SlideShare uma empresa Scribd logo
1 de 60
Baixar para ler offline
モナド概論

    bleis-tift


November 17 2012
モナド概論
モナドハンズオン前座発表

      bleis-tift


  November 17 2012
自己紹介




id:bleis-tift / @bleis
名古屋 Scala / なごやか Scala
Scala が好きです。でも F#のほうがもーっと
(ry
Microsoft MVP for Visual F#
この会の趣旨(だったもの)


  モナドで躓いている人たちに、「モナドって
  こんな感じのものだよ」っていうのを丁寧に
  教える会
  決して「うわ、あの人たちこわっ!」って雰
  囲気にならないような感じ
  より多くの人が「モナドって便利!」って
  思ってもらえたら素敵じゃない?
どうしてこうなった・
         ・・
対象


次のどれかに当てはまる人を一応対象とします。
  何らかの静的型付けの関数型言語でプログラ
  ムが書ける
  モナドを勉強して挫折したことがある
  Maybe モナドくらいなら・
                ・・
分からない所は発表中でも構わずに質問をお願い
します。分かる範囲でお答えします。
モナド
モナドとは


とりあえず、
  型パラメータを 1 つとる型と、
  >>=(バインド) 演算子と、
  return 関数
が出てきたら「モナド」というゆるい感じからは
じめます。
が、しばらく出てきませんので頭の片隅に置いて
おいてください。
Maybe モナド
連続した null チェックのだるさ

こんなコードはだるい。
連続した null チェ   ック
let a = f1 x
if a <> null then
  let b = f2 a
  if b <> null then
    ...
こんなだるいことしてるとどっかでミスる (いわ
ゆるぬるぽ)。
return がある言語だと、return すればいいんじゃ
ね?ってなることもある
途中で return


連続した null チェック (Scala)
val a = f1(x)
if (a == null)
  return null
val b = f2(a)
if (b == null)
  return null
...
うーん、でもやっぱりだるい。
本当にやりたかったことが埋もれてしまっている。
爆ぜろリアル!

俺はこう書きたいんだ!
理想形 1
let a = f1 x
let b = f2 a
...
もしくは・
    ・・
理想形 2
x |> f1 |> f2 |> ...
どちらにしても null チェックなんてしたくない!
                         !!
とりあえず
ぬるぽが起きないようにしましょう。
option 型を定義
type option<’T> = None | Some of ’T

これで string と option<string> が別の型に!
  option<string> に対して string のメソッドは
  直接呼び出せなくなった
  シグネチャに「値が無いかもしれない」とい
  う情報を埋め込めるようになった
  Scala の場合は sealed なクラスとして Option
  を作り、None という case object と Some とい
  う case class を用意
option 型で書き直す
連続した null チェ   ック (再掲)
let a = f1 x
if a <> null then
  let b = f2 a
  if b <> null then
    ...

各関数が option を返すように書き換え
match f1 x with
| Some a ->
    match f2 a with
    | Some b ->
        ...
    | None -> None
| None -> None
全然だめだ!
そこで!
こんな演算子を導入してみます。
>>= 演算子の導入
let (>>=) opt (f: ’a -> option<’b>) =
  match opt with
  | Some x -> f x
  | None -> None
ネストしたパターンマッチ (再掲)
match f1 x with
| Some a ->
    match f2 a with
    | Some b ->
        ...
    | None -> None
| None -> None
Some の場合の処理を関数で表現すると・
                    ・・
こう!
>>= 演算子を使って書き直し
f1 x >>= (fun a ->
f2 a >>= (fun b ->
  ...
))
関数のネストになった!
ネストしたパターンマッチと比べてみる (再掲)
match f1 x with
| Some a ->
    match f2 a with
    | Some b ->
        ...
    | None -> None
| None -> None
再確認
>>= 演算子 (再掲)
let (>>=) opt (f: ’a -> option<’b>) =
  match opt with
  | Some x -> f x
  | None -> None

ネストしたパターンマッチ (再掲)
match f1 x with
| Some a ->
    match f2 a with
    | Some b ->
        ...
    | None -> None
| None -> None
OK ですか?
色々書き換えてみる

元のコード (再掲)
f1 x >>= (fun a ->
f2 a >>= (fun b ->
  ...
))

ネストを取り除く
f1 x >>= (fun a ->
f2 a) >>= (fun b ->
f3 b) >>= (fun c ->
  ...
)
最後の閉じかっこが増えなくなった!
色々書き換えてみる

元のコード (再掲)
f1 x >>= (fun a ->
f2 a >>= (fun b ->
  ...
))

F#の本気
f1 x >>= fun a ->
f2 a >>= fun b ->
f3 b >>= fun c ->
  ...


