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シスコシステムズ合同会社 ソリューションシステムズエンジニアリング 2010  年  2  月  24  日 島崎 直人 Cisco Unified Contact Center Enterprise スクリプティング
基礎編
コールルーティングの基礎概念
コールルーティングの例 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
コールルーティングの考察要素 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
呼の分類 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
ターゲットの選択 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
待ち合わせと優先順位 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
レポーティング ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
追加 ,[object Object],[object Object]
CCE  のコールルーティング
CCE  のコールフローとスクリプト Voice GW CCM Agent 2000 Agent 2001 Agent 2002 UCCE IVR Caller 公衆網 Q.931 MGCP JTAPI GED125 SCCP (1) (2) (5) (10) (7) (11) (3) (4) JTAPI 注 : Peripheral Gateway は省略して表現している (6) (9) CCE  がトップレベルのスクリプトを実行 IP IVR  が  CCE  の下請けとして音声応答フロー専門のスクリプトを実行
2  種類のスクリプト ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
2  種類の  CCE  スクリプト ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
Routing Scrip t と管理  Script  の連携 変数 1 変数 2 変数 3 変数 4 変更 参照 一定時間毎に実行され実行時の条件に応じて変数の値を更新する 呼毎に実行され、変数の値に応じてルーティング処理の振舞いを変更する 管理  Script Routing Script
CCX Script  と  CCE Script  の連携 Caller Entered Digit Peripheral Variables Account Number ECC Variables
着呼から Routing Script 起動まで ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
着呼から Routing Script 起動まで  ( 続き ) Dialed Number Call Type Routing Script
Script Editor
追加 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
呼の分類
着信番号による分類
着信番号による呼の分類 ,[object Object],[object Object],[object Object]
CCE  における実現 ,[object Object],[object Object],[object Object]
着信番号による呼の分類 Dialed Number Call Type Skill Group Routing Script 申込 紛失 その他 クレジットカード会社の コンタクトセンター 0120-123-456 0120-123-458 New_Application Lost_Card Account_Service 0120-123-457 New_Apply_Sg Lost_Card_Sg Acct_Svc_Sg New_App_Scr Lost_Card_Scr Acct_Svc_Scr
着信番号による呼の分類(別例) Dialed Number Call Type Skill Group Routing Script 東京 大阪 名古屋 集中受電 03-1111-2222 052-555-6666 Tokyo Osaka Nagoya 06-3333-4444 Front_Line_Sg Front_Line_Scr
着信番号別のレポート ,[object Object],[object Object],[object Object]
着信番号別ルーティングのスクリプト例 着信番号毎に  Call Type  を分け、サービスレベル等のレポートを分離する場合 番号毎に  Call Type  を関連付け、そこから個別のスクリプトを起動。 Queue to Skill Group  ノードは、 available  なエージェントが複数いる場合は  Longest Available Agent  を選択する。
着信番号別ルーティングのスクリプト例 サービスレベル等のレポートを着信番号によらず統一する場合 Call Type  ノードを用いて開始時の  Call Type  を上書きする。サービスレベル等のレポートはここで設定された  Call Type  に統一される。 番号毎の  Call Type  には  overflow  として着信呼数がレポートされる。
日付時刻に基づく分類
日付時刻に基づく呼の分類 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
CCE  における実現 ,[object Object],[object Object]
If  ノードによる日付の判定 組み込み関数  date()  は現在の日付を整数形式で返す。一方  date(YYYY,MM,DD)  は  YYYY  年  MM  月  DD  日の日付を整数形式に変換する。この二つを組み合わせて、本日が  YYYY  年  MM  月  DD  日か否かを判断している。 関数  date()  が返す整数は  1602  年  1  月  1  日からの経過日数であるため、大小比較によって現在の日付が指定の日付より前か後かを判定可能。
時間外着信のレポート 営業時間中の場合は  Call Type  を  MainMenu  に変更。これにより、営業時間外の着信がレポートに影響してしまうことがない。 休日及び営業時間外に着信したコールは  Call Type  を  ClosedTime  に変更。これにより、営業時間外の着信は  ClosedTime  のレポートに反映される。 土日は下へ。営業日は右へ。 午前  9  時から午後  5  時は  MainMenu  へ。それ以外は  ClosedTime  へ。 平日の午前  9  時から午後  5  時までオープンする例
複数スクリプト間でのルールの共有 ,[object Object],[object Object]
ユーザー定義変数 Persistent  を指定することで、 CCE Router  プロセスが再起動しても値が失われない。
管理スクリプトによる実装例 平日の午前  9  時から午後  5  時までオープンする例 土日は下へ。営業日は右へ。 午前  9  時から午後  5  時は userOpen  変数を  1  に設定。それ以外は  userOpen  変数を  0  に設定。 管理スクリプトが行うのは変数を設定するところまで。 ルーティングスクリプトが設定された変数を参照することでふるまいを変える。 管理スクリプトの実行頻度は時刻管理の粒度に応じて適宜設定
ルーティングスクリプトからの参照 ルーティングスクリプトでは直接時刻や曜日の判定はせず、管理スクリプトが判定した結果だけを変数を介して受け取り、ふるまいを変える。
管理情報を  CCE  外部に持つ ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
音声応答・発信者番号・外部データベース 外部アプリケーションに基づく分類
音声応答と外部アプリケーションの課題 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
CCE  における音声応答と外部連携 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
追加 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
CCE  スクリプトと  IVR  装置の連携 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
追加 ,[object Object]
Translation Route to VRU ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
転送先  VRU  の指定 ターゲットの追加画面 Translation Route to VRU  のプロパティ IP IVR  を制御する  VRU PIM  上に作成された  Service  をターゲットとして選択する。
VRU  故障時、フル稼働時の切り離し Translation Route to VRU  のプロパティ Peripheral.pg1_2.Online && Network.TrunkGroup.ntgivr1.TrunksIdle > 0 名称 “ pg1_2”  の  VRU PIM  が  Active  になっていないとき、即ち 当該  PIM  の制御する  VRU  が適切に稼働していないとき、変数 Peripheral.pg_2.Online  の値が負となる。これにより故障した  VRU  を切り離せる。 上記  VRU PIM (pg1_2)  に設定された  Network Trunk Group  を用いて  VRU  の空きポートの把握が可能になる。名称 “ ntgivr1”  の  Network Trunk Group  があるとき、変数 Network.TrunkGroup.ntgivr1.TrunksIdle  は当該  VRU  の空きポート数を表す。従ってこれがゼロであればポートはふさがっている。 Consider If ( 前提条件 )  の項目を用いて、各  VRU  を転送の対象とするかしないかを選別する。 Consider If  に設定する数式
VRU  の負荷分散  (1/2) Network.TrunkGroup.ntgivr1.TrunksIdle タイプの選択 Translation Route to VRU  のプロパティ 複数の  VRU  から最も稼働中のポートが少ない  VRU  を選びたい場合は、 TrunksInService  が最小の  VRU  を選択するように設定する。この場合、「最小値以上のターゲットを選択」を選ぶ。 逆に空きポートが最も多い  VRU  を選択したい場合は  TrunksIdle  が最大の  VRU  を選択するよう設定する。この場合、「最大値以下のターゲットを選択」を選ぶ。
VRU  の負荷分散  (2/2) Translation Route to VRU  のプロパティ Select Max Value of ( 次の値の最大を選択 )  に設定する数式 ターゲットの  VRU PIM  に設定された  Network Trunk Group “ntgivr1”  を用いて  VRU  の空きポートを参照し、空きポート数が最も多い  VRU  へ呼を転送する。 Network.TrunkGroup.ntgivr1.TrunksIdle
