも挨拶すること
                                             71
である。”」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承 )

 3-アブー・アイユーブ・アル=アンサーリー(彼にアッラーのご満悦あ
れ)は言いました:「アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ
)は食べ物が持って来られるとそれを食べ、そして余った分を私に送ってく
                               81
れたものでした。」(ムスリムの伝承 )

           ●   食事を えること:
               食事を称えること:

 ジャービル・ブン・アブドッラー(彼らにアッラーのご満悦あれ)によれ
ば、預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)はパンと付け合せにする
おかずを家族に求めました。すると(彼の家族は)言いました:「“(今)
私たちのもとには酢しかありません。”すると彼はそれを持って来させると
、それでパンを食べ始めました。そして言いました:“酢は何とよき食事で
                                                       91
あろう。酢は何とよき食事であろう。”」(ムスリムの伝承 )

           ●   飲み物の中に息を吹き込まないこと:
                          まないこと:

 アブー・サイード・アル=フドゥリー(彼にアッラーのご満悦あれ)は言
いました:「アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)はコッ


41
     。のものーリーハブ=ルアは章文。)4602(ムリスム・フーヒサ、)9045(ーリーハブ=ルア・フーヒサ
51
         。のものムリスムは章文。)0602(ムリスム・フーヒサ、)3935(ーリーハブ=ルア・フーヒサ
61
                                          。)9502(ムリスム・フーヒサ
71
      。のものーリーハブ=ルアは章文。)93(ムリスム・フーヒサ、)6326(ーリーハブ=ルア・フーヒサ
81
                                          。)3502(ムリスム・フーヒサ
91
                                          。)2502(ムリスム・フーヒサ
プの割れ目から飲むこと、そして飲み物の中に息を吹き込むことを禁じられ
                                                 02
ました。」(アブー・ダーウードとアッ=ティルミズィーの伝承 )

     ●    飲み物を注ぐ者自身が飲む順番は、最後であること:
                者自身が  順番は 最後であること:
                            であること

 アブー・クターダ(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「アッラ
ーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は私たちに説教しました。
‐中略‐そして言いました:“人々に飲み物を注ぐ者は、彼らの中で最後に
                                     12
(それを)飲む者である。”」(ムスリムの伝承 )

     ●    集まって食事すること:
           まって食事すること:
              食事すること

 ワハシー・ブン・ハルブがその父、その父がその祖父から伝えるところに
よれば、預言者の教友たち(彼らにアッラーのご満悦あれ)はこう言いまし
た:「“アッラーの使徒よ、私たちは食べても満腹しません。”(預言者は
)言いました:“あなた方は別々に食べるのであろう。”(彼らは)言いま
した:“はい。”(預言者は)言いました:“集まって食事するのだ。そし
て食事の際にアッラーの御名を唱えよ。(アッラーは)あなた方のためにそ
れに祝福を与えて下さるであろう。”」(アブー・ダーウードとイブン・マ
          22
ージャの伝承 )

     ●    客人をもてなし、
          客人をもてなし、自ら仕えること:
            をもてなし    えること:

 1-至高のアッラーは仰られました:
あなたに、イブラーヒームの貴 客人たちのたちの話  わったであろう。
あなたに、イブラーヒームの貴い客人たちの話は伝わったであろう。彼らは
 のもとを訪れると挨拶 挨拶し   イブラーヒーム)  った:「あなた方
                              :「あなた
彼のもとを訪れると挨拶し、彼(イブラーヒーム)も言った:「あなた方に
も平安あれ。見慣れぬ方々よ。」そして彼は家族のもとへ赴くと、太った子
 平安あれ 見慣れぬ
   あれ。    れぬ方   。」そして
                  そして彼 家族のもとへ くと、 った子
                         のもとへ赴
牛(の肉)を携えて来た。そしてそれを彼らに差し出したが、(彼らがそれ
         えて来   そしてそれを彼らに差  したが、(
                              、(彼
    けようとしないのを見      った:「 べないのですか?」
                      :「食
に手を付けようとしないのを見て)言った:「食べないのですか?」 (ク
ルアーン51:24-27)

 2-アブー・シュライフ・アル=カァビー(彼にアッラーのご満悦あれ)
によれば、アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いま
した:「アッラーと最後の日を信じる者は、客人をもてなすのだ。(最初の
)1昼夜は丁重にもてなし、2日目と3日目は通常のもてなし方をし、その後(
のもてなし)はサダカ(慈善行為)である。そして客は、主人が当惑するま
                                                      32
で滞在することを許されない。」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承 )

     ●    食事中の
          食事中の座り方:



02

・ンナス、)5613(ドーウーダ・ーブア・ンナス・フーヒサ、)2273(ドーウーダ・ーブア・ンナス。承伝な正真
ドーウーダ・ーブアは章文。)8351(ーィズミルィテ=ッア・ンナス・フーヒサ、)7881(ーィズミルィテ=ッア
                                                     。のもの
                                        。)186(ムリスム・フーヒサ 12
22

・ンナス、)9313(ドーウーダ・ーブア・ンナス・フーヒサ、)4673(ドーウーダ・ーブア・ンナス。承伝な好良
。のものドーウーダ・ーブアは章文。)7562(ャジーマ・ンブイ・ンナス・フーヒサ、)6823(ャジーマ・ンブイ
   。のものーリーハブ=ルアは章文。)84(ムリスム・フーヒサ、)5316(ーリーハブ=ルア・フーヒサ 32
1-アブー・ジュハイファ(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:
「アッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は言いました:“
                                                 42
私は寄りかかりながら食べない。”」(アル=ブハーリーの伝承 )


