For DevfestW Kyoto ブランクのある人、初めての人向けの「Android・初めからリリースまで」

1. DevFest W
Weekend Androidのススメ
～初心者が１人でやりきるために～
Junko Suzuki

2. 自己紹介（おもて）
Junko Suzuki （鈴木淳子）
愛知県から来ました
やってきたこと
大昔・・・電機メーカーでソフト開発（C言語）
現在・・・数学講師など
Androidとか
関係なくない？
2

3. 自己紹介（ウラ） Weekend
Programmer?
夢中になっていること・・・アプリ開発!!
2010夏・・・Androidとの出会い。そしてiOSも
Google Playに7本、App Store2本リリース
はかるだけＬＩＴＥ（無料版） ・・・ もうすぐ２０万ＤＬ
はかるだけＥＸ（有料版） ・・・ もうすぐ１万ＤＬ
７ Ｄａｙｓ Ｄｉｅｔ ・・・ 先月リリース
などなど
3

4. Weekend Programmer
Googleも応援してくれている（と感じること多々）
Googleが重視する “Diversity” （多様性）は、
Diversity” 多様性）
性別や地域だけでなく、仕事などのバックグラウンドも
含むのでは？
モチベーションアップの場や機会の提供
技術の向上をバックアップする仕組み
4

5. で、まわりを見てみると・・・
一度開発を離れブランクのある女性などで
「作りたい」と思っている人は多い
りたい」
→何人か相談されたことも
いきなり開発の仕事に戻る プログラミング経験ないと
なんてムリ。でも根っからの 無理だよね？的質問してくる
「作りたい人」 「作れるなら作ってみたい人」
作ったことがない人で「作りたい」と思っている人も
りたい」
5

6. 1人で1から全部やろうとすると、色々ネックが
何から手を付ければいいかわからない
から
行き詰まったときの解決
解決が1人でできない
解決
リリースまで到達しない
リリース
6

7. 今回このDevfestWで、私がシェアできる情報が
あるとしたら・・・
「１から始めてリリースまで
1人でやりきるためのポイント」
7

8. 今日のテーマ
私なりの「１人でやりきるための方法」３つ+α
Android編
１．何から/どうやって始めるか
２．行き詰まったときの解決方法
３．アプリ開発とリリース
４．おまけ
8

9. １．何から/どうやって始めるか
9

10. 開発方法いろいろ
Ｃ言語経験者
Java+開発環境eclipse の私はコレ
・・・主流？
Titanium
・・・javascriptが使える
iOSにも対応できる
PhoneGap
・・・HTML5/iOSも
などなど
自分の経験や好み、その方法の特徴を調べて決定
10

11. コーディング系勉強の進め方
初心者向け
タイミング良く初心者向け勉強会
まず参加
が見つかれば、まず参加してみる
言語の習得 Androidアプリ 環境構築
Java等 作り方の習得 Eclipse等
少なくとも１冊は 初心者本 なるべく新しくて
読む。参考書。 そのまま写経
写経 信頼のおける
サイト等を参考に
適宜読み直し 少しだけアレンジ
アレンジを
アレンジ
入れて作り直す
最初の写経本は
１単元１機能、かつ、その単元で完結して動かせるサンプルコードがある本。
単元１機能、かつ、その単元で完結して かせるサンプルコード
単元 して動
11

12. デザイン系の勉強の進め方
自作アプリを作りながら習得しても良いが、マーケットに出す
デザインが
アプリの場合、デザインが命
デザイン
Android独自の Android Developers
お絵かきツール Designセクション
画面設計法
デザインに重点
デザイン
UIデザイン ・Illustrator 9 Patch
を置いた本が１冊 ・Photoshop 解説サイトなど参考に
すぐ習得できる
は必要 ・InkScape など
色・グラデーションで工夫して画像を作らず済
ますとしても、画面設計時に使用（後述）
前述の写経本にも含まれる内容だが、絶対的に足りない。見た目や使い
絶対的に りない
絶対的
やすさの観点からかなり重要
重要
12

13. ２．行き詰まったときの解決方法
13

14. 英語は
ぐぐる・・・ 避けて通れない
信頼できる情報だけ信じる ので観念する
Android Developersのサイト
Developersの
バイブル
http://developer.android.com
StackOverFlowのイイネが何十個もついてるポスト
知恵袋 http://stackoverflow.com
Android本を執筆されている方々のブログ
ノウハウ
ぐぐって見つからなかったら？
14

