DoChubuつながるマップ研究会発表資料

1. 避難行動マニュアル作成支援
―豊田市小渡自治区（H27年度わくわく事業）―
つながるマップ研究会《発表会》
平成２７年１２月１６日
DoChubu事務局 小穴久仁

2. 4
背景・目的
平成24年度に防災マップを作成（eコミ
マップ・DoChubu）して以後、従来通
りの防災訓練を行うのみで、防災マップ
が活かし切れていない。
また、自主防災会が組織されているもの
の役割が具体的に明示されておらず、災
害時に対応する組織として不備が多いと
みられる。
このため災害情報の収集方法や避難行動
に当たる役割の明確化を規定し、防災
マップの利活用につなげられる避難行動
マニュアルを作成する。
 自治区住民の命を守る活動として、災
害時の避難行動マニュアルを作成し、
減災・防災の意識向上を図る。
 防災委員と住民が話し合って取り組む
ことにより、地域防災力および地域の
連帯を強化する。
 自治区内の共通課題として作成する。
場所：豊田市小渡自治区（旧旭町）
特徴：山間地・矢作川上流部
対象：気象災害
設定 目的

3. 7
本事業開始に先立ち、名古屋地方気
象台と愛工大地域防災研究センター
を見学。気象台では防災カードゲー
ム「クロスロード」の体験や観測機
器の解説、地域防災研究センターで
は正木先生の講演や施設の解説を頂
いた。
防災・研究機関見学
取り組み内容
講習会は2月にかけて8回前後行う。
災害・防災情報をどう収集するか、
地域防災において各種団体や役員は
どのような役割を持つか、避難行動
マニュアル作りの方法などを講習し
ている。1月以降は完成版の最終確
認を予定。
マニュアル作り講習
会
避難行動マニュアルの試案が完成し
た段階で、マニュアルの有効性を検
証する講習会を行った。検証はDIG
カードを用い、質問に対しマニュア
ルへ記入しながら対処していく中で、
漏れや抜けをその場で修正している。
有効性の検証

4. 8
11月21日に明和自治区で災害対応訓練。訓練はDIG
カードで未明から深夜に及ぶ災害進行を体験。カード
内容は気象情報や住民通報のほか、小中学校の授業中
止、トラックドライバー迷い込みなども混じる。狙い
とするしっかり者の自治区長さん頼みからの脱却と、
各自治会が持つべき課題の意識付けは達成のようだ。
災害対応訓練（豊田市明和自治区）
マニュアルシートは情報収集（気象台発表、市役所・
支所広報、矢作川、住民・インフラ通報）と、避難行
動（自主防災会、避難行動要支援者、避難行動）の2
シートに分けられ、収集した情報に対処する人や動き
が規定されている。
避難行動マニュアルシート
成果物イメージ
年 月 日 曜日 No.
警報 特別警報
土砂災害
警戒情報
指定河川
洪水予報
記録的短時間
大雨情報
避難準備情報 避難勧告 避難指示 避難所開設情報
通行規制
（通行止）
学校○○
１－１・２・３ １－１・２・３ １－１・２・３ １－１・２・３ １－１・２・３ １ ３－１・２ ３－１・２ １－１・２・３ １ １－１・２・３
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市役所・支所広報気象台発表
年 月 日 曜日 No.
１－１ １－２ １－３ １－４ １－５ １－６ １－７ １－８ ２－１ ２－２ ２－３
会長（自治区長）
副会長
（副自治区長）
総務
（自治区庶務）
副総務
（自治区会計）
環境防災部長
消防団第9方面
隊第1分団長
組長 班長（小渡） 民生委員 消防団 社会福祉協議会
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自主防災会 避難行動要支援者