ビッグデータ的な事に手を染めない限り、よりコモディティ化が進むのが既存の広告代理店だと考えている為、現時点の見解・情報を資料として残しておく。

1. トラディショナルな
広告代理店が
今後食えない理由 (ﾉε`)
２０１４．０３

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書いた人プロフィール
ビッグデータ的な事に手を染めない限り、よりコモディティ化が進むのが
既存の広告代理店だと考えている為、現時点の見解・情報を資料として残しておく。
某代理店でWEB軸足強めの
プロモーション企画をしている。
広告賞は嫌いなので受賞歴無し。
ノンタレでヤフートップ（ニュース）に載った案件とかはある。
ビッグデータ・ライフログで広告代理店は提案価値向上と
効率化（人件費カット）が出来ると２００９年から考えている。

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減収を続ける広告代理店のポイント
メディアマージン維持をするにしても新たな手段を活用する訳でもなく
“既存社員を活用（疲弊）出来る事” のプライオリティーが高い。
① 遅くてテキトーなデモグラに依存
② メディアマージンに依存
③ 既存労働ルール（バケツリレー）に依存

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例えるなら・・・
”冷蔵庫が普及し初めているのに意地で氷屋を続ける”
的な事になっていると感じる。
本来の “冷やす” という目的を忘れて “氷を売る” という手段が目的となっていると言える。

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世の中で起こっている事
過去検証の為のデータと的確で敏速な仮説設定の上
“最適な人に最適なタイミング”（リアルタイム） で接点を創出する事が出来る。
① ビッグデータ活用によって “根拠” が強固な
マーケティングが始まっている。（過去検証）
② AI技術によって、データから想定される予測が
“勘” レベルではない根拠に裏付けされる。（未来予測）
③ DSP技術的な事を発展させると最適なタイミングで
24時間運用される。（無人・リアルタイム化）

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近い将来、広告主から代理店が言われる事
御社の提案、
テキトー過ぎ 。。。
うわっ・・・

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対応するにしても・・・
じゃぁそぉいうツールの会社と
契約してマーケティングを
強化しよう♪
媒体マージンを狙うプレゼンでの原価がアップするという事だし
おいおいツール会社 （CCCや楽天といったデータプラットフォーマー）
が競合となる可能性が高い。
・・・

8. データ保有会社の優位性
”何分前にどんな食事をしたか？” まで吸い上げる
事になるのは時間の問題と言える。
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http://business.nikkeibp.co.jp/article/bigdata/20150128/276832/

9. データ所持会社の優位性
既に媒体直発注も起きているだけに
マーケティング前提を代理店以外の企業に握られる 可能性がある。
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http://www.advertimes.com/20150109/article179277/3/

10. 広告代理店業における生の人間の必要性
ビッグデータ的な事を紐付ければ、特に既存のマーケティング領域 において
生の人間は非常に精度が悪い のは明らかになってしまう・・・ｗ
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http://www.advertimes.com/20150114/article179630/

11. AIの現実
“考えない人間の作業員” より、マーケティングや特にメディアプランニングにおいては
既にAIの方が遥かに精度が高いプランを出せる 可能性が高い。
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12. AIの現実
“従業員” としてはロボットの方が優秀という判断とも言える。
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13. 企業の現実
“販促支援” の点で
リアルタイムで的確なアドバイスツールが必要と言える。
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14. 企業の現実
「一度持ち帰ります」 とかの時間は無くなってきていると言える。
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15. 企業の現実
完成後の販売マーケティングではなく、
開発段階でビッグデータ活用的な事が起きている。
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16. 企業の現実
今後のビッグデータマーケティングは “パクリ参入” すら難しいと言える。
（いずれにしても原価がかかるので利益が減る）
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17. 共創
「・・・じゃぁクリエイティブだっ！」 としても
広告屋のクリエイティブへの期待は相対的に下がったと言えるか？
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18. 重鎮である川崎徹はこんな事言ってる。
広告業界の現実
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19. 失敗が許されない広告主の見解
“一作コケたら倒産” というシビアなアニメ業界では
8割の広告的な事を否定している。
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20. 三井不動産
リクルートではない会社に対する期待 はどういったものなのだろうか？
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マーケティング前提が
噛み合わなくなるだろうから
“安く仕切ってくれれば良い業者”
という広告主からのニーズが
より強まるのだろう。