Ga 02

株式会社アイクラウド富田一年
見たい数値にたどりつくメニュー操作
Googleアナリティクス初級トレーニング
GAIQ（Google Analytics Individual Qualification）対応
一部抜粋版_2013/8/14

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Googleアナリティクスの研修体系図
貴社のGoogleアナリティクスアカウントを使用して、体系的かつ戦
略的なカリキュラムを企画、ご提供いたします。
はじめに
アクセス解析のKPI設計
日別、週別、月別、サイトによるKPIの違いなど
応用
スキル
さまざまな分析視点
ユーザ分析、広告分析、主要導線分析など
中級
スキル
Googleアナリティクスのメニュー操作
ユーザ、トラフィック、コンテンツ、コンバージョンなど
基礎
スキル
アクセス解析用語
セッション、直帰、離脱など
導入
スキル
アクセス解析レポーティング
見る人によって違うレポート、エクスポート
各種設定
目標設定、フィルタなど
導入する技術
トラッキングコード埋込など
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目次①
はじめに
第0章目次
第1章導入と基本設定
1-1 Googleアナリティクスとは
1-2 トラッキングコードの導入
1-3 アカウントの作成
1-4 レポートデータの見方
第2章アナリティクス設定
2-1 アナリティクス設定とは
2-2 プロファイル
2-3 アカウント管理
第3章ユーザー分析
3-1 ユーザー分析とは
3-2 ユーザーサマリー
3-3 ユーザーの分布
3-4 ユーザーの行動
3-5 ユーザーの環境
3-6 モバイル
3-7 ユーザーフロー
第4章広告分析
4-1 広告分析とは
4-2 キャンペーンとグループ
4-3 広告キーワード
4-4 一致した検索クエリ
4-5 広告流入時間
4-6 リンク先URL
4-7 プレースメント
4-8 キーワードの掲載順位
第5章トラフィック分析
5-1 トラフィック分析とは
5-2 トラフィックサマリー
5-3 参照元
5-4 検索エンジン最適化
5-5 ソーシャルメディア

目次②
第6章コンテンツ分析
6-1 コンテンツ分析とは
6-2 コンテンツサマリー
6-3 サイトコンテンツ
6-4 サイトの速度
6-5 サイト内検索
6-6 イベント
6-7 Adsense
6-8 ウェブテスト
6-9 ページ解析
参考 GAIQとは
参考 GAIQ問題
第7章コンバージョン分析
7-1 コンバージョン分析とは
7-2 目標
7-3 eコマース
7-4 マルチチャネル
参考 GAIQ問題
参考クッキーの種類
参考 GAIQに合格するには
第8章共通操作
8-1 アドバンスセグメント
8-2 エクスポート
8-3 メール設定スケジュール
8-4 アノテーション（メモ）
参考アルファベット3文字用語
参考ツールに依存しない知識を学ぶ
第9章その他便利な機能
9-1 リアルタイム
9-2 マイレポート
9-3 ショートカット
9-4 インテリジェンスイベント
9-5 カスタムレポート
さいごに
アクセス解析用語集

第1章導入と基本設定
1st Step
1-2 Googleアナリティクスのトラッキングコード導入

Googleアナリティクスの役割
Googleアナリティクスは無料のアクセス解析ツールです。
アクセス解析ツールとして、より効果的なサイト、マーケティング、
広告において費用対効果を向上させることができます。
Googleアナリティクスでできること
・サイトがどれくらい見られているか
・どこから流入してきたのか
・新規ユーザとリピータの割合は
・どのページが良く見られているか
・成約（コンバージョン）は何件あるか
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アクセス解析の種類
アクセス解析の種類は大きく分けて3種類あります。
Googleアナリティクスはウェブビーコン型のアクセス解析ツールで
す。
サーバログ型パケットキャプチャ型ウェブビーコン型
・過去に遡って解析可能
・ユーザ判定の精度が低い
・IPアドレスでユーザ判別
・リアルタイム解析が可能
・比較的高価なツール
・無料ツール多数
・導入ハードルが低い
・全ページにコードを埋込
・Urchin（アーチン）・RTmetrics ・Googleアナリティクス
・サイトカタリスト
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トラッキングコードとは
Googleアナリティクスは「ウェブビーコン型」のアクセス解析ツー
ルです。導入には、解析したいサイトの全ページに対してトラッキン
グコードを埋め込まなくてはいけません。
多くは</head>タグの直前に入れます。
Googleアナリティクスのトラッキングコード
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トラッキングコードを理解しよう
トラッキングコードをみてみましょう。UA-に続いている番号はGoogle
アナリティクスアカウント番号で、最後の「‐（ダッシュ）」に続いている
番号はプロパティのインデックス番号となります。
また、SSL/非SSLなページも検出できるようになっており、どちらのペー
ジも同じトラッキングコードを使用することができます。
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トラッキングコードを導入する
Googleアナリティクストラッキングコード（GATC）は[アナリティ
クス設定]→[トラッキング情報]から確認できます。
“UA-XXXXXXXX-X”]);
サブドメインまでトラッキングする、別ドメインまでトラッキングすることができ、これ
らをオンにすると、トラッキングコードの内容が変わります。
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XXXXXXXX-X