2-アナス(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「私は預言者(彼に
アッラーからの祝福と平安あれ)が臀部を床に付けて両膝を立てながら座り
                                                      52
、ナツメヤシの実を食べているのを見ました。」(ムスリムの伝承 )


3-アブドッラー・ブン・ブスル(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました
:「ある時預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)に羊が1頭贈られま
した。アッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は両膝をつい
てそれを食べましたが、(それを見た)ベドウィンの男は言いました:“そ
の座り方は何だ?”すると(預言者は)言いました:“アッラーは私を慎み
深いしもべとされたのであり、高慢で頑迷な者とはされなかったのだ。”」
                                     62
(アブー・ダーウードとイブン・マージャの伝承 )

       ●      忙しい者の食事の仕方:
               しい者 食事の仕方:

 アナス(彼らにアッラーのご満悦あれ)は言いました:「アッラーの使徒
(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)のもとに、ナツメヤシの実が持って
来られました。預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は(その時彼
が従事していた仕事ゆえに)それを急いで(人々に)分配すると、それを手
早く食べました。」またズハイルの伝承にはこうあります:「せき立てられ
                                72
るように食べました。」(ムスリムの伝承 )

      ●       水の容器に蓋をし、寝る前にそこにアッラーの御名を唱えるこ
                容器に をし、   にそこにアッラーの御名を
                                   御名
     と:

 ジャービル・ブン・アブドッラー(彼らにアッラーのご満悦あれ)によれ
ば、アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:
「‐中略‐そして扉を閉め、アッラーの御名を唱えよ。そして灯りを消し、
アッラーの御名を唱えよ。また水袋(の口)を閉じ、アッラーの御名を唱え
よ。そしてそこに何かを載せるだけでもよいから、容器に蓋をし、アッラー
                                            82
の御名を唱えよ。」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承 )

       ●      使用人と
              使用人と共に食事すること:
                    食事すること:
                      すること

 アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者(彼に
アッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「使用人があなた方に食べ
物を(作り、それを)携えてやって来て、そして彼があなた方と共に座って

42
     。)8935(ーリーハブ=ルア・フーヒサ
52
           。)4402(ムリスム・フーヒサ
62

・ンナス、)7023(ドーウーダ・ーブア・ンナス・フーヒサ、)7773(ドーウーダ・ーブア・ンナス。承伝な正真
     。のものャジーマ・ンブイは章文。)0462(ャジーマ・ンブイ・フーヒサ、)3623(ャジーマ・ンブイ
                                       。)4402(ムリスム・フーヒサ 72
   。のものーリーハブ=ルアは章文)2102(ムリスム・フーヒサ、)0823(ーリーハブ=ルア・フーヒサ 82
食べないのなら、彼に(その量や状況に応じて)1食か2食分、あるいは1口か
2口分食べさせてやるのだ。彼は(それを調理するため)暑さや(火傷などの
                                                           92
)怪我を我慢したのであるから。」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承 )

       ●        夕食が用意されたら、イシャー(
                夕食が用意されたら、イシャー(夜の礼拝)を急がないこと:
                     されたら        礼拝)  がないこと:


アナス(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者(彼にアッラーから
の祝福と平安あれ)は言いました:「夕食が用意され、そしてイシャー(夜
の礼拝)が始まったら、先に夕食に取り掛かるのだ。」(アル=ブハーリー
                 03
とムスリムの伝承 )

       ●        皿からいかに食べるか:
                 からいかに食べるか:

 イブン・アッバース(彼らにアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者(
彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「食事する時は皿の上
の方からではなく、下の方(手前)から食べるのだ。というのも祝福は皿の
上の方から下って来るからである。」(アブー・ダーウードとイブン・マー
           13
ジャの伝承 )

       ●        食事をしたり、ミルクを飲んだりする時 言動:
                食事をしたり、ミルクを飲んだりする時の言動:
                  をしたり

 1-イブン・アッバース(彼らにアッラーのご満悦あれ)によれば、‐中
略‐アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:
「食事をする時は、こう言うのだ:“アッラーよ、これを私たちにとって祝
福深いものとして下さい。そしてこれよりよきものを私たちにお恵み下さい
。”また、ミルクを飲む時にはこう言うのだ:“アッラーよ、これを私たち
にとって祝福深いものとして下さい。そしてこれを私たちに、豊富にお恵み
下さい。(それ自体で)食べ物と飲み物の代わりになるのは、ミルクしかな
                                                           23
いのですから。”」(アブー・ダーウードとアッ=ティルミズィーの伝承 )


2-イブン・アッバース(彼らにアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者(
彼にアッラーからの祝福と平安あれ)はミルクを飲んだ後、水を持って来さ
せてうがいをしました。そして言いました:「ミルクには脂肪分があるから
                                   33
な。」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承 )

       ●        食後に
                食後に言う言葉:
                     言葉:




92
     。のものーリーハブ=ルアは章文。)3661(ムリスム・フーヒサ、)0645(ーリーハブ=ルア・フーヒサ
03
     。のものーリーハブ=ルアは章文。)755(ムリスム・フーヒサ、)3645(ーリーハブ=ルア・フーヒサ
13

・ンナス、)6023(ドーウーダ・ーブア・ンナス・フーヒサ、)2773(ドーウーダ・ーブア・ンナス。承伝な正真
    。のものドーウーダ・ーブアは章文。)0562(ャジーマ・ンブイ・フーヒサ、)7723(ャジーマ・ンブイ
23

