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オープンデータ
2013 年 6 月
Open Knowledge Foundation Japan
http://okfn.jp/
東 富彦
tomi.a.09@gmail.com
https://www.facebook.com/TomihikoAzuma
Open Knowledge Foundation Japan
目次
1. オープンデータとは
2. 各国の対応
3. 活用事例
4. 新しい動き
Page 2
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Page 3
1.オープンデータとは
Open Knowledge Foundation Japan
Page 4
オープンデータとは
▐ オープンデータの目的
 公共機関が保有するデータを公開し、民間で再利用すること
 個人情報は含まないとする場合が多いが、プライバシーを保護した
上で公開するという動きや、民間所有の個人データの活用にまで広
げる動きあり
 オープンにすべきデータの広がり
1. 公的機関が保有するデータ (ex. 政府、地方公共団体など )
2. 公的資金で作成されたデータ (ex. 政府資金による民間研究成果など )
3. 公益に資するデータ (ex. グラクソ・スミスクラインの治験データなど )
 目的: 
①政府の透明化、②公共サービス向上、③経済活性化
▐ オープンデータの経済効果
 1.0 ~ 1.2 兆円の市場規模 ( 新サービス市場、アプリ構築市場 )
 1.5 兆円の直接的経済効果、 5.4 兆円の経済波及効果
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Page 5
データポータル、データマーケットの状況
▐ 国際機関
 国連 (data.un.org) 、 EU(PublicData.eu) 、 OECD(stats.oecd.org) 、
世界銀行 (data.worldbank.org) 、世界開発計画 (open.undp.org)
▐ 政府
 イギリス (data.gov.uk) 、アメリカ (data.gov) 、フランス (data.gouv.fr) 、
オランダ (data.overheid.nl) 、オーストラリア (data.gov.au) 、
インド (data.gov.in) 、ブラジル (dados.gov.br) 、その他多数
▐ 地方自治体
 グレーター・マンチェスター・カウンティ (datagm.org.uk) 、
ニューヨーク市 (data.cityofnewyork.us) 、パリ市 (opendata.paris.fr) 、
ベルリン市 (daten.berlin.de) 、ローマ市 (opendata.provincia.roma.it) 、その他多数
▐ 非営利団体
 Open Knowledge Foundation(thedatahub.org) 、
The International Aid Transparency Initiative(iatiregistry.org) 、
datacatalogs.org(datacatalogs.org)
▐ 営利企業
 DataMarket(datamarket.com) 、 Data Publica(data-
publica.com) 、 Mashape(mashape.com)
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Page 6
2.各国の対応
Open Knowledge Foundation Japan
EU
▐ PSI 指令
 PSI 指令 (2003/98/EC) :公的機関のデータ再利用に関する指令
 欧州議会が PSI 指令改正を承認 (13 年 6 月 ) : 芸術・文化データのオープン化も義務化
▐ データバリューチェーン構想
 DG CONNECT に Data Value Chain を創設 (12 年 7 月 )
 EU のデータ資源を合理的に活用・管理・再利用、商業的・社会的価値を高める
 EU 全域のオープンデータと多言語リソースを束ね、新データ産業を生み出す
▐ 人材育成のための『大連立』 (13 年 4 月 )
 Grand Coalition for Digital Jobs 、経済界、政府、教育機関が「大連立」
 2015 年までに 90 万人も不足すると予想されている ICT 技術者を育成
 SAP, Telefonica, CISCO, HP, Microsoft, Oracle, the Corporate IT Forum など企業も協力
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イギリス
▐ オープンデータ推進政策
 data.gov.uk(10 年 1 月 ) :政府のデータポータル公開、現在 9,512 のデータセット
 Transparency Agenda(10 年 5 月 ) :キャメロン首相、データ公開を政府機関に指示
 Open Government License(10 年 10 月 ) :オープンデータ用ライセンスを開発
 Open Data Institute(11 年 11 月~ ) :ビジネス創出、スタートアップ育成中
 G8(13 年 6 月 ): キャメロン首相がオープンデータと透明性をメインテーマの 1 つに
▐ 情報経済戦略 (13 年 6 月 )
 G8 Innovation Conference で発表
 上位 50 の公共サービスのうち 25 を 300 日以内にデジタル化し革新
 160 万の中小企業が 5 年以内にビジネス規模を拡大できる新プログラムを創設
 データ能力開発戦略を産学官共同で開発し、 2013 年 10 月に発表
▐ 非営利組織
 Open Knowledge Foundation
 イギリス政府と密に連携し、オープンデータ政策を推進
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Open Knowledge Foundation Japan
アメリカ
▐ オープンデータ推進政策
 Open Government Initiative(09 年 1 月 ) :オバマ大統領、オープン化を宣言
 data.gov(09 年 5 月 ) :政府のデータポータル公開、現在 75,804 のデータセット
 Open Government Directive(09 年 12 月 ) :オバマ大統領、データ公開を政府機関に指
示
 Open Government Platform(12 年 5 月 ) :インド政府と協働開発、オープンソース化
 Open Data Initiative(12 年 8 月~ ) :ビジネス創出、スタートアップ育成中
 Project Open Data(13 年 5 月 ) : Open Data Policy の実現を加速させるための Web サイ
ト
 National Day of Civic Hacking(13 年 6 月 ) : 全米で 95 のイベントに 11000 人以上が参
加
▐ オープンイノベーション戦略
 オープンソース活用、政府システムのオープンソース化、 white label 版
 市民参加型開発 : Code for America 、 National Day of Civic Hacking
 イノベーション推進 : alpha.data.gov
▐ “The Presidential Innovation Fellows” 第 2 ラウンド (13 年 2 月 )
 政府の役割は民間に対しても政府内部に対してもプラットフォームを提供すること
 データ、ツール、ネットワーク、アーキテクチャー、標準、資金提供方法など
 民間企業が保有するデータの活用とデータアナリストの育成
 個人データ再利用範囲の拡大と民間所有個人データへの個人のアクセス権保証
▐ 非営利組織
 Sunlight Foundation
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G8ロック・アーン・サミット (13 年 6 月 )
▐ カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、イギリス、アメリカ、日本
▐ G8首脳コミュニケにオープンデータ憲章への合意を明記
 G8 としてオープンデータ憲章を定め、各国が合意したこと
 遅くとも 2015 年末までにオープンデータ憲章及びその技術的な別添を実施すること
 上記実施に向け国別行動計画を本年末までに策定し、 2014 年の次回会合において進ちょくをレビ
ューすること
 国際的な土地取引や天然資源採取に関する透明性確保のためにオープンデータが重要であること
 援助透明性に関する釜山共通基準を 2015 年までに実施し、開発援助についても説明責任を果たす
こと
▐ オープンデータ憲章に合意
 原則としてデータを公開
 高品質なデータをタイムリーに提供
 できるだけ多くのデータを、できるだけ多様でオープンな形式で公開
 ガバナンス改善のためにデータや基準、プロセスに関する透明性を確保
 データ公開によって次世代イノベーターを育成
▐ G8 Open for Growth( プレイベント )
 Open Data Session でオープンデータを活用した世界中の取り組みを紹介
 ロシアがオープンデータ推進計画をプレゼンテーション
▐ G8サイエンス・ミーティング ( プレイベント )
 抗生物質に対する耐性問題がトップアジェンダ
 オープンデータと研究成果に対するオープンアクセスを重要課題として議論
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G8ロック・アーン・サミット (13 年 6 月 )( 続 )
Page 11
データカテゴリ データセットの例
法人 商業・法人登記簿
犯罪と司法 犯罪統計、安全
地球観測 気象観測、農業、林業、漁業、狩猟
教育 学校一覧、学校の業績、デジタルスキル
エネルギーと環境 公害レベル、エネルギー消費
財政と契約 ( )商取引、請負契約、入札募集、将来の入札、地方予算、国家予算 計画と実績
地理空間 地形、郵便番号、全国地図、地域地図
世界的な開発 援助、食の安全保障、天然資源採掘、土地取引
政府の説明責任と民主主義 ( ) /政府の連絡先、選挙結果、法律・法規、給与 賃金水準 、接待 贈与
健康 処方箋データ、実績データ
科学と研究 ゲノムデータ、研究教育活動、実験結果
統計 全国統計、国勢調査、社会基盤、財産、スキル
社会的流動性と福祉 住居、健康保険と失業給付
輸送と社会基盤 公共交通機関の時刻表、アクセスポイント、ブロードバンドの普及度