Googleアナリティクスアカウント
初めてGoogleアナリティクスアカウントを作成する場合
Googleアナリティクスの画面右上の[アカウントを作成]
既に1つ以上アナリティクスアカウントを持っている場合
[アナリティクス設定]→[アカウントの管理]→[新しいアカウント]
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分析をする視点
アクセス解析をする際には以下のような視点で分析をしましょう。
検索エンジン参照元ノーリファラー広告
広告分析
トップページ
ページ2ページ1 ページ3
フォーム完了
コンテンツ分析
コンバージョン分析
ユーザ分析
トラフィック分析
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基本は標準レポート。左メニューから選ぶ
アクセス解析をする際には以下のような視点で分析をしましょう。
左メニューから見たい分析画面を選択します。また、画面右上にある日付をクリックする
とカレンダーが表示され、期間設定（過去との比較なども可能）をすることができます。
page 13

第2章アナリティクス設定
2nd Step
2-2 プロファイルの詳細設定

全体の基本設定はアナリティクス設定から
アナリティクス設定は以下のような設定を行うことができる画面で
す。
プロファイルの追加トラッキングコード確認プロパティ設定リマーケティングリスト
アセットの設定目標設定ユーザー追加／削除プロパティの編集フィルタ
ユーザーの追加／削除や目標設定（コンバー
ジョン設定）、フィルタを使用した除外設定
など、重要な設定があります。
これらの設定をきちんと行うことによって、
精度の高いアクセス解析が可能となります。
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Googleアナリティクス設定
Googleアナリティクスの設定は画面右上の「アナリティクス設定」
から行うことができます。
下記がタブとなっています
ので、クリックしてそれぞ
れを設定します。
 プロファイル
 トラッキング情報
 プロパティ設定
 リマーケティングリスト
 カスタム定義
 プロファイルプロファイルの一覧が表示されます。
 トラッキング情報トラッキングコードの詳細を確認することができます。
 プロパティ設定プロパティ名変更、ページ解析設定等をすることができます。
 リマーケティングリストリマーケティングの設定を行うことができます。
 カスタム定義コスト分析のデータをアップロードすることができます。
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プロファイルの詳細設定をする
プロファイルの詳細設定では、コンバージョン設定、フィルタ設定な
ど、プロファイルに対して詳細な設定を行うことができます。
下記がタブとなっていますので、クリッ
クしてそれぞれを設定します。
 アセット
 ユーザ
 目標
 フィルタ
 プロファイル設定
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アセット：カスタマイズの保存
アセットでは、自分自身でカスタマイズしたものが一覧となってお
り、クリックするとそれらの詳細を確認することができます。
 カスタムアラート
インテリジェンスイベント機能を使用し、独自でアラートを作成することができます。
 メール配信スケジュール
関係者にレポートメールを送ることができ、頻度（毎日、毎週〇曜日に配信するなど）や配信レポートの種類などを
設定することができます。
 ショートカット
各レポートで設定したアドバンスセグメントやセカンダリディメンションなどを保存しておくことによって、よく表
示するレポートへ簡単にアクセスをすることができる機能です。
 アドバンスセグメント
カスタマイズしたセグメントを作成することができ、保存されたアドバンス
セグメントが一覧で確認することができます。
 メモ
日々起こっていることをメモ書きすることができ、一覧で表示されます。ま
た、各レポートのグラフ下でもメモを確認することができます。
 マルチチャネルのチャネルグループ
アシストコンバージョンを把握する際に利用するマルチチャネルを独自で作
成することができます。
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ユーザー：権限ユーザーの追加／削除
アナリティクス設定画面から「プロファイル」→「ユーザー」タブを
選ぶとユーザーの追加／削除を行うことができます。
ユーザーの役割は「ユーザー」と「管理者」があり、プロファイルの
レポートを閲覧するのみのユーザーはユーザー権限にし、プロファイ
ルの設定変更などフルアクセス権限を与える場合は管理者権限としま
す。
 ユーザー権限
プロファイルに対して閲覧をすることができる権限を与えます。
 管理者
Googleアナリティクスアカウントに設定されているすべてのプロファ
イルに対するアクセス権限を与えます。
ユーザーと管理者の権限の違いに注意して運用するようにしましょう
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目標：サイトの成果を設定する
アナリティクス設定画面から「プロファイル」→「目標」タブを選ぶ
と目標設定を行うことができます。
目標は1セット5つの目標を設定でき、4セットまで作成が可能です。
右下の図は目標タイプがURLへのアクセスとした場合の設定画面で
す。
URLへのアクセス
目標タイプ
訪問の滞在時間
訪問別ページビュー
イベント
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フィルタを使って特定のアクセスを除外する
アナリティクス設定画面から「プロファイル」→「フィルタ」タブを
選ぶとフィルタ設定を行うことができます。
フィルタ設定を行うことによって、テストディレクトリへのアクセス
を除外したり、社内アクセスを計測しない設定を行うことができま
す。
右上は特定のIPアドレスからのアクセスを除外
する設定画面で、右下は指定したディレクトリ
以下へのアクセスを除外する設定画面です。
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アカウントとプロパティとプロファイル
アカウント…アナリティクスにアクセスするには、少なくとも 1つの
アナリティクスアカウントが必要です。
プロパティ…計測するサイト（通常ドメインと同じような意味だと考
えて下さい）のことを”プロパティ”と呼んでいます。1プ
ロパティに1つのトラッキングコードが割り当てられま
す。
プロファイル…レポート画面の単位のようなものです。
Googleアナリティクスアカウント
プロパティプロパティ
プロファイルプロファイルプロファイルプロファイル
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なぜプロファイルが複数必要なのか
プロファイルとは、レポート画面の単位のようなものです。1つのプロ
パティに複数のプロファイルを作成することができます。
例えば、ある計測したいサイトに対して2つのプロファイルを作成した
としましょう。
プロファイルA ＞すべてのトラッキングデータが見られるプロファイル
プロファイルB ＞アドワーズ広告からの流入データのみにフィルタリン
グされたプロファイル
プロパティ
プロファイルA プロファイルB
上記のように2つのプロファイルを用
意することによって、プロファイルB
にはアドワーズ運用担当者のみを
ユーザー登録ことが可能となりま
す。全データアドワーズ広告
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第3章ユーザー分析
3rd Step
3-6 モバイル

