kodak 無処理版「SONORA XJ」を用いた弊社の印刷技術「超高精細印刷」のご紹介

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UV超⾼高精細印刷における
Sonora XJ の実績と課題
本部⻑⾧長兼⼯工場⻑⾧長 岩井 平

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⽬目次
1.会社概要
2.UV超⾼高精細印刷
2.1 UV印刷のメリット
2.2 超⾼高精細印刷のメリット
3.Trendsetter Q800の導⼊入
4.Thermal Directの問題点
5.弊社におけるSonora XJの実績
5.1 Japan Colorとの適合
5.2 ⽉月刊外国語教材のジャケット印刷
5.3 Dot-‐‑‒on-‐‑‒dot（4⾊色+W+4⾊色）のワンパス印刷
5.4 特殊原反向けの印刷
6.SONORA XJの課題

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1.会社概要
1.所在地：(東京本社)東京都⽂文京区⾳音⽻羽2-‐‑‒1-‐‑‒20
(群⾺馬⼯工場)群⾺馬県⾢邑楽郡⾢邑楽町⼤大字鞍掛字⾚赤堀4127-‐‑‒1
2.従業員数：35名
3.創業：1935年年9⽉月
東京本社 群⾺馬⼯工場
敷地⾯面積：10,910㎡
床⾯面積 ：3,763㎡

4. 4
4.認証
•ISO27001（2015年年取得）
•化粧品製造業許可［包装.表⽰示.保管］(2015年年取得)
•医薬部外品製造業許可［包装.表⽰示.保管］(2015年年取得)
•医薬部外品製造販売業許可(2015年年取得)
•化粧品製造販売業許可(2015年年取得)
•ジャパンカラー標準印刷認証(2012年年取得・2016年年更更新)
1.会社概要

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2.UV超⾼高精細印刷
!
0 2 4 6 8 10 12 14 16
UV10⾊色反転印刷
UV印刷
油性印刷
2.1 UV印刷のメリット
2.1.1 ⽣生産効率率率の優位性

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2.1 UV印刷のメリット
2.1.2 特殊原反への展開
パウダー
油性インキ乾燥のメカニズム
モノマー オリゴマー 光開始剤
油が揮発
インキが紙に浸透
UVを照射
UV照射により光重合反応が開始
瞬時にポリマーを形成し,硬化
UVインキ硬化のメカニズム
2.UV超⾼高精細印刷
硬化させる事により⾮非吸収原反への展開が可能

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2.1 UV印刷のメリット
2.1.3 環境負荷の低減
VOC$(Vola)le$Organic$Compound$=$ $)
0% 20% 40% 60% 80% 100%
2.UV超⾼高精細印刷

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2.1 UV印刷のメリット
2.1.3 環境負荷の低減
VOC$(Vola)le$Organic$Compound$=$ $)
0% 20% 40% 60% 80% 100%
UVインキを構成している物質の中には,
油性インキに含有されているVOCは含有されていない.
2.UV超⾼高精細印刷

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2.2 超⾼高精細印刷のメリット
2.2.1 発⾊色域の拡⼤大
入射光
反射光
紙内部の繊維などで
光が屈折・乱反射
2.UV超⾼高精細印刷
入射光
反射光
紙内部の繊維などで
光が屈折・乱反射

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2.UV超⾼高精細印刷
入射光
反射光
紙内部の繊維などで
光が屈折・乱反射
光学的ドットゲインは
網点⾯面積率率率の⼩小さい⽅方が率率率が⾼高くなる.
光学的ドットゲインの増加で鮮やかな
刷⾊色が可能となる.
2.2 超⾼高精細印刷のメリット
2.2.1 発⾊色域の拡⼤大

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2.2 超⾼高精細印刷のメリット
2.2.2 再現性の向上
ジャギーにならずに細線の表現が可能
2.UV超⾼高精細印刷
AM 175線 FM 10μ

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2.2 超⾼高精細印刷のメリット
2.2.2 再現性の向上
モアレ・ロゼッタパターンの回避
2.UV超⾼高精細印刷
AM 175線 FM 10μ

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2.2 超⾼高精細印刷のメリット
2.2.3 インキ使⽤用量量の削減
同⼀一絵柄でのインキ使⽤用量量の差異異を確認
網点⾯面積・インキ⽪皮膜が⼩小さくなることでインキ使⽤用量量が削減される
2.UV超⾼高精細印刷
AM 175線
FM 10μ

