キッズ版糖尿病手帳「DMクエスト」
- 2. 課題
“98パーセント”
糖尿病治療において、患者自身によって行われている
割合。
親(家族)が“警察”になってしまいがち。一方、親の言う
ことには、反発しがち。かつ、親(家族)もガミガミ言う自
分への罪悪感。
思春期等のため、セルフコントロールが難しい。定期的
かつ継続的な血糖値測定や投与量の記録管理が大変。
≪患者の声≫
「食べる度に打つのが面倒。注射の準備も面倒」
「ポンプに比べて血糖コントロールがしにくい」
- 5. ソリューション
患者ができる範囲での「自律」を目指す
記録する情報は制限しかつわかりやすいUI設計
DMコントロールができている状態、増悪した状態のロード
マップをゲーム感覚(RPG)で表現。
楽しみながら学ぶ“エデュテーメント”!
主治医、製薬企業、研究者等との情報共有、連携(治療、
研究への協力体制)
- 8. 医師
患者会
・仲間、相談役
・アプリ開発、運用
薬剤師
看護師
患者
(KIDS)
家族
(親)
DB
研究機関
製薬メーカー
見守り
注射針
廃棄ボックス
血糖値計測器
廃棄ボックス
スターターキット
(おでかけポーチ)
AWS
励まし、相談
励まし、相談
指導
指導
臨床データ
副作用データ
- 9. マーケット(1型DM患者)
世界の小児患者(15才以下) = 約50万人
※2011年IDF(国際糖尿病連合)調べ
日本は?
人口比で計算すると… 約1万人
(全世界では、約50万人)
想定ユーザー数
最低シェア10% = 1000人
(全世界では、5万人)
※ ニッチゆえにアプローチしやすいのでは。
- 10. 収入
≪スタート≫
助成金(経産省、厚労省、総務省等)
クラウドファンディング
≪ランニング≫
スターターキット販売
(血糖値測定器、ポーチ、廃棄ボックス、アプリ体験版)
アプリ課金(月額500円)
バナー広告(製薬、医療機器メーカー等)
- 12. コスト
≪スタート時≫
アプリ開発(PG、デザイナー他)
500万円/2カ月→ プロボノ活用でコストダウン
≪ランニング≫
サーバー(DB、アプリケ―ション)
10万円/月
≪スポット≫
スターターキット製作(デザイン料等)
PR(宣伝広告費)
ユーザー向けイベント
- 13. 収支(初年)
収入
クラウドファンディング100万円
アプリ課金
(500円/月*1000人)
600万円/年
リアルイベント
(5000円*100人/年)
50万円/年
広告120万円/年
スターターキット
1.5万円/個
(血糖値測定器、ポー
チ、廃棄ボックス)
(助成金)
合計1070万円/年
コスト
アプリ開発500万円
サーバー120万円/年
リアルイベント420万円/年
PR 120万円/年
スターターキット製作(1.2万円/個)
合計1160万円/年
⇒ 初年870万円- 1160万円= ▲290万円
2年目以降770万円- 660万円= 110万円
3年目で黒字化