・ンナス、)3713(ドーウーダ・ーブア・ンナス・フーヒサ、)0373(ドーウーダ・ーブア・ンナス。承伝な好良
ドーウーダ・ーブアは章文。)9472(ーィズミルィテ=ッア・ンナス・フーヒサ、)5543(ーィズミルィテ=ッア
                                                    。のもの
         。のものムリスムは章文。)853(ムリスム・フーヒサ、)112(ーリーハブ=ルア・フーヒサ 33
1-ムアーズ・ブン・アナス(彼らにアッラーのご満悦あれ)によれば、
アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「食
事を終えた後、“私の力が少しも介在しないところにおいて、この食事を私
にお恵みになられたアッラーにこそ全ての賞賛あれ。”と言った者は、それ
以前に犯した罪を赦されるであろう。」(アブー・ダーウードとイブン・マ
               43
ージャの伝承 )

 2-アブー・ウマーマ(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者(
彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は食事を終える時にこう言いました:
「限りない、素晴らしい、祝福された讃美で私たちの主アッラーを称えます
。私たちの主よ、(かれに対しての)讃美はこれで充分ということはなく、
またそれは途絶えることもなく、かつ不可欠です。」(アル=ブハーリーの
     53
伝承 )

 3-アブー・アイユーブ・アル=アンサーリー(彼にアッラーのご満悦あ
れ)は言いました:「アッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ
)は食べたか飲んだかした後には、こう言ったものでした:“食べさせ、飲
ませられ、そしてそれら(を摂取すること)を容易にされ、かつその(排泄
の)ための出口を創って下さったアッラーにこそ全ての賞賛あれ。”」(ア
                    63
ブー・ダーウードの伝承 )

 4-アナス(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「アッラーの使
徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は言いました:“実にアッラーは
、しもべが食べ物を食べて、それゆえにアッラーを賞賛することをお悦びに
なられる。あるいは(しもべが)飲み物を飲んで、それゆえにアッラーを賞
                                             73
賛することをお悦びになられる。”」(ムスリムの伝承 )

 5-「アッラーよ、あなたは(私たちに)食べさせ、飲ませ、(私たちを
)豊かにし、与え、導き、生かして下さいました。(全て)あなたがお恵み
になられたものゆえ、全ての賞賛はあなたにこそあるのです。」(アフマド
          83
の伝承 )

 6-アナス(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「アッラーの使
徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は言いました:“アッラーがお恵
みになったある恩恵に対して、しもべが「アッラーに全ての賞賛あれ」と言
えば、彼は彼の得たその恩恵よりももっとよいものを授かるであろう。”」
                         93
(イブン・マージャの伝承 )

          ●    客の入室と退出の頃合:
                 入室と退出の頃合:




43

・ンナス、)4933(ドーウーダ・ーブア・ンナス・フーヒサ、)3204(ドーウーダ・ーブア・ンナス。承伝な好良
    。のものドーウーダ・ーブアは章文。)6562(ャジーマ・ンブイ・フーヒサ、)5823(ャジーマ・ンブイ
                                     。)8545(ーリーハブ=ルア・フーヒサ 53
  。)1623(ドーウーダ・ーブア・ンナス・フーヒサ、)1583(ドーウーダ・ーブア・ンナス。承伝な正真 63
                                           。)4372(ムリスム・フーヒサ 73
     。照参)17(ハーヒサ=ッア・トラィスルィス=ッア。)21761(ドマフア・ドナスム。承伝な正真 83
          。)7603(ャジーマ・ンブイ・フーヒサ、)5083(ャジーマ・ンブイ・ンナス。承伝な好良 93
至高のアッラーは仰られました:
信仰する たちよ、預言者の
信仰する者たちよ、預言者の家に食事に呼ばれても、その準備がされるのを
  する者            食事に ばれても、その準備
                            準備がされるのを
待たずに入って来てはならない。そして(入りなさい、と)呼ばれた時に、
 たずに入って来てはならない。そして( りなさい、     ばれた時
初めて入るのだ。食事が終わったら解散し、くつろいで長話に耽ってはなら
 めて入るのだ。食事が わったら解散解散し くつろいで長話
                           長話に
ない・・・ (クルアーン33:53)

         ●   食事を振舞った者
             食事を振舞った者に対する、客のドゥアー(祈願):
                  った   する、  ドゥアー(祈願):


1-「アッラーよ、あなたが彼らにお恵みになったものにおいて、彼らを祝福
して下さい。そして彼らをお赦しになり、彼らにご慈悲をおかけ下さい。」
                04
(ムスリムの伝承 )


2-アナス(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者(彼にアッラーか
らの祝福と平安あれ)がサアド・ブン・ウバーダを訪問した時、彼(サアド
)はパンと油を持って来ました。預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あ
れ)はそれを食べると、こう言いました「あなた方のもとでサーイム
14
 たちがサウム(斎戒、いわゆる断食)を解き、正しくよき人々があなた方の
食べ物を食べ、あなた方に対し天使たちがお赦しを祈ってくれますように。
                                          24
」(アブー・ダーウードとイブン・マージャの伝承 )

      ●  飲み物を与えてくれた、あるいはそうしようとした者へのドゥ
              えてくれた、あるいはそうしようとした へのドゥ
                          しようとした者
     アー(祈願):
     アー(祈願):

与を物み飲に私てしそ。えまたみ恵を事食に者たし施を事食に私、よーラッア
     「
                       。えまたえ与を物み飲に者たえ
                        」(ムスリムの伝承 )  34