14. 0"
10"
20"
30"
40"
50"
60"
70"
Black"
Cyan"
Magenta"
Yellow"
(g)
（刷色）
超高精細網点 インキ使用量
AM175線 インキ使用量
14
2.2 超⾼高精細印刷のメリット
2.2.3 インキ使⽤用量量の削減
2.UV超⾼高精細印刷
4⾊色合計：約23％のインキ使⽤用量量削減を確認
19％ 31％ 24％ 16％

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3.Trendsetter Q800の導⼊入
2016年年8⽉月 稼働開始

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3.Trendsetter Q800の導⼊入
Trendsetter Q800とSQUAREspot
SQUAREspot 網点（Staccato）形成
Normal dot (175 lpi) Staccato 10(800 lpi)

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3.Trendsetter Q800の導⼊入
刷版カーブの設定
弊社 刷版カーブ
通常版：-‐‑‒10 or -‐‑‒18%
Sonora XJ：-‐‑‒25％
通常版に⽐比べ ドットゲイン↑
0%#
10%#
20%#
30%#
40%#
50%#
60%#
70%#
80%#
90%#
100%#
0%# 10%# 20%# 30%# 40%# 50%# 60%# 70%# 80%# 90%# 100%#
!10%%
!18%%
!25%%
原因？
通常版：ポジ タイプ
Sonora XJ：ネガ タイプ
→特殊版はドットゲイン↑傾向

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版の取り扱い
4.Thermal Directの問題点
刷版直後 印刷直前
持ち運び・版交換で疵が⽣生じる
版⾯面の疵対策は保護紙で対応

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4.Thermal Directの問題点
•湿し⽔水 調量量設定が難しい（⽔水幅が狭い）
各⾊色・絵柄⾯面積など毎々の調整に苦労
湿し⽔水量量が多い → 平網部分が⾬雨降降り（縦筋）を起こす
湿し⽔水量量が少ない → ⾮非画線部が汚れる
•耐刷性
5000枚前後での耐刷性にトラブル発⽣生
画線部 → インキ着⾁肉不不良良・版の画線部が薄く擦れる
⾮非画線部 → 3〜～5㎜の傷が所々に発⽣生

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5.弊社におけるSONORA XJの実績
BkCMY
印刷 仕様
⽤用紙：北北越紀州 ミューコートネオス
インキ：TOYO MP
ブランケット：バルカン パックUV
湿し⽔水：⽇日研化学 アストロマークCB+
5.1 Japan Colorとの適合

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5.弊社におけるSONORA XJの実績
5.1 Japan Colorとの適合
Japan Color OK基準
ベタ部分 ΔE 5以内・50%ドットゲイン 14±3%

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5.弊社におけるSONORA XJの実績
5.2 ⽉月刊外国語教材のジャケット印刷
BkCMYOP
印刷 仕様
⽤用紙：北北越紀州 ミューコートネオス
インキ：TOYO MP
ブランケット：バルカン パックUV
湿し⽔水：⽇日研化学 アストロマークCB+

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5.弊社におけるSONORA XJの実績
建物
CD
5.2 ⽉月刊外国語教材のジャケット印刷

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5.弊社におけるSONORA XJの実績
5.3 Dot-‐‑‒on-‐‑‒dot（4⾊色+W+4⾊色）のワンパス印刷
BkCMYOP
印刷 仕様
⽤用紙：⿓龍龍⽥田化学 ST500
インキ：TOYO カレイド・Oニュー HF-‐‑‒1
ブランケット：バルカン パックUV
湿し⽔水：⽇日研化学 アストロマークCB+
BkCMYW

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5.弊社におけるSONORA XJの実績
瞳
頬
5.3 Dot-‐‑‒on-‐‑‒dot（4⾊色+W+4⾊色）のワンパス印刷

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5.弊社におけるSONORA XJの実績
5.4 特殊原反向けの印刷
BkCMYOP
印刷 仕様
⽤用紙：⿓龍龍⽥田化学 ST500
インキ：TOYO Oニュー HF-‐‑‒1
ブランケット：バルカン パックUV
湿し⽔水：⽇日研化学 アストロマークCB+
SW W Bk P

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5.弊社におけるSONORA XJの実績
4pt
2pt
5.4 特殊原反向けの印刷

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6.SONORA XJの課題
•視認性
視認性はさらなる向上が求められる.
•印刷業界への広がり
刷版としての能⼒力力は⾼高いので印刷業界へ知ってもらいたい.
SONORA XJの旗の下、様々な印刷会社さまと技術交流流を図りたい.
•耐溶剤性
洗い油などへの耐溶剤性は早急な向上が求められる.

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6.SONORA XJの課題
コスト
溶剤不不使⽤用な労働環境
技術
様々な印刷に適合
周知
印刷業界への広がり
To New Standard!!