VRU Script  と  CCE Script  の連携 Caller Entered Digit Peripheral Variables Account Number ECC Variables
CCE Script  から  VRU Script  への データの受け渡し ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
VRU Script  から  CCE Script  への データの受け渡し ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
VRU Script  の終了ステータスコード ,[object Object],[object Object],[object Object]
IVR  からのデータの評価 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
CED  ノードによる呼の分類 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
追加 ,[object Object]
その他の条件による分類
その他の分類手段 ,[object Object],[object Object],[object Object]
比率による分類 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
一般条件による分類 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
手動スイッチによる分類 ,[object Object],[object Object]
ターゲットの選択
エージェントの選択 ,[object Object],[object Object]
Select  ノードによるターゲット選択 Select  ノードによってターゲットの選択アルゴリズムを指定 Skill Group  ノードにターゲットとなるスキルグループを列挙
標準ターゲット選択規則  (1/3) ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
標準ターゲット選択規則 (2/3) ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
標準ターゲット選択規則 (3/3) ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
対応していない選択アルゴリズム ,[object Object],[object Object]
選択規則とローカルキューイング ,[object Object],[object Object],[object Object]
ローカルキューイングによる 選択規則の分類 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],CCE ( 非  ACD deployment)  での実質的な選択肢はこれのみ
略式のエージェント選択とキューイング ,[object Object],[object Object],[object Object]
マルチスキルルーティング ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
特定エージェントへのルーティング
特定エージェントへのルーティング ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
エージェントへ転送するノード Peripheral Number  による エージェントの指定。 最も広範に利用可能。 Skill Target ID  によるエージェントの指定。 主に  Supervisor Assist Call  に使用。 Enterprise Name  による エージェントの指定。 動的指定不可。
エージェントの指定方式 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
その他のターゲット
Skill Group ・ Agent  以外のターゲット ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
ラベル  (Label) ,[object Object],[object Object],[object Object]
Label  ノードの使用 Label  のプロパティ 設定済みラベルで最終ターゲットを指示する場合の設定。このラベルが実行される時点で呼を制御している可能性のある全ての  Routing Client  に対して予めラベルを定義し、ここで指定しておく必要がある。同じラベルノードの  Routing Client  が実行毎に異なる可能性のある例としては、 Routing Client  が負荷分散された  VRU  の場合が挙げられる。 Label  のプロパティ 設定済みラベルによる指定 計算式の結果による指定 ダイナミックラベルで最終ターゲットを指示する場合の設定。計算式により任意のラベルを応答することが可能。 Routing Client  にとって有効なラベルを応答しなくてはならない。したがって、このラベルが実行される時点で呼を制御している可能性のある  Routing Client  が複数ある場合、どのような  Routing Client  であれ有効なラベルを応答することは計算式の責任となる。 Routing Client  毎に呼の転送時のプレフィックスが異なる場合等に特に注意を要する。
Label  ノードの  Router Re-query ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
追加 ,[object Object]
キューイング
呼の待ち合わせ ,[object Object],[object Object]
CCE  におけるキューの動き
UCCE  のキュー ,[object Object],[object Object],[object Object],Skill Group A 優先度  1 優先度  2 優先度  3 優先度  4 Skill Group B 優先度  1 優先度  2 優先度  3 優先度  4
呼の優先度 ,[object Object],[object Object],[object Object],Skill Group A 優先度  1 優先度  2 優先度  3 優先度  5 Skill Group B 優先度  1 優先度  2 優先度  3 優先度  4
単一スキルへのキューイング ,[object Object],Skill Group A Skill Group B 大山 1 小山 前山 横山 杉山 2 3 4 受信可順序 優先度  1 優先度  2 優先度  3 優先度  4 優先度  1 優先度  2 優先度  3 優先度  4 田口 2 2 田川 3 3 田中 4 4 1 1 到着順序 転送順序 田山 1 1
単一スキルへのキューイング ,[object Object],優先度  4 Skill Group A Skill Group B 大山 1 小山 前山 横山 杉山 2 3 4 アニメーション 受信可順序 優先度  1 優先度  2 優先度  3 優先度  1 優先度  2 優先度  3 優先度  4 田川 3 3 田中 4 4 1 1 到着順序 転送順序 田山 1 1 田口 2 2
複数スキルへの同時キューイング ,[object Object],優先度  4 優先度  4 Order  L1 Order  L2 大山 1 小山 前山 横山 杉山 2 3 4 受信可順序 優先度  1 優先度  2 優先度  3 優先度  1 優先度  2 優先度  3 田川 3 田中 4 1 1 到着順序 転送順序 田山 1 田口 2 田川 3 3 田中 4 4 田山 1 1 田口 2 2
複数スキルへの同時キューイング ,[object Object],優先度  4 優先度  4 Order  L1 Order  L2 大山 1 小山 前山 横山 杉山 2 3 4 受信可順序 アニメーション 優先度  1 優先度  2 優先度  3 優先度  1 優先度  2 優先度  3 田川 3 田中 4 1 1 到着順序 転送順序 田山 1 田口 2 田川 3 3 田中 4 4 田山 1 1 田口 2 2
複数スキルへの同時キューイング ,[object Object],[object Object],Order  L1 Order  L2 大山 1 小山 前山 横山 杉山 3 2 4 受信可順序 配送順序が 入れ替わる 配送順序が 入れ替わる 優先度  1 優先度  2 優先度  3 優先度  4 優先度  1 優先度  2 優先度  3 優先度  4 田口 3 2 田川 3 田中 4 1 1 到着順序 転送順序 田川 2 3 田中 4 4 田山 1 1
複数スキルへの同時キューイング ,[object Object],[object Object],優先度  4 優先度  4 Order  L1 Order  L2 大山 1 小山 前山 横山 杉山 3 2 4 受信可順序 アニメーション 優先度  1 優先度  2 優先度  3 優先度  1 優先度  2 優先度  3 田川 3 田中 4 1 1 到着順序 転送順序 田川 2 3 田中 4 4 田山 1 1 田口 3 2
優先度付きキューイング ,[object Object],Skill Group A Skill Group B 大山 1 小山 前山 横山 杉山 2 3 4 受信可順序 優先度  1 優先度  2 優先度  3 優先度  4 優先度  1 優先度  2 優先度  3 優先度  4 田口 4 2 田川 1 3 田中 2 4 1 1 到着順序 転送順序 田山 3 1
優先度付きキューイング ,[object Object],優先度  2 優先度  4 Skill Group A Skill Group B 大山 1 小山 前山 横山 杉山 2 3 4 受信可順序 アニメーション 優先度  1 優先度  3 優先度  1 優先度  2 優先度  3 優先度  4 田川 1 3 田中 2 4 1 1 到着順序 転送順序 田山 3 1 田口 4 2
優先度付きキューイング ,[object Object],Skill Group A Skill Group B 大山 1 小山 前山 横山 杉山 2 3 4 受信可順序 優先度  1 優先度  2 優先度  3 優先度  4 優先度  1 優先度  2 優先度  3 優先度  4 1 1 到着順序 転送順序 田口 4 2 田川 3 3 田中 1 4 田山 2 1
優先度付きキューイング ,[object Object],優先度  1 優先度  2 優先度  4 Skill Group A Skill Group B 大山 1 小山 前山 横山 杉山 2 3 4 受信可順序 アニメーション 優先度  3 優先度  1 優先度  2 優先度  3 優先度  4 1 1 到着順序 転送順序 田川 3 3 田中 1 4 田山 2 1 田口 4 2
複数キューで同時に受信可となった場合 ,[object Object],Skill Group A Skill Group B 大山 小山 前山 横山 杉山 受信可順序 1 2 3 4 優先度  1 優先度  2 優先度  3 優先度  4 優先度  1 優先度  2 優先度  3 優先度  4 田中 4 4 1 1 到着順序 転送順序 田山 1 1 田口 2 2 田川 3 3
