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女性医師に対する妊娠・出産・育児中    のサポートについて 大阪赤十字病院 新生児・未熟児科兼救急部         坂本晴子
今日お話しする内容自己&家族紹介これまでの仕事と家庭生活のあらまし現在の1日のタイムスケジュール妊娠、出産、育児中に利用できる制度女性医師 VOICEおわりに
自己&家族紹介1999  京都大学医学部卒              1999  結婚                            2001  長女出産1999-2004  神戸市立中央市民病院                    ...
研修医時代(1ー2年目)救急部、麻酔科、小児科をローテート朝6時〜8時半出勤、夜9時〜11時まで                       洗濯は2日に1回                                          程...
第1子妊娠判明( 2年目の冬) まず不安 同期産婦人科医からの励まし 上司との面談 先輩医師からのアドバイス 主治医(同時期出産予定の産婦人科医) からの励まし 先輩医師や看護師からのこころづかい
第1子出産前後( 3年目)小児神経学会入会産前休暇1ヶ月。産前休暇中に初めての論文を完成(焼き鳥の串による口腔内外傷が原因と考えられるStreptococcus salivarius 髄膜炎の1例)産後休暇2ヶ月                ...
専攻医時代 ( 4−5年       目)フルタイムおよび時間外勤務、当直月に5〜6回、 NICU on call 週に1〜2回周産期カンファレンス立ち上げ学会発表(当院小児科における過去10年間の誤飲・中毒・過量投与症例について、超低出生  ...
スタッフ医師となって(6−7年大阪赤十字病院小児科に異動、救急部兼務となる                  目)2年間小児科病棟、 NICU 、麻酔科(主に小児手術の麻酔)、大手前整肢学園をローテートフルタイム勤務、救急または NICU 当直...
第2子出産前後(7−9年目)妊娠7週から出血あり、1週間自宅安静、その後当直免除。つわりや出血で妊娠20週頃までは1ー数日単位で休む。研修医の指導担当を断念。産前休暇6週、産後休暇8週。育児休暇7ヶ月。育休後1ヶ月間は淀川キリスト教病院 NIC...
第3子出産前後(10−14年目)10年目はフレックス勤務、 NICU 当直月4回、時間外あり。堺    10年目、第1子が市子ども虐待検証部会委員となる。                    入学。保護者運営の11年目の春、第3子妊娠。当直免...
1日のタイムスケジュール   勤務時間 8:00-13:30              勤務時間 12:00-5:00         の日                       17:00 の日                     ...
妊娠出産時に利用できる制度妊婦健診母性健康管理指導事項連絡カードの利用時間外、休日労働、深夜業の制限(免除)産前・産後休業、出産手当金、出産育児一時金
育児中に利用できる勤務制度育児休業制度(1歳ー1歳6ヶ月まで)、育児休業給付金育児時間(1歳未満)時間外、休日労働、深夜業の制限(免除)(1歳未満)短時間勤務制度(3歳未満)所定外労働の制限(免除)(3歳未満)時間外労働の制限、深夜業の免除(就...
子育て支援制度など   (地域によってかなり異なる)   (地域によってかなり異なる)乳児保育、0歳児保育認可保育所、認可外保育施設休日保育一時保育ファミリーサポートセンター病児保育その他民間の家事代行サービス、ベビーシッター
現在の課題私自身の課題                 病院の体制としての課題学術活動が不十分         女性医師支援が小児科、産婦人科、整後輩指導が不十分         形外科以外にあまり広がっていないカンファレンスなどへの参加が  ...
テキスト
より重要度の高い支援策病児保育、学童保育など医師の長時間労働をサポートする保育体制の整備と質的向上1.   医師の長時間労働の法的制限、時間外労働の制限と金銭的保証2.   女性医師の育児休業、短時間勤務に対する補充要員の確保3.   女性医師...