出典 : Action 2: Release of high value data(Technical annex) を翻訳
G8が合意した公開すべき『価値の高い』データ
Open Knowledge Foundation Japan
G8ロック・アーン・サミット (13 年 6 月 )( 続 )
Page 12
G8 Open for Growth で紹介された世界中の取り組み
https://www.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/207380/G8_Open_For_Growth_-_OPEN_DATA_Session_-_15June2013_-_visualisations.pdf
Open Knowledge Foundation Japan
G8ロック・アーン・サミット (13 年 6 月 )( 続 )
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G8で示されたロシアのオープンデータ戦略
https://www.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/207381/Open_For_G8_Growth_-_OPEN_DATA_session__-15June2013_-_slides.pdf
Open Knowledge Foundation Japan
G8ロック・アーン・サミット (13 年 6 月 )( 続 )
Page 14
G8で示されたロシアのオープンデータ戦略
https://www.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/207381/Open_For_G8_Growth_-_OPEN_DATA_session__-15June2013_-_slides.pdf
Open Knowledge Foundation Japan
日本
▐ 内閣 IT戦略本部
 電子行政オープンデータ戦略 (12 年 7 月 ) :公共データの原則公開を決定
 日本再生加速プログラム (12 年 11 月 ) :オープンデータの一層の推進を閣議決定
 電子行政オープンデータ実務者会議 (12 年 12 月~ ) :標準化 ( ルール、ライセンス ) 、
普及
 「電子行政オープンデータ推進のためのロードマップ(案)」及び「二次利用の促進の
ための府省のデータ公開に関する基本的考え方(ガイドライン)(案)」公開 (13 年 5
月 )
 世界最先端 IT 国家創造宣言を閣議決定 (13 年 6 月 14 日 ) :
• オープンデータ・ビッグデータの活用の推進を明記、 2014 年度と 2015 年度を集中取組期
間とする
• 2015 年度末には、他の先進国と同水準の公開内容を実現
▐ 経産省
 IT 融合フォーラム有識者会議 (12 年 6 月 ) :公共データ公開の義務化を提言
 公共データワーキンググループ (12 年 8 月~ ) :ニーズの把握、ビジネス活用
 Open DATA METI ( http://datameti.go.jp )の公開(白書、統計等 197 データセット
)
▐ 総務省
 オープンデータ流通推進コンソーシアム (12 年 7 月~ ) :標準化 ( ルール、ライセンス
) 、新サービス
 情報通信白書をオープンデータとして公開 (13 年 4 月 )
 統計データにおける API 機能の試行運用開始 (13 年 6 月 )Page 15
Open Knowledge Foundation Japan
日本 ( 続 )
Page 16
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/info/h250524-r2.pdf
Open Knowledge Foundation Japan
日本 ( 続 )
▐ 地方自治体
 横浜オープンデータソリューション発展委員会 :オープンデータを活用した地域課題
解決
 データシティ鯖江 ( 福井県 ) :日本初のデータポータル、地域振興、コミュニティ形成
 武雄市、千葉市、奈良市、福岡市
• ビッグデータ・オープンデータの活用に向けた協議会を設置 (13 年 1 月 )
• ビッグデータ・オープンデータの活用アイデアコンテスト開催中 (13 年 5 月~ )
▐ 非営利組織
 Open Knowledge Foundation Japan(OKFJ)(12 年 7 月~ )
 横浜オープンデータソリューション発展委員会
 Hack for Japan
 LOD チャレンジ実行委員会
 リンクト・オープン・データ・イニシアティブ
Page 17
Open Knowledge Foundation Japan
G8 Open Data Census
Page 18
G8各国のオープン化度調査 (Open Knowledge Foundation)
http://census.okfn.org/g8/
Open Knowledge Foundation Japan
Open Data Index
Page 19
http://www.webfoundation.org/2012/09/introducing-the-open-data-index/
World Wide Web Foundation によるオープンデータ進捗度調査
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Page 20
3.活用事例
① 政府の透明化
Open Knowledge Foundation Japan
Page 21
LobbyPlag: 新データ保護法の審議状況を追跡
LobbyPlag は欧州議会で審議中の新データ保護法の審議状況を追跡するツール。
誰がどんな修正条項を出したのか、それはデータ保護法を強化する方向なのか、
緩和する方向なのかについて調べることができる。 LobbyPlag は、フェイスブッ
クがどんな個人情報を集めているのかを調べ上げたことで有名な europe-v-
facebook と、データジャーナリズムを推進する Open Data City とが共同で開発。
実に 3,100 にも上る修正条項を分析し、国ごと、政党ごと、さらに個人ごとに、
強化派 ( 緑 ) か緩和派 ( 赤 ) かをビジュアライズ。
http://lobbyplag.eu/map
Open Knowledge Foundation Japan
Page 22
Ad Hawk: 政治広告の監視
Ad Hawk は、 TV やラジオなどで放送されている広告が政治的な広告かどうかを
瞬時に判断し、その結果を利用者のスマートフォン上に表示。最先端の音楽情報
リポジトリを提供している営利企業 The Echo Nest が開発した Echoprint とい
うオープンソースの音楽指紋技術と、非営利団体 Sunlight Foundation が構築し
た選挙キャンペーンに関する膨大なデータベースを組み合わせたものから構成。
連邦通信委員会が保有する広告支出に関するデータと連邦選挙管理委員が保有す
る政治献金に関するデータを活用。
http://sunlightfoundation.com/blog/2012/08/22/ad-hawk-identify-political-ads-as-they-air/
TV やラジオの
音声で判定
Crossroad Generation の
政治広告と判定
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Page 23
GovTrack.us: 法案審議状況の追跡
GovTrack.us は、連邦議会での法案審議状況、上院・下院での投票記録、連邦議
員に関する情報、下院選挙区の地図、州議会における法案審議状況などを提供。
Bill Track 50 、 LegiScan など営利企業からもデータを入手してい
る。 GovTrack.us のデータは、営利企業、非営利組織、個人など、多数のサイト
で再利用されている。
http://www.govtrack.us/
Open Knowledge Foundation Japan
Page 24
データバリューチェーン
データセット
データセット
データセット
データセット
データセット
データセット
公的機関
データポータル
データポータル
省庁 A
省庁 B
営利企業
データセット
データセット
データセット
サービス
非営利組織
データセット
データセット
データセット
サービス
営利企業
データセット
データセット
データセット
サービス
営利企業
データセット
データセット
データセット
サービス
非営利組織
データセット
データセット
データセット
サービス
省庁 C
省庁 D
非営利組織
公的機関
営利企業
非営利組織 営利企業
非営利組織
個人
営利企業 公的機関
各種団体
営利企業
非営利組織
営利企業
営利企業
非営利組織
GovTrack.us
データ再利用を促進する
アグリゲーター
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Page 25
GovTrack.us: データバリューチェーン ( 続 )
http://www.govtrack.us/
THOMAS http://thomas.loc.gov
・法律制定の状況
・法律の主要条項
・法律の要約
・次回の下院委員会会合
下院 http://www.house.gov/
上院 http://www.senate.gov/
・連邦議会のメンバー
・委員会のメンバー
・投票記録
・次回の法案
・次回の委員会会合
下院与党のリーダー
http://docs.house.gov/
・今後一週間の法律制定スケジュール
政府印刷局 http://www.gpo.gov/
・法律のテキスト
・議会メンバーの写真
議院人名録
http://bioguide.congress.gov/
・議員の略歴や経歴
国勢調査局
http://www.census.gov/
・下院選挙区の地理データ
連邦議会
・法律審議情報
州議会
・法律審議情報
Bill Track 50(LegiNation Inc.)
http://billtrack50.com/
・州議会の法律制定情報
LegiScan(LegiScan Inc.)
http://legiscan.com/
・州議会の法律制定情報
GovTrack.us
(Civic Impulse, LLC)
http://www.govtrack.us/
・連邦議会ならびに
州議会の法案審議情報
Open States(Sunlight Foundation)
http://openstates.org/
・州議会の法律制定情報
ManyBills(IBM)
GeoCongress(Sencha Inc.)
Votility(Votility Inc.)
VoterVoice(VoterVoice Inc.)