括弧?何それおいしいの?
色々書き換えてみる

元のコード (再掲)
f1 x >>= (fun a ->
f2 a >>= (fun b ->
  ...
))

関数を直接渡す
x |> f1 >>= f2 >>= ...
お・ ?
 ・・
理想形 2 にそっくりや!(再掲)
x |> f1 |> f2 |> ...
理想 1 も実現したい!
F#や Scala や Haskell ではできるんです!
それぞれ、
   F# ・・・コンピュテーション式
   Scala・ for 式
         ・・
   Haskell・ do 式
          ・・
という (モナド用の) 構文が用意されています。
>>= 演算子はそれぞれ、
   F#・ Bind メソッド
       ・・
   Scala・ flatMap メソッド
         ・・
   Haskell・ >>= 演算子
          ・・
に対応します。>>= 演算子以外に・         ・
>>= 演算子以外に必要なもの



  F#・ Return メソッド
      ・・
  Scala・ map メソッドとユニットコンストラ
       ・ ・
  クタ
  Haskell・ return 関数
         ・・
が必要になります。
横道:Scala の map メソッド


       Option[T] に T => U な関数を適用し、
       Option[U] を作るメソッド
       flatMap とユニットコンストラクタがあれば
       作れる
// Option[T] のメソッド (this は Option[T])
def map[U](f: T => U): Option[U] =
  this.flatMap { x => Some(f(x)) }
                        1
       にも関わらず必要なのは効率のため?



  1
      return をそのまま提供するのが色々面倒だからっぽい?
本題に戻って
理想 1 の実現に必要なクラスを用意します。
MaybeBuilder
type MaybeBuilder() =
  member this.Bind(opt, f) =
    match opt with
    | Some x -> f x
    | None -> None
  member this.Return(x) = Some x
let maybe = MaybeBuilder()

>>= 演算子の定義はこうでした。
>>= 演算子の定義 (再掲)
let (>>=) opt (f: ’a -> option<’b>) =
  match opt with
  | Some x -> f x
  | None -> None
また横道:Scala だと

Option クラスにメソッドを定義することになり
ます。
def flatMap[U](f: T => Option[U]): Option[U] =
  this match {
    case Some(x) => f(x)
    case None => None
  }
def map[U](f: T => U): Option[U] =
  this match {
    case Some(x) => Some(f(x))
    case None => None
  }
本題に戻って
さっきの maybe を使うと・
               ・・
こう書けるようになる!
maybe {
  let! a = f1 x
  let! b = f2 a
  ...
  return 結果
}

理想 1 と比べてみる (再掲)
let a = f1 x
let b = f2 a
...
もうちょっと具体的な例で説明します。
http://d.hatena.ne.jp/mzp/20110205/monad
「db という Map に格納されている”x”と”y”を加
算する」
理想
let db = Map.ofList [("x", 1); ("y", 2); ("z", 3)]

let result =
  let x = db |> Map.find "x"
  let y = db |> Map.find "y"
  x + y

実際
let result   = maybe {
  let! x =   db |> Map.tryFind "x"
  let! y =   db |> Map.tryFind "y"
  return x   + y
}
ざっくりどうなっているか


maybe { } で囲まれている部分が
   let!が Bind の呼び出しに
   (後続の処理はラムダ式で包まれる)
   return が Return の呼び出しに
変形されます。
ちなみに Scala では、return に相当するのは yield
で、for 式の括弧の外に来ます。
こうなるわけです
これが (再掲)
let result   = maybe {
  let! x =   db |> Map.tryFind "x"
  let! y =   db |> Map.tryFind "y"
  return x   + y
}

こう変形される
let result =
  maybe.Bind(db |> Map.tryFind "x", fun x ->
  maybe.Bind(db |> Map.tryFind "y", fun y ->
    maybe.Return(x + y)))

この「ネストを平坦化させる」のがモナド用構文
の便利な所です。
注意!
理想形に似てるからって展開はできません。
これは無理
let result = maybe {
  return (db |> Map.tryFind "x") +
         (db |> Map.tryFind "y")
}
まぁScala の場合は
Scala 版
val result = for {
  x <- db.get("x")
  y <- db.get("y")
} yield x + y

なので大丈夫だとは思いますが。
ここまでのまとめ


>>= 演算子でネストをフラットに
  >>= 演算子の後ろに処理を隠す
>>= 演算子は | > 演算子に似ている
モナド用の構文でより自然に
  実はただの式変形
  プログラマがカスタマイズできるシンタックス
  シュガーてきな
Maybe モナドが何なのか分からなくても、モ
ナド用の構文で便利に使える←大事
State モナド
さて、State モナドですよ


