【目標】 1. 動力と伝動軸を説明できる 2. 伝動軸径の設計基準を説明できる 3. 伝動軸径を決定できる https://www.slideshare.net/KazuhiroSuga/clipboards/i-2020 https://www.slideshare.net/KazuhiroSuga/clipboards/ii-2020

1. 伝動軸
1. 動力と伝動軸を説明できる
2. 伝動軸径の設計基準を説明できる
目標
3. 伝動軸径を決定できる
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2. 動力と伝動軸
回転運動によって動力（エネルギ）を伝達する軸
伝動軸
n : 回転数 [ rpm ]
revolutions per minute
１分あたりの回転数
H T＝ ω
T : トルク [ N・m ]
ω : 角速度 [ rad / s ] １秒あたりの回転角
動力
[ W = J / s ]
ω ＝
2π n
60
×
2/5

3. 伝動軸径の設計基準
強度基準 変形基準
せん断応力 < 許容値 τaτ − 比ねじれ角 < 許容値θ θa−
τ =
πr3
2
T
r 3
πτa
2T−>
<− τa
r 4
π
2T−>
Gθa
T
πr4
2
G
θ= <− θa
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4. 設計基準による軸径設計
[考え方]
n =400 [rpm]
H =200 [kW]
回転数
動力
長さ =2 [m]ℓ
丸棒軸の最小直径を求めよ．
許容せん断応力
τa
① 動力から作用するトルクを算出
H T＝ ω ω ＝
2π n
60
×
T ω＝ H ＝ H
2π n×
60
② 強度基準で最小直径を決定
r 3
πτa
2T−> r2d ＝
= 25[MPa]
4/5d 0.09908...−
>

5. まとめ：伝動軸
1. 動力と伝動軸
2. 伝動軸径の設計基準
3. 伝動軸径の決定
T : トルク [ N・m ]
ω : 角速度 [ rad / s ]
H T＝ ω動力： [ W = J / s ] 回転運動によって
動力を伝達する軸
伝動軸：
強度基準 変形基準
せん断応力 < 許容値 τaτ − 比ねじれ角 < 許容値θ θa−
① 動力から作用するトルクを算出
② 評価基準を選択し最小直径を決定 5/5