OpenCongress
MAPLight.org
Dirty Energy Money
WhereABill.org
TheMiddleClass.org
NewBallot
VoteReports
Apps for America
Congress Android App
Call on Congress
Filibusted.us
Congrelate
LittleSis.org
Drumbone API
Votetocracy
Scout
Laws I Like
Congress 411
Connect2Congress
Kill Filibuster
Agreement Groups in
the United States Senate
VoteSane
非営利組織
公的機関
営利企業
個人
各種団体
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Page 26
3.活用事例
② 公共サービス向上
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Page 27
DebugIT: 抗菌薬耐性との闘い
DebugIT は、多数の医療機関が保有するデータを集めて解析し、抗菌薬耐性と闘
う (※)EU のプロジェクト。医療機関における抗菌薬耐性の発生状況をモニタリ
ングし、どのタイプのバクテリアがどのタイプの抗生物質に耐性を示しているの
かを突きとめ、その状況で効果的な薬剤を選択し、治療計画を策定する。ベル
ギー、ドイツ、ブルガリア、フランス、チェコ、スウェーデン、ギリシャ、イギ
リス、スイスから 14 の医療機関・大学が参画。
※WHO によれば、毎年 44 万人もの人が多剤耐性結核にかかり、そのうち 15 万人が死亡。
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌 (MRSA) をはじめ、多くの感染症に対して薬剤が効かなくなっている。
検索
抗菌薬耐性確認
治療計画策定
出典: Colaert, D.(2011), "IT to fight against Bacterial Resistance", 2011Expert meeting – Les Pensières - October 26-28 2011
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Page 28
Love Lewisham : 市民参加型環境向上
Love Lewisham は、市民が環境に関する課題をレビューしたり、提案したりする
ことができる市民参加型の環境向上の取り組み。市民がルイシャム・ロンドン特
別区議会に対して問題を報告し、その後、当局の対応状況について追跡すること
ができる。ウェブサイト、モバイルアプリケーション、 SMS 、 MMS で利用可能
。
不法投棄されたマットレスを
発見した市民からのレポート
当局が対処中で
あることがわかる
http://www.lovelewisham.org
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Page 29
3.活用事例
③ 経済活性化
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Page 30
データポータルと新サービス
省庁 A
省庁 B
Socrata
OpenDataSoft
CKAN OGPL
Junar
データセット
データセット
データセット
データポータル
データセット
:
農家収入保障保険
不動産高度情報
ライブ道路交通情報
Total
Weather
Insurance
MRIS
Placr
省庁 C
Spikes
Cavell
Locatable
HomeSnap
SK8
Wireless
Technologies
公的データ整形・洗浄
などのオープン化支援
データポータルの構築、
ホスティング、技術支援
データセットにアクセス
するための API 開発
オープンデータを
活用した新サービス
データのマップ化などの
ビジュアライゼーション
Dataveyes
Geofabrik
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Page 31
Spikes Cavell :公的機関の支出データ公開支援
Spikes Cavell は、公的機関などに対して、支出抑制や効率化、法令順守などのコ
ンサルティングやツールの提供を行なっている企業。公的機関などが支出などに
関するデータをポータルなどで公開する際に利用できるサービスを提供。
http://www.spikescavell.net/
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Page 32
CKAN: オープンソースのデータポータル
CKAN(Comprehensive Knowledge Archive Network) は、 Open Knowledge
Foundation が開発したオープンソースのデータポータル。データの公開、共有
、検索などを機能を備え、データストレージ、データ処理、ビューワー、ビジュ
アライゼーションなどを統合して提供。 data.gov.uk をはじめ、世界中で 40 を
超えるデータポータルが採用。
http://ckan.org/ http://data.gov.uk/
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Page 33
Socrata: データポータルのクラウドソリューション
Socrata は、データポータルを運営するのに必要な各種ソリューションをクラウ
ドで提供している企業。米政府のデータポータルである data.gov をはじめ、米国
内に多くの顧客をもつ。ケニア政府のデータポータルも Socrata を利用。
http://www.socrata.com/ http://www.data.gov/
Annual Revenue: $1,200,000
Enployees: 13
(http://www.manta.com/)
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Page 34
Placr: オープンデータアクセスAPI開発
Placr は、顧客からの要望に応じて、公共機関のデータにアクセスするためのA
PIを開発する企業。 Placr 自身も公共交通機関のデータにアクセスするAPI
を開発して販売している。オープンデータを活用したアプリケーション開発を促
す。
http://placr.co.uk/
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Page 35
Geofabrik: OpenStreetMap 活用支援サービス
Geofabrik は、 OpenStreetMap の開発に貢献した Frederik Ramm と Jochen
Topf が中心になって設立された企業。 OpenStreetMap の商用利用を促進するた
めの各種サービスを提供(無償、有償ともに ) 。データ自体のサービス、マップ
作成のためのサービス、コンサルティング、トレーニング、ソフトウェア開発、
サーバーホスティングなど多様。
http://www.geofabrik.de/
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Page 36
Total Weather Insurance: 農家向け収入保障保険
Total Weather Insurance は、 国立気象サービスがリアルタイムに提供する地域
ごとの気象データや、農務省が提供する過去 60 年の収穫量データ、 2.5 平方マ
イル単位で取得した 14 テラバイトにも及ぶ土壌情報などを活用して、地域や作
物ごとの収穫被害発生確率を独自技術で予測し、保険料を定める農家及び農作物
専門のインターネット保険。
http://www.climate.com/
国立気象サービスの気象データ Total Weather Insurance Corn 2012
250 万ヶ所からの
気象測定データと
日々の気象予報データ
1,500 億ヶ所の
土壌観察データ
10 兆の気象シミュ
レーションポイント× =
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Page 37
MRIS: 不動産高度情報サービス
MRIS(Metropolitan Regional Information Systems) は、不動産売買物件情報を提
供するアメリカ最大規模の MLS(Multiple Listing Services) で、公的機関などから
さまざまな情報を収集して不動産業者に提供。現在の登録物件数は 5 万 6 千件、
1 日当たりの平均売買高 9,260 万ドル、年間売買高は 338 億ドル (2011 年実
績 ) 。現在は 25 の不動産協会、そのメンバーである 5 万もの不動産業者と契約。
収入は初期登録料 295 ドル、四半期ごとの利用料 165 ~ 258 ドル、年間推定売
上高は約 5000 万ドル超。
http://www.mris.com/
環境
学校
犯罪
教育
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Page 38
MRIS: 不動産高度情報サービス ( 続 )
http://www.mris.com/
種類 データ源
人口統計 国勢調査局、労働統計局、健康管理財務局、国税庁、経済国勢調査
教育 州・地方の教育委員会、全国教育統計センター、教育省
気候
国立測候所、地方の気象センター、ミズーリ州気象センター、米ジオロジックサービス、
国立ハリケーン・センター、米国海洋大気庁、国立気候データ・センター、
Spe rling's Be s tPlac e s ( 1)※
生活費
( 2) Coldwe ll Banke r( 3)フレディ・マック※ 、全米不動産協会、全米住宅産業協会、 ※ 、
Spe rling's Be s tPlac eカリフォルニア不動産協会とその他州の不動産協会、
経済と仕事 Spe rling's Be s tPlac e労働統計局、 、国勢調査局、州・地方の課税当局
健康とヘルスケア
Spe rling's Be s tPlac e FBI環境保護庁、 、 統一犯罪統計報告書、州警察、
保健社会福祉省
公共交通機関 Spe rling's Be s tPlac都市大量輸送管理局、運輸省、交通統計局、国勢調査局、
( 1)http://www.be s tplac e s .ne t/※ アメリカの人、健康、犯罪、気候、都市、教育、住宅など様々なことを調査し、指標
化しているサイト
( 2)http://www.fre ddie mac .c om/※ アメリカ政府支援の住宅投資機関
( 3)http://www.c oldwe llbanke r.c om/※ 世界最大級の不動産業者
MRIS の主なデータ源
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Page 39
HomeSnap: 不動産高度情報サービス
HomeSnap は、 iPhone のカメラで撮影するだけで、その住宅に関するさまざま
な情報をその場で知ることができるアプリ。 GPS 情報を基にして MLS を検索し
、 MLS の情報から必要な情報 ( その物件に住むと通学することになる学校の情報
など ) を抜き出して利用者に提供。 MLS に登録されていない場合、同じく GPS
情報を利用してその物件の公的な納税記録を検索し、納税額から物件の課税評価
額を逆算して求め、利用者に推定売買価格を提示。 9,000 万軒以上の住宅をカ
バー。
http://www.sawbuck.com/
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Page 40
データマーケット
データセット
データセット
データセット
データセット
データセット
データセット
データセット
データセット
データセット
データセット
データセット
データセット
データ API
データ API
データ分析
民間企業
非営利団体
公的機関
データポータル
データポータル
データポータル
省庁 A
省庁 B
市場調査会社
金融機関など
データマーケット
使用料+手数料
使用料
手数料
Data Publica
DataMarket
OpenCorporates
Mashape
データやアクセスする
ための API の販売
dandelion
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DataMarket: 経済、社会、自然、産業のデータマー
ケット
DataMarket は、世界の経済、社会、自然、産業などに関するデータマーケット。
何百万ものデータ、何千種類ものデータセットへのアクセスを提供。データは公