  Maybe モナドはもっとも理解が容易なモナド
  の一つ
  State モナドは理解が難しいモナドの一つ
  ハンズオンで実装するにあたって、混乱しな
  いための知識が必要
  難しいかもしれませんが、数をこなせばその
  うち分かります (そのためのハンズオン)
さて行きましょう!
State モナドとは


モナドのすべてより:
  利用場面:状態を共有する必要のある一
  連の操作から計算を構築する
「再代入なしで、再代入と同じような挙動を実現
する」とかって理解でもよい。
「F#にも Scala にも再代入あるじゃん!何に使う
のさ!」ってのはとりあえず置いといてください。
再代入なしで状態の取得や更新を実現するには



   関数に他の引数と一緒に「状態」も渡す
   他の戻り値と一緒に「次の状態」も返すよう
   にする
   状態のやりくりを頑張る
 だるそう!
実際だるい



自分で状態を管理する
let x, state1 = f1 (a, initialState)
let y, state2 = f2 (x, state1)
let z, state3 = f3 (y, state2)
...
そこで State モナドですよ!
State モナドの型


State 型
// 状態を受け取って、
// 値と次の状態のタプルを返す関数
type State<’TState, ’T> =
  ’TState -> (’T * ’TState)
あれ、モナドって型パラメータは一つだったはず
じゃ?
→状態を表す型を固定化すればいいのさ!
バインドの後ろに何を隠すか

状態の管理を隠しましょう。
StateBuilder
type StateBuilder () =
  member this.Bind(stateM, rest) =
     fun state ->
       let x, nextState = stateM state
       rest x nextState
  member this.Return(x) =
     fun state -> (x, state)
let state = StateBuilder()
バインドわけわかんない><。
Maybe モナドとの共通点を探す
Maybe モナドのバインド
// type Option<’T> = None | Some of ’T
member this.Bind(opt, rest) =
  match opt with
  | Some x -> rest x
  | None -> None

State モナドのバインド
// type State<’TState, ’T> = ’TState -> (’T * ’TState)
member this.Bind(stateM, rest) =
  fun state ->
     let x, nextState = stateM state
     rest x nextState

     Bind メソッドの型 (モナドと関数を受け取り、モナドを返す)
     rest の型 (モナドの中の値を受け取り、モナドを返す)
     取り出した値を rest に渡している
バインドの中を詳しく見てみる
// type State<’TState, ’T> = ’TState -> (’T * ’TState)
member this.Bind(stateM, rest) =
  fun state ->
    let x, nextState = stateM state
    rest x nextState

     stateM は State 型 (なので、関数)
           stateM に状態を渡すと、値 x と次の状態 nextState のタプ
           ルが取得できる
           先ほどのだるいコードはここに相当
     rest は後続処理を表す関数で、戻り値は State 型 (関数)
           rest は元々引数を 1 つ取るため、カリー化された 2 引数関
           数とみなせる
     rest x をそのまま Bind の戻り値として返しただけだと「次の状
     態」が伝播できない
     rest x に「次の状態」を渡してしまい、全体をラムダ式で包み
     State 型に
・
          ・・




狐につままれた感じですかね
実際に実装して処理を追うと理解の助けになりま
すので頑張ってください
使ってみる
state を使ってみる
let result = state {
   let! initVal =
     fun initStat -> (initStat, initStat)
   let x = initVal + 1
   do! fun _ -> ((), x * 2)
   return x
}
let res1 = result 0 // => (1, 2)
let res2 = result 10 // => (11, 22)

バインドの定義はこちら
member this.Bind(stateM, rest) =
  fun state ->
    let x, nextState = stateM state
    rest x nextState
こんなもの使えるかー!
ごもっとも
なので補助関数を定義しましょう!
let result = state {
  let! initVal =
    fun initStat -> (initStat, initStat) // 状態の取得
  let x = initVal + 1
  do! fun _ -> ((), x * 2) // 状態の設定
  return x
}

状態の取得と更新を関数化します。
補助関数
let get = fun stat -> (stat, stat)
let put newStat = fun _ -> ((), newStat)

この補助関数を使うと・
          ・・
こうなります!
state 完全版
let result = state {
   let! initVal = get
   let x = initVal + 1
   do! put (x * 2)
   return x
}
補助関数を定義する前とは大違い。
補助関数定義前 (再掲)
let result = state {
  let! initVal =
    fun initStat -> (initStat, initStat)
  let x = initVal + 1
  do! fun _ -> ((), x * 2)
  return x
}
let res1 = result 0 // => (1, 2)
let res2 = result 10 // => (11, 22)
get と put




