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InformationDesign no SUSUME
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Notas do Editor
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- グラフィックデザインのように見た目をデザインするのでもなく\nプロダクトデザインのようにモノをデザインするのでもなく\n\n情報デザインは「分かりやすさ」をデザインするものです\nこの分かりやすさのデザインとは何なのか？１つ例を挙げて説明していきましょう\n
- この分かりやすさのデザインとは何なのか？１つ例を挙げて説明していきましょう\n例えば，将来知的好奇心旺盛なお子さんが「パパ，１エーカーの広さってどれくらい？」と尋ねて来たとしましょう\n\nエーカー，あまり使わない単位ですが，現代は非常に便利で，たいがいのことはWikipediaで調べることが出来ます\nというわけでWikipediaのエーカーについての項目をまとめてみました\n
- というわけでWikipediaのエーカーについての項目をまとめてみました\nこちらです！\n\n…こんなもの見せられても「わかるかボケェ！」となってしまいますねw\n
- というわけでWikipediaのエーカーについての項目をまとめてみました\nこちらです！\n\n…こんなもの見せられても「わかるかボケェ！」となってしまいますねw\n
- …こんなもの見せられても「わかるかボケェ！」となってしまいますねw\n\nこのスライドは何が問題なのか？\nここに書いてあることはWikipediaに書いてあるものなので，おそらく正確なはずです\nしかし，「エーカー」についての数値データ等の事実を羅列しただけのモノでしかないのです\nようするにこれらは情報ではないのです\nもうちょっと情報系っぽく表記すると「！情報」なのです\n
- …こんなもの見せられても「わかるかボケェ！」となってしまいますねw\n\nこのスライドは何が問題なのか？\nここに書いてあることはWikipediaに書いてあるものなので，おそらく正確なはずです\nしかし，「エーカー」についての数値データ等の事実を羅列しただけのモノでしかないのです\nようするにこれらは情報ではないのです\nもうちょっと情報系っぽく表記すると「！情報」なのです\n
- もうちょっと情報系っぽく表記すると「！情報」なのです\nじゃあここで言う「情報」とはどのようなものを指すのか？\nそれは，データや事実を基に，それらをあるコンテキスト，文脈の中で捉えることによって理解，意味付けされたものを指します\n\nじゃあコンテキスト，文脈とは何か？\n
- じゃあコンテキスト，文脈とは何か？\n例えば，１エーカーはアメリカンフットボールのフィールドからエンドゾーンの部分をのぞいた領域をほぼ等しい面積です\nこのように「アメフトのフィールド」というコンテキストで１エーカーを見ると，先ほどよりは分かりやすくなったかと思います\nしかし，多くの日本人にとってアメフトのフィールドはあまり馴染みが無いので，まだちょっど曖昧な印象もあります\nつまり，「アメフトのフィールド」というのはアメリカ人などにとっては有効なコンテキストと言えます\n
- じゃあコンテキスト，文脈とは何か？\n例えば，１エーカーはアメリカンフットボールのフィールドからエンドゾーンの部分をのぞいた領域をほぼ等しい面積です\nこのように「アメフトのフィールド」というコンテキストで１エーカーを見ると，先ほどよりは分かりやすくなったかと思います\nしかし，多くの日本人にとってアメフトのフィールドはあまり馴染みが無いので，まだちょっど曖昧な印象もあります\nつまり，「アメフトのフィールド」というのはアメリカ人などにとっては有効なコンテキストと言えます\n
- これで，「１エーカー」という面積が理解出来たのではないでしょうか？\nまた，筑波大生に対して１エーカーという面積を伝えるにはどうするか？\n同じように筑波大学の地図に重ねてみるとこのようになります\n…筑波大でっかいっすね．移動が大変で本当に困りますw\n\nこのように，データというものは，自分が持っているコンテキストと比較することによって，\nはじめて理解され，意味を持つのです\nまた，複数の異なるコンテキストを用いることによってまた新たな理解を得ることも出来るのです\nこの例で言えば，１エーカーというものを理解する過程で，筑波大は石川高専の１０倍はデカいということも理解出来る．といった形です\n\nとまぁここまで偉そうに喋ってきましたが\n
- これで，「１エーカー」という面積が理解出来たのではないでしょうか？\nまた，筑波大生に対して１エーカーという面積を伝えるにはどうするか？\n同じように筑波大学の地図に重ねてみるとこのようになります\n…筑波大でっかいっすね．移動が大変で本当に困りますw\n\nこのように，データというものは，自分が持っているコンテキストと比較することによって，\nはじめて理解され，意味を持つのです\nまた，複数の異なるコンテキストを用いることによってまた新たな理解を得ることも出来るのです\nこの例で言えば，１エーカーというものを理解する過程で，筑波大は石川高専の１０倍はデカいということも理解出来る．といった形です\n\nとまぁここまで偉そうに喋ってきましたが\n
- とまぁここまで偉そうに喋ってきましたが，\nここまで説明して来たこと．すべてが人に説明する際に我々が当たり前に行っていることだとお思いでしょう\n\nそう，発表タイトルにもある通り，情報デザインとはものすごく当たり前なことなのです\n
- そう，発表タイトルにもある通り，情報デザインとはものすごく当たり前なことなのです\nこの表現は分かりやすいのか？この表現で意味は伝わるのか？\n情報デザインとは，これらの問いを解決するために相手のコンテキスト，先ほどは文脈といいましたが，\n立場と言い換えてもいいでしょう．立場になって物事を考え，伝えることなのです\n\n「デザイン」と言うと，芸術畑の人間ではない我々はちょっと尻込みするかもしれませんが，\nここで挙げた「当たり前のこと」をやるだけで今日から貴方も情報デザイナーになれるのです！\n
- そう，発表タイトルにもある通り，情報デザインとはものすごく当たり前なことなのです\nこの表現は分かりやすいのか？この表現で意味は伝わるのか？\n情報デザインとは，これらの問いを解決するために相手のコンテキスト，先ほどは文脈といいましたが，\n立場と言い換えてもいいでしょう．立場になって物事を考え，伝えることなのです\n\n「デザイン」と言うと，芸術畑の人間ではない我々はちょっと尻込みするかもしれませんが，\nここで挙げた「当たり前のこと」をやるだけで今日から貴方も情報デザイナーになれるのです！\n
- この分かりやすさのデザインとは何なのか？１つ例を挙げて説明していきましょう\n例えば，将来知的好奇心旺盛なお子さんが「パパ，１エーカーの広さってどれくらい？」と尋ねて来たとしましょう\n\nエーカー，あまり使わない単位ですが，現代は非常に便利で，たいがいのことはWikipediaで調べることが出来ます\nというわけでWikipediaのエーカーについての項目をまとめてみました\n
- もうちょっと情報系っぽく表記すると「！情報」なのです\nじゃあここで言う「情報」とはどのようなものを指すのか？\nそれは，データや事実を基に，それらをあるコンテキスト，文脈の中で捉えることによって理解，意味付けされたものを指します\n\nじゃあコンテキスト，文脈とは何か？\n