的機関と民間組織から収集。市場調査会社、金融機関、各種分析を行なう企業な
どは、このポータル上にデータを簡単に公開することが可能。
http://datamarket.com/
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Page 42
OpenCorporates: 企業情報サービス
OpenCorporates は、世界各国約 5,000 万の企業情報を入手可能。 Google Refine
を使用して、政府が提供している調達先のデータから条件に合った企業を検索可。
データは“ share alike”( 同様に共有 ) ライセンスで公開されているため、利用者に
も同じくデータを共有する義務が課せられる。利用者がどうしても自分のデータ
を公開したくない場合には、 OpenCorporates に使用料を支払えばデータ公開義
務は免除される。
http://opencorporates.com/
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Page 43
Mashape: ワンストップ API マーケット
Mashape は、ありとあらゆる API を集めたワンストップの API マーケットで、
API を公開したり利用したりできる。 API ごとに、無料、フリーミアム(基本無
料、高頻度利用有料)、有料などが異なる。 API プロバイダが Mashape の請求
システムを使って課金する場合に、売上の 6 ~ 30% の手数料を徴収。現在の
API 数は 1522(2013/1/16 現在 ) で、毎日 2 つの API が追加されている。自分の
ダッシュボードから API の使用状況を分析することも可能。
http://www.mashape.com/
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Page 44
dandelion: 地理とリンクトデータのワンストップ
ショップ
dandelion は、イタリアの SpazioDati が開発した地理&リンクトデータのワンス
トップショップ。一般消費者に対しては複数のデータをマッシュアップ、開発者
に対しては API として提供。企業や政府機関はデータを公開したり販売したりで
きる。 dandelion が現在利用しているデータ
は、 DBpedia(※1) 、 OpenStreetMap(※2) 、 GeoNames(※3) 、その他政府機関
のオープンデータ。将来的には無償・有償の民間企業のデータも活用し、それら
と公的機関のデータとをリンクする計画。 ( 現在はプライベート β)
https://dandelion.eu/beta/?next=/※1 Wikipedia から情報を抽出して、それらを別のデータとリンクして公開するプロジェクト
※2 誰でも自由に利用できる世界地図を作るプロジェクト
※3 世界の地理データを集めた無料のデータベースを作成するプロジェクト
Open Knowledge Foundation Japan
Page 45
3.活用事例
④ 日本の事例
Open Knowledge Foundation Japan
Page 46
Where Does My Money Go?( 日本版 ) :税金の使い道
追跡
Where Does My Money Go?(WDMMG) は、市民の税金を行政が何の目的で、い
くら使っているのかを追跡できるアプリ。市民は自分の税金が 1 日当たり、どの
分野にいくら使われているかを知ることができる。 WDMMG は Open
Knowledge Foundation の Open Spending プロジェクトが開発し、世界中でロー
カライズが進行中。日本版 WDMMG は横浜市のデータをもとに開発され、各地
に拡散中。
http://spending.jp/
横浜市版  http://yokohama.spending.jp/
千葉市版  http://chiba.spending.jp/
仙台市版  http://sendai.spending.jp/
福岡市版  http://fukuoka.spending.jp/
北名古屋市版  http://kitanagoya.spending.jp/
宮城県南三陸町  http://minamisanriku-cho.spending.jp/
北海道江別市  http://ebetsu.spending.jp/
北海道札幌市  http://sapporo.spending.jp/
京都府京都市  http://kyoto-city.spending.jp/
東京都小金井市  http://koganei.spending.jp/
東京都武蔵野市  http://musashino.spending.jp/
Open Knowledge Foundation Japan
Page 47
カーリル:図書館の一括検索
カーリルは全国 6 千以上の公共図書館、大学図書館を一括検索できるサービス。
オンラインアクセスできる図書館の所蔵目録データベース (WebOPAC) と
Amazon の書誌データベースを利用。企業図書館などとも連携した「カーリルス
ポット」の提供を 2012 年 10 月から開始。開発者向けに書籍情報・図書館情報
を取得する API を無償で公開。
http://calil.jp/
Open Knowledge Foundation Japan
Page 48
Takestock :書店と図書館の一括検索
Takestock は、全国にある 1,400 箇所の書店の在庫と、 6 千箇所を超える図書館
の蔵書とを、一気に検索することが可能。書店の在庫情報は Takestock が自前で
顧客開拓し、図書館の蔵書情報はカーリル API を利用してカーリルからデータを
取得。 iOS アプリも 11 月にリリース。
https://takestock.jp/
Open Knowledge Foundation Japan
Page 49
 「ココゆれ」:地震リスク予測
「ココゆれ」は、独立行政法人防災科学技術研究所が開発した「地震ハザードス
テーション J-SHIS 」のデータを利用し、戸建住宅の購入を検討している顧客を
対象として、地震発生確率や予測震度などのリスク情報を提供。 J-SHIS は、文
部科学省・地震調査研究推進本部が作成している「全国地震動予測地図 2010 年
版」のデータを利用している。
http://www.daiwahouse.co.jp/release/20121102123931.html
Open Knowledge Foundation Japan
Page 50
  BIVALE :天気予報で省エネ
BIVALE は、ビルのテナントが毎月のエアコン電力使用量削減目標を設定するだ
けで、天気予報データをもとにエアコン負荷を予測し、省エネ運転スケジュール
を自動設定。さらに毎日の実績値と最新の天気予報データから運転スケジュール
を再作成。目標の達成が不可能と判断した場合、再設定を促すアラート機能もあ
り。
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2012/11/1113.html
Open Knowledge Foundation Japan
Page 51
4.新しい動き
① 芸術・文化
Open Knowledge Foundation Japan
Page 52
Muse : 芸術作品のマッシュアップ
Muse は、タブレットを使って、芸術作品を選び、好きな場所に配置し、大きさ
を変えたり回転させたりして組合せ、自分だけの個性的な芸術作品を創ることが
できるツール。アムステルダム国立美術館 ( ライクス・ミュージアム ) が保有す
るコンテンツを利用。芸術の世界に全く新しい可能性をもたらす優れたアプリ
ケーションであると評価され、オランダで開催された Open Culture Data
Competition で最優秀賞を受賞。
http://vimeo.com/43389340
Open Knowledge Foundation Japan
Page 53
Horror in Kallio : オープンデータだけで作ったホラー
ビデオ
Horror in Kallio は、オープンデータだけで作られたホラービデオ。 2012 年に
フィンランドのヘルシンキで開催された Open Knowledge Festival の The Open
Video Make Session においてホラービデオ制作プロジェクトが開発。デジタル化
された文化遺産のポータルサイトであるヨーロピアナから取得したパブリックド
メインのイラスト・コンテンツと、カリオのビデオクリップアーカイブをビデオ
の素材として利用。音楽は Creative Commons のライセンスで楽曲が公開されて
いる Freesound と Jamendo から取得。
http://vimeo.com/50084388
Open Knowledge Foundation Japan
Page 54
4.新しい動き
② 個人データ+民間所有
Open Knowledge Foundation Japan
Page 55
ÍslendingaApp SES : 血縁関係判定
slendingaApp SESÍ は、他人との血縁関係を調べることができるスマホアプ
リ。 1200 年前にもさかのぼるアイスランド人に関するデータベース slendingab kÍ ó
を使用。 DB のデータは、教会の記録、国勢調査、人口動態統計、人口記録、古
い原稿、古代の手紙集、ログ、議会記録、法廷記録などに基づいている。 Bump
という機能があり、 2 人がそれぞれのスマートフォンをぶつけるだけで、どれ位
近い血縁関係にあるのかを直ちに知ることができる。さらに「近親相姦防止」オ
プションによって、 Bumpした相手があまりにも近い血縁関係にある場合には、
テキストと音で警告を発することも可能。
https://play.google.com/store/apps/details?id=is.ses.apps.islendingaapp&hl=ja
https://www.youtube.com/watch?v=5FvJaksf41k
Open Knowledge Foundation Japan
Page 56
23andMe: 遺伝子分析サービスと遺伝子データベース
23andMeは、顧客の遺伝子情報を分析して、疾患リスクなど 245 項目について判
定するサービスを 99 ドルで提供。約 30 億の塩基対の中から、特定の健康上のリ
スクや身体的特性の原因となる 100 万カ所だけを分析。さらに、顧客の許諾を得
た上で (※1) 名前やコンタクト情報などを除いた遺伝子情報をデータベースに収
集し、論文審査のある科学雑誌に掲載したり、研究パートナーのサードパーティ
にAPIを通じて提供。
https://www.23andme.com/
•遺伝性疾患の可能性: 嚢胞性線維症、鎌状赤血球貧血、テイ・サックス病など、 48 種類
•疾患リスク: 2 型糖尿病、加齢(性)黄斑変性症、パーキンソン病など、 120 種類
•薬に対する副作用:クロピドグレル有効性、ワルファリン感受性など、 20 種類
•遺伝的な形質:アルコールによる紅潮反応、慢性 B 型肝炎など、 57 種類
(※1)23andMe 共同創設者のアン・ウォジツキ氏によれば 90 %の顧客が情報を共有することを選ぶとのこと
http://wired.jp/2012/12/13/23andme-99-dollar-dna-scan/?utm_source%3dfeed%26utm_medium%3d
Open Knowledge Foundation Japan
Page 57
23andMe: 遺伝子分析サービスと遺伝子データベース
唾液
遺伝子情報
データベース
API
遺
伝
子
分
析
サー
ビ
ス
自分の遺伝子に
関心の高い顧客
遺伝子
情報
遺伝子
情報活用
サービス
遺伝子
情報活用
サービス
遺伝子
情報活用
サービス
遺伝子分析結果
遺伝子
情報
23andMe
新しい顧客
Open Knowledge Foundation Japan
Page 58
midata と emPowerMi :個人ごとに最適な省エネ対策
midataは、消費者が民間企業の持つ自分の個人データに自由にアクセスできるよう
にすることを目指したプロジェクトで英で 2011年に開始。 midataにはエネルギー
、金融、通信などの業界から 20 を超える企業がパートナーとして個人データを
提供 (BritishGas、 EDF Energy、 Visa、 MasterCard、 LloydsBanking
Group、 Three、 Googleなど ) 。英 Open Data I nstituteは民間保有の個人データ活用を
狙い 2012 年 11月に Midata Hackathonを開催、 CleanWebが emPowerMi を開発。
• Web による持続可能な社会づくり
に取り組む Cleanweb が開発