なんでアレで状態の取得や更新ができ
るの・ ?
  ・・
バインドの定義と、get や put の定義を追えば
わかりやすいかも
get
     get とバインドの定義
let get = fun stat -> (stat, stat)

member this.Bind(stateM, rest) =
  fun state ->
    let x, nextState = stateM state
    rest x nextState

     stateM が get だった場合
fun state ->
  let x, nextState = (fun stat -> (stat, stat)) state
  rest x nextState

     現在の状態 (state) を弄らずに値と次の状態として使う
fun state ->
  let x, nextState -> state, state
  rest x nextState
続・get
     更に展開すると
fun state ->
  let x, nextState -> state, state
  rest x nextState

     最終的にこう
fun state -> rest state state
     これは何を意味するか?
          x は表に出てくる値を表し、rest は後続処理を
          表す
          表に出てくる値として、現在の状態を渡すこと
          になる
          次の状態として、現在の状態を弄らずに渡すこ
          とになる
          結果、 「値としては現在の状態が取得」できる
          し、状態もいじらない!
put
     put とバインドの定義
let put newStat = fun _ -> ((), newStat)

member this.Bind(stateM, rest) =
  fun state ->
    let x, nextState = stateM state
    rest x nextState

     stateM が put だった場合
fun state ->
  let x, nextState = (fun _ -> ((), newStat)) state
  rest x nextState

     現在の状態 (state) を捨てている
fun state ->
  let x, nextState = (), newStat
  rest x nextState
続・put


     最後までは展開しないけど・
                 ・・
fun state ->
  let x, nextState = (), newStat
  rest x nextState
     これは何を意味するか
          後続処理に値として何も渡さない (() を渡す)
          次の状態として、put 関数に渡された値を使う
          結果、「指定した値で状態を更新」できるし、表
          に出てくる値は生成しない
ここまでのまとめ


バインドの後ろに状態の管理を隠したのが
State モナド
  丁寧に読み解けばなんとなくの理解は得られる
  (と、思う)
  再代入なしで可変な状態を実現できた
補助関数がないとつらい
  get と put
補助関数の動作について
  展開して追ってみた
まとめ?
さて
Maybe モナドと State モナドという異なる性
質を持つ 2 つのモナドを見ました
この 2 つのモナドは、
  bind:
  Monad<’T> -> (’T -> Monad<’U>) -> Monad<’U>
  return: ’T -> Monad<’T>
という 2 つの関数を持つという共通点しかあ
りませんでした (実際にやる処理は全然違う)
様々なモナドが存在し、様々な bind と return
を提供しています
モナドは「何をやるか」は決めず、記法を提
供するだけ
それでは、色々なモナドを実装していきま
しょう!
これから先のこと


モナド自体が何のか?という問いには答えて
いない
  無理><
  そんなことより色んなモナド学ぼう!というス
  タンス
  気になったら調べてみるといいとは思うけど、
  おススメしない
色んなモナドを学ぶためのある程度の道しる
べをつけておきます
  その後は自分で歩けると信じて
モナドのすべて



http://www.sampou.org/haskell/a-a-
monads/html/index.html
英題は「All Abouts Monads」
分かりやすいかどうかは別として、色々なモナドに触
れることができる
エンコーディングは euc-jp で
モナドとモナド変換子のイメージを描いてみた




  http://d.hatena.ne.jp/melpon/20111028/1319782898
  モナド変換子はとりあえず置いといて・                   ・・
  各関数のイメージがよくつかめる
モナドはメタファーではない




http://eed3si9n.com/ja/monads-are-not-metaphors
たとえに頼らずに説明している
プログラムの中からモナドを見つけるための感覚つく
りに
サルでもわかる IO モナド


url

      http://blogs.dion.ne.jp/keis/archives/5880105.html

      http://blogs.dion.ne.jp/keis/archives/5907722.html

      http://blogs.dion.ne.jp/keis/archives/5984552.html
IO モナドを倒すために
モナドチュートリアル




http://www.slideshare.net/tanakh/monad-tutorial
理解できるかどうかは置いておいて、一度一通り読ん
でみる
最後に一つ忠告しておきます




 Wikipedia は見ない方がいい

Mais conteúdo relacionado

Mais procurados

メタプログラミングって何だろう
メタプログラミングって何だろうメタプログラミングって何だろう
メタプログラミングって何だろう
Kota Mizushima
 
組み込み関数(intrinsic)によるSIMD入門
組み込み関数(intrinsic)によるSIMD入門組み込み関数(intrinsic)によるSIMD入門
組み込み関数(intrinsic)によるSIMD入門
Norishige Fukushima
 