ユーザ分析で全体の把握をする
ユーザ分析で全体の訪問数、ユーザ数、PV数、平均滞在時間を知る。
検索エンジン参照元ノーリファラー広告
広告分析
トップページ
ページ2ページ1 ページ3
フォーム完了
コンテンツ分析
コンバージョン分析
ユーザ分析
トラフィック分析
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ユーザーサマリーで全体を把握する
ユーザ―サマリーは「訪問数」「ユーザ―数」「PV
数」「平均滞在時間」「直帰率」「新規訪問の割
合」など、ユーザー全体に関する情報把握に利用
します。
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地域でおおよそのエリアを分析
ユーザ―の分布から「地域」を選ぶと、アクセスされ
ているプロバイダのアクセスポイントを市区町村まで
しぼって確認することができます。
また海外からのアクセス数を知りたい場合にも利用し
ます。
商圏内からのアクセスなのかな
どを見るようにしましょう。
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新規とリピーターの割合を把握しよう
ユーザーの行動から「新規とリピーター」を選ぶ
と、新規とリピーターの割合を把握することがで
きます。Googleアナリティクスのユーザー判定は
クッキーを使用して行っています。
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クッキーとは
クッキー（Cookie）とは、サーバが、Webブラウザを通じて訪問者の
コンピュータに一時的にデータを書き込んで保存させるしくみのこと
です。クッキーは、ユーザに関する情報や最後にサイトを訪れた日
時、そのサイトの訪問回数などが記録されており、ファーストパー
ティクッキーとサードパーティクッキーの2種類のクッキーがありま
す。
リクエスト
レスポンス
ファーストパーティクッキー
レスポンス
サードパーティクッキー
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リピートの頻度やロイヤリティ
ユーザーの行動から「リピートの回数や間隔」
「ユーザーのロイヤリティ」を選ぶと、リピータ
の詳細情報やユーザーがサイトにどれくらい興味
を持っているのかを知ることができます。
[リピートの回数や間隔]
リピートの回数…何回リピートしてくれているか
リピートの間隔…リピートするまでにかけた日数
[ユーザーのロイヤリティ]
訪問時の滞在時間…滞在時間の分布をグラフ化して表示
訪問時のページ数…訪問時のページ数を一覧、グラフ表示
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どのような環境からのアクセスが多いか
ユーザーの環境から「ブラウザとOS」を選ぶと、
アクセスしているユーザーのブラウザ、ブラウザ
のバージョン、OS、画面解像度、画面の色、Flash
のバージョンなどを知ることができます。
サイトリニューアル時には対応ブラウザや横幅サ
イズの検討などをする際に役立ちます。
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モバイルからのアクセスを知る
モバイルを選ぶと、フィーチャーフォン（ガラ
ケー）、スマートフォン、タブレットからのアク
セスを知ることができます。
また端末ブランド（例えば、AppleやSony
Ericssonなど）ごとのアクセスを把握することもで
きます。
3-6 モバイル
携帯端末の情報画面、端末名の右にあるカメラアイコンをクリックすると写真が表示されます
page 32

サイト内の動きを知る
ユーザーフローを選ぶと、流入元、流入してから
のユーザーの動きをビジュアル化して知ることが
できます。
離脱の多いページ、誘導されているページを把握
する際に利用します。
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本講義で使用する資料について
実際の講義で使用する資料は約120ページです。
予習、復習用として本資料は利用し、講義中はGoogleアナリティク
スを実際に使いながらのハンズオン形式です。
Googleアナリティクスの使い方だけでなく、分析視点やサイトを客
観的に見たときの問題点を発見するための正しい知識を学びます。
研修のご相談／ご依頼はこちら
株式会社アイクラウド
info@gaiq.jp 03-6863-4805
http://www.gaiq.jp/
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