• 個人のエネルギー消費実績、住所
、住居タイプなどのデータを分析
• 適用可能な省エネ技術と、それに
よるエネルギー支出抑制効果を算
出
• 省エネ設備設置のために利用可能
な各種制度についてもアドバイス
http://empowermi.cleanweb.org.uk/
Open Knowledge Foundation Japan
Page 59
ご参考
Open Knowledge Foundation Japan
Page 60
Open Knowledge Foundation Japan
▐ Open Knowledge Foundation の日本支部
• 日本でのオープンデータ促進を図るための非営利組織
• 日本でオープンデータに関して活動している主要メンバーが参画
• 2012 年 7 月活動開始、 2013 年度法人化予定
▐ 主要事業
• 政策提言
– 内閣の電子政府オープンデータ実務者会議、経産省の公共データ WG 、総務省のオープ
ンデータ流通推進コンソーシアム、日本経団連などにメンバーが参画
– 「電子行政オープンデータ推進のためのロードマップ(案)」及び「二次利用の促進のた
めの府省のデータ公開に関する基本的考え方(ガイドライン)(案)」に対してパブリッ
クコメント提出 (13 年 5 月 )
• オープンデータコミュニティの育成
– エンジニア、企業、行政、研究者、市民等が協働できる場の提供
– International Open Data Day in Japan 開催 (13 年 2 月 )
– 世界数十都市でハッカソンを同時開催するイベント
– OKFJは現地主催団体と協力し、横浜、東京、など日本各地でハッカソン開催
– オープンデータ・トークシリーズ (13 年 5 月~、毎月開催 )
• オープンデータに関する情報提供
– HP: http://okfn.jp/ Facebook: https://www.facebook.com/OKFjp
Open Knowledge Foundation Japan
オープンデータ活用事例の公開について
Page 61
https://docs.google.com/spreadsheet/ccc?key=0AvXTTqI7i6p5dGx1MVQ4eG91VGZfZENmR0dxcWIzVkE#gid=0
http://okfn.jp/home/%E8%B3%87%E6%96%99%E9%9B%86/
http://okfn.jp/

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201306 オープンデータ

  • 1. オープンデータ 2013 年 6 月 Open Knowledge Foundation Japan http://okfn.jp/ 東 富彦 tomi.a.09@gmail.com https://www.facebook.com/TomihikoAzuma
  • 2. Open Knowledge Foundation Japan 目次 1. オープンデータとは 2. 各国の対応 3. 活用事例 4. 新しい動き Page 2
  • 3. Open Knowledge Foundation Japan Page 3 1.オープンデータとは
  • 4. Open Knowledge Foundation Japan Page 4 オープンデータとは ▐ オープンデータの目的  公共機関が保有するデータを公開し、民間で再利用すること  個人情報は含まないとする場合が多いが、プライバシーを保護した 上で公開するという動きや、民間所有の個人データの活用にまで広 げる動きあり  オープンにすべきデータの広がり 1. 公的機関が保有するデータ (ex. 政府、地方公共団体など ) 2. 公的資金で作成されたデータ (ex. 政府資金による民間研究成果など ) 3. 公益に資するデータ (ex. グラクソ・スミスクラインの治験データなど )  目的:  ①政府の透明化、②公共サービス向上、③経済活性化 ▐ オープンデータの経済効果  1.0 ~ 1.2 兆円の市場規模 ( 新サービス市場、アプリ構築市場 )  1.5 兆円の直接的経済効果、 5.4 兆円の経済波及効果
  • 5. Open Knowledge Foundation Japan Page 5 データポータル、データマーケットの状況 ▐ 国際機関  国連 (data.un.org) 、 EU(PublicData.eu) 、 OECD(stats.oecd.org) 、 世界銀行 (data.worldbank.org) 、世界開発計画 (open.undp.org) ▐ 政府  イギリス (data.gov.uk) 、アメリカ (data.gov) 、フランス (data.gouv.fr) 、 オランダ (data.overheid.nl) 、オーストラリア (data.gov.au) 、 インド (data.gov.in) 、ブラジル (dados.gov.br) 、その他多数 ▐ 地方自治体  グレーター・マンチェスター・カウンティ (datagm.org.uk) 、 ニューヨーク市 (data.cityofnewyork.us) 、パリ市 (opendata.paris.fr) 、 ベルリン市 (daten.berlin.de) 、ローマ市 (opendata.provincia.roma.it) 、その他多数 ▐ 非営利団体  Open Knowledge Foundation(thedatahub.org) 、 The International Aid Transparency Initiative(iatiregistry.org) 、 datacatalogs.org(datacatalogs.org) ▐ 営利企業  DataMarket(datamarket.com) 、 Data Publica(data- publica.com) 、 Mashape(mashape.com)
  • 6. Open Knowledge Foundation Japan Page 6 2.各国の対応
  • 7. Open Knowledge Foundation Japan EU ▐ PSI 指令  PSI 指令 (2003/98/EC) :公的機関のデータ再利用に関する指令  欧州議会が PSI 指令改正を承認 (13 年 6 月 ) : 芸術・文化データのオープン化も義務化 ▐ データバリューチェーン構想  DG CONNECT に Data Value Chain を創設 (12 年 7 月 )  EU のデータ資源を合理的に活用・管理・再利用、商業的・社会的価値を高める  EU 全域のオープンデータと多言語リソースを束ね、新データ産業を生み出す ▐ 人材育成のための『大連立』 (13 年 4 月 )  Grand Coalition for Digital Jobs 、経済界、政府、教育機関が「大連立」  2015 年までに 90 万人も不足すると予想されている ICT 技術者を育成  SAP, Telefonica, CISCO, HP, Microsoft, Oracle, the Corporate IT Forum など企業も協力 Page 7
  • 8. Open Knowledge Foundation Japan イギリス ▐ オープンデータ推進政策  data.gov.uk(10 年 1 月 ) :政府のデータポータル公開、現在 9,512 のデータセット  Transparency Agenda(10 年 5 月 ) :キャメロン首相、データ公開を政府機関に指示  Open Government License(10 年 10 月 ) :オープンデータ用ライセンスを開発  Open Data Institute(11 年 11 月~ ) :ビジネス創出、スタートアップ育成中  G8(13 年 6 月 ): キャメロン首相がオープンデータと透明性をメインテーマの 1 つに ▐ 情報経済戦略 (13 年 6 月 )  G8 Innovation Conference で発表  上位 50 の公共サービスのうち 25 を 300 日以内にデジタル化し革新  160 万の中小企業が 5 年以内にビジネス規模を拡大できる新プログラムを創設  データ能力開発戦略を産学官共同で開発し、 2013 年 10 月に発表 ▐ 非営利組織  Open Knowledge Foundation  イギリス政府と密に連携し、オープンデータ政策を推進 Page 8
  • 9. Open Knowledge Foundation Japan アメリカ ▐ オープンデータ推進政策  Open Government Initiative(09 年 1 月 ) :オバマ大統領、オープン化を宣言  data.gov(09 年 5 月 ) :政府のデータポータル公開、現在 75,804 のデータセット  Open Government Directive(09 年 12 月 ) :オバマ大統領、データ公開を政府機関に指 示  Open Government Platform(12 年 5 月 ) :インド政府と協働開発、オープンソース化  Open Data Initiative(12 年 8 月~ ) :ビジネス創出、スタートアップ育成中  Project Open Data(13 年 5 月 ) : Open Data Policy の実現を加速させるための Web サイ ト  National Day of Civic Hacking(13 年 6 月 ) : 全米で 95 のイベントに 11000 人以上が参 加 ▐ オープンイノベーション戦略  オープンソース活用、政府システムのオープンソース化、 white label 版  市民参加型開発 : Code for America 、 National Day of Civic Hacking  イノベーション推進 : alpha.data.gov ▐ “The Presidential Innovation Fellows” 第 2 ラウンド (13 年 2 月 )  政府の役割は民間に対しても政府内部に対してもプラットフォームを提供すること  データ、ツール、ネットワーク、アーキテクチャー、標準、資金提供方法など  民間企業が保有するデータの活用とデータアナリストの育成  個人データ再利用範囲の拡大と民間所有個人データへの個人のアクセス権保証 ▐ 非営利組織  Sunlight Foundation Page 9
  • 10. Open Knowledge Foundation Japan G8ロック・アーン・サミット (13 年 6 月 ) ▐ カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、イギリス、アメリカ、日本 ▐ G8首脳コミュニケにオープンデータ憲章への合意を明記  G8 としてオープンデータ憲章を定め、各国が合意したこと  遅くとも 2015 年末までにオープンデータ憲章及びその技術的な別添を実施すること  上記実施に向け国別行動計画を本年末までに策定し、 2014 年の次回会合において進ちょくをレビ ューすること  国際的な土地取引や天然資源採取に関する透明性確保のためにオープンデータが重要であること  援助透明性に関する釜山共通基準を 2015 年までに実施し、開発援助についても説明責任を果たす こと ▐ オープンデータ憲章に合意  原則としてデータを公開  高品質なデータをタイムリーに提供  できるだけ多くのデータを、できるだけ多様でオープンな形式で公開  ガバナンス改善のためにデータや基準、プロセスに関する透明性を確保  データ公開によって次世代イノベーターを育成 ▐ G8 Open for Growth( プレイベント )  Open Data Session でオープンデータを活用した世界中の取り組みを紹介  ロシアがオープンデータ推進計画をプレゼンテーション ▐ G8サイエンス・ミーティング ( プレイベント )  抗生物質に対する耐性問題がトップアジェンダ  オープンデータと研究成果に対するオープンアクセスを重要課題として議論 Page 10
  • 11. Open Knowledge Foundation Japan G8ロック・アーン・サミット (13 年 6 月 )( 続 ) Page 11 データカテゴリ データセットの例 法人 商業・法人登記簿 犯罪と司法 犯罪統計、安全 地球観測 気象観測、農業、林業、漁業、狩猟 教育 学校一覧、学校の業績、デジタルスキル エネルギーと環境 公害レベル、エネルギー消費 財政と契約 ( )商取引、請負契約、入札募集、将来の入札、地方予算、国家予算 計画と実績 地理空間 地形、郵便番号、全国地図、地域地図 世界的な開発 援助、食の安全保障、天然資源採掘、土地取引 政府の説明責任と民主主義 ( ) /政府の連絡先、選挙結果、法律・法規、給与 賃金水準 、接待 贈与 健康 処方箋データ、実績データ 科学と研究 ゲノムデータ、研究教育活動、実験結果 統計 全国統計、国勢調査、社会基盤、財産、スキル 社会的流動性と福祉 住居、健康保険と失業給付 輸送と社会基盤 公共交通機関の時刻表、アクセスポイント、ブロードバンドの普及度 出典 : Action 2: Release of high value data(Technical annex) を翻訳 G8が合意した公開すべき『価値の高い』データ