20分くらいでわかった気分になれるC++20コルーチン
20分くらいでわかった気分になれるC++20コルーチン20分くらいでわかった気分になれるC++20コルーチン
20分くらいでわかった気分になれるC++20コルーチン
yohhoy
 
その文字列検索、std::string::findだけで大丈夫ですか?【Sapporo.cpp 第8回勉強会(2014.12.27)】
その文字列検索、std::string::findだけで大丈夫ですか?【Sapporo.cpp 第8回勉強会(2014.12.27)】その文字列検索、std::string::findだけで大丈夫ですか?【Sapporo.cpp 第8回勉強会(2014.12.27)】
その文字列検索、std::string::findだけで大丈夫ですか?【Sapporo.cpp 第8回勉強会(2014.12.27)】
Hiro H.
 
オブジェクト指向できていますか?
オブジェクト指向できていますか?オブジェクト指向できていますか?
オブジェクト指向できていますか?
Moriharu Ohzu
 
凡人の凡人による凡人のためのデザインパターン第一幕 Public
凡人の凡人による凡人のためのデザインパターン第一幕 Public凡人の凡人による凡人のためのデザインパターン第一幕 Public
凡人の凡人による凡人のためのデザインパターン第一幕 Public
bonjin6770 Kurosawa
 

Mais procurados (20)

Pythonによる黒魔術入門
Pythonによる黒魔術入門Pythonによる黒魔術入門
Pythonによる黒魔術入門
 
いまさら聞けないarmを使ったNEONの基礎と活用事例
いまさら聞けないarmを使ったNEONの基礎と活用事例いまさら聞けないarmを使ったNEONの基礎と活用事例
いまさら聞けないarmを使ったNEONの基礎と活用事例
 
メタプログラミングって何だろう
メタプログラミングって何だろうメタプログラミングって何だろう
メタプログラミングって何だろう
 
2023-03-23_Spiral.AI
2023-03-23_Spiral.AI2023-03-23_Spiral.AI
2023-03-23_Spiral.AI
 
DXとかDevOpsとかのなんかいい感じのやつ 富士通TechLive
DXとかDevOpsとかのなんかいい感じのやつ 富士通TechLiveDXとかDevOpsとかのなんかいい感じのやつ 富士通TechLive
DXとかDevOpsとかのなんかいい感じのやつ 富士通TechLive
 
組み込み関数(intrinsic)によるSIMD入門
組み込み関数(intrinsic)によるSIMD入門組み込み関数(intrinsic)によるSIMD入門
組み込み関数(intrinsic)によるSIMD入門
 
20分くらいでわかった気分になれるC++20コルーチン
20分くらいでわかった気分になれるC++20コルーチン20分くらいでわかった気分になれるC++20コルーチン
20分くらいでわかった気分になれるC++20コルーチン
 
yieldとreturnの話
yieldとreturnの話yieldとreturnの話
yieldとreturnの話
 
製造業向け量子コンピュータ時代のDXセミナー_生産計画最適化_20220323.pptx
製造業向け量子コンピュータ時代のDXセミナー_生産計画最適化_20220323.pptx製造業向け量子コンピュータ時代のDXセミナー_生産計画最適化_20220323.pptx
製造業向け量子コンピュータ時代のDXセミナー_生産計画最適化_20220323.pptx
 
その文字列検索、std::string::findだけで大丈夫ですか?【Sapporo.cpp 第8回勉強会(2014.12.27)】
その文字列検索、std::string::findだけで大丈夫ですか?【Sapporo.cpp 第8回勉強会(2014.12.27)】その文字列検索、std::string::findだけで大丈夫ですか?【Sapporo.cpp 第8回勉強会(2014.12.27)】
その文字列検索、std::string::findだけで大丈夫ですか?【Sapporo.cpp 第8回勉強会(2014.12.27)】
 
オブジェクト指向できていますか?
オブジェクト指向できていますか?オブジェクト指向できていますか?
オブジェクト指向できていますか?
 