04
         。)2402(ムリスム・フーヒサ
14
     。とこの者う行をムウサりまつ:注者訳
24

・ンナス、)3623(ドーウーダ・ーブア・ンナス・フーヒサ、)4583(ドーウーダ・ーブア・ンナス。承伝な正真
                      。)8141(ャジーマ・ンブイ・フーヒサ、)7471(ャジーマ・ンブイ
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Ja 02 etiquette_of_food_and_drink

  • 1. 礼儀作法 2 - 飲食の礼儀作法 飲食の [ 日本語 ] – ムハンマド・ブン・イブラーヒーム・アッ= ムハンマド・ブン・イブラーヒーム・アッ=トゥワイジリー ¯ ¯ 翻訳者: サイード佐藤 翻訳者: サイード佐藤 : ¯ 校閲者: ファーティマ佐藤 校閲者: ファーティマ佐藤 : ¯ 海外ダアワ啓発援助オフィス組織(リヤド市ラブワ地区) 海外ダアワ啓発援助オフィス組織(リヤド市ラブワ地区) ダアワ啓発援助オフィス組織 地区 ¯ ¯ ¯ 1428 – 2007
  • 2. 2-飲食の礼儀作法 飲食の ● ムスリムの食物は合法的かつよいものであること: ムスリムの食物は合法的かつよいものであること: 食物 かつよいものであること 1-至高のアッラーは仰られました: 信仰する たちよ、われら(アッラーのこと)があなた方 信仰する者たちよ、われら(アッラーのこと)があなた方に与えたよきもの する者 を食べよ。そしてあなた方が本当にかれ(アッラー)を崇拝するのなら、か べよ。そしてあなた方 本当にかれ アッラー) 崇拝するのなら にかれ( するのなら、 れに感謝せよ。 感謝せよ れに感謝せよ。 (クルアーン2:172) 2-至高のアッラーはこう仰られました: トーラーと福音書 トーラーと福音書の中に記されているのを彼ら(啓典の民)が見出すところ 福音書の されているのを彼 啓典の 見出すところ の、文盲の使徒、預言者に従う者たち。彼こそは善を勧め悪を禁じ、彼らに 文盲の使徒、預言者に たち。 こそは善 よきものを合法なものとし、悪しき物を彼らに禁じる。 (クルアーン7:1 よきものを合法なものとし、 しき物 合法なものとし らに禁じる。 57) ● 食事前にアッラーの御名を 食事前にアッラーの御名を唱え、自分の手前にある物から手を にアッラーの御名 自分の手前にある から手 にある物 けること: 付けること: 1-ウマル・ブン・アビー・サラマ(彼にアッラーのご満悦あれ)は言い ました:「預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)時代、私は幼い子 供でした。そして私の手は、(食事の載っている)皿の上を(お目当ての物 を探して)さまよっていたものです。それでアッラーの使徒(彼にアッラー からの祝福と平安あれ)は私に言いました:“僕、アッラーの御名を唱える んだ。そして右手で、自分の手前の物から食べ始めるんだぞ。”そして私は 現在に至るまで、その食べ方に従っているのです。」(アル=ブハーリーと 1 ムスリムの伝承 ) 2-イブン・マスウード(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「 アッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は言いました:“食 事前にアッラーの御名を唱えることを忘れた者は、それを思い出した時にこ う唱えるのだ:「(この食事の)始まりと終わりに、アッラーの御名におい て。」そうすれば彼は新たに食事に向かい、被るはずだった悪しき物を回避 することが出来るのだ。”」(イブン・ヒッバーンとイブン・アッ=スンニ 2 ーの伝承 ) ● 右手で飲食すること: 右手で飲食すること: すること イブン・ウマル(彼らにアッラーのご満悦あれ)によれば、アッラーの使 で手右は時るべ食 徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「 がそこ)魔悪(ンータイャシものういと。だのむ飲で手右は時む飲てしそ。よべ食 。らかだのむ飲で手左、べ食で手左 」(ムスリムの伝承 ) 3 ● 飲んでいる時、容器の外で息をつくこと: んでいる時 容器の をつくこと: 1 。のものーリーハブ=ルアは章文。)2202(ムリスム・フーヒサ、)6735(ーリーハブ=ルア・フーヒサ 2 ・トラィスルィス=ッア。)164(ーニンス=ッア・ンブイ、)3125(ンーバッヒ・ンブイ・フーヒサ。承伝な正真 。照参)891(ハーヒサ=ッア 。)0202(ムリスム・フーヒサ 3
  • 3. アナス(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「アッラーの使徒( 彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は(何かを)飲む時、3度呼吸を置いた ものでした。そしてこう言いました:“(これは)最も潤わせ、(渇きの苦 しみを)癒し、喉心地のよいものである。”」(アル=ブハーリーとムスリ 4 ムの伝承 ) ● 他人に ませる方法: 他人に飲ませる方法: 方法 アナス・ブン・マーリク(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、アッラー の使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)のところに、水で薄められた 乳が運ばれて来ました。彼の右側にはベドウィンの男、左側にはアブー・バ クルがいましたが、彼は自らそれを飲んでから、それをベドウィンの男に渡 しました。そしてこう言いました:“右から右に(優先的に回すのだ)。” 5 」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承 ) ● 立って飲まないこと: って飲まないこと: 1-アブー・サイード・アル=フドゥリー(彼にアッラーのご満悦あれ) によれば、預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は立ちながら飲む 6 ことを禁じました。(ムスリムの伝承 ) 2-アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者( 彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は立ちながら飲んでいる男を見て、こ う言いました:「“それをやめよ。”