独自実装の電子国土からオープンソースとなった地理院地図への変更に伴い、社内に設置しているWebGISに変更が必要となった話

1. 電子地図事情に
追いつけていない話
電子国土から地理院地図への移行(仮)

2. 自己紹介
 名前：Zoar (Twitter: @k_zoar)
 生息地：川越市極東
 ブログ：えぢた 2.2
http://k-side.hatenablog.jp/
 職業：提督業(Lv102くらい)
OSMのライトマッパー
 副業：某団体職員・一般事務

3. 今まで - 電子国土の利用
 会社で測量の基準になる点を表示する
Webサイトを設置
点の位置を示すための背景図として
電子国土を利用
 社外用と社員用があります
どちらもWANから見ることができます

4. 状況の変化-
電子国土から地理院地図へ
 地図データがタイル配信へ
 OpenLayersで表示させる形に変化した
 いわゆるFOSS4Gとの連携が容易に
 なんでOpenStreetMapじゃないの？

5. 変化への対応-サイトの改造
 OpenLayersの扱いは知りませんでした
 GeoServerをインストールし、レイヤープ
レビューのページソースを写経するなど
 なんとかJSONを表示して社外用のサイ
トは表示できるように

6. 次のハードル-量の問題
 社外向けは約3000ノード、6フィールド
 これはJSONで表示して問題なし
 社員向けは約35000ノード、8フィールド
 こちらは読み込み・拡大縮小に時間がか
かりすぎるという問題が

7. 現状-解決法の模索
 社員向けはJSONではなくWMSで表示さ
せた方がレスポンスがよかった
 一方で点をクリックして情報を取得する
方法がうまくいかない
 GeoServerのプレビューページをコピペし
ても表示されなかったり
 もう少しトライしてみます

8. 余談
 OpenStreetMapの建物トレースや道路追
加に自前のWMSが使えるようになりまし
た
 基盤地図情報をshpに変換後GeoServer
でWMSを配信してもらう→JOSMで表示
＆トレース
 ローカルでGeoServerを動作させればオ
フラインでもトレースが可能

9. 電子地図事情に
追いつけていない話
電子国土から地理院地図への移行(仮)
ご清聴ありがとうございました