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Chapter 9
一歩進んだ文法
StanとRでベイズ統計モデリング
解説するのは;小杉考司
/71
自己紹介
• 小杉考司(こすぎこうじ)@kosugitti
• 山口大学教育学部小学校コース心理学選修所属
• 専門;社会心理学,心理統計
2
/71
お品書き
• 9.1 Stanで利用できる変数の型とインデックス
• 9.5 エラーとその対処法
• 9.2 ベクトル型の活用による高速化
• 9.3 ベクトル型・マトリックス型を使ったモデル
• 9.4 型でパラメタに制約を入れる方法
3
9.1 Stanで利用できる変
数の型とインデックス
/71
9.1 型とインデックス
• 大前提;「今からどういう変数を使いますよ」「パラメ
ータはこんなですよ」をブロックの冒頭で宣言してから
でないと使えない
5
BasicやRなどでは「事前通知」なしでいける親切?設計
CやC++など宣言が必要な言語の方が多い
メモリの節約など機械にとってはこちらの方が安心
/71
9.1 型とインデックス
• 型;データやパラメータを扱う形式のこと
• スカラー,ベクトル,マトリックス・・・
• 多次元だと「配列」;X[n,m,l,k,...]
6
サイズ感が大事
(後述)
/71
9.1 型とインデックス
• 一次元の配列とベクトルはどう違うのか?
• 二次元の配列とベクトルは何が違うのか?
7
どちらも与える
データは同じ…
/71
9.1 型とインデックス
• 行の対応関係が保持される/セットとして受け付ける
8ざっくりあたえる セットを与える
/71
9.1 型とインデックス
• ベクトル型/マトリックス型の利点
• 行列関数などが用意されているので高速化できる
• 配列型の利点
• vectorが1次元,matrixが2次元に限定されているのに対し,
配列は自由
• int型ベクトルというのはない
9
intを書くところがそもそもない
/71
変数の宣言例と解説
10
型の例 宣言例 説明
整数 int N 整数
実数 real Y 実数
整数の配列 int Y[N] N個ある整数
実数の配列 real Y[N,M,L]
N×M×L個の実数からなる
配列
表9.1 上の部分
/71
変数の宣言例と解説
11
型の例 宣言例 説明
ベクトル vector[K] Y 1個の長さKベクトル
ベクトルの配列 vector[K] Y[N] N個の長さKベクトル
ベクトルの配列 vector[K] Y[N,M] N×M個の長さKベクトル
行列 matrix[J,K] X 1個のJ×K行列
行列の配列 matrix[J,K] X[N] N個のJ×K行列
表9.2 下の部分
1
2
3
4
5
/71
変数の宣言例と解説
12
表9.2 下の部分
・・・
ex)K個の質問に
答えるN人の回答者
※個人の中でネスト
されているのでベクトル
として対応させた方が良い
1
2
/71
変数の宣言例と解説
13
表9.2 下の部分
・・・
M個の対象についてN人の人が
K個の質問に答える
・・・
・・・
ex)6項目(からい,スッキリ,コク…)で
3個の銘柄(キリン,アサヒ,サッポロ)
を200人に評定してもらいます
3
/71
変数の宣言例と解説
14
表9.2 下の部分
ex)誰が誰のことが
好きだと思うか,と
いう調査をみんなに
する
4
5
/71
変数へのアクセス
15
表9.4 StanにおけるIndexの利用例
宣言例 宣言例 得られる型
real Y[3]
Y[2] real
Y[2:3] real[2]
real Y[N,M,L] Y[n] real[M,L]
vector[K] V
V[k] real
V[1:(K-1)] vector[K-1]
vector[K] V[N]
V[n] vector[K]
V[n,k] real
K
K-1
注意
/71
変数へのアクセス
16
表9.4 StanにおけるIndexの利用例
宣言例 宣言例 得られる型
matrix[J,K] X
X[j]
row_vector[K]X[j,]
X[j,:]
X[j,k] real
X[,k] vector[J]
X[1:2,1:2] matrix[2,2]
matrix[J,K] X[N] X[n] matrix[J,K]
J×K
J
J×K
j,k
,k
J×K
2×2
/71
J×K
アクセスの特徴(p.150)
• vector[K] Vとint Index[J] → V[Index] から vector[J]
• Stanのmatrix型は列優先
• 並びに注意(K→L)
• row_vectorへのアクセスはrow_vector型で
17
V
…
個
V
注
J×K
k
↓
J→
J→
J→
行列演算をしなければ
扱うデータの形は同じ
/71
9.1.3. RからStanに渡す時
• 基本的にlist型で渡した方がエラーには出くわしにくい
• あるいはRの配列array型
• data.frame型を渡してエラーになることも
• サイズは合っているんだけど,型が合ってない(一次元配列
にdata.frameを渡しちゃった場合など)
18
9.5 エラーとその対処法
/71
9.5.1 int型のパラメータ
• Stanの最大の弱点,それはint型のパラメータを宣言でき
ないことである。
• Stanのアルゴリズムに依る
• 連続分布の勾配を使って効率の良いサンプリングを
するアルゴリズムを採用しているから
• JAGSはできる
20
今月中に出ます!