  • 12. Open Knowledge Foundation Japan G8ロック・アーン・サミット (13 年 6 月 )( 続 ) Page 12 G8 Open for Growth で紹介された世界中の取り組み https://www.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/207380/G8_Open_For_Growth_-_OPEN_DATA_Session_-_15June2013_-_visualisations.pdf
  • 13. Open Knowledge Foundation Japan G8ロック・アーン・サミット (13 年 6 月 )( 続 ) Page 13 G8で示されたロシアのオープンデータ戦略 https://www.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/207381/Open_For_G8_Growth_-_OPEN_DATA_session__-15June2013_-_slides.pdf
  • 14. Open Knowledge Foundation Japan G8ロック・アーン・サミット (13 年 6 月 )( 続 ) Page 14 G8で示されたロシアのオープンデータ戦略 https://www.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/207381/Open_For_G8_Growth_-_OPEN_DATA_session__-15June2013_-_slides.pdf
  • 15. Open Knowledge Foundation Japan 日本 ▐ 内閣 IT戦略本部  電子行政オープンデータ戦略 (12 年 7 月 ) :公共データの原則公開を決定  日本再生加速プログラム (12 年 11 月 ) :オープンデータの一層の推進を閣議決定  電子行政オープンデータ実務者会議 (12 年 12 月~ ) :標準化 ( ルール、ライセンス ) 、 普及  「電子行政オープンデータ推進のためのロードマップ(案)」及び「二次利用の促進の ための府省のデータ公開に関する基本的考え方(ガイドライン)(案)」公開 (13 年 5 月 )  世界最先端 IT 国家創造宣言を閣議決定 (13 年 6 月 14 日 ) : • オープンデータ・ビッグデータの活用の推進を明記、 2014 年度と 2015 年度を集中取組期 間とする • 2015 年度末には、他の先進国と同水準の公開内容を実現 ▐ 経産省  IT 融合フォーラム有識者会議 (12 年 6 月 ) :公共データ公開の義務化を提言  公共データワーキンググループ (12 年 8 月~ ) :ニーズの把握、ビジネス活用  Open DATA METI ( http://datameti.go.jp )の公開(白書、統計等 197 データセット ) ▐ 総務省  オープンデータ流通推進コンソーシアム (12 年 7 月~ ) :標準化 ( ルール、ライセンス ) 、新サービス  情報通信白書をオープンデータとして公開 (13 年 4 月 )  統計データにおける API 機能の試行運用開始 (13 年 6 月 )Page 15
  • 16. Open Knowledge Foundation Japan 日本 ( 続 ) Page 16 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/info/h250524-r2.pdf
  • 17. Open Knowledge Foundation Japan 日本 ( 続 ) ▐ 地方自治体  横浜オープンデータソリューション発展委員会 :オープンデータを活用した地域課題 解決  データシティ鯖江 ( 福井県 ) :日本初のデータポータル、地域振興、コミュニティ形成  武雄市、千葉市、奈良市、福岡市 • ビッグデータ・オープンデータの活用に向けた協議会を設置 (13 年 1 月 ) • ビッグデータ・オープンデータの活用アイデアコンテスト開催中 (13 年 5 月~ ) ▐ 非営利組織  Open Knowledge Foundation Japan(OKFJ)(12 年 7 月~ )  横浜オープンデータソリューション発展委員会  Hack for Japan  LOD チャレンジ実行委員会  リンクト・オープン・データ・イニシアティブ Page 17
  • 18. Open Knowledge Foundation Japan G8 Open Data Census Page 18 G8各国のオープン化度調査 (Open Knowledge Foundation) http://census.okfn.org/g8/
  • 19. Open Knowledge Foundation Japan Open Data Index Page 19 http://www.webfoundation.org/2012/09/introducing-the-open-data-index/ World Wide Web Foundation によるオープンデータ進捗度調査
  • 20. Open Knowledge Foundation Japan Page 20 3.活用事例 ① 政府の透明化
  • 21. Open Knowledge Foundation Japan Page 21 LobbyPlag: 新データ保護法の審議状況を追跡 LobbyPlag は欧州議会で審議中の新データ保護法の審議状況を追跡するツール。 誰がどんな修正条項を出したのか、それはデータ保護法を強化する方向なのか、 緩和する方向なのかについて調べることができる。 LobbyPlag は、フェイスブッ クがどんな個人情報を集めているのかを調べ上げたことで有名な europe-v- facebook と、データジャーナリズムを推進する Open Data City とが共同で開発。 実に 3,100 にも上る修正条項を分析し、国ごと、政党ごと、さらに個人ごとに、 強化派 ( 緑 ) か緩和派 ( 赤 ) かをビジュアライズ。 http://lobbyplag.eu/map
  • 22. Open Knowledge Foundation Japan Page 22 Ad Hawk: 政治広告の監視 Ad Hawk は、 TV やラジオなどで放送されている広告が政治的な広告かどうかを 瞬時に判断し、その結果を利用者のスマートフォン上に表示。最先端の音楽情報 リポジトリを提供している営利企業 The Echo Nest が開発した Echoprint とい うオープンソースの音楽指紋技術と、非営利団体 Sunlight Foundation が構築し た選挙キャンペーンに関する膨大なデータベースを組み合わせたものから構成。 連邦通信委員会が保有する広告支出に関するデータと連邦選挙管理委員が保有す る政治献金に関するデータを活用。 http://sunlightfoundation.com/blog/2012/08/22/ad-hawk-identify-political-ads-as-they-air/ TV やラジオの 音声で判定 Crossroad Generation の 政治広告と判定
  • 23. Open Knowledge Foundation Japan Page 23 GovTrack.us: 法案審議状況の追跡 GovTrack.us は、連邦議会での法案審議状況、上院・下院での投票記録、連邦議 員に関する情報、下院選挙区の地図、州議会における法案審議状況などを提供。 Bill Track 50 、 LegiScan など営利企業からもデータを入手してい る。 GovTrack.us のデータは、営利企業、非営利組織、個人など、多数のサイト で再利用されている。 http://www.govtrack.us/
  • 24. Open Knowledge Foundation Japan Page 24 データバリューチェーン データセット データセット データセット データセット データセット データセット 公的機関 データポータル データポータル 省庁 A 省庁 B 営利企業 データセット データセット データセット サービス 非営利組織 データセット データセット データセット サービス 営利企業 データセット データセット データセット サービス 営利企業 データセット データセット データセット サービス 非営利組織 データセット データセット データセット サービス 省庁 C 省庁 D 非営利組織 公的機関 営利企業 非営利組織 営利企業 非営利組織 個人 営利企業 公的機関 各種団体 営利企業 非営利組織 営利企業 営利企業 非営利組織 GovTrack.us データ再利用を促進する アグリゲーター
  • 25. Open Knowledge Foundation Japan Page 25 GovTrack.us: データバリューチェーン ( 続 ) http://www.govtrack.us/ THOMAS http://thomas.loc.gov ・法律制定の状況 ・法律の主要条項 ・法律の要約 ・次回の下院委員会会合 下院 http://www.house.gov/ 上院 http://www.senate.gov/ ・連邦議会のメンバー ・委員会のメンバー ・投票記録 ・次回の法案 ・次回の委員会会合 下院与党のリーダー http://docs.house.gov/ ・今後一週間の法律制定スケジュール 政府印刷局 http://www.gpo.gov/ ・法律のテキスト ・議会メンバーの写真 議院人名録 http://bioguide.congress.gov/ ・議員の略歴や経歴 国勢調査局 http://www.census.gov/ ・下院選挙区の地理データ 連邦議会 ・法律審議情報 州議会 ・法律審議情報 Bill Track 50(LegiNation Inc.) http://billtrack50.com/ ・州議会の法律制定情報 LegiScan(LegiScan Inc.) http://legiscan.com/ ・州議会の法律制定情報 GovTrack.us (Civic Impulse, LLC) http://www.govtrack.us/ ・連邦議会ならびに 州議会の法案審議情報 Open States(Sunlight Foundation) http://openstates.org/ ・州議会の法律制定情報 ManyBills(IBM) GeoCongress(Sencha Inc.) Votility(Votility Inc.) VoterVoice(VoterVoice Inc.) OpenCongress MAPLight.org Dirty Energy Money WhereABill.org TheMiddleClass.org NewBallot VoteReports Apps for America Congress Android App Call on Congress Filibusted.us Congrelate LittleSis.org Drumbone API Votetocracy Scout Laws I Like Congress 411 Connect2Congress Kill Filibuster Agreement Groups in the United States Senate VoteSane 非営利組織 公的機関 営利企業 個人 各種団体
  • 26. Open Knowledge Foundation Japan Page 26 3.活用事例 ② 公共サービス向上
  • 27. Open Knowledge Foundation Japan Page 27 DebugIT: 抗菌薬耐性との闘い DebugIT は、多数の医療機関が保有するデータを集めて解析し、抗菌薬耐性と闘 う (※)EU のプロジェクト。医療機関における抗菌薬耐性の発生状況をモニタリ ングし、どのタイプのバクテリアがどのタイプの抗生物質に耐性を示しているの かを突きとめ、その状況で効果的な薬剤を選択し、治療計画を策定する。ベル ギー、ドイツ、ブルガリア、フランス、チェコ、スウェーデン、ギリシャ、イギ リス、スイスから 14 の医療機関・大学が参画。 ※WHO によれば、毎年 44 万人もの人が多剤耐性結核にかかり、そのうち 15 万人が死亡。 メチシリン耐性黄色ブドウ球菌 (MRSA) をはじめ、多くの感染症に対して薬剤が効かなくなっている。 検索 抗菌薬耐性確認 治療計画策定 出典: Colaert, D.(2011), "IT to fight against Bacterial Resistance", 2011Expert meeting – Les Pensières - October 26-28 2011