女性医師に求められる戦略自分で必要な情報を収集し、必要な環境を確保する1 .家事も育児も仕事も完璧にはできないことを認識し、外注するなど効率化をはかる2.心理的葛藤は誰にでもあると認識し、共有することで解決策をはかる3.仕事を辞めないという強い...
おわりに〜女性医師へのメッセージ〜小児科は、女性医師が自分の人生での経験を十分に生かすことの出来る分野です。できるときに一生懸命勉強して臨床能力を身につけ、それを維持し伸ばしていくことを常に心がけましょう。ライフサイクルのその時々での自分のベス...
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  1. 1. 女性医師に対する妊娠・出産・育児中 のサポートについて 大阪赤十字病院 新生児・未熟児科兼救急部 坂本晴子
  2. 2. 今日お話しする内容自己&家族紹介これまでの仕事と家庭生活のあらまし現在の1日のタイムスケジュール妊娠、出産、育児中に利用できる制度女性医師 VOICEおわりに
  3. 3. 自己&家族紹介1999  京都大学医学部卒 1999  結婚 2001  長女出産1999-2004  神戸市立中央市民病院 2006  次女出産2003  救急医学会認定医、小児科学会認定医取得 2009  三女出産2004- 現在 大阪赤十字病院2007  小児神経科専門医取得2009   AHA PALS インストラクター2012  周産期新生児専門医取得  
  4. 4. 研修医時代(1ー2年目)救急部、麻酔科、小児科をローテート朝6時〜8時半出勤、夜9時〜11時まで 洗濯は2日に1回 程度救急部当直を月4回程度救急医学会、小児科学会に入会、研修開始 掃除は週末のみ学会発表(運転席のパワーウィンドウで頚部圧迫され心肺停止を来した4歳男児例、焼き鳥の串による口腔内外 朝食は夫と簡単に傷が原因と考えられる Streptococcus salivarius 髄膜炎 、の1例) 夕食は夫と外食ま たは病院で弁当熱傷、インフルエンザ脳症 (Hemorrhagic shockencephalopathy) 、溶血性尿毒症症候群、 Leigh 脳症、先天性全タイプ1線維ミオパチー、 新生児粟粒結核、超低出生体重児の患者さんとの出会い
  5. 5. 第1子妊娠判明( 2年目の冬) まず不安 同期産婦人科医からの励まし 上司との面談 先輩医師からのアドバイス 主治医(同時期出産予定の産婦人科医) からの励まし 先輩医師や看護師からのこころづかい
  6. 6. 第1子出産前後( 3年目)小児神経学会入会産前休暇1ヶ月。産前休暇中に初めての論文を完成(焼き鳥の串による口腔内外傷が原因と考えられるStreptococcus salivarius 髄膜炎の1例)産後休暇2ヶ月 出産前から「保活」を開院内保育所は当時は医師のこどもは入所できず、仕事中 始は授乳できなかったため、毎日病院で搾乳し、医局の冷 母子手帳交付時に保育所凍庫で保存して持ち帰っていた。 について相談当直は産前は分娩予定日1ヶ月前まで、産後は4ヶ月か 保育所の見学ら再開。 新年度からの保育所入所生後8ヶ月までは実家から通勤していたため時間外勤務 申し込み、嘆願書作成 復職してゆっくり一人で昼ご飯も可能であった。 を食べたのがとてもうれしかっ た!小児科医の仕事がそれまで と全く違うように感じられた。
  7. 7. 専攻医時代 ( 4−5年 目)フルタイムおよび時間外勤務、当直月に5〜6回、 NICU on call 週に1〜2回周産期カンファレンス立ち上げ学会発表(当院小児科における過去10年間の誤飲・中毒・過量投与症例について、超低出生 生後8ヶ月より 病院近くに体重児の症候性高トリグリセライド血症) 転居、私立認可保育園入園論文発表(ソマトスタチンアナログが奏効した外傷性膵炎後膵仮性嚢胞の1例) 主に夫が朝の送り、私が夜 のお迎えと食事作りを担当被虐待児症候群の患者さんの診療と裁判PALS プロバイダーコース受講、救急医学会認 掃除は週末定医、小児科学会認定医取得 約1年は近くの公団を借り保育所で事故予防や小児の疾患について講義 て母に住み込んでもらった その後はファミリーサポー ト制度を頻繁に利用 時間外子連れ出勤もあり 保育園のママ友、パパ友と の交流、地域とのつながり