複数キューで同時に受信可となった場合 ,[object Object],優先度  4 優先度  4 Skill Group A Skill Group B 大山 小山 前山 横山 杉山 受信可順序 アニメーション 1 2 3 4 優先度  1 優先度  2 優先度  3 優先度  1 優先度  2 優先度  3 1 1 到着順序 転送順序 田口 2 2 田川 3 3 田中 4 4 田山 1 1
複数キューに複数優先度の呼がある場合 ,[object Object],[object Object],Skill Group A Skill Group B 大山 小山 前山 横山 杉山 受信可順序 1 2 3 4 優先度  1 優先度  2 優先度  3 優先度  4 優先度  1 優先度  2 優先度  3 優先度  4 1 1 到着順序 転送順序 田川 3 3 田中 2 4 田山 4 1 田口 1 2
複数キューに複数優先度の呼がある場合 ,[object Object],[object Object],優先度  2 優先度  4 優先度  2 優先度  3 Skill Group A Skill Group B 大山 小山 前山 横山 杉山 受信可順序 1 2 3 4 アニメーション 優先度  1 優先度  3 優先度  1 優先度  4 1 1 到着順序 転送順序 田中 2 4 田山 4 1 田口 1 2 田川 3 3
キューイングの実装
キューイング実装の要点 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
シンプルなキューイングの例 事前に  Routing Client  を  VRU  に変更 指定の  Skill Group  に対してキューイング 待ち合わせアナウンスの再生 アナウンスのループ
キューイング  (Queue to Skill) ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
Queue to Skill Group  の設定  (1/3) キューイング先の  Skill Group  を指定。 複数選択された場合は同時にキューイングされる。 Queue to Skill Group  のプロパティ
Queue to Skill Group  の設定  (2/3) Queue to Skill Group  のプロパティ 必要であればここで優先度を変更する。 優先度  1  が最優先。優先度  10  が優先度最低。 CVP  の場合、 Router re-query  をイネーブルにする。 IP IVR  ではこの機能はサポートされていない。
Queue to Skill Group  の設定  (3/3) Queue to Skill Group  のプロパティ Consider If ( 前提条件 )  の設定 SkillGroup.pg1_1.Cisco_Voice.FrontLnSg.LoggedOn > 0 ターゲットの  Skill Group  にログインしているエージェントが一人もいない状況、即ち、応答の見込みがない j 状況にも関わらずキューイングしてしまうことを防ぐには、 Consider If  に上記式を適用してキューイングを回避する。
優先度の変更 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
優先度の変更例 ,[object Object],[object Object],既定値の優先度  5  でキューイング 10  秒間待ち合わせ 優先度を  4  に上昇
異なる優先度でのキューイング ,[object Object],[object Object],優先度  4 で キューイング 優先度  6  でキューイング
キューイングのキャンセル ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
特定エージェントへのキューイング
特定エージェントへのキューイング ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
ダミーの  Service  と  Skill Group, Route Agent Queue  用のダミー  Service ダミーの  Route  と ダミー  Service  への参照 Cisco_Voce Cisco_Voce ダミーの  Skill Group Service Explorer Sill Group Explorer
ダミーの  Enterprise Skill Group  と Enterprise Route ダミーの  Skill Group ダミーの  Skill Group  に設定された  Route Enterprise Route List Enterprise Skill Group List
エージェントへのキューイング スクリプト例 ダミーの  Enterprise Skill Group  と Enterprise Route Caller Entered Digit Peripheral  を指定 エージェントの指定方式は、下記 三種類のいずれかを選択。 Peripheral Number (Agent ID) Skill Target ID Enterprise Name
発信
CCE  における発信 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
CTI OS Agent Softphone  の  Dial Pad Agent ID (Peripheral Number)  も指定可能
CTI  からの発信の流れ Dialed Number Dialed Number Plan Call Type Routing Script Label Label 一致 一致せず ダイヤルされた 番号で発信 Routing Script  が 応答した  Label  で 発信
Dialed Number Plan ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],Agent  to Agent  転送は  Dial Number Plan  の Post Routing  機能を用いて実装される。
Dialed Number Plan Bulk  ツール Post Routing  を行う場合、ここで指定した  Dialed Number  に関連付けられた  Call Type  を 通じて  Routing Script  を起動する このパターンで到達できる 宛先の分類 Post Routing  を行わない 場合の番号加工 Yes  の場合  Post Routing  を行う 発信するエージェントが 属する  Routing Client パターン
発信時の番号加工 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
発信先の制限  ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
発信先の制限(続き) ,[object Object],[object Object],[object Object],Dialed Number Plan Agent Desk Setting Agent Desktop  に 表示されるエラー
発信時の  Post Routing ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
シンプルな発信スクリプト CTI  でダイヤルされた番号を そのまま  PBX  へ渡す。
シンプルな発信スクリプト(続き) 変数  Call.CallerEnteredDigits  に  CTI  でダイヤルされた番号が 格納されている。 このスクリプトでは  CED  をそのまま PBX  に渡している。 デフォルトの設定済みラベルではなく ダイナミックラベルを選択する。 CallManager routing client  は Router re-query  に対応していないため、 Router Re-query  は無効に指定する。 Label  ノードのプロパティダイアログ
発信とレポート ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
他エージェントへの発信と エージェント間転送
他エージェントへの発信と転送 ,[object Object],[object Object],[object Object]
エージェント間転送用発信設定例 ,[object Object],[object Object],[object Object],Dialed Number Plan Agent Desk Setting
エージェント間転送スクリプト ,[object Object],Peripheral Number  によるエージェントの指定 エージェントを収容している  Peripheral  を選択 Call.CallerEnteredDigits  に  Agent ID (Peripheral Number)  が 格納されているため、これを入力値として指定 対象エージェントが  Ready  の場合のみ Label  を応答。 その他は失敗分岐へ処理を進める。
エージェント状態の無視 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
RONA:  無応答時の再ルーティング
Reroute on No Answer (RoNA) ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
CVP  における  RoNA ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
Router Re-query  の有効化 Select  ノード、 Queue to Skill Group  ノード等で  Router Re-query  を有効にするチェックボックスにチェックを入れる。 Queue to Skill Group  のプロパティ
Router re-query  を用いた  RoNA 回復不能 エラー 失敗理由の判定 転送先話中または無応答ならば右へ さもなければ下へ ここでの失敗も  Re-query  でリカバリー 既定優先度でキューイング 最優先でキューイング 通常パス Re-query  時のパス
Re-query  理由の判定 Call.RequeryStatus  変数の値で判断 Call.RequeryStatus  変数の値 値の意味 REQUERY_ANSWER (0) 内部使用 REQUERY_ROUTE_SELECT_FAILURE(1) ターゲットの選択に失敗 REQUERY_CALLED_PARTY_BUSY (2) 転送先話中 REQUERY_NO_ANSWER (3) 転送先無応答 REQUERY_ERROR (4) 転送先到達不能 REQUERY_TIMED_OUT (5) 内部使用 REQUERY_ABORTED (6) 内部使用
IP IVR  における  RoNA ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
IP IVR  における  RoNA  の制限事項 ,[object Object],[object Object]
追加 ,[object Object],[object Object]
CCM PIM  における  RoNA ,[object Object],[object Object],[object Object]
RoNA  にまつわるタイマー ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