  • 28. Open Knowledge Foundation Japan Page 28 Love Lewisham : 市民参加型環境向上 Love Lewisham は、市民が環境に関する課題をレビューしたり、提案したりする ことができる市民参加型の環境向上の取り組み。市民がルイシャム・ロンドン特 別区議会に対して問題を報告し、その後、当局の対応状況について追跡すること ができる。ウェブサイト、モバイルアプリケーション、 SMS 、 MMS で利用可能 。 不法投棄されたマットレスを 発見した市民からのレポート 当局が対処中で あることがわかる http://www.lovelewisham.org
  • 29. Open Knowledge Foundation Japan Page 29 3.活用事例 ③ 経済活性化
  • 30. Open Knowledge Foundation Japan Page 30 データポータルと新サービス 省庁 A 省庁 B Socrata OpenDataSoft CKAN OGPL Junar データセット データセット データセット データポータル データセット : 農家収入保障保険 不動産高度情報 ライブ道路交通情報 Total Weather Insurance MRIS Placr 省庁 C Spikes Cavell Locatable HomeSnap SK8 Wireless Technologies 公的データ整形・洗浄 などのオープン化支援 データポータルの構築、 ホスティング、技術支援 データセットにアクセス するための API 開発 オープンデータを 活用した新サービス データのマップ化などの ビジュアライゼーション Dataveyes Geofabrik
  • 31. Open Knowledge Foundation Japan Page 31 Spikes Cavell :公的機関の支出データ公開支援 Spikes Cavell は、公的機関などに対して、支出抑制や効率化、法令順守などのコ ンサルティングやツールの提供を行なっている企業。公的機関などが支出などに 関するデータをポータルなどで公開する際に利用できるサービスを提供。 http://www.spikescavell.net/
  • 32. Open Knowledge Foundation Japan Page 32 CKAN: オープンソースのデータポータル CKAN(Comprehensive Knowledge Archive Network) は、 Open Knowledge Foundation が開発したオープンソースのデータポータル。データの公開、共有 、検索などを機能を備え、データストレージ、データ処理、ビューワー、ビジュ アライゼーションなどを統合して提供。 data.gov.uk をはじめ、世界中で 40 を 超えるデータポータルが採用。 http://ckan.org/ http://data.gov.uk/
  • 33. Open Knowledge Foundation Japan Page 33 Socrata: データポータルのクラウドソリューション Socrata は、データポータルを運営するのに必要な各種ソリューションをクラウ ドで提供している企業。米政府のデータポータルである data.gov をはじめ、米国 内に多くの顧客をもつ。ケニア政府のデータポータルも Socrata を利用。 http://www.socrata.com/ http://www.data.gov/ Annual Revenue: $1,200,000 Enployees: 13 (http://www.manta.com/)
  • 34. Open Knowledge Foundation Japan Page 34 Placr: オープンデータアクセスAPI開発 Placr は、顧客からの要望に応じて、公共機関のデータにアクセスするためのA PIを開発する企業。 Placr 自身も公共交通機関のデータにアクセスするAPI を開発して販売している。オープンデータを活用したアプリケーション開発を促 す。 http://placr.co.uk/
  • 35. Open Knowledge Foundation Japan Page 35 Geofabrik: OpenStreetMap 活用支援サービス Geofabrik は、 OpenStreetMap の開発に貢献した Frederik Ramm と Jochen Topf が中心になって設立された企業。 OpenStreetMap の商用利用を促進するた めの各種サービスを提供(無償、有償ともに ) 。データ自体のサービス、マップ 作成のためのサービス、コンサルティング、トレーニング、ソフトウェア開発、 サーバーホスティングなど多様。 http://www.geofabrik.de/
  • 36. Open Knowledge Foundation Japan Page 36 Total Weather Insurance: 農家向け収入保障保険 Total Weather Insurance は、 国立気象サービスがリアルタイムに提供する地域 ごとの気象データや、農務省が提供する過去 60 年の収穫量データ、 2.5 平方マ イル単位で取得した 14 テラバイトにも及ぶ土壌情報などを活用して、地域や作 物ごとの収穫被害発生確率を独自技術で予測し、保険料を定める農家及び農作物 専門のインターネット保険。 http://www.climate.com/ 国立気象サービスの気象データ Total Weather Insurance Corn 2012 250 万ヶ所からの 気象測定データと 日々の気象予報データ 1,500 億ヶ所の 土壌観察データ 10 兆の気象シミュ レーションポイント× =
  • 37. Open Knowledge Foundation Japan Page 37 MRIS: 不動産高度情報サービス MRIS(Metropolitan Regional Information Systems) は、不動産売買物件情報を提 供するアメリカ最大規模の MLS(Multiple Listing Services) で、公的機関などから さまざまな情報を収集して不動産業者に提供。現在の登録物件数は 5 万 6 千件、 1 日当たりの平均売買高 9,260 万ドル、年間売買高は 338 億ドル (2011 年実 績 ) 。現在は 25 の不動産協会、そのメンバーである 5 万もの不動産業者と契約。 収入は初期登録料 295 ドル、四半期ごとの利用料 165 ~ 258 ドル、年間推定売 上高は約 5000 万ドル超。 http://www.mris.com/ 環境 学校 犯罪 教育
  • 38. Open Knowledge Foundation Japan Page 38 MRIS: 不動産高度情報サービス ( 続 ) http://www.mris.com/ 種類 データ源 人口統計 国勢調査局、労働統計局、健康管理財務局、国税庁、経済国勢調査 教育 州・地方の教育委員会、全国教育統計センター、教育省 気候 国立測候所、地方の気象センター、ミズーリ州気象センター、米ジオロジックサービス、 国立ハリケーン・センター、米国海洋大気庁、国立気候データ・センター、 Spe rling's Be s tPlac e s ( 1)※ 生活費 ( 2) Coldwe ll Banke r( 3)フレディ・マック※ 、全米不動産協会、全米住宅産業協会、 ※ 、 Spe rling's Be s tPlac eカリフォルニア不動産協会とその他州の不動産協会、 経済と仕事 Spe rling's Be s tPlac e労働統計局、 、国勢調査局、州・地方の課税当局 健康とヘルスケア Spe rling's Be s tPlac e FBI環境保護庁、 、 統一犯罪統計報告書、州警察、 保健社会福祉省 公共交通機関 Spe rling's Be s tPlac都市大量輸送管理局、運輸省、交通統計局、国勢調査局、 ( 1)http://www.be s tplac e s .ne t/※ アメリカの人、健康、犯罪、気候、都市、教育、住宅など様々なことを調査し、指標 化しているサイト ( 2)http://www.fre ddie mac .c om/※ アメリカ政府支援の住宅投資機関 ( 3)http://www.c oldwe llbanke r.c om/※ 世界最大級の不動産業者 MRIS の主なデータ源
  • 39. Open Knowledge Foundation Japan Page 39 HomeSnap: 不動産高度情報サービス HomeSnap は、 iPhone のカメラで撮影するだけで、その住宅に関するさまざま な情報をその場で知ることができるアプリ。 GPS 情報を基にして MLS を検索し 、 MLS の情報から必要な情報 ( その物件に住むと通学することになる学校の情報 など ) を抜き出して利用者に提供。 MLS に登録されていない場合、同じく GPS 情報を利用してその物件の公的な納税記録を検索し、納税額から物件の課税評価 額を逆算して求め、利用者に推定売買価格を提示。 9,000 万軒以上の住宅をカ バー。 http://www.sawbuck.com/
  • 40. Open Knowledge Foundation Japan Page 40 データマーケット データセット データセット データセット データセット データセット データセット データセット データセット データセット データセット データセット データセット データ API データ API データ分析 民間企業 非営利団体 公的機関 データポータル データポータル データポータル 省庁 A 省庁 B 市場調査会社 金融機関など データマーケット 使用料+手数料 使用料 手数料 Data Publica DataMarket OpenCorporates Mashape データやアクセスする ための API の販売 dandelion
  • 41. Open Knowledge Foundation Japan Page 41 DataMarket: 経済、社会、自然、産業のデータマー ケット DataMarket は、世界の経済、社会、自然、産業などに関するデータマーケット。 何百万ものデータ、何千種類ものデータセットへのアクセスを提供。データは公 的機関と民間組織から収集。市場調査会社、金融機関、各種分析を行なう企業な どは、このポータル上にデータを簡単に公開することが可能。 http://datamarket.com/
  • 42. Open Knowledge Foundation Japan Page 42 OpenCorporates: 企業情報サービス OpenCorporates は、世界各国約 5,000 万の企業情報を入手可能。 Google Refine を使用して、政府が提供している調達先のデータから条件に合った企業を検索可。 データは“ share alike”( 同様に共有 ) ライセンスで公開されているため、利用者に も同じくデータを共有する義務が課せられる。利用者がどうしても自分のデータ を公開したくない場合には、 OpenCorporates に使用料を支払えばデータ公開義 務は免除される。 http://opencorporates.com/
  • 43. Open Knowledge Foundation Japan Page 43 Mashape: ワンストップ API マーケット Mashape は、ありとあらゆる API を集めたワンストップの API マーケットで、 API を公開したり利用したりできる。 API ごとに、無料、フリーミアム(基本無 料、高頻度利用有料)、有料などが異なる。 API プロバイダが Mashape の請求 システムを使って課金する場合に、売上の 6 ~ 30% の手数料を徴収。現在の API 数は 1522(2013/1/16 現在 ) で、毎日 2 つの API が追加されている。自分の ダッシュボードから API の使用状況を分析することも可能。 http://www.mashape.com/
  • 44. Open Knowledge Foundation Japan Page 44 dandelion: 地理とリンクトデータのワンストップ ショップ dandelion は、イタリアの SpazioDati が開発した地理&リンクトデータのワンス トップショップ。一般消費者に対しては複数のデータをマッシュアップ、開発者 に対しては API として提供。企業や政府機関はデータを公開したり販売したりで きる。 dandelion が現在利用しているデータ は、 DBpedia(※1) 、 OpenStreetMap(※2) 、 GeoNames(※3) 、その他政府機関 のオープンデータ。将来的には無償・有償の民間企業のデータも活用し、それら と公的機関のデータとをリンクする計画。 ( 現在はプライベート β) https://dandelion.eu/beta/?next=/※1 Wikipedia から情報を抽出して、それらを別のデータとリンクして公開するプロジェクト ※2 誰でも自由に利用できる世界地図を作るプロジェクト ※3 世界の地理データを集めた無料のデータベースを作成するプロジェクト