SIGMOD 2019 参加報告
SIGMOD 2019 参加報告SIGMOD 2019 参加報告
SIGMOD 2019 参加報告
 
PHP と SAPI と ZendEngine3 と
PHP と SAPI と ZendEngine3 とPHP と SAPI と ZendEngine3 と
PHP と SAPI と ZendEngine3 と
 
DockerコンテナでGitを使う
DockerコンテナでGitを使うDockerコンテナでGitを使う
DockerコンテナでGitを使う
 
C/C++プログラマのための開発ツール
C/C++プログラマのための開発ツールC/C++プログラマのための開発ツール
C/C++プログラマのための開発ツール
 
MySQLの文字コード事情
MySQLの文字コード事情MySQLの文字コード事情
MySQLの文字コード事情
 
凡人の凡人による凡人のためのデザインパターン第一幕 Public
凡人の凡人による凡人のためのデザインパターン第一幕 Public凡人の凡人による凡人のためのデザインパターン第一幕 Public
凡人の凡人による凡人のためのデザインパターン第一幕 Public
 
Python製BDDツールで自動化してみた
Python製BDDツールで自動化してみたPython製BDDツールで自動化してみた
Python製BDDツールで自動化してみた
 
C++ マルチスレッド 入門
C++ マルチスレッド 入門C++ マルチスレッド 入門
C++ マルチスレッド 入門
 
20221226_TITECH_lecture_ishizaki_public.pdf
20221226_TITECH_lecture_ishizaki_public.pdf20221226_TITECH_lecture_ishizaki_public.pdf
20221226_TITECH_lecture_ishizaki_public.pdf
 

Destaque

仕事で使うF#
仕事で使うF#仕事で使うF#
仕事で使うF#
bleis tift
 
ぼくのかんがえたさいきょうのLL
ぼくのかんがえたさいきょうのLLぼくのかんがえたさいきょうのLL
ぼくのかんがえたさいきょうのLL
bleis tift
 
輪るビングドラム.NET
輪るビングドラム.NET輪るビングドラム.NET
輪るビングドラム.NET
bleis tift
 

Destaque (18)

解説?FSharp.Quotations.Compiler
解説?FSharp.Quotations.Compiler解説?FSharp.Quotations.Compiler
解説?FSharp.Quotations.Compiler
 
F#事例発表
F#事例発表F#事例発表
F#事例発表
 
F#の基礎(?)
F#の基礎(?)F#の基礎(?)
F#の基礎(?)
 
Better C#の脱却を目指して
Better C#の脱却を目指してBetter C#の脱却を目指して
Better C#の脱却を目指して
 
仕事で使うF#
仕事で使うF#仕事で使うF#
仕事で使うF#
 
効果の低いテストの話
効果の低いテストの話効果の低いテストの話
効果の低いテストの話
 
No more Legacy documents
No more Legacy documentsNo more Legacy documents
No more Legacy documents
 
JSX / Haxe / TypeScript
JSX / Haxe / TypeScriptJSX / Haxe / TypeScript
JSX / Haxe / TypeScript
 
ぼくのかんがえたさいきょうのLL
ぼくのかんがえたさいきょうのLLぼくのかんがえたさいきょうのLL
ぼくのかんがえたさいきょうのLL
 
F#の基礎(嘘)
F#の基礎(嘘)F#の基礎(嘘)
F#の基礎(嘘)
 
関数型言語のすすめ
関数型言語のすすめ関数型言語のすすめ
関数型言語のすすめ
 
C#(VB)プログラマのためのF#入門
C#(VB)プログラマのためのF#入門C#(VB)プログラマのためのF#入門
C#(VB)プログラマのためのF#入門
 
自分戦略
自分戦略自分戦略
自分戦略
 
SI屋のためのF# ~DSL編~
SI屋のためのF# ~DSL編~SI屋のためのF# ~DSL編~
SI屋のためのF# ~DSL編~
 
輪るビングドラム.NET
輪るビングドラム.NET輪るビングドラム.NET
輪るビングドラム.NET
 
基礎からのベイズ統計学 2章 勉強会資料
基礎からのベイズ統計学 2章 勉強会資料基礎からのベイズ統計学 2章 勉強会資料
基礎からのベイズ統計学 2章 勉強会資料
 
基礎からのベイズ統計学 輪読会資料 第1章 確率に関するベイズの定理
基礎からのベイズ統計学 輪読会資料 第1章 確率に関するベイズの定理基礎からのベイズ統計学 輪読会資料 第1章 確率に関するベイズの定理
基礎からのベイズ統計学 輪読会資料 第1章 確率に関するベイズの定理
 
統計学の基礎の基礎
統計学の基礎の基礎統計学の基礎の基礎
統計学の基礎の基礎
 

Semelhante a モナドハンズオン前座

Ekmett勉強会発表資料
Ekmett勉強会発表資料Ekmett勉強会発表資料
Ekmett勉強会発表資料
時響 逢坂
 
Lisp tutorial for Pythonista : Day 2
Lisp tutorial for Pythonista : Day 2Lisp tutorial for Pythonista : Day 2
Lisp tutorial for Pythonista : Day 2
Ransui Iso
 