追加 ,[object Object]
レポーティング
スクリプトの作りに影響するレポート例 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
着信番号毎のレポート ,[object Object],[object Object],[object Object]
メニュー中放棄と待ち呼中放棄の区別 ,[object Object],[object Object],[object Object]
メニューとキューを区別するレポート メニュー用  Call Type この先のスクリプトではキューイングのみ実行
呼の分類に基づくレポート ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
エラーのレポーティング例 メニュー用  Call Type この先のスクリプトではキューイングのみ実行 トランスレーションルーティングの失敗 音声応答スクリプト実行の失敗
転送(エスカレーション)のレポート ,[object Object],[object Object],[object Object]
溢れ呼のレポート例 Skill Group OrderL1Sg  で処理された呼をレポート Skill Group OrderL1Sg  から溢れた呼をレポート ただし、キューイング後にどちらで処理されたかまでは判断できない。
追加 ,[object Object]
応用編
スキルレベルのエミュレーション
スキルレベルに基づくルーティングとは ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
スキルレベルのエミュレーション ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
スキルレベルのエミュレーション スクリプト実行ロジック ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
スキルレベルのエミュレーション例 スキルレベルをエミュレーションするスクリプトの例 高レベルエージェント用の Skill Group “QandAL1Sg”  に最初にルーティングを試みる。受信可なエージェントがいれば直ちに  LAA  でエージェントを選択、受信可のエージェントがいない場合は優先度  5  でキューイングする。 続いて低レベルエージェント用の  Skill Group “QandAL2Sg”  にルーティングし、こちらにも受信可のエージェントいれば直ちに選択され、いない場合はより低い優先度  6  でキューイングする。
メインスキルでエージェントが受信可 ,[object Object],[object Object],優先度  6 優先度  6 優先度  6 優先度  5 SG A L1 SG B L2 大山 小山 前山 横山 杉山 受信可順序 1 2 3 4 優先度  5 優先度  5 優先度  5 優先度  6 SG B L1 SG A L2 1 1 到着順序 転送順序 田山 1 1
メインスキルでエージェントが受信可 ,[object Object],[object Object],優先度  6 優先度  6 優先度  6 優先度  5 SG A L1 SG B L2 大山 小山 前山 横山 杉山 受信可順序 1 2 3 4 アニメーション 優先度  5 優先度  5 優先度  5 優先度  6 SG B L1 SG A L2 1 1 到着順序 転送順序 田山 1 1
バックアップスキルでエージェントが受信可 ,[object Object],[object Object],優先度  6 優先度  6 優先度  6 優先度  5 SG A L1 SG B L2 大山 小山 前山 横山 杉山 受信可順序 1 2 優先度  5 優先度  5 優先度  5 優先度  6 SG B L1 SG A L2 1 1 到着順序 転送順序 田山 1 田山 1 1
バックアップスキルでエージェントが受信可 ,[object Object],[object Object],優先度  6 優先度  6 優先度  6 優先度  5 SG A L1 SG B L2 大山 小山 前山 横山 杉山 受信可順序 1 2 アニメーション 優先度  5 優先度  5 優先度  5 優先度  6 SG B L1 SG A L2 1 1 到着順序 転送順序 田山 1 田山 1 1
キューイング後、 メインスキルでエージェントが受信可 ,[object Object],[object Object],[object Object],優先度  6 優先度  6 優先度  6 優先度  5 SG A L1 SG B L2 大山 小山 前山 横山 杉山 受信可順序 1 優先度  5 優先度  5 優先度  5 優先度  6 SG B L1 SG A L2 SG B  に待ち呼なし 1 1 到着順序 転送順序 田山 1 1 田山 1
キューイング後、 メインスキルでエージェントが受信可 ,[object Object],[object Object],[object Object],優先度  6 優先度  6 優先度  6 優先度  5 SG A L1 SG B L2 大山 小山 前山 横山 杉山 受信可順序 1 アニメーション 優先度  5 優先度  5 優先度  5 優先度  6 SG B L1 SG A L2 SG B  に待ち呼なし 1 1 到着順序 転送順序 田山 1 1 田山 1
キューイング後、 バックアップスキルでエージェントが受信可 ,[object Object],[object Object],[object Object],優先度  6 優先度  6 優先度  6 優先度  5 SG A L1 SG B L2 大山 小山 前山 横山 杉山 受信可順序 優先度  5 優先度  5 優先度  5 優先度  6 SG B L1 SG A L2 1 SG B  に待ち呼なし 1 1 到着順序 転送順序 田山 1 田山 1 1
キューイング後、 バックアップスキルでエージェントが受信可 ,[object Object],[object Object],[object Object],優先度  6 優先度  6 優先度  6 優先度  5 SG A L1 SG B L2 大山 小山 前山 横山 杉山 受信可順序 アニメーション 優先度  5 優先度  5 優先度  5 優先度  6 SG B L1 SG A L2 1 SG B  に待ち呼なし 1 1 到着順序 転送順序 田山 1 田山 1 1
複数スキルに待ち呼がある状態で、 マルチスキルのエージェントが受信可 ,[object Object],[object Object],[object Object],優先度  6 優先度  6 優先度  6 優先度  5 SG A L1 SG B L2 大山 小山 前山 横山 杉山 受信可順序 優先度  5 優先度  5 優先度  5 優先度  6 SG B L1 SG A L2 1 2 1 1 到着順序 転送順序 田山 1 田山 2 1 田口 2 田口 1 2
複数スキルに待ち呼がある状態で、 マルチスキルのエージェントが受信可 ,[object Object],[object Object],[object Object],優先度  6 優先度  6 優先度  6 優先度  5 SG A L1 SG B L2 大山 小山 前山 横山 杉山 受信可順序 アニメーション 優先度  5 優先度  5 優先度  5 優先度  6 SG B L1 SG A L2 1 2 1 1 到着順序 転送順序 田山 1 田山 2 1 田口 2 田口 1 2
スキルレベルのエミュレーション別例 キューイング時に優先度をつけない場合の例 高レベルエージェント用の Skill Group “OrderL1Sg”  に最初にルーティングを試みる。 高レベルエージェントが一人も  available  でなかった場合、キューイングに備えて呼を  VRU  へ転送し、その後両方のレベルのエージェント用の  Skill Group  、つまり “ OrderL2Sg”  と “ OrderL1Sg”  に同時にキューイングする。 もし “ OrderL2Sg”  に  available  なエージェントがいた場合はただちにルーティングされる。
その他応用トピック
カスタム関数
カスタム関数 (SkillGroup.%1%.AnswerWaitTimeTo5 + 1) / (SkillGroup.%1%.CallsAnsweredTo5 + 1) この例では引数に  Skill Group  名を取り、予想待ち時間を返すカスタム関数を定義している。
予想待ち時間の計算 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
予想待ち時間の活用例 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
自動適応型ルーティング ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
自動適応型ルーティングの例 まずもっともスキルの高いグループにキューイング 20  秒後に  2  番目のグループに対象を拡大 更に  40  秒後に最もスキルの低いグループにまで拡大
動的優先度キューイング ,[object Object],[object Object],[object Object]
動的優先度ルーティングの例 優先度  5 優先度  4 優先度  3 優先度  2
Last Agent  ルーティング ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
拠点を意識したルーティング ,[object Object],[object Object]
追加 ,[object Object]
付録  Script Editor  の各種機能
Script Explorer
モニターモード
妥当性検証機能
シミュレーター
付録 : CCE  スクリプトのノード解説
開始  (Start) ,[object Object],[object Object]
終了  (End) ,[object Object],[object Object],[object Object]
ノードへのコメントの書き込み ,[object Object],[object Object],[object Object]
コメント  (Comment)
コネクタ  (Connector) ,[object Object],[object Object],[object Object]
条件  (If) ,[object Object],[object Object],[object Object]
変数設定  (Set) ,[object Object]
スクリプト切替  (Goto) ,[object Object],[object Object],[object Object]
スクリプト変更  (Requalify Call) ,[object Object],[object Object],[object Object]
曜日  (Day of Week) ,[object Object],[object Object]
時間  (Time) ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
時間  (Time) ( 続き ) 17  時を境に接続  B  から 接続  C  へ処理の進み先が切り替わっている様子
時間  (Time) ( 続き ) 接続毎にその接続へ分岐する時間帯を追加していく。時間帯を複数指定できるため、不連続な時間帯指定も可能。