  8. 8. スタッフ医師となって(6−7年大阪赤十字病院小児科に異動、救急部兼務となる 目)2年間小児科病棟、 NICU 、麻酔科(主に小児手術の麻酔)、大手前整肢学園をローテートフルタイム勤務、救急または NICU 当直月4〜5回、時間外勤務朝の勉強会の立ち上げ (PALS/APLS 、 問診と診察)児童虐待予防院内ネットワーク委員 通勤片道約1時間 1年間は車通勤超・極低出生体重児、低酸素性虚血性脳症、重症心身 1年後に転居、食洗機あり障害児者、代理ミュンヒハウゼン症候群の患者さんの 。公立保育所に転園診療 急な時間外は夫、実家の母論文発表( A case of congenital neuromuscular やファミリーサポートの方disease with uniform type 1 fibers) に電話して調整周産期新生児専門医研修開始 1年して時間外は当直医や 上級スタッフに任せて帰宅 してよいと部長から言って いただく
  9. 9. 第2子出産前後(7−9年目)妊娠7週から出血あり、1週間自宅安静、その後当直免除。つわりや出血で妊娠20週頃までは1ー数日単位で休む。研修医の指導担当を断念。産前休暇6週、産後休暇8週。育児休暇7ヶ月。育休後1ヶ月間は淀川キリスト教病院 NICU で研修。フルタイム。 出血があり、安定するまでは不安で大阪日赤復職後は、 新生児・未熟児科に所属。 フ あった。レックス勤務を利用、1歳までは当直免除。時間外 つわりの時期の電車通勤がつらかっ勤務あり、 on call なし。1歳以降 NICU 当直月4回 た。 当直免除のおかげで体力的にはずい。 ぶん楽になった。 育児休暇は満喫させていただき、第学会発表( 当院における児童虐待症例の検討と児童 1子のときよりもずっと育児を楽し虐待予防連絡院内ネットワーク委員会の役割) めた。この楽しさが第3子の妊娠出 産につながったと感じている。小児神経学会専門医取得 生後9ヶ月より第1子と同 じ保育所に入所。 時間外勤務は夫、母、ファ ミリーサポートの方に対応 を依頼。
  10. 10. 第3子出産前後(10−14年目)10年目はフレックス勤務、 NICU 当直月4回、時間外あり。堺 10年目、第1子が市子ども虐待検証部会委員となる。 入学。保護者運営の11年目の春、第3子妊娠。当直免除となる。 PALS インストラ 学童保育の利用を開クターコース受講。学会発表(羊水過多と重症新生児仮死を呈し 始し、お迎えが2カた Moebius 症候群の女児例)。産前休暇6週、産後休暇8週、 所となる。育児休暇6ヶ月。 小1の壁12年目、復帰後半年間、大阪市立総合医療センター新生児科で 12年目、生後8ヶ研修。フルタイム。 月より第3子が第213年目、大阪日赤復職後は育児短時間勤務制度を利用し週25 子と同じ保育所に入時間勤務。時間外勤務あり。 所。小学校のプール 専任指導員になる。14年目より当直月2回再開。周産期新生児専門医取得。 PALS ルンバを購入プロバイダー・リニューアルコースを大阪日赤で初開催。現在NICU 病棟業務、神経外来、未熟児フォローアップ外来、整肢学 13年目、小学校の園リハビリ診察を担当。 PTA 役員を務める。