(男は)言いました:“なぜですか? ”(預言者は)言いました:“猫と一緒に(何か)飲んだら、嬉しいか?” (男は)言いました:“いいえ。”(預言者は)言いました:“(今しがた )あなたと一緒に飲んだのは、それより悪いもの、つまりシャイターン(悪 7 魔)なのだ。”」(アフマドとアッ=ダーリミーの伝承 ) ● 金や銀製の器で飲食しないこと: 銀製の 飲食しないこと: しないこと フザイファ(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「私は預言者( 彼にアッラーからの平安と祝福あれ)がこう言うのを聞きました:“絹や錦 をまとってはならない。そして金や銀で出来た器で飲んだり、食べたりして はならない。それらは現世において彼ら(不信仰者たち)のものであり、来 世においては私たちのためのものであるからなのだ。”」(アル=ブハーリ 8 ーとムスリムの伝承 ) ● 食事の仕方: 食事の仕方: 4 。のものムリスムは章文。)8202(ムリスム・フーヒサ、)1365(ーリーハブ=ルア・フーヒサ 5 。のものムリスムは章文。)9232(ムリスム・フーヒサ、)2532(ーリーハブ=ルア・フーヒサ 6 。)5202(ムリスム・フーヒサ 7 =ッア・トラィスルィス=ッア。)2502(ーミリーダ=ッア・ンナス、)0997(ドマフア・ドナスム。承伝な正真 。照参)571(ハーヒサ 。のものーリーハブ=ルアは章文。)7602(ムリスム・フーヒサ、)6245(ーリーハブ=ルア・フーヒサ 8
  • 4. 1-カアブ・ブン・マーリク(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました :「アッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は3本の指で食べ 、(食べ終わった後には)手を拭く前にそれらをなめたものでした。」(ム 9 スリムの伝承 ) 2-アナス(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、アッラーの使徒(彼にア ッラーからの平安と祝福あれ)は食事する時には、3本の指をなめたものでし た。またこう言ったものでした:「もし1口分(の食事)が(床や地面に)落 ちてしまったら、汚れを取り除いて食べるのだ。シャイターン(悪魔)のた めにそれを残してはならない。」そして(アッラーの使徒は)器を(最後ま で)綺麗に食べることを命じました。彼は言ったものです:「あなた方は食 01 物のどこに祝福があるか分からないのだ。」(ムスリムの伝承 ) 3-イブン・ウマル(彼らにアッラーのご満悦あれ)は言いました:「ア ッラーの使徒(彼は、同席の者たちの許可なしにナツメヤシの実を2ついっぺ んに食べることを禁じられました。」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承 11 ) 4-アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者( 彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「あなた方は右手で飲 食し、右手で物の受け渡しをするのだ。というのもシャイターン(悪魔)こ そは左手で飲食し、左手で物の受け渡しをするからである。」(イブン・マ 21 ージャの伝承 ) ● 食べる分量: べる分量: 分量 ミクダーム・ブン・マァディー・カリブ(彼にアッラーのご満悦あれ)は 言いました:「私は、アッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ )がこう言うのを聞きました:“人間が満たす最悪の器とは、その胃に他な らない。アーダムの子ら(人類)は、背中を真っ直ぐに支えるだけの(少量 の)食事で十分なのである。しかしもしやむを得ない場合には、(胃の)3分 の1を食事に、そしてもう3分の1を飲み物に、そしてもう3分の1を(空っぽの ままにして)呼吸のために当てるのだ。”」(アッ=ティルミズィーとイブ 31 ン・マージャの伝承 ) ● 食事に難癖を けないこと: 食事に難癖を付けないこと: アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「預言者 (彼にアッラーからの平安と祝福あれ)が食べ物に難癖を付けることは、全 9 。)2302(ムリスム・フーヒサ 01 。)4302(ムリスム・フーヒサ 11 。のものムリスムは章文。)5402(ムリスム・フーヒサ、)5542(ーリーハブ=ルア・フーヒサ 21 ルィス=ッア。)3462(ャジーマ・ンブイ・ンナス・フーヒサ、)6623(ャジーマ・ンブイ・ンナス。承伝な正真 。照参)6321(ハーヒサ=ッア・トラィス 31 ナス、)9391(ーィズミルィテ=ッア・ンナス・フーヒサ、)0832(ーィズミルィテ=ッア・ンナス。承伝な正真 のーィズミルィテ=ッアは章文。)4072(ャジーマ・ンブイ・ンナス・フーヒサ、)9433(ャジーマ・ンブイ・ン 。のも
  • 5. くありませんでした。おいしければ食べ、気に入らない時は手を付けません 41 でした。」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承 ) ● 食べ過ぎないこと: ぎないこと: イブン・ウマル(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者は言いま した:「不信仰者は7本の腸(が満たされるま)で食べるが、信仰者は腸1本 (を満たすほどに)食するのみである。」(アル=ブハーリーとムスリムの 51 伝承 ) ● 食事をご馳走し それにより人 慰安させることの徳 食事をご馳走し、それにより人を慰安させることの徳: をご馳走 させることの 1-ジャービル・ブン・アブドッラー(彼らにアッラーのご満悦あれ)は 言いました:「私はアッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ) がこう言うのを聞きました:“1人分の食事は2人(が食べるの)に十分であ り、2人分の食事は4人(が食べるの)に十分であり、4人分の食事は8人(が 61 食べるの)に十分なのである。”」