パーセント配分  (Percent) ,[object Object],[object Object],[object Object]
スイッチ  (Switch) ,[object Object],[object Object],[object Object]
スイッチ  (Switch) ( 続き ) ,[object Object],[object Object]
コールタイプ  (Call Type) ,[object Object],[object Object],[object Object]
発信者入力番号  (CED) ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
選択  (Select) ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
選択ノードにおけるターゲットの指定法 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
スキルグループ  (Skill Group) ,[object Object]
スキルグループ  (Skill Group) ,[object Object]
エージェント転送  (Agent to Agent) Peripheral Number  による エージェントの指定。 最も広範に利用可能。 Skill Target ID  によるエージェントの指定。 主に  Supervisor Assist Call  に使用。 Enterprise Name  による エージェントの指定。 動的指定不可。
ラベル  (Label) ,[object Object],[object Object],[object Object]
VRU  トランスレーションルート (Translation Route to VRU) ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
VRU  トランスレーションルート (Translation Route to VRU)  のプロパティ Offline  またはフル稼働中の  VRU  を回避する式を設定 空きポート数を返す式を設定 トランスレーションルート
スクリプト実行  (Run External Script) ,[object Object],[object Object],[object Object]
キューイング  (Queue to Skill) ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
エージェントキューイング (Queue to Agent) ,[object Object],キューイングするエージェントの  Agent ID (Peripheral Number)  を返す式を設定する。 ここに複数のターゲットを指定すると、即席のスキルグループ的に利用できる。(ただし  Skill Group  レポートは得られない。) エージェントが属する  Peripheral  を指定する。 このチェックを外しておくと、エージェントがログインしていない場合にはキューイングせずに失敗側分岐へと処理を進める。
キュー優先度  (Queue Priority) ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
キャンセルキュー  (Cancel Queuing) ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
付録 : IP IVR  の外部システム連携
外部システムとの接続 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
Cisco CUCCX の主要なインタフェース 呼制御 ACD (コール     ルーティング) Communications Manager PSTN Web  アプリケーション サーバ Contact Center Express Cisco Agent Desktop Desktop Application CTIQBE (JTAPI) キーイベント CCX CTI Protocol HTTP (GET/POST) SCCP, SIP H.323, MGCP HTML/HTTP, XML/HTTP SQL/ODBC (Read, Write) ODBC 準拠 SQL DBMS Web  アプリケーション サーバ IP フォン 音声 ゲートウェイ Java RMI Invoke,  Execute RMI enabled Java Application Java class Windows アプリケーション .exe コマンドライン  ( 引数付 ) JTAPI / TAPI Telephony Application Servers Web AP サーバ HTTP IP IVR  では使用不可
追加 ,[object Object]
付録 : CVP  の外部システム連携
はじめに ,[object Object]
Unified CVP  のバックエンド統合手段 ,[object Object],[object Object],[object Object]
CVP  の外部連携プロトコルと  API CVP Server Ingress Gateway Voice XML Gateway (Voice Browser) ASR/TTS Server Unified CCE Web Application Server Java Remote Object Server Database Server SIP SIP VXML/HTTP(S) MRCP SCI XML/HTTP Java RMI JDBC 本資料のスコープ 公衆網
CVP  サーバーの内部ブロックと  API CVP Combo Server Ingress Gateway ASR/TTS Server Unified CCE Web Application Server Java Remote Object Server Database Server SIP SIP VXML/HTTP(S) MRCP SCI XML/HTTP Java RMI JDBC Operating System SIP stack IVR Subsystem CVP Call Server Component CVP VXML Server Component Voice XML Gateway (Voice Browser) 公衆網 Tomcat / WebSphear CVP VXML Server カスタム音声応答アプリ J2EE JDBC JNDI
外部  DB  へのアクセス Database Server VXML/HTTP(S) JDBC CVP VXML Server Component Voice XML Gateway (Voice Browser) Tomcat / WebSphear CVP VXML Server カスタム音声応答アプリ J2EE JDBC JNDI
外部  DB  へのアクセス ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
Database Element ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
Database Element ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
Database Element  ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
外部  DB  アクセス の冗長化 Database Server VXML/HTTP(S) JDBC CVP VXML Server Component Voice XML Gateway (Voice Browser) JDBC  ドライバーによる対応 Database Server JDBC  ドライバーが  DB  サーバーとの接続のキープアライブやバックアップサーバーへの接続の切り替えを自動的に制御。 DB  への接続が  establish  になっていない限りはアプリへ即時にエラーを返すのも  JDBC  ドライバの動作として実現。 アプリから見て透過的である点が長所。 上記要件を満たす  JDBC  ドライバーを準備する必要があり、製品の機能に依存することとなる。 Tomcat / WebSphear CVP VXML Server カスタム音声応答アプリ J2EE JDBC JNDI
外部  DB  アクセス の冗長化 Database Server VXML/HTTP(S) JDBC CVP VXML Server Component Voice XML Gateway (Voice Browser) コネクションプールによる対応 Database Server コネクションプールは、予め  DB  との接続を確立し、その接続をシステム稼働中ずっと維持することが可能。アプリからの接続要求時は、都度  DB  への接続を試みる代わりに、コネクションプール上で既に接続済みのコネクションとアプリを結合し、アプリから解放要求が来ると、アプリとコネクションとの結合を解くのみで  DB  との接続はそのまま維持する。 コネクションプールは、 DB  との接続が確立されていないと直ちにエラーとすることが可能。キープアライブもコネクションプールの機能として実行。 DB  ダウン時は、別の  DB  サーバーへつながるコネクションプールへ接続することでフェイルオーバーする。 標準的な仕組みで実現可能であり、 JDBC  ドライバの仕様等への依存性が小さい点が長所。 アプリケーションレベルでフェイルオーバー動作を実装する必要あり。(コネクションプールの機能としてフェイルオーバー可能かどうかは未調査) Tomcat / WebSphear CVP VXML Server カスタム音声応答アプリ J2EE JNDI JDBC JDBC Conn. Pool
外部  DB  アクセス の冗長化 Database Server VXML/HTTP(S) JDBC CVP VXML Server Component Voice XML Gateway (Voice Browser) DB  クラスタリングによる対応 Database Server DB  サーバーのクラスタリングにより、 JDBC  ドライバーからは冗長化された  DB  に対して透過的にアクセスする。 アプリケーション、 JDBC  ドライバーに対するインパクトが最小である点が長所。 各種要件を満足する  DB  クラスタリングに対応した  DB  サーバー環境が必要。 DB  クラスター Tomcat / WebSphear CVP VXML Server カスタム音声応答アプリ J2EE JDBC JNDI
DB  アクセスによる連携のまとめ ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
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20240412_HCCJP での Windows Server 2025 Active Directory
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Cce75 scripting-20100413

  • 1. シスコシステムズ合同会社 ソリューションシステムズエンジニアリング 2010 年 2 月 24 日 島崎 直人 Cisco Unified Contact Center Enterprise スクリプティング
  • 4.
