14. LX ZONE とは
今日はこの話をします(途中まで)。
ZONE というのは Linux でいう chroot の
もっとかっこいい版(というと乱暴だな)
LXZONE というのは OpenSolaris の ZONE
の上に Linux 環境をまるごとぶち込むという
もの
この上で Linux のプリンタドライバを動かし
て、そのプリントキューに投げ込んで印刷し
ましょう、という方法
最近噂を聞かなくなった Jaris もこの方法
15. LX ZONE の印刷環境の構築 (1)
まずは Global Zone ( 親元の OpenSolaris)
のプリンタキューを作成
USB プリンタの場合は Plug すると先ほどの
Presto で検知してくれる ( スクショ取り損ねたしくしく……)
ここではプリンタの出口さえ
できればいいので
プリンタは MFG:Generic
MDL:Postscript
とかで OK
これを共有しときます
16. LX ZONE の印刷環境の構築 (2)
Zone を作るには ZFS の領域が必要
仮に datatank/lxzone とします
ネットワークの準備
dladm show-link で起きてる物理 NIC を控える
Zone は固定 IP で運用するので
LX Zone 用のイメージを取っておく
CentOS 3.7 用 ( 古っ ) のがここにあります
http://dlc.sun.com/osol/brandz/downloads/
17. LX ZONE の印刷環境の構築 (3)
$ pfexec zonecfg -z lxzone
LX Zone 作成用
lxzone: No such zone configured パッケージ
Use 'create' to begin configuring a new zone.
Zone を置く
zonecfg:lxzone> create -t SUNWlx ZFS 領域
zonecfg:lxzone> set zonepath=/datatank/lxzone mountpoint ではない
zonecfg:lxzone> add net
zonecfg:lxzone:net> set address=192.168.xx.100/24
zonecfg:lxzone:net> set physical=bge0 さっき調べた
物理 NIC 名
zonecfg:lxzone:net> end
zonecfg:lxzone> commit
zonecfg:lxzone> exit
$
18. LX ZONE の印刷環境の構築 (4)
あとは参考文献どおりやっただけです
ので詳細は省略
んでドライバをインストールしてみよう!
がっ、LX Zone で通信が確立しませんよ?
調べてみたら /etc/sysconfig/network-script/eth0
の内容がでたらめ
直してネットワークサービス再起動したらエラーで怒
られる
時間切れ。終了……。ちーん。
ぼくは GUI から Linux 入ったから管理系弱いの
です。しくしく。
19. LX ZONE の印刷環境の構築 (5)
参考文献に依ればあとは
LX Zone 側にドライバをインストールして
localhost:631 でポートを OpenSolaris の共有プ
リンタに振り向けて
(lpd://hostname/printername)
OpenSolaris 側に戻ってプリンタ作って
LX Zone 側のプリンタを参照すればいい
…… らしい。
20. まとめ
デスクトップ環境としての OpenSolaris はか
なりイケてるけど、印刷はやや残念な感じ
直接つないでの使用を検討しているならプリンタ
は選んだ方がいいです (PS プリンタ or HP)
ネットワーク上にほかの OS があるなら手はある
LX Zone はぼくの admin 知識が足りなくて
中途半端に終わってしまいました
GUI から入ったもやしっ子はこれだから!
続きはブログ or 次回のオフで報告します
21. 参考文献
Nicholas A. Solter, Gerald Jelinek and Devid Miner
“OpenSolaris Bible”, WILEY
瀧 @ ジャストプレイヤー as OpenSolaris 日本ユーザ
会会長さんのブログ
CUPSを利用したらHP Officejet7410から印刷できた
UNIX(FreeBSDなど)から、Windowにしか
繋がらないプリンタ(WPSプリンタ)などに印刷する。
原口さん az OpenSolaris エバンジェリストのブログ
三分レシピ プリンター編