Amazonで
予約受付中
ch14がStanの章
/71
9.5.2 NAを渡せない
• Stanの二番目の弱点,それは欠損値を渡せないこと
• コードを工夫してやれば問題ない
• 縦長コードにしてna.omitし,完全なデータだけ渡す
ようにする
• NA部分にindexをつけてパラメータとして推定する
• JAGSは自動的にパラメータと思って推定してくれる・・・
23
今月中に出ます!
Amazonで
予約受付中
ch8がJAGSの章
ch7のMCMCも
読み応えありますよ
/71
9.5 エラーとその対処
• 教えていて出てくるエラー/警告トップ3
25
バージョンあってません問題
このあと
rstudioapiパッケージ
ないよと言われるまでが
ワンセット
/71
9.5 エラーとその対処
• 教えていて出てくるエラー/警告トップ3
26空の14行目が要る=13行目の後ろで改行
/71
9.5 エラーとその対処
• 教えていて出てくるエラー/警告トップ3
27
この中に三種類の間違いがあります
どこでしょう?!
C言語的にあり得へんエラー出てます問題
/71
9.5 エラーとその対処
28
大文字と小文字
まさかの「1(いち)」
スペルミス!
/71
9.5 エラーとその対処
29
正解一応ハイライトされてます
/71
こんなエラーも
• 文法的には間違えていない=コンパイルは通るが,サン
プリングができない。
30
/71
そのほかのエラー①
31
Macだと少し不親切・・・
セミコロン忘れちゃってますよ問題
忘れている次の行が検出される
/71
そのほかのエラー②
32
Macだと少し不親切・・・
ない変数使いましたよ問題
/71
そのほかのエラー③
33
Macだと少し不親切・・・
宣言していない変数使いましたよ問題
/71
そのほかのエラー④と⑤
34
整数型=離散型パラメータは
Stanでは使えない
Macだと少し不親切・・・
ベクトルのサイズを指定する
場所を間違えている
/71
そのほかのエラー⑥
35
Macだと少し不親切・・・
modelブロックで代入「=」を使った
/71
そのほかのエラー⑦
36
Macだと少し不親切・・・
intをintで割ってるよ問題
丸められますけど?と警告してくれている
/71
警告など①
37
transformされたパラメータに対して
サンプリングをさせると警告が出る
(non-fatal)
警告など②
初期値が却下されました
(-2,2)の範囲で初期化
しようとしたけどさ
?
stan坊や迷子問題
/71
余談;MCMCのイメージ
• MCMCサンプリングはパラメータが同時に成立する可能
性のある組み合わせをたくさんとってくること
• 確率空間をstan坊やが走り回って値を持ってくるイメージ
39
同時確率空間
鎖1
鎖2
鎖3
SAS小僧 vs Stan坊や
/71
余談;MCMCのイメージ
• 適当な広さでないと,坊やたちはど
こまでも行ってしまって帰ってこな
い
• 適切に条件を定めてやらないと坊や
たちはなんでも拾って来てしまう
• 複雑な地形になると,坊やたちの探
す時間がかかってしまう
41
そのための宣言(上限・下限など)
そのための事前分布
警告など③
・スケールパラメータが無限大になっちゃったよ 368回
・位置パラメータが無限大になっちゃったよ 26回
・スケールパラメータが0になっちゃったよ 1回
9.2 ベクトル型の活用
による高速化
/71
9.1 型とインデックス
• ベクトル型/マトリックス型の利点
• 行列関数などが用意されているので高速化できる
• 配列型の利点
• vectorが1次元,matrixが2次元に限定されているのに対し,
配列は自由
• int型ベクトルというのはない
44
intを書くところがそもそもない
再掲
/71
ベクトル化の基本
• それはもう高速化はありがたいですよ。
• まずはベクトル化を考えず,読みやすくて動くコードを
書こう。それができてから,ベクトル化できるところは
やっていく,という順番。
• ベクトル化バージョンを作る際は「動く」バージョン
も残しておこう!
45
model9-1.stan model9-2.stan
/7146
model9-1.stan model9-2.stan
Nの位置に注意
/71
速さのひみつ
47
=
=
=
=
for文を書き下すと
=
N回の計算 1回の計算
/71
速さのひみつ
48
realsはreal型,vector型,row_vector型,real型一次元配列を許す
real型として受け取っている vector型として受け取っている
!