  • 5.
  • 6.
  • 7.
  • 8.
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  • 10.
  • 12. CCE のコールフローとスクリプト Voice GW CCM Agent 2000 Agent 2001 Agent 2002 UCCE IVR Caller 公衆網 Q.931 MGCP JTAPI GED125 SCCP (1) (2) (5) (10) (7) (11) (3) (4) JTAPI 注 : Peripheral Gateway は省略して表現している (6) (9) CCE がトップレベルのスクリプトを実行 IP IVR が CCE の下請けとして音声応答フロー専門のスクリプトを実行
  • 13.
  • 14.
  • 15. Routing Scrip t と管理 Script の連携 変数 1 変数 2 変数 3 変数 4 変更 参照 一定時間毎に実行され実行時の条件に応じて変数の値を更新する 呼毎に実行され、変数の値に応じてルーティング処理の振舞いを変更する 管理 Script Routing Script
  • 16. CCX Script と CCE Script の連携 Caller Entered Digit Peripheral Variables Account Number ECC Variables
  • 17.
  • 18. 着呼から Routing Script 起動まで ( 続き ) Dialed Number Call Type Routing Script
  • 20.
  • 23.
  • 24.
  • 25. 着信番号による呼の分類 Dialed Number Call Type Skill Group Routing Script 申込 紛失 その他 クレジットカード会社の コンタクトセンター 0120-123-456 0120-123-458 New_Application Lost_Card Account_Service 0120-123-457 New_Apply_Sg Lost_Card_Sg Acct_Svc_Sg New_App_Scr Lost_Card_Scr Acct_Svc_Scr
  • 26. 着信番号による呼の分類(別例) Dialed Number Call Type Skill Group Routing Script 東京 大阪 名古屋 集中受電 03-1111-2222 052-555-6666 Tokyo Osaka Nagoya 06-3333-4444 Front_Line_Sg Front_Line_Scr
  • 27.
  • 28. 着信番号別ルーティングのスクリプト例 着信番号毎に Call Type を分け、サービスレベル等のレポートを分離する場合 番号毎に Call Type を関連付け、そこから個別のスクリプトを起動。 Queue to Skill Group ノードは、 available なエージェントが複数いる場合は Longest Available Agent を選択する。
  • 29. 着信番号別ルーティングのスクリプト例 サービスレベル等のレポートを着信番号によらず統一する場合 Call Type ノードを用いて開始時の Call Type を上書きする。サービスレベル等のレポートはここで設定された Call Type に統一される。 番号毎の Call Type には overflow として着信呼数がレポートされる。
  • 31.
  • 32.
  • 33. If ノードによる日付の判定 組み込み関数 date() は現在の日付を整数形式で返す。一方 date(YYYY,MM,DD) は YYYY 年 MM 月 DD 日の日付を整数形式に変換する。この二つを組み合わせて、本日が YYYY 年 MM 月 DD 日か否かを判断している。 関数 date() が返す整数は 1602 年 1 月 1 日からの経過日数であるため、大小比較によって現在の日付が指定の日付より前か後かを判定可能。
  • 34. 時間外着信のレポート 営業時間中の場合は Call Type を MainMenu に変更。これにより、営業時間外の着信がレポートに影響してしまうことがない。 休日及び営業時間外に着信したコールは Call Type を ClosedTime に変更。これにより、営業時間外の着信は ClosedTime のレポートに反映される。 土日は下へ。営業日は右へ。 午前 9 時から午後 5 時は MainMenu へ。それ以外は ClosedTime へ。 平日の午前 9 時から午後 5 時までオープンする例
  • 35.
  • 36. ユーザー定義変数 Persistent を指定することで、 CCE Router プロセスが再起動しても値が失われない。
  • 37. 管理スクリプトによる実装例 平日の午前 9 時から午後 5 時までオープンする例 土日は下へ。営業日は右へ。 午前 9 時から午後 5 時は userOpen 変数を 1 に設定。それ以外は userOpen 変数を 0 に設定。 管理スクリプトが行うのは変数を設定するところまで。 ルーティングスクリプトが設定された変数を参照することでふるまいを変える。 管理スクリプトの実行頻度は時刻管理の粒度に応じて適宜設定
  • 39.
  • 41.
  • 42.
  • 43.
  • 44.
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  • 46.
  • 47. 転送先 VRU の指定 ターゲットの追加画面 Translation Route to VRU のプロパティ IP IVR を制御する VRU PIM 上に作成された Service をターゲットとして選択する。
  • 48. VRU 故障時、フル稼働時の切り離し Translation Route to VRU のプロパティ Peripheral.pg1_2.Online && Network.TrunkGroup.ntgivr1.TrunksIdle > 0 名称 “ pg1_2” の VRU PIM が Active になっていないとき、即ち 当該 PIM の制御する VRU が適切に稼働していないとき、変数 Peripheral.pg_2.Online の値が負となる。これにより故障した VRU を切り離せる。 上記 VRU PIM (pg1_2) に設定された Network Trunk Group を用いて VRU の空きポートの把握が可能になる。名称 “ ntgivr1” の Network Trunk Group があるとき、変数 Network.TrunkGroup.ntgivr1.TrunksIdle は当該 VRU の空きポート数を表す。従ってこれがゼロであればポートはふさがっている。 Consider If ( 前提条件 ) の項目を用いて、各 VRU を転送の対象とするかしないかを選別する。 Consider If に設定する数式
  • 49. VRU の負荷分散 (1/2) Network.TrunkGroup.ntgivr1.TrunksIdle タイプの選択 Translation Route to VRU のプロパティ 複数の VRU から最も稼働中のポートが少ない VRU を選びたい場合は、 TrunksInService が最小の VRU を選択するように設定する。この場合、「最小値以上のターゲットを選択」を選ぶ。 逆に空きポートが最も多い VRU を選択したい場合は TrunksIdle が最大の VRU を選択するよう設定する。この場合、「最大値以下のターゲットを選択」を選ぶ。
  • 50. VRU の負荷分散 (2/2) Translation Route to VRU のプロパティ Select Max Value of ( 次の値の最大を選択 ) に設定する数式 ターゲットの VRU PIM に設定された Network Trunk Group “ntgivr1” を用いて VRU の空きポートを参照し、空きポート数が最も多い VRU へ呼を転送する。 Network.TrunkGroup.ntgivr1.TrunksIdle
  • 51. VRU Script と CCE Script の連携 Caller Entered Digit Peripheral Variables Account Number ECC Variables
  • 52.