  11. 11. 1日のタイムスケジュール 勤務時間 8:00-13:30 勤務時間 12:00-5:00 の日 17:00 の日 6:00 起床 起床 片付け、こどもたちの登校・登園準備、朝 朝食準備、片付け、 こどもたちの登 食準備、身支度 校・登園準備、 夕食下ごしらえ6:45 自宅出発 7:30 長女出発 病院到着、周産期カンファ 8:30 夫・次女・三女出発8:00 kann 掃除、洗い物9:00- 外来12:00- 10:30 自宅出発 病棟業務 12:00- 病棟・外来業務13:30- 17:00 病院出発15:00 17:00- カンファレンス・勉強会 帰宅後夕食準備、お迎え 17:3019:30- 夕食 病院出発、保育所・習い事お迎え、帰21:00- 入浴、翌日の準備 宅 19:30-22:00 夕食、入浴、翌日準備 洗い物、就寝 22:00 洗い物、就寝
  12. 12. 妊娠出産時に利用できる制度妊婦健診母性健康管理指導事項連絡カードの利用時間外、休日労働、深夜業の制限(免除)産前・産後休業、出産手当金、出産育児一時金
  13. 13. 育児中に利用できる勤務制度育児休業制度(1歳ー1歳6ヶ月まで)、育児休業給付金育児時間(1歳未満)時間外、休日労働、深夜業の制限(免除)(1歳未満)短時間勤務制度(3歳未満)所定外労働の制限(免除)(3歳未満)時間外労働の制限、深夜業の免除(就学前)フレックスタイム、時差出勤、事業所内保育施設のいずれか(就学前)看護休暇(就学前)
  14. 14. 子育て支援制度など (地域によってかなり異なる) (地域によってかなり異なる)乳児保育、0歳児保育認可保育所、認可外保育施設休日保育一時保育ファミリーサポートセンター病児保育その他民間の家事代行サービス、ベビーシッター
  15. 15. 現在の課題私自身の課題 病院の体制としての課題学術活動が不十分 女性医師支援が小児科、産婦人科、整後輩指導が不十分 形外科以外にあまり広がっていないカンファレンスなどへの参加が チーム主治医制度が浸透していない不十分 時間外の業務(カンファレンス、会議 など)がある3年後にはフルタイム+当直が 一部の小児科医に負担をかけている(出来るか不安 時間外、セカンドコール)家族の体調不良時の脆弱性 休業中の代替要員が確保されていない 病児保育が併設されていない
  16. 16. テキスト
  17. 17. より重要度の高い支援策病児保育、学童保育など医師の長時間労働をサポートする保育体制の整備と質的向上1. 医師の長時間労働の法的制限、時間外労働の制限と金銭的保証2. 女性医師の育児休業、短時間勤務に対する補充要員の確保3. 女性医師の管理職への登用4. 男性の育児休業、育児部分休業などの取得促進5. 長時間労働を前提としない新しい評価軸の構築6. 医師の勤務内容の見直しと他のメディカルスタッフへの仕事の分担
  18. 18. 女性医師に求められる戦略自分で必要な情報を収集し、必要な環境を確保する1 .家事も育児も仕事も完璧にはできないことを認識し、外注するなど効率化をはかる2.心理的葛藤は誰にでもあると認識し、共有することで解決策をはかる3.仕事を辞めないという強い意志を持つ4.退職せず、出産後にはなるべく早く元の職場に復帰して時短、部分休業などから段階的に仕事を増やしていく
  19. 19. おわりに〜女性医師へのメッセージ〜小児科は、女性医師が自分の人生での経験を十分に生かすことの出来る分野です。できるときに一生懸命勉強して臨床能力を身につけ、それを維持し伸ばしていくことを常に心がけましょう。ライフサイクルのその時々での自分のベストを尽くしましょう。継続は力なり。パートナーの理解と協力は不可欠です。家事が出来る人なら素晴らしいです!感謝の気持ちを伝えることを忘れずに。いつも仕事をカバーしてくれる同僚や上司への感謝を忘れずに、自分が出来る仕事、やるべき仕事は積極的にやりましょう。いつでも仕事を引き継げるようサマライズする習慣を付け、報告・連絡・相談を心がけましょう。

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