20100313

 HTTP通信
› ブラウザからのリクエスト（GET/POST=テキスト）
› サーバからのレスポンス（HTML=テキスト）
› サーバは複数のリクエストを同時に処理
 HTML
› ブラウザによる実装の違い（CSS、JavaScript）
 動作環境
› Webサーバ（IIS）、DBサーバの設定/管理
› ネットワーク
 セキュリティ
› URLに対するアクセス制御
› SQLインジェクション、クロスサイトスクリプティング

 実行環境
› IIS + .NET Framework
› IIS6とIIS7/7.5では設定方法に違いがある
 開発環境
› VisualStudio
 VisualStudio.NET - Framework 1.0
 VisualStudio.NET 2003 – Framework 1.1
 VisualStudio 2005 - Framework 2.0
 VisualStudio 2008 - Framework 2.0/3.0/3.5
 VisualStudio 2010 - Framework 2.0/3.0/3.5/4
 無償ダウンロード版 Visual Web Developer
 開発サーバとIISでは動作が異なる点に注意

 IISとの連携
› IIS6－ISAPI経由でASP.NETを呼び出し
› IIS7/7.5－ASP.NETを統合（統合モード）
 aspxファイルが実行されるには
› aspxファイル／コードビハインドファイル
 コードに自動展開された上でコンパイルされる
 dllを生成（テンポラリフォルダ）して実行
 ASP.NETの設定はweb.configファイルに
› デフォルトの設定は記述されていない

Silver
ASP.NET AJAX Library light
クライアントスクリプト

Webフォーム
WCF WCF
ASP.NET MVC 2 Data RIA
DynamicData Services Services

Webアプリケーション Webサービス

ASP.NET コア（HttpApplication）

Webフォーム
ブラウザ •リクエスト
HttpContext 初期化

リクエスト読
認証み込み

コントロール
ツリー生成
承認
コントロール
イベント
キャッシュ解決
I ポストバック
I イベント

S セッション情報取得
レンダリング

ページ毎処理
MVC
セッション情報格納
M
C
キャッシュ情報格納
ブラウザ •レスポンス
V

 開発方法
› コントロールのドラッグアンドドロップ
› イベントドリブン
› Windowsアプリケーションの開発に似た手順
 多種多様なコントロール
› VS2010 ツールボックス 86（+HTML 15）個
› Calendar、Chart、GridView等複雑なHTMLを
生成するものも
› うまく使えば高い生産性を得られる

 動作上の特徴
› Postback
 自分自身へのPOSTが規定動作
› ViewState
 コントロールの状態を保持
 仕様検討時の留意点
› コントロールをうまく使えるよう仕様を調整
› 1機能は1ページにまとめる
 ページ遷移はむしろ面倒
› ViewStateの使われかたを確認
 GridView+SqlDataSourceならノンコーティングで
ページングやソーティングが可能。ただし、全データ
をViewStateに保持

 ノンコーティングでデータベース管理ツールを提
供
› テンプレート化されたページ/コントロールの組み合わせ
により実現
 利用までの手順
› テンプレートの選択
› データモデルの追加
› Global.asaxの設定
 ページ/コントロールの単位でカスタマイズが可能
 DataAnnotationによる入力検証

 ASP.NET 4では各種データコントロールで
EnableDynamicData拡張メソッドが利用可

 ASP.NET MVCの開発の特徴
› コントロールのドラッグアンドドロップ
› データの表示箇所以外はHTMLを個別に記述
 コントロールの高生産性は活用できない
› イベントドリブン
› リクエストに応じた処理の記述
 GET/POST等の基礎知識は必要
› MVCパターンの採用
› ルーティングによるURLの簡潔化

 ASP.NET以外のWebアプリケーション開発者に
はWebフォームより理解しやすい

 Model
› データへのアクセス部分を記述する
› Model作成に固有のサポートはない
 Entity FrameworkやLINQ to SQLを利用可能
 リポジトリパターンやサービスレイヤの利用が推奨
› AccountModelが参考になる（MVC 2）
› DataAnnotationによる入力検証が可能に（MVC 2）
 Control
› リクエスト毎の処理を記述する
› VisualStudioが足場（スキャッフォールド）の作成をサポー
ト
 View
› 表示するHTMLのテンプレートを記述する
› VisualStudioが足場の作成をサポート

 CodePlexから提供
› Microsoftが正式にサポート
 主な内容
› テンプレートを用いた簡潔なHTML記述
 データ連携UIを宣言的に記述
› DataViewによるデータの操作
 追加/更新/削除の状態をクライアント内で保持
› DataContextによるWebサービスとの連携
 JQueryと高い親和性

 ノンコーティングでデータ操作の可能なWeb
サービスを提供
› RESTfull－HTTPメソッドがCRUD操作に対応
（PUT/GET/POST/DELETE）
› データ形式はAtomPub/JSON
› Entity Frameworkを追加
› WCF Data Servicesページを追加し、Entity
Frameworkのクラス名と操作範囲を設定

 データを直接公開するようなWebサービスの構
築に有効

 Silverlight 4のデータ連携の標準になると思われる

› WizardでDomainServiceクラス、メタデータクラスを追加
› ビルド時にSilverlightクライアントで利用するクラスを自動生成
› データソースのドラッグアンドドロップでデータ連携UI部分を
自動生成

 SilverlightだけでなくWebフォーム、ASP.NET MVC、
AJAXでの利用が可能
 Wizardで作成したサービスレイヤの独自拡張にも対応
 DataAnnotationによる入力検証に対応

 APIを公開するようなWebサービスの構築に有効

エンティティクラス

メタデータクラス Wizardにより生成
サ
ー DomainService クラス Wizardにより生成
バ
WCFモジュール

WebDomainClient
Silverlight

Generate クラス
エンティティビルド時に自動生成
メタデータ
DomainContext

エンティティクラス ASP.NET MVC

メタデータクラス

DomainService クラス DomainDataSource Webフォーム

WCFモジュール

WebDomainClient

Generate クラス
エンティティ AJAXクライアント等
メタデータ
DomainContext

 共通のベース上で
 共通の開発環境を利用する
 協働を意識した
 強力な機能群が
 提供される

20100313

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