  • 53.
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  • 55.
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  • 60.
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  • 64.
  • 65. Select ノードによるターゲット選択 Select ノードによってターゲットの選択アルゴリズムを指定 Skill Group ノードにターゲットとなるスキルグループを列挙
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  • 72.
  • 73.
  • 75.
  • 76. エージェントへ転送するノード Peripheral Number による エージェントの指定。 最も広範に利用可能。 Skill Target ID によるエージェントの指定。 主に Supervisor Assist Call に使用。 Enterprise Name による エージェントの指定。 動的指定不可。
  • 77.
  • 79.
  • 80.
  • 81. Label ノードの使用 Label のプロパティ 設定済みラベルで最終ターゲットを指示する場合の設定。このラベルが実行される時点で呼を制御している可能性のある全ての Routing Client に対して予めラベルを定義し、ここで指定しておく必要がある。同じラベルノードの Routing Client が実行毎に異なる可能性のある例としては、 Routing Client が負荷分散された VRU の場合が挙げられる。 Label のプロパティ 設定済みラベルによる指定 計算式の結果による指定 ダイナミックラベルで最終ターゲットを指示する場合の設定。計算式により任意のラベルを応答することが可能。 Routing Client にとって有効なラベルを応答しなくてはならない。したがって、このラベルが実行される時点で呼を制御している可能性のある Routing Client が複数ある場合、どのような Routing Client であれ有効なラベルを応答することは計算式の責任となる。 Routing Client 毎に呼の転送時のプレフィックスが異なる場合等に特に注意を要する。
  • 82.
  • 83.
  • 85.
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  • 101.
  • 102.
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  • 105. シンプルなキューイングの例 事前に Routing Client を VRU に変更 指定の Skill Group に対してキューイング 待ち合わせアナウンスの再生 アナウンスのループ
  • 106.
  • 107. Queue to Skill Group の設定 (1/3) キューイング先の Skill Group を指定。 複数選択された場合は同時にキューイングされる。 Queue to Skill Group のプロパティ
  • 108. Queue to Skill Group の設定 (2/3) Queue to Skill Group のプロパティ 必要であればここで優先度を変更する。 優先度 1 が最優先。優先度 10 が優先度最低。 CVP の場合、 Router re-query をイネーブルにする。 IP IVR ではこの機能はサポートされていない。
  • 109. Queue to Skill Group の設定 (3/3) Queue to Skill Group のプロパティ Consider If ( 前提条件 ) の設定 SkillGroup.pg1_1.Cisco_Voice.FrontLnSg.LoggedOn > 0 ターゲットの Skill Group にログインしているエージェントが一人もいない状況、即ち、応答の見込みがない j 状況にも関わらずキューイングしてしまうことを防ぐには、 Consider If に上記式を適用してキューイングを回避する。
  • 110.
  • 111.
  • 112.
  • 113.
  • 115.
  • 116. ダミーの Service と Skill Group, Route Agent Queue 用のダミー Service ダミーの Route と ダミー Service への参照 Cisco_Voce Cisco_Voce ダミーの Skill Group Service Explorer Sill Group Explorer
  • 117. ダミーの Enterprise Skill Group と Enterprise Route ダミーの Skill Group ダミーの Skill Group に設定された Route Enterprise Route List Enterprise Skill Group List
  • 118. エージェントへのキューイング スクリプト例 ダミーの Enterprise Skill Group と Enterprise Route Caller Entered Digit Peripheral を指定 エージェントの指定方式は、下記 三種類のいずれかを選択。 Peripheral Number (Agent ID) Skill Target ID Enterprise Name
  • 119. 発信
  • 120.
  • 121. CTI OS Agent Softphone の Dial Pad Agent ID (Peripheral Number) も指定可能
  • 122. CTI からの発信の流れ Dialed Number Dialed Number Plan Call Type Routing Script Label Label 一致 一致せず ダイヤルされた 番号で発信 Routing Script が 応答した Label で 発信
  • 123.
  • 124. Dialed Number Plan Bulk ツール Post Routing を行う場合、ここで指定した Dialed Number に関連付けられた Call Type を 通じて Routing Script を起動する このパターンで到達できる 宛先の分類 Post Routing を行わない 場合の番号加工 Yes の場合 Post Routing を行う 発信するエージェントが 属する Routing Client パターン
  • 125.
  • 126.
  • 127.
  • 128.
  • 129. シンプルな発信スクリプト CTI でダイヤルされた番号を そのまま PBX へ渡す。
  • 130. シンプルな発信スクリプト(続き) 変数 Call.CallerEnteredDigits に CTI でダイヤルされた番号が 格納されている。 このスクリプトでは CED をそのまま PBX に渡している。 デフォルトの設定済みラベルではなく ダイナミックラベルを選択する。 CallManager routing client は Router re-query に対応していないため、 Router Re-query は無効に指定する。 Label ノードのプロパティダイアログ
  • 131.
  • 133.
  • 134.
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  • 140. Router Re-query の有効化 Select ノード、 Queue to Skill Group ノード等で Router Re-query を有効にするチェックボックスにチェックを入れる。 Queue to Skill Group のプロパティ
  • 141. Router re-query を用いた RoNA 回復不能 エラー 失敗理由の判定 転送先話中または無応答ならば右へ さもなければ下へ ここでの失敗も Re-query でリカバリー 既定優先度でキューイング 最優先でキューイング 通常パス Re-query 時のパス
  • 142. Re-query 理由の判定 Call.RequeryStatus 変数の値で判断 Call.RequeryStatus 変数の値 値の意味 REQUERY_ANSWER (0) 内部使用 REQUERY_ROUTE_SELECT_FAILURE(1) ターゲットの選択に失敗 REQUERY_CALLED_PARTY_BUSY (2) 転送先話中 REQUERY_NO_ANSWER (3) 転送先無応答 REQUERY_ERROR (4) 転送先到達不能 REQUERY_TIMED_OUT (5) 内部使用 REQUERY_ABORTED (6) 内部使用
  • 143.
  • 144.
  • 145.
  • 146.
  • 147.
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  • 150.
  • 151.
  • 152.
  • 153. メニューとキューを区別するレポート メニュー用 Call Type この先のスクリプトではキューイングのみ実行
  • 154.
  • 155. エラーのレポーティング例 メニュー用 Call Type この先のスクリプトではキューイングのみ実行 トランスレーションルーティングの失敗 音声応答スクリプト実行の失敗
  • 156.
  • 157. 溢れ呼のレポート例 Skill Group OrderL1Sg で処理された呼をレポート Skill Group OrderL1Sg から溢れた呼をレポート ただし、キューイング後にどちらで処理されたかまでは判断できない。
  • 158.
  • 161.
  • 162.
  • 163.
  • 164. スキルレベルのエミュレーション例 スキルレベルをエミュレーションするスクリプトの例 高レベルエージェント用の Skill Group “QandAL1Sg” に最初にルーティングを試みる。受信可なエージェントがいれば直ちに LAA でエージェントを選択、受信可のエージェントがいない場合は優先度 5 でキューイングする。 続いて低レベルエージェント用の Skill Group “QandAL2Sg” にルーティングし、こちらにも受信可のエージェントいれば直ちに選択され、いない場合はより低い優先度 6 でキューイングする。
  • 165.
