1. 活クラウド
AWSをどう利用するべきか
2013/11/09
Junichiro Ueno / @jun116
DevLOVE現場甲子園2013
楽天タワー2号館

2. 現場

4. 技術ブログ
Developers.IO
http://dev.classmethod.jp/

5. 自己紹介

6. Junichiro Ueno
上野 潤一郎
Community :
DevLOVE
!
Company :
クラスメソッド株式会社
AWSソリューション部
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facebook : junichiro.ueno

7. クラウドをどう活用
すればいいの？

8. その前に

9. 普段の現場

10. 受託開発

11. サービス・システム
開発

12. インフラエンジニア
ではなく
開発エンジニア

13. 会社がAWSを推進

14. 今日から
EC2, RDS, S3, SQS, SES, …
で開発よろしく

15. ( ́Д｀)=3

16. とはいえ、
結構面白そう

17. 何ができるの？
から始める

18. 現場での経験を元に
仮想システムの構築
するとどのようにするか

19. 広告配信システム
•
配信広告の制御
•
ブラウザから広告をクリック
•
クリックで対象サイトに遷移
•
クリック数等をDBに保存

20. 実現したいこと
•
大量アクセスに耐えられる構成
•
アクセス数に応じて構成を調整
•
データをロストが発生しない

21. Attention !!
今回のサーバ構成等は架空のものです
広告配信の経験もありませんｗ
AWSを利用するとどんなことが
できるのかのイメージとご理解
いただければと思います
この構想には @makotan にご協力
いただきました

22. 構成イメージ

24. 構成
•
•
•
•
Webサーバ
EC2 c1.xlarge
Worker
EC2 m1.medium
DynamoDB
IOPS = ワーカーの処理可能数 x 台数
RDS
db.m1.medium

25. 構成のポイント

26. ポイント①
SQSを利用

27. なぜ？
直接 DynamoDB を更新すれば

28. DynamoDB
設定したIOPSを超えた瞬間から
急激にパフォーマンスが落ちる
→ 書込IOPSは値段も高い
大量アクセスの書込に利用は
必ずしも向いているわけではない

29. だから
SQSを利用して負荷を軽減

30. SQS
キューの追加に制限がなく、
データロストがない(冗長構成)
低コストで利用可能
→ 急激な負荷に耐えつつ
ある程度パフォーマンス保証
!
※ メッセージは重複します

31. Worker
SQSからデータを取得し、
DynamoDBとRDSを更新
→ データ取得量を調整が可能
瞬間ピークにも焦らなくて済む

32. ポイント②
DynamoDBの利用

33. なぜ？
RDSだけでよいのでは

34. DynamoDB
更新が速いのはメリットだが、
読込パフォーマンスの速さも抜群！
→ 読込IOPSは比較的安価

35. だから
DynamoDBをデータ読込に活用

36. 例えば
•
広告の表示時にどのような内容を
表示するかをDynamoDBから取得
•
広告の表示数による表示の可否調整

37. 参照系として利用
•
RDSのリードレプリカを並べるより安価
→ リードレプリカは起動も遅い
•
パフォーマンスの調整も簡単
→ IOPSを調整すれば良い
•
なにより圧倒的な信頼性
→ 分散型で強い整合性を持つ

38. パフォーマンス

39. 想定性能
!
秒間 2500リクエスト
!
※ 似た構成での計測値

40. 構築・運用

41. Cloudformation
→ 何度でも再構築が可能
→ テンプレートで環境管理
!
※ 似た構成での計測値

42. まとめ

43. ただの箱
から
サービス群の活用へ

44. 設計、構築
開発エンジニア視点でも
担当できるようになる

45. いままで
!
開発したものを
提供する

46. これから
!
運用環境を含め
開発・提供する

47. Thank you
for listening!
Lets us make new cloud modeling together!