15. ひたすらぐぐる 英語は
避けて通れない
→初心者のつまづきポイントで、 ので観念する
ぐぐって見つからないネタは
大事なことなので
絶対ない
ない！
経験上絶対ない！ 他の誰かも
２度言いました！
絶対ハマってる
英語で
英語で探す・組合せを変えてみる
その他
別の本で調べてみる
誰かに教えてもらうつもりで状況を説明する文章を
状況を
状況 説明する文章を
する文章
いてみると、問題点が整理されて解決することも多々
書いてみる
15

16. ３．アプリ開発とリリース
～『７ Days Diet』の場合～
16

17. 仕様を練る 画面設計図を作る
・画面構成や画面遷移
・データベース設計
・機能の選別
（次回バージョンにまわす？）
・Illustrator等で全ての画面を設計する
・アイコン・グラデーションなど細部までリアルに
細部までリアルに
細部までリアル
・色や配置バランスも実際描いてみて検討
17

18. 画面設計が決まったら
Android Asset Studioなどの
・カラーコードもイラレデータから ツールを積極的に利用
必要な
必要 画像データ
・アイコンなど必要な画像データ
を用意
デザイナーの素養がない限り、
自分でやたらと画像を
自分でやたらと画像を作らない
でやたらと画像
→過去に多々の失敗が・・・
18

19. コーディング
初心者でも絶対作れると信じて
作りきる。妥協しない。
りきる。妥協しない。
しない １つ１つのパーツ
を個別に完成
→多機能で複雑、と思っても、 させていく
機能を分割してとらえれば、
初心者本に書かれているレベルに落とし込める
シンプルなものでいいので
作りきって経験ポイントを上げる
→ひと通り動く、で満足してお蔵入りにしない
リリースに必要
ここで急激に
やる気が失せがち な作業をすべて
やりきる
19

20. どんな端末でも使えるようにする
各種解像度・画面サイズ対応
→知識が必要。本などで調べる
→予想外に時間がかかるので要覚悟
20

21. テスト
知識が必要。本などで勉強する
個人開発では端末の種類が足りない
→エミュレータで頑張る/誰かに借りる
リモートで実機検証できるサービスも要検討
私自身はここが
かなり足りないの
で勉強中！
21

22. リリース
見つけて使ってもらうための工夫（超重要！）
（超重要！）
わかりやすいアプリ名
→音感重視でアプリ名をつけて失敗したことあり
説明文にキーワードを入れる
自分だったらどの単語で
自分だったらどの単語で検索するか
だったらどの単語
流行の言葉で関係するものがあれば必ず入れる
流行の言葉
ローカライズ
デフォルトは絶対に
デフォルトは絶対に英語
→後から日本語追加
（英単語は日本語より長い→レイアウト崩れ）
※デフォ日本語にすると、ローカライズしていないすべての国で日本語に！
22

23. Google Play
評価とコメントはDL数にもろに直結
評価とコメントはDL数にもろに直結する
直結する
不具合を指摘されたら極力すぐ直す
極力すぐ直
極力すぐ
→評価し直してくれることは稀だが、これ以上
悪い評価を増やさない
要望に応えすぎない
→簡単に追加できる機能でも慎重に
Developer Console画面
『評価とレビュー』
23

24. ４．おまけ ・お金の話
・モチベーションの維持
24

25. お金の話
マネタイズにはこだわっています
有料アプリの場合『お金払ってでも使いたいと
思ってくれたんだ！』と思うと感激もひとしお
大当たりしたら好きなアプリ作って暮らせるかも、と
夢を持ちたい
有料か、無料＋課金か、広告はどうするか
市場の状況がめまぐるしく変化しているので、
情報に敏感になるようにし、都度決断し柔軟に変更
柔軟に
柔軟
エロ広告
広告に注意（クリック単価だけで選ばない）
エロ広告
25

26. モチベーションの維持
コミュニティに参加
名古屋つ部・Android女子部・GDG名古屋などなど
→仲間がいると、やろう！という刺激をもらえるし、
何より楽しい♪
最初は知らない人ばかりで緊張。でも、
何度か参加するうちに自然体で参加できるように
イベントや勉強会に参加
コミュニティの枠にとらわれず、興味のあるイベントや
勉強会があればとりあえず参加してみる
迷ったらＧＯ！
ＧＯ！の法則
→迷ったらＧＯ！
26

27. 終わりに
この発表が、ブランクのある人や、あきらめてしまっている人の、
スタートのキッカケになれたら嬉しいです。
ありがとうございました。
P.S.
DevFestWで世界中の開発者の女性とつながることができ、ワクワクしています。
これからも、色々な枠を飛び越えて、ワクワクをもらったり発信していきたいです。
27