  • 45. Open Knowledge Foundation Japan Page 45 3.活用事例 ④ 日本の事例
  • 46. Open Knowledge Foundation Japan Page 46 Where Does My Money Go?( 日本版 ) :税金の使い道 追跡 Where Does My Money Go?(WDMMG) は、市民の税金を行政が何の目的で、い くら使っているのかを追跡できるアプリ。市民は自分の税金が 1 日当たり、どの 分野にいくら使われているかを知ることができる。 WDMMG は Open Knowledge Foundation の Open Spending プロジェクトが開発し、世界中でロー カライズが進行中。日本版 WDMMG は横浜市のデータをもとに開発され、各地 に拡散中。 http://spending.jp/ 横浜市版  http://yokohama.spending.jp/ 千葉市版  http://chiba.spending.jp/ 仙台市版  http://sendai.spending.jp/ 福岡市版  http://fukuoka.spending.jp/ 北名古屋市版  http://kitanagoya.spending.jp/ 宮城県南三陸町  http://minamisanriku-cho.spending.jp/ 北海道江別市  http://ebetsu.spending.jp/ 北海道札幌市  http://sapporo.spending.jp/ 京都府京都市  http://kyoto-city.spending.jp/ 東京都小金井市  http://koganei.spending.jp/ 東京都武蔵野市  http://musashino.spending.jp/
  • 47. Open Knowledge Foundation Japan Page 47 カーリル:図書館の一括検索 カーリルは全国 6 千以上の公共図書館、大学図書館を一括検索できるサービス。 オンラインアクセスできる図書館の所蔵目録データベース (WebOPAC) と Amazon の書誌データベースを利用。企業図書館などとも連携した「カーリルス ポット」の提供を 2012 年 10 月から開始。開発者向けに書籍情報・図書館情報 を取得する API を無償で公開。 http://calil.jp/
  • 48. Open Knowledge Foundation Japan Page 48 Takestock :書店と図書館の一括検索 Takestock は、全国にある 1,400 箇所の書店の在庫と、 6 千箇所を超える図書館 の蔵書とを、一気に検索することが可能。書店の在庫情報は Takestock が自前で 顧客開拓し、図書館の蔵書情報はカーリル API を利用してカーリルからデータを 取得。 iOS アプリも 11 月にリリース。 https://takestock.jp/
  • 49. Open Knowledge Foundation Japan Page 49  「ココゆれ」:地震リスク予測 「ココゆれ」は、独立行政法人防災科学技術研究所が開発した「地震ハザードス テーション J-SHIS 」のデータを利用し、戸建住宅の購入を検討している顧客を 対象として、地震発生確率や予測震度などのリスク情報を提供。 J-SHIS は、文 部科学省・地震調査研究推進本部が作成している「全国地震動予測地図 2010 年 版」のデータを利用している。 http://www.daiwahouse.co.jp/release/20121102123931.html
  • 50. Open Knowledge Foundation Japan Page 50   BIVALE :天気予報で省エネ BIVALE は、ビルのテナントが毎月のエアコン電力使用量削減目標を設定するだ けで、天気予報データをもとにエアコン負荷を予測し、省エネ運転スケジュール を自動設定。さらに毎日の実績値と最新の天気予報データから運転スケジュール を再作成。目標の達成が不可能と判断した場合、再設定を促すアラート機能もあ り。 http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2012/11/1113.html
  • 51. Open Knowledge Foundation Japan Page 51 4.新しい動き ① 芸術・文化
  • 52. Open Knowledge Foundation Japan Page 52 Muse : 芸術作品のマッシュアップ Muse は、タブレットを使って、芸術作品を選び、好きな場所に配置し、大きさ を変えたり回転させたりして組合せ、自分だけの個性的な芸術作品を創ることが できるツール。アムステルダム国立美術館 ( ライクス・ミュージアム ) が保有す るコンテンツを利用。芸術の世界に全く新しい可能性をもたらす優れたアプリ ケーションであると評価され、オランダで開催された Open Culture Data Competition で最優秀賞を受賞。 http://vimeo.com/43389340
  • 53. Open Knowledge Foundation Japan Page 53 Horror in Kallio : オープンデータだけで作ったホラー ビデオ Horror in Kallio は、オープンデータだけで作られたホラービデオ。 2012 年に フィンランドのヘルシンキで開催された Open Knowledge Festival の The Open Video Make Session においてホラービデオ制作プロジェクトが開発。デジタル化 された文化遺産のポータルサイトであるヨーロピアナから取得したパブリックド メインのイラスト・コンテンツと、カリオのビデオクリップアーカイブをビデオ の素材として利用。音楽は Creative Commons のライセンスで楽曲が公開されて いる Freesound と Jamendo から取得。 http://vimeo.com/50084388
  • 54. Open Knowledge Foundation Japan Page 54 4.新しい動き ② 個人データ+民間所有
  • 55. Open Knowledge Foundation Japan Page 55 ÍslendingaApp SES : 血縁関係判定 slendingaApp SESÍ は、他人との血縁関係を調べることができるスマホアプ リ。 1200 年前にもさかのぼるアイスランド人に関するデータベース slendingab kÍ ó を使用。 DB のデータは、教会の記録、国勢調査、人口動態統計、人口記録、古 い原稿、古代の手紙集、ログ、議会記録、法廷記録などに基づいている。 Bump という機能があり、 2 人がそれぞれのスマートフォンをぶつけるだけで、どれ位 近い血縁関係にあるのかを直ちに知ることができる。さらに「近親相姦防止」オ プションによって、 Bumpした相手があまりにも近い血縁関係にある場合には、 テキストと音で警告を発することも可能。 https://play.google.com/store/apps/details?id=is.ses.apps.islendingaapp&hl=ja https://www.youtube.com/watch?v=5FvJaksf41k
  • 56. Open Knowledge Foundation Japan Page 56 23andMe: 遺伝子分析サービスと遺伝子データベース 23andMeは、顧客の遺伝子情報を分析して、疾患リスクなど 245 項目について判 定するサービスを 99 ドルで提供。約 30 億の塩基対の中から、特定の健康上のリ スクや身体的特性の原因となる 100 万カ所だけを分析。さらに、顧客の許諾を得 た上で (※1) 名前やコンタクト情報などを除いた遺伝子情報をデータベースに収 集し、論文審査のある科学雑誌に掲載したり、研究パートナーのサードパーティ にAPIを通じて提供。 https://www.23andme.com/ •遺伝性疾患の可能性: 嚢胞性線維症、鎌状赤血球貧血、テイ・サックス病など、 48 種類 •疾患リスク: 2 型糖尿病、加齢(性)黄斑変性症、パーキンソン病など、 120 種類 •薬に対する副作用:クロピドグレル有効性、ワルファリン感受性など、 20 種類 •遺伝的な形質:アルコールによる紅潮反応、慢性 B 型肝炎など、 57 種類 (※1)23andMe 共同創設者のアン・ウォジツキ氏によれば 90 %の顧客が情報を共有することを選ぶとのこと http://wired.jp/2012/12/13/23andme-99-dollar-dna-scan/?utm_source%3dfeed%26utm_medium%3d
  • 57. Open Knowledge Foundation Japan Page 57 23andMe: 遺伝子分析サービスと遺伝子データベース 唾液 遺伝子情報 データベース API 遺 伝 子 分 析 サー ビ ス 自分の遺伝子に 関心の高い顧客 遺伝子 情報 遺伝子 情報活用 サービス 遺伝子 情報活用 サービス 遺伝子 情報活用 サービス 遺伝子分析結果 遺伝子 情報 23andMe 新しい顧客
  • 58. Open Knowledge Foundation Japan Page 58 midata と emPowerMi :個人ごとに最適な省エネ対策 midataは、消費者が民間企業の持つ自分の個人データに自由にアクセスできるよう にすることを目指したプロジェクトで英で 2011年に開始。 midataにはエネルギー 、金融、通信などの業界から 20 を超える企業がパートナーとして個人データを 提供 (BritishGas、 EDF Energy、 Visa、 MasterCard、 LloydsBanking Group、 Three、 Googleなど ) 。英 Open Data I nstituteは民間保有の個人データ活用を 狙い 2012 年 11月に Midata Hackathonを開催、 CleanWebが emPowerMi を開発。 • Web による持続可能な社会づくり に取り組む Cleanweb が開発 • 個人のエネルギー消費実績、住所 、住居タイプなどのデータを分析 • 適用可能な省エネ技術と、それに よるエネルギー支出抑制効果を算 出 • 省エネ設備設置のために利用可能 な各種制度についてもアドバイス http://empowermi.cleanweb.org.uk/
  • 59. Open Knowledge Foundation Japan Page 59 ご参考
  • 60. Open Knowledge Foundation Japan Page 60 Open Knowledge Foundation Japan ▐ Open Knowledge Foundation の日本支部 • 日本でのオープンデータ促進を図るための非営利組織 • 日本でオープンデータに関して活動している主要メンバーが参画 • 2012 年 7 月活動開始、 2013 年度法人化予定 ▐ 主要事業 • 政策提言 – 内閣の電子政府オープンデータ実務者会議、経産省の公共データ WG 、総務省のオープ ンデータ流通推進コンソーシアム、日本経団連などにメンバーが参画 – 「電子行政オープンデータ推進のためのロードマップ(案)」及び「二次利用の促進のた めの府省のデータ公開に関する基本的考え方(ガイドライン)(案)」に対してパブリッ クコメント提出 (13 年 5 月 ) • オープンデータコミュニティの育成 – エンジニア、企業、行政、研究者、市民等が協働できる場の提供 – International Open Data Day in Japan 開催 (13 年 2 月 ) – 世界数十都市でハッカソンを同時開催するイベント – OKFJは現地主催団体と協力し、横浜、東京、など日本各地でハッカソン開催 – オープンデータ・トークシリーズ (13 年 5 月~、毎月開催 ) • オープンデータに関する情報提供 – HP: http://okfn.jp/ Facebook: https://www.facebook.com/OKFjp
  • 61. Open Knowledge Foundation Japan オープンデータ活用事例の公開について Page 61 https://docs.google.com/spreadsheet/ccc?key=0AvXTTqI7i6p5dGx1MVQ4eG91VGZfZENmR0dxcWIzVkE#gid=0 http://okfn.jp/home/%E8%B3%87%E6%96%99%E9%9B%86/