テンプレートメタプログラミング as 式
テンプレートメタプログラミング as 式テンプレートメタプログラミング as 式
テンプレートメタプログラミング as 式
digitalghost
 
命令プログラミングから関数プログラミングへ
命令プログラミングから関数プログラミングへ命令プログラミングから関数プログラミングへ
命令プログラミングから関数プログラミングへ
Naoki Kitora
 
すごいH 第12章モノイド
すごいH 第12章モノイドすごいH 第12章モノイド
すごいH 第12章モノイド
Shinta Hatatani
 

Semelhante a モナドハンズオン前座 (20)

Ekmett勉強会発表資料
Ekmett勉強会発表資料Ekmett勉強会発表資料
Ekmett勉強会発表資料
 
Ekmett勉強会発表資料
Ekmett勉強会発表資料Ekmett勉強会発表資料
Ekmett勉強会発表資料
 
モナドがいっぱい!
モナドがいっぱい!モナドがいっぱい!
モナドがいっぱい!
 
Material
MaterialMaterial
Material
 
Lisp tutorial for Pythonista : Day 2
Lisp tutorial for Pythonista : Day 2Lisp tutorial for Pythonista : Day 2
Lisp tutorial for Pythonista : Day 2
 
たのしい関数型
たのしい関数型たのしい関数型
たのしい関数型
 
Lispでやる記号微分
Lispでやる記号微分Lispでやる記号微分
Lispでやる記号微分
 
モナドをつくろう
モナドをつくろうモナドをつくろう
モナドをつくろう
 
言語処理系入門€5
言語処理系入門€5言語処理系入門€5
言語処理系入門€5
 
Applicative functor
Applicative functorApplicative functor
Applicative functor
 
これから Haskell を書くにあたって
これから Haskell を書くにあたってこれから Haskell を書くにあたって
これから Haskell を書くにあたって
 
Pythonで始めるDropboxAPI
Pythonで始めるDropboxAPIPythonで始めるDropboxAPI
Pythonで始めるDropboxAPI
 
これから Haskell を書くにあたって
これから Haskell を書くにあたってこれから Haskell を書くにあたって
これから Haskell を書くにあたって
 
テンプレートメタプログラミング as 式
テンプレートメタプログラミング as 式テンプレートメタプログラミング as 式
テンプレートメタプログラミング as 式
 
RのffでGLMしてみたけど...
RのffでGLMしてみたけど...RのffでGLMしてみたけど...
RのffでGLMしてみたけど...
 
MP in Scala
MP in ScalaMP in Scala
MP in Scala
 
命令プログラミングから関数プログラミングへ
命令プログラミングから関数プログラミングへ命令プログラミングから関数プログラミングへ
命令プログラミングから関数プログラミングへ
 
(Ruby使いのための)Scalaで学ぶ関数型プログラミング
(Ruby使いのための)Scalaで学ぶ関数型プログラミング(Ruby使いのための)Scalaで学ぶ関数型プログラミング
(Ruby使いのための)Scalaで学ぶ関数型プログラミング
 
関数型言語&形式的手法セミナー(3)
関数型言語&形式的手法セミナー(3)関数型言語&形式的手法セミナー(3)
関数型言語&形式的手法セミナー(3)
 
すごいH 第12章モノイド
すごいH 第12章モノイドすごいH 第12章モノイド
すごいH 第12章モノイド
 

Mais de bleis tift

yield and return (poor English ver)
yield and return (poor English ver)yield and return (poor English ver)
yield and return (poor English ver)
bleis tift
 
F#で始めるスマートフォンアプリ
F#で始めるスマートフォンアプリF#で始めるスマートフォンアプリ
F#で始めるスマートフォンアプリ
bleis tift
 
SCMBC Git入門セッション発表資料
SCMBC Git入門セッション発表資料SCMBC Git入門セッション発表資料
SCMBC Git入門セッション発表資料
bleis tift
 
CIのその先へ
CIのその先へCIのその先へ
CIのその先へ
bleis tift
 

Mais de bleis tift (15)

PCさえあればいい。
PCさえあればいい。PCさえあればいい。
PCさえあればいい。
 
テストの自動化を考える前に
テストの自動化を考える前にテストの自動化を考える前に
テストの自動化を考える前に
 
札束でExcelを殴る
札束でExcelを殴る札束でExcelを殴る
札束でExcelを殴る
 
.NET系開発者から見たJava
.NET系開発者から見たJava.NET系開発者から見たJava
.NET系開発者から見たJava
 
yield and return (poor English ver)
yield and return (poor English ver)yield and return (poor English ver)
yield and return (poor English ver)
 