(ムスリムの伝承 ) 2-アブドッラー・ブン・アムル(彼らにアッラーのご満悦あれ)によれ ば、ある男が預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)に訊ねました: 「“イスラームにおける最善(の特質、行為)とは何ですか?”(預言者は )言いました:“食事をご馳走し、知る者にも知らない者にも挨拶すること 71 である。”」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承 ) 3-アブー・アイユーブ・アル=アンサーリー(彼にアッラーのご満悦あ れ)は言いました:「アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ )は食べ物が持って来られるとそれを食べ、そして余った分を私に送ってく 81 れたものでした。」(ムスリムの伝承 ) ● 食事を えること: 食事を称えること: ジャービル・ブン・アブドッラー(彼らにアッラーのご満悦あれ)によれ ば、預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)はパンと付け合せにする おかずを家族に求めました。すると(彼の家族は)言いました:「“(今) 私たちのもとには酢しかありません。”すると彼はそれを持って来させると 、それでパンを食べ始めました。そして言いました:“酢は何とよき食事で 91 あろう。酢は何とよき食事であろう。”」(ムスリムの伝承 ) ● 飲み物の中に息を吹き込まないこと: まないこと: アブー・サイード・アル=フドゥリー(彼にアッラーのご満悦あれ)は言 いました:「アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)はコッ 41 。のものーリーハブ=ルアは章文。)4602(ムリスム・フーヒサ、)9045(ーリーハブ=ルア・フーヒサ 51 。のものムリスムは章文。)0602(ムリスム・フーヒサ、)3935(ーリーハブ=ルア・フーヒサ 61 。)9502(ムリスム・フーヒサ 71 。のものーリーハブ=ルアは章文。)93(ムリスム・フーヒサ、)6326(ーリーハブ=ルア・フーヒサ 81 。)3502(ムリスム・フーヒサ 91 。)2502(ムリスム・フーヒサ
  • 6. プの割れ目から飲むこと、そして飲み物の中に息を吹き込むことを禁じられ 02 ました。」(アブー・ダーウードとアッ=ティルミズィーの伝承 ) ● 飲み物を注ぐ者自身が飲む順番は、最後であること: 者自身が 順番は 最後であること: であること アブー・クターダ(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「アッラ ーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は私たちに説教しました。 ‐中略‐そして言いました:“人々に飲み物を注ぐ者は、彼らの中で最後に 12 (それを)飲む者である。”」(ムスリムの伝承 ) ● 集まって食事すること: まって食事すること: 食事すること ワハシー・ブン・ハルブがその父、その父がその祖父から伝えるところに よれば、預言者の教友たち(彼らにアッラーのご満悦あれ)はこう言いまし た:「“アッラーの使徒よ、私たちは食べても満腹しません。”(預言者は )言いました:“あなた方は別々に食べるのであろう。”(彼らは)言いま した:“はい。”(預言者は)言いました:“集まって食事するのだ。そし て食事の際にアッラーの御名を唱えよ。(アッラーは)あなた方のためにそ れに祝福を与えて下さるであろう。”」(アブー・ダーウードとイブン・マ 22 ージャの伝承 ) ● 客人をもてなし、 客人をもてなし、自ら仕えること: をもてなし えること: 1-至高のアッラーは仰られました: あなたに、イブラーヒームの貴 客人たちのたちの話 わったであろう。 あなたに、イブラーヒームの貴い客人たちの話は伝わったであろう。彼らは のもとを訪れると挨拶 挨拶し イブラーヒーム) った:「あなた方 :「あなた 彼のもとを訪れると挨拶し、彼(イブラーヒーム)も言った:「あなた方に も平安あれ。見慣れぬ方々よ。」そして彼は家族のもとへ赴くと、太った子 平安あれ 見慣れぬ あれ。 れぬ方 。」そして そして彼 家族のもとへ くと、 った子 のもとへ赴 牛(の肉)を携えて来た。そしてそれを彼らに差し出したが、(彼らがそれ えて来 そしてそれを彼らに差 したが、( 、(彼 けようとしないのを見 った:「 べないのですか?」 :「食 に手を付けようとしないのを見て)言った:「食べないのですか?」 (ク ルアーン51:24-27) 2-アブー・シュライフ・アル=カァビー(彼にアッラーのご満悦あれ) によれば、アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いま した:「アッラーと最後の日を信じる者は、客人をもてなすのだ。(最初の )1昼夜は丁重にもてなし、2日目と3日目は通常のもてなし方をし、その後( のもてなし)はサダカ(慈善行為)である。そして客は、主人が当惑するま 32 で滞在することを許されない。」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承 ) ● 食事中の 食事中の座り方: 02 ・ンナス、)5613(ドーウーダ・ーブア・ンナス・フーヒサ、)2273(ドーウーダ・ーブア・ンナス。承伝な正真 ドーウーダ・ーブアは章文。)8351(ーィズミルィテ=ッア・ンナス・フーヒサ、)7881(ーィズミルィテ=ッア 。のもの 。)186(ムリスム・フーヒサ 12 22 ・ンナス、)9313(ドーウーダ・ーブア・ンナス・フーヒサ、)4673(ドーウーダ・ーブア・ンナス。承伝な好良 。のものドーウーダ・ーブアは章文。)7562(ャジーマ・ンブイ・ンナス・フーヒサ、)6823(ャジーマ・ンブイ 。のものーリーハブ=ルアは章文。)84(ムリスム・フーヒサ、)5316(ーリーハブ=ルア・フーヒサ 32