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  • 175. スキルレベルのエミュレーション別例 キューイング時に優先度をつけない場合の例 高レベルエージェント用の Skill Group “OrderL1Sg” に最初にルーティングを試みる。 高レベルエージェントが一人も available でなかった場合、キューイングに備えて呼を VRU へ転送し、その後両方のレベルのエージェント用の Skill Group 、つまり “ OrderL2Sg” と “ OrderL1Sg” に同時にキューイングする。 もし “ OrderL2Sg” に available なエージェントがいた場合はただちにルーティングされる。
  • 178. カスタム関数 (SkillGroup.%1%.AnswerWaitTimeTo5 + 1) / (SkillGroup.%1%.CallsAnsweredTo5 + 1) この例では引数に Skill Group 名を取り、予想待ち時間を返すカスタム関数を定義している。
  • 179.
  • 180.
  • 181.
  • 182. 自動適応型ルーティングの例 まずもっともスキルの高いグループにキューイング 20 秒後に 2 番目のグループに対象を拡大 更に 40 秒後に最もスキルの低いグループにまで拡大
  • 183.
  • 184. 動的優先度ルーティングの例 優先度 5 優先度 4 優先度 3 優先度 2
  • 185.
  • 186.
  • 187.
  • 188. 付録 Script Editor の各種機能
  • 193. 付録 : CCE スクリプトのノード解説
  • 194.
  • 195.
  • 196.
  • 198.
  • 199.
  • 200.
  • 201.
  • 202.
  • 203.
  • 204.
  • 205. 時間 (Time) ( 続き ) 17 時を境に接続 B から 接続 C へ処理の進み先が切り替わっている様子
  • 206. 時間 (Time) ( 続き ) 接続毎にその接続へ分岐する時間帯を追加していく。時間帯を複数指定できるため、不連続な時間帯指定も可能。
  • 207.
  • 208.
  • 209.
  • 210.
  • 211.
  • 212.
  • 213.
  • 214.
  • 215.
  • 216. エージェント転送 (Agent to Agent) Peripheral Number による エージェントの指定。 最も広範に利用可能。 Skill Target ID によるエージェントの指定。 主に Supervisor Assist Call に使用。 Enterprise Name による エージェントの指定。 動的指定不可。
  • 217.
  • 218.
  • 219. VRU トランスレーションルート (Translation Route to VRU) のプロパティ Offline またはフル稼働中の VRU を回避する式を設定 空きポート数を返す式を設定 トランスレーションルート
  • 220.
  • 221.
  • 222.
  • 223.
  • 224.
  • 225. 付録 : IP IVR の外部システム連携
  • 226.
  • 227. Cisco CUCCX の主要なインタフェース 呼制御 ACD (コール     ルーティング) Communications Manager PSTN Web アプリケーション サーバ Contact Center Express Cisco Agent Desktop Desktop Application CTIQBE (JTAPI) キーイベント CCX CTI Protocol HTTP (GET/POST) SCCP, SIP H.323, MGCP HTML/HTTP, XML/HTTP SQL/ODBC (Read, Write) ODBC 準拠 SQL DBMS Web アプリケーション サーバ IP フォン 音声 ゲートウェイ Java RMI Invoke, Execute RMI enabled Java Application Java class Windows アプリケーション .exe コマンドライン ( 引数付 ) JTAPI / TAPI Telephony Application Servers Web AP サーバ HTTP IP IVR では使用不可
  • 228.
  • 229. 付録 : CVP の外部システム連携
  • 230.
  • 231.
  • 232. CVP の外部連携プロトコルと API CVP Server Ingress Gateway Voice XML Gateway (Voice Browser) ASR/TTS Server Unified CCE Web Application Server Java Remote Object Server Database Server SIP SIP VXML/HTTP(S) MRCP SCI XML/HTTP Java RMI JDBC 本資料のスコープ 公衆網
  • 233. CVP サーバーの内部ブロックと API CVP Combo Server Ingress Gateway ASR/TTS Server Unified CCE Web Application Server Java Remote Object Server Database Server SIP SIP VXML/HTTP(S) MRCP SCI XML/HTTP Java RMI JDBC Operating System SIP stack IVR Subsystem CVP Call Server Component CVP VXML Server Component Voice XML Gateway (Voice Browser) 公衆網 Tomcat / WebSphear CVP VXML Server カスタム音声応答アプリ J2EE JDBC JNDI
  • 234. 外部 DB へのアクセス Database Server VXML/HTTP(S) JDBC CVP VXML Server Component Voice XML Gateway (Voice Browser) Tomcat / WebSphear CVP VXML Server カスタム音声応答アプリ J2EE JDBC JNDI
  • 235.
  • 236.
  • 237.
  • 238.
  • 239. 外部 DB アクセス の冗長化 Database Server VXML/HTTP(S) JDBC CVP VXML Server Component Voice XML Gateway (Voice Browser) JDBC ドライバーによる対応 Database Server JDBC ドライバーが DB サーバーとの接続のキープアライブやバックアップサーバーへの接続の切り替えを自動的に制御。 DB への接続が establish になっていない限りはアプリへ即時にエラーを返すのも JDBC ドライバの動作として実現。 アプリから見て透過的である点が長所。 上記要件を満たす JDBC ドライバーを準備する必要があり、製品の機能に依存することとなる。 Tomcat / WebSphear CVP VXML Server カスタム音声応答アプリ J2EE JDBC JNDI
  • 240. 外部 DB アクセス の冗長化 Database Server VXML/HTTP(S) JDBC CVP VXML Server Component Voice XML Gateway (Voice Browser) コネクションプールによる対応 Database Server コネクションプールは、予め DB との接続を確立し、その接続をシステム稼働中ずっと維持することが可能。アプリからの接続要求時は、都度 DB への接続を試みる代わりに、コネクションプール上で既に接続済みのコネクションとアプリを結合し、アプリから解放要求が来ると、アプリとコネクションとの結合を解くのみで DB との接続はそのまま維持する。 コネクションプールは、 DB との接続が確立されていないと直ちにエラーとすることが可能。キープアライブもコネクションプールの機能として実行。 DB ダウン時は、別の DB サーバーへつながるコネクションプールへ接続することでフェイルオーバーする。 標準的な仕組みで実現可能であり、 JDBC ドライバの仕様等への依存性が小さい点が長所。 アプリケーションレベルでフェイルオーバー動作を実装する必要あり。(コネクションプールの機能としてフェイルオーバー可能かどうかは未調査) Tomcat / WebSphear CVP VXML Server カスタム音声応答アプリ J2EE JNDI JDBC JDBC Conn. Pool
  • 241. 外部 DB アクセス の冗長化 Database Server VXML/HTTP(S) JDBC CVP VXML Server Component Voice XML Gateway (Voice Browser) DB クラスタリングによる対応 Database Server DB サーバーのクラスタリングにより、 JDBC ドライバーからは冗長化された DB に対して透過的にアクセスする。 アプリケーション、 JDBC ドライバーに対するインパクトが最小である点が長所。 各種要件を満足する DB クラスタリングに対応した DB サーバー環境が必要。 DB クラスター Tomcat / WebSphear CVP VXML Server カスタム音声応答アプリ J2EE JDBC JNDI
  • 242.