現実(えくせる)と戦う話
現実(えくせる)と戦う話現実(えくせる)と戦う話
現実(えくせる)と戦う話
 
ラムダでウィザード 滅せよ手続き、とチャーチは言った (※言ってません)
ラムダでウィザード 滅せよ手続き、とチャーチは言った (※言ってません)ラムダでウィザード 滅せよ手続き、とチャーチは言った (※言ってません)
ラムダでウィザード 滅せよ手続き、とチャーチは言った (※言ってません)
 
async/await不要論
async/await不要論async/await不要論
async/await不要論
 
VBAを書きたくない話(Excel-DNAの紹介)
VBAを書きたくない話(Excel-DNAの紹介)VBAを書きたくない話(Excel-DNAの紹介)
VBAを書きたくない話(Excel-DNAの紹介)
 
F#で始めるスマートフォンアプリ
F#で始めるスマートフォンアプリF#で始めるスマートフォンアプリ
F#で始めるスマートフォンアプリ
 
SCMBC闇LT資料
SCMBC闇LT資料SCMBC闇LT資料
SCMBC闇LT資料
 
SCMBC Git入門セッション発表資料
SCMBC Git入門セッション発表資料SCMBC Git入門セッション発表資料
SCMBC Git入門セッション発表資料
 
SCM Boot Camp
SCM Boot CampSCM Boot Camp
SCM Boot Camp
 
Vim再入門
Vim再入門Vim再入門
Vim再入門
 
CIのその先へ
CIのその先へCIのその先へ
CIのその先へ
 

Último

Último (12)

NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)
NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)
NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)
 
Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。
 
論文紹介:Selective Structured State-Spaces for Long-Form Video Understanding
論文紹介:Selective Structured State-Spaces for Long-Form Video Understanding論文紹介:Selective Structured State-Spaces for Long-Form Video Understanding
論文紹介:Selective Structured State-Spaces for Long-Form Video Understanding
 
Observabilityは従来型の監視と何が違うのか(キンドリルジャパン社内勉強会:2022年10月27日発表)
Observabilityは従来型の監視と何が違うのか(キンドリルジャパン社内勉強会:2022年10月27日発表)Observabilityは従来型の監視と何が違うのか(キンドリルジャパン社内勉強会:2022年10月27日発表)
Observabilityは従来型の監視と何が違うのか(キンドリルジャパン社内勉強会:2022年10月27日発表)
 
新人研修 後半 2024/04/26の勉強会で発表されたものです。
新人研修 後半        2024/04/26の勉強会で発表されたものです。新人研修 後半        2024/04/26の勉強会で発表されたものです。
新人研修 後半 2024/04/26の勉強会で発表されたものです。
 
Utilizing Ballerina for Cloud Native Integrations
Utilizing Ballerina for Cloud Native IntegrationsUtilizing Ballerina for Cloud Native Integrations
Utilizing Ballerina for Cloud Native Integrations
 
Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。
 
知識ゼロの営業マンでもできた!超速で初心者を脱する、悪魔的学習ステップ3選.pptx
知識ゼロの営業マンでもできた!超速で初心者を脱する、悪魔的学習ステップ3選.pptx知識ゼロの営業マンでもできた!超速で初心者を脱する、悪魔的学習ステップ3選.pptx
知識ゼロの営業マンでもできた!超速で初心者を脱する、悪魔的学習ステップ3選.pptx
 
LoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアル
LoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアルLoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアル
LoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアル
 
論文紹介: The Surprising Effectiveness of PPO in Cooperative Multi-Agent Games
論文紹介: The Surprising Effectiveness of PPO in Cooperative Multi-Agent Games論文紹介: The Surprising Effectiveness of PPO in Cooperative Multi-Agent Games
論文紹介: The Surprising Effectiveness of PPO in Cooperative Multi-Agent Games
 
論文紹介:Video-GroundingDINO: Towards Open-Vocabulary Spatio-Temporal Video Groun...
論文紹介:Video-GroundingDINO: Towards Open-Vocabulary Spatio-Temporal Video Groun...論文紹介:Video-GroundingDINO: Towards Open-Vocabulary Spatio-Temporal Video Groun...
論文紹介:Video-GroundingDINO: Towards Open-Vocabulary Spatio-Temporal Video Groun...
 
LoRaWANスマート距離検出センサー DS20L カタログ LiDARデバイス
LoRaWANスマート距離検出センサー  DS20L  カタログ  LiDARデバイスLoRaWANスマート距離検出センサー  DS20L  カタログ  LiDARデバイス
LoRaWANスマート距離検出センサー DS20L カタログ LiDARデバイス
 

モナドハンズオン前座