  • 7. 1-アブー・ジュハイファ(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました: 「アッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は言いました:“ 42 私は寄りかかりながら食べない。”」(アル=ブハーリーの伝承 ) 2-アナス(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「私は預言者(彼に アッラーからの祝福と平安あれ)が臀部を床に付けて両膝を立てながら座り 52 、ナツメヤシの実を食べているのを見ました。」(ムスリムの伝承 ) 3-アブドッラー・ブン・ブスル(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました :「ある時預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)に羊が1頭贈られま した。アッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は両膝をつい てそれを食べましたが、(それを見た)ベドウィンの男は言いました:“そ の座り方は何だ?”すると(預言者は)言いました:“アッラーは私を慎み 深いしもべとされたのであり、高慢で頑迷な者とはされなかったのだ。”」 62 (アブー・ダーウードとイブン・マージャの伝承 ) ● 忙しい者の食事の仕方: しい者 食事の仕方: アナス(彼らにアッラーのご満悦あれ)は言いました:「アッラーの使徒 (彼にアッラーからの祝福と平安あれ)のもとに、ナツメヤシの実が持って 来られました。預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は(その時彼 が従事していた仕事ゆえに)それを急いで(人々に)分配すると、それを手 早く食べました。」またズハイルの伝承にはこうあります:「せき立てられ 72 るように食べました。」(ムスリムの伝承 ) ● 水の容器に蓋をし、寝る前にそこにアッラーの御名を唱えるこ 容器に をし、 にそこにアッラーの御名を 御名 と: ジャービル・ブン・アブドッラー(彼らにアッラーのご満悦あれ)によれ ば、アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました: 「‐中略‐そして扉を閉め、アッラーの御名を唱えよ。そして灯りを消し、 アッラーの御名を唱えよ。また水袋(の口)を閉じ、アッラーの御名を唱え よ。そしてそこに何かを載せるだけでもよいから、容器に蓋をし、アッラー 82 の御名を唱えよ。」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承 ) ● 使用人と 使用人と共に食事すること: 食事すること: すること アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者(彼に アッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「使用人があなた方に食べ 物を(作り、それを)携えてやって来て、そして彼があなた方と共に座って 42 。)8935(ーリーハブ=ルア・フーヒサ 52 。)4402(ムリスム・フーヒサ 62 ・ンナス、)7023(ドーウーダ・ーブア・ンナス・フーヒサ、)7773(ドーウーダ・ーブア・ンナス。承伝な正真 。のものャジーマ・ンブイは章文。)0462(ャジーマ・ンブイ・フーヒサ、)3623(ャジーマ・ンブイ 。)4402(ムリスム・フーヒサ 72 。のものーリーハブ=ルアは章文)2102(ムリスム・フーヒサ、)0823(ーリーハブ=ルア・フーヒサ 82
  • 8. 食べないのなら、彼に(その量や状況に応じて)1食か2食分、あるいは1口か 2口分食べさせてやるのだ。彼は(それを調理するため)暑さや(火傷などの 92 )怪我を我慢したのであるから。」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承 ) ● 夕食が用意されたら、イシャー( 夕食が用意されたら、イシャー(夜の礼拝)を急がないこと: されたら 礼拝) がないこと: アナス(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者(彼にアッラーから の祝福と平安あれ)は言いました:「夕食が用意され、そしてイシャー(夜 の礼拝)が始まったら、先に夕食に取り掛かるのだ。」(アル=ブハーリー 03 とムスリムの伝承 ) ● 皿からいかに食べるか: からいかに食べるか: イブン・アッバース(彼らにアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者( 彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「食事する時は皿の上 の方からではなく、下の方(手前)から食べるのだ。というのも祝福は皿の 上の方から下って来るからである。」(アブー・ダーウードとイブン・マー 13 ジャの伝承 ) ● 食事をしたり、ミルクを飲んだりする時 言動: 食事をしたり、ミルクを飲んだりする時の言動: をしたり 1-イブン・アッバース(彼らにアッラーのご満悦あれ)によれば、‐中 略‐アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました: 「食事をする時は、こう言うのだ:“アッラーよ、これを私たちにとって祝 福深いものとして下さい。そしてこれよりよきものを私たちにお恵み下さい 。”また、ミルクを飲む時にはこう言うのだ:“アッラーよ、これを私たち にとって祝福深いものとして下さい。そしてこれを私たちに、豊富にお恵み 下さい。(それ自体で)食べ物と飲み物の代わりになるのは、ミルクしかな 23 いのですから。”」(アブー・ダーウードとアッ=ティルミズィーの伝承 ) 2-イブン・アッバース(彼らにアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者( 彼にアッラーからの祝福と平安あれ)はミルクを飲んだ後、水を持って来さ せてうがいをしました。そして言いました:「ミルクには脂肪分があるから 33 な。」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承 ) ● 食後に 食後に言う言葉: 言葉: 92 。のものーリーハブ=ルアは章文。)3661(ムリスム・フーヒサ、)0645(ーリーハブ=ルア・フーヒサ 03 。のものーリーハブ=ルアは章文。)755(ムリスム・フーヒサ、)3645(ーリーハブ=ルア・フーヒサ 13 ・ンナス、)6023(ドーウーダ・ーブア・ンナス・フーヒサ、)2773(ドーウーダ・ーブア・ンナス。承伝な正真 。のものドーウーダ・ーブアは章文。)0562(ャジーマ・ンブイ・フーヒサ、)7723(ャジーマ・ンブイ 23 ・ンナス、)3713(ドーウーダ・ーブア・ンナス・フーヒサ、)0373(ドーウーダ・ーブア・ンナス。承伝な好良 ドーウーダ・ーブアは章文。)9472(ーィズミルィテ=ッア・ンナス・フーヒサ、)5543(ーィズミルィテ=ッア 。のもの 。のものムリスムは章文。)853(ムリスム・フーヒサ、)112(ーリーハブ=ルア・フーヒサ 33
