Mais conteúdo relacionado Semelhante a ソフトウェア開発会社の経営者から見たクラウド (20) ソフトウェア開発会社の経営者から見たクラウド4. 株式会社サーバーワークス 代表取締役 大石 良 昭和48年7月20日 新潟市生まれ コンピューターとの出会いは10歳の頃 当時はPC-8001にベーマガのプログラムを入力する日々 コンピューターの購入は11歳 / SHARP X1 中2の時に初めてプログラムが書籍に掲載 高校入学記念にX68000を購入 大学生の時にパソコン通信開始。本格的にシェアウェアを販売 総合商社でインターネットサービスプロバイダー事業に携わる 2000年にドロップシッピングのASPを立ち上げるべく起業 Profile 5. 2000年 ドロップシッピング型ECサービスを立上げ 資金集めが難航 技術力、とくに技術チームの存在がビジネスの継続に欠かせないことを学ぶ ECシステムをパッケージとして提供 2002年よりEC、Webシステムの受託開発を開始 ECシステムにCMS機能を追加し、携帯対応することで「ケータイ@」サービスを立上げ 約1,000社が利用。日経新聞、JTB、松屋(牛丼)etc. サーバーワークスについて 12. Google Google AppsとGoogle App Engineは全く別物 Google Apps メールとスケジューラーのホスティングサービス Google App Engine->GAE Java,Python(Ruby, PHPも可能)アプリを動かすためのプラットフォーム データベースはBig Tableという名前のKey-Valueストア(いわゆるISAM) ベンダー解説 13. Microsoft Windows Azure .NETアプリケーションを動かすプラットフォーム 囲い込みが比較的緩い(でも書き換えは必要)Azureからオンプレミスへの移行を視野に入っている C#, VisualBasic.NETが使える 2010年2月に正式公開 ベンダー解説 14. SalesForce SalesForce CRM 実績あるCRMのSaaS Force.com Force.com 上で動くアプリケーションのプラットフォーム APEXという専用言語 販売がForce.com上に限られるため囲い込みがきつい その代わり、販売チャネルが既に存在しているとも言える。Apple AppStoreと同じイメージ ベンダー解説 15. Amazon AWS (EC2) インフラを貸し出すサービス(IaaS)。ホスティングに近い 囲い込みが比較的緩い 既存技術の延長線上で使える 既存の言語やアプリケーションを流用可能 負荷分散など一部書き換えが必要だが、比較的既存のアプリケーションを利用しやすい 先進性と事業継続性 クラウド事業者としては最先発 Amazon自体の事業も好調で、サービスも継続と成長が見込まれる ベンダー解説 22. ロケーション 原則英語 ネットワークに若干の遅延がある ビジネス慣習 登録のハードル(クレジットカード、郵便番号、電話による確認) セキュリティ 完全な変動費。絶対安くなるわけではない 技術的なハードル ストレージ(一時的ストレージと2種類の永続的ストレージ) データベース(Key-Value ストア) UTMの様な実績あるセキュリティ機器が使えない クラウドのデメリット 28. サーバー販売 致命的な市場縮小の可能性 レンタルサーバー レンタルサーバー事業者は①クラウド事業に乗り出すか②クラウド事業者のインフラに移行するか、いずれかで生き残りを図る必要性あり データセンター クラウド事業者向けのビジネスは堅調 長期的には需要縮退へ マーケットの変化 インフラはクラウドの一極集中が鮮明に 33. ソフトウェア開発(派遣・常駐型) 金融・公共系は当面動き無し 公共系では、公共向けクラウドの動きに注視 民間は、小~中堅を中心に導入の動き Windows AzureもGoogle App EngineもAmazon Web Serviceも独特のノウハウが必要。こうしたノウハウを学習しておけば、需要を維持できるはず 大企業はプライベート(グループ)クラウドで固めたがっている グループクラウドは、連結時代の解決策 ネットワークエンジニア(特にサーバーエンジニア)は、一刻も早くクラウドのトレーニングを! 雲をつかむ話 35. クラウド化の流れは必然 短期的な売上の為には、導入支援ビジネス Google AppsやSalesForceの導入など Amazon EC2なら後述のCloudworksをご検討ください 中~長期 大企業は、既存テクノロジの延長線上にあるプライベートクラウドを選択する可能性が SMBは、クラウド化が加速。特にSaaS化の流れを受けて開発案件は減少のトレンドに 技術トレンド SaaS化の流れとともに、JavaScript+HTML5+クラウドの仕様を把握した技術者に高い付加価値 まとめ 短期的にはソフトウェア開発会社の敵だが、 長期的視野で付き合うことで味方に引き込める筈 40. 開発アウトソーシング Amazon EC2を使った開発 既存アプリケーションのSaaS化 新規サービスの立上げ 運用アウトソーシング クラウドの運用を請け負う専任組織「クラウドオペレーショングループ」を編成(2010年3月時点で8名体制。今後拡大の予定) オプション