/71
normal_lpdfの引数の
型による挙動
49
yの型 muの型 sigmaの型 等価の表現
実数 実数 実数 y~normal(mu,sigma)
ベクトル 実数 実数
for(n in 1:N)
y[n]~normal(mu,sigma);
実数 ベクトル 実数
for(n in 1:N)
y~normal(mu[n],sigma);
ベクトル ベクトル 実数
for(n in 1:N)
y[n]~normal(mu[n],sigma);
ベクトル ベクトル ベクトル
for(n in 1:N)
y[n]~normal(mu[n],sigma[n]);
表9.6
/71
ベクトル化していこう
• ベクトル化はmodelブロックから考えていく
1. for文の中でサンプリングしているところを見つける
2. マニュアルでベクトル化しているかチェック
3. dataやparametersブロックをベクトル化
50
9.2.2 ベクトル化の応用例-その1
/7151
まずはここから
for文が怪しい
/7152
ベクトル化してみた
.* は要素ごとの掛け算を行う演算子
これでベクトル化できた⭐︎
それに合わせて
他のブロックも
変更する
matrix型の宣言
Y mu
to_vector関数
Y mu↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
ベクトルとしてアクセスする
model8-7b.stan
exp/logなどベクトル化対応関数を使う技!
9.3 ベクトル型の活用
による高速化
/71
9.3 vector型・matrix型を使っ
たモデル
56
多変量正規分布
共分散行列型
10.2.4弱情報事前分布
も参照のこと
/71
応用的な変数の型
• cov_matrix, corr_matrix型
• 分散共分散型,相関行列型
• 正定値行列(全ての固有値が正)を仮定している
• cholesky_factor_cov, cholesky_factor_corr型
• 共分散/相関行列をコレスキー分解したもの。
57
Cov/R 正方・対称行列
正方なのでサイズ
指定は一つでOK
Cov/R
=
L
L’
/71
• 行列はサイズ感が大事
58
=
同じであること
出来上がりは外側
• 行列の積のルールとサイズ感
行方向 列方向
=
/71
行列を使って考えましょう
• 重回帰分析を行列表現する
59
Y
= b0
X1 X2 X3
b1 b2 b3+ + + = b0
b1
b2
b3
X1 X2 X3
1
1
1
1
1
行列計算の基礎
=
同じであること
出来上がりは外側
/71
行列を使って考えましょう
60
の行列
のベクトル
のベクトル
ベクトル化された表現
行列のサイズ感
9.4 型でパラメタに
制約を入れる方法
/71
9.4 型でパラメータに制約を
• MCMCサンプリングはパラメータが同時に成立する可能
性のある組み合わせをたくさんとってくること
• 確率空間をstan坊やが走り回って値を持ってくるイメージ
62
同時確率空間
鎖1
鎖2
鎖3
/71
9.4 型でパラメータに制約を
63
鎖1
鎖2
鎖3
upper
lower
<lower=0,upper=1>
などで上限・下限を制約
ordered/simplexなどで
持ってくるものを制約
/71
9.4 型でパラメータに制約を
• simplex型は「0から1の範囲」で「合計が1」なので確率
とみなせる
• categorical分布のパラメータなどで使う
• unit_vector型は各要素の二乗の合計が1の単位ベクトル
• ordered型は要素が小さい順に並ぶベクトル
• positive_ordered型は各要素が正のordered型
64
/71
9.4 型で制約出来ない場合
• 「0から1の範囲」で大きい順に並べたい
• ordered型で「順に並べる」を考える
• transformed parametersでinv_logitし「0から1の範囲」を達
成しつつ,順を逆転する
65
/71
9.4 型で制約出来ない場合
• 切断されたような分布の場合
• upperやlowerで切るだけ
• 分散の事前分布には半コーシーや半t分布を使いますよね
66
/71
9.4 型で制約出来ない場合
• 等式を満たすパラメータ
• 長さNのベクトルで合計が特定の値になってほしい
• ex)分散分析をモデリングする場合,効果の大きさは水準を全て足
し合わせると0になる(水準の効果は平均からの偏差として表す)
67
N-1まではコピー
N番目で帳尻を合わせる
今月中に出ます!
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予約受付中
分散分析的モデリングは
ch20を見てね!
/71
9.4 型で制約出来ない場合
• 不等式を満たすパラメータ
• 長さNのベクトルで合計が特定の値以上になってほしい
69
N-1まではコピー
N番目で帳尻を合わせる
下限を設定
/71
9.4 型で制約出来ない場合
• 不等式を満たすパラメータ2
• にしてほしい
70
• transformed parametersで宣言・定義した変数に制約をか
けるとサンプリング効率が著しく低下する
• 適切な変換を見つける
• ex)Box-Mueller変換
/71
9.4 型で制約出来ない場合
• 不等式を満たすパラメータ2
• にしてほしい
71
• 条件に合わなければrejectしたり,負の無限大を加えるな
どして必要なところだけ取り出すこともできる
/71
• 9.1 Stanで利用できる変数の型とインデックス
• 9.5 エラーとその対処法
• 9.2 ベクトル型の活用による高速化
• 9.3 ベクトル型・マトリックス型を使ったモデル
• 9.4 型でパラメタに制約を入れる方法
72
今月中に出ます!
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