  • 9. 1-ムアーズ・ブン・アナス(彼らにアッラーのご満悦あれ)によれば、 アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「食 事を終えた後、“私の力が少しも介在しないところにおいて、この食事を私 にお恵みになられたアッラーにこそ全ての賞賛あれ。”と言った者は、それ 以前に犯した罪を赦されるであろう。」(アブー・ダーウードとイブン・マ 43 ージャの伝承 ) 2-アブー・ウマーマ(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者( 彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は食事を終える時にこう言いました: 「限りない、素晴らしい、祝福された讃美で私たちの主アッラーを称えます 。私たちの主よ、(かれに対しての)讃美はこれで充分ということはなく、 またそれは途絶えることもなく、かつ不可欠です。」(アル=ブハーリーの 53 伝承 ) 3-アブー・アイユーブ・アル=アンサーリー(彼にアッラーのご満悦あ れ)は言いました:「アッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ )は食べたか飲んだかした後には、こう言ったものでした:“食べさせ、飲 ませられ、そしてそれら(を摂取すること)を容易にされ、かつその(排泄 の)ための出口を創って下さったアッラーにこそ全ての賞賛あれ。”」(ア 63 ブー・ダーウードの伝承 ) 4-アナス(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「アッラーの使 徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は言いました:“実にアッラーは 、しもべが食べ物を食べて、それゆえにアッラーを賞賛することをお悦びに なられる。あるいは(しもべが)飲み物を飲んで、それゆえにアッラーを賞 73 賛することをお悦びになられる。”」(ムスリムの伝承 ) 5-「アッラーよ、あなたは(私たちに)食べさせ、飲ませ、(私たちを )豊かにし、与え、導き、生かして下さいました。(全て)あなたがお恵み になられたものゆえ、全ての賞賛はあなたにこそあるのです。」(アフマド 83 の伝承 ) 6-アナス(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「アッラーの使 徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は言いました:“アッラーがお恵 みになったある恩恵に対して、しもべが「アッラーに全ての賞賛あれ」と言 えば、彼は彼の得たその恩恵よりももっとよいものを授かるであろう。”」 93 (イブン・マージャの伝承 ) ● 客の入室と退出の頃合: 入室と退出の頃合: 43 ・ンナス、)4933(ドーウーダ・ーブア・ンナス・フーヒサ、)3204(ドーウーダ・ーブア・ンナス。承伝な好良 。のものドーウーダ・ーブアは章文。)6562(ャジーマ・ンブイ・フーヒサ、)5823(ャジーマ・ンブイ 。)8545(ーリーハブ=ルア・フーヒサ 53 。)1623(ドーウーダ・ーブア・ンナス・フーヒサ、)1583(ドーウーダ・ーブア・ンナス。承伝な正真 63 。)4372(ムリスム・フーヒサ 73 。照参)17(ハーヒサ=ッア・トラィスルィス=ッア。)21761(ドマフア・ドナスム。承伝な正真 83 。)7603(ャジーマ・ンブイ・フーヒサ、)5083(ャジーマ・ンブイ・ンナス。承伝な好良 93
  • 10. 至高のアッラーは仰られました: 信仰する たちよ、預言者の 信仰する者たちよ、預言者の家に食事に呼ばれても、その準備がされるのを する者 食事に ばれても、その準備 準備がされるのを 待たずに入って来てはならない。そして(入りなさい、と)呼ばれた時に、 たずに入って来てはならない。そして( りなさい、 ばれた時 初めて入るのだ。食事が終わったら解散し、くつろいで長話に耽ってはなら めて入るのだ。食事が わったら解散解散し くつろいで長話 長話に ない・・・ (クルアーン33:53) ● 食事を振舞った者 食事を振舞った者に対する、客のドゥアー(祈願): った する、 ドゥアー(祈願): 1-「アッラーよ、あなたが彼らにお恵みになったものにおいて、彼らを祝福 して下さい。そして彼らをお赦しになり、彼らにご慈悲をおかけ下さい。」 04 (ムスリムの伝承 ) 2-アナス(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者(彼にアッラーか らの祝福と平安あれ)がサアド・ブン・ウバーダを訪問した時、彼(サアド )はパンと油を持って来ました。預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あ れ)はそれを食べると、こう言いました「あなた方のもとでサーイム 14 たちがサウム(斎戒、いわゆる断食)を解き、正しくよき人々があなた方の 食べ物を食べ、あなた方に対し天使たちがお赦しを祈ってくれますように。 24 」(アブー・ダーウードとイブン・マージャの伝承 ) ● 飲み物を与えてくれた、あるいはそうしようとした者へのドゥ えてくれた、あるいはそうしようとした へのドゥ しようとした者 アー(祈願): アー(祈願): 与を物み飲に私てしそ。えまたみ恵を事食に者たし施を事食に私、よーラッア 「 。えまたえ与を物み飲に者たえ 」(ムスリムの伝承 ) 34 04 。)2402(ムリスム・フーヒサ 14 。とこの者う行をムウサりまつ:注者訳 24 ・ンナス、)3623(ドーウーダ・ーブア・ンナス・フーヒサ、)4583(ドーウーダ・ーブア・ンナス。承伝な正真 。)8141(ャジーマ・ンブイ・フーヒサ、)7471(ャジーマ・ンブイ 。)5502(ムリスム・フーヒサ 34