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bc10 (Android 2.2対応) について @Gadget1 R2
- 1. Android 対応 Open Source Gadget bc10 とは 株式会社 ビート・クラフト 龍池哲也 株式会社 ビート・クラフト 大塚聡史
Editor's Notes
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- 3/12 OpenSource Gadget のソースの公開とは 同じものをつくるために必要となる情報 (== ソース ) が オープンになった ( 公開された ) 、ガジェットです。 そのために以下の情報が公開します。 回路図 パーツリスト ガバーデータ ケース 3D データ これらの情報を使って、同じものを作ることができます。また自由に改良/変更することも可能です
- 4/13 これまで、様々なガジェットが、様々なメーカーが開発・販売してきました。これらのハードウェアは、完成品であり、自分たちで面白そうなセンサを拡張するなどして、ハードウェアを拡張することができませんでした。 センサなどを使ったアプリケーションのアイディアがあってもそれを実装したハードウェアがないと感性させることができません。 ソフトウェアの場合、ソフトウェアを開発して作ってきました。ハードウェアでも面白そうな機能が思いついたら、それを実現できるように開発・試作すれば良いと考えています。
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- 6 /13 OpenSourceGadget bc10 とは PDA のような形をしており、携帯して使うことができる Gadget を目指しています。 OS には Linux を採用しています。 CPU ボードに使っている gumstix では、 OpenEmbedded Linux を使うことが出来ます。ビート・クラフトでは gumstix に Android の移植も行いましたので、 Android (OpenSource 版 ) を使うこともできます。また、 NetBSD も gumstix に移植されていますので、 NetBSD で使うことも出来ます。 これらの OS を利用して、ドライバやアプリケーションの開発を行うことができます。 そして、加速度センサや RTC 、 AC97 なども内蔵していますので、 mp3 の再生やビデオの再生、アクションに応じて動作するアプリケーションの作成も可能になっています。 USB のホスト機能も内蔵しています。 USB ディスクやキーボードを接続することはもちろん、 USB ワンセグチューナーを接続すると ワンセグテレビとして使うことも可能になります。
- 7/ 13 試作モデルです。 Android が起動します。このモデルはまだデバッグ作業などのためにケーブルが接続されています。動画は youtube で公開されています。
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- 10 /13 bc9 のハードウェア構成です
- 11 /13 bc10 のターゲットとした、または考えられる市場です。ここで挙げたのは、ほんの一例です。 bc10 は、汎用性と拡張性が高いので幅広い用途で活用できます。 bc10 は、携帯型の端末としても、デスクトップタイプの端末機器として使えます。 Linux や Android に対応していますし、左右の拡張用基板コネクタなどさまざまなコネクタが用意されていますので、機能を付け足したり、外部のデバイスに簡単に接続できますので、素早く包括的なシステムを組むことができます。次に、研究開発の分野では、ハードウエアやソフトウエアの情報は公開していますので、ブラックボックスとなる部分はありません。効率よく研究開発が進められます。 3 番目の工業デザインの分野ですが、ボタンのサイズ、位置、デザイン、質感など、組込み式システムでは重要な部分、 Man-machine Interface の研究を本物の Android や Linux で、しかも商用製品に近いサイズのメインボードを使っての研究が可能です。教育の市場でも同様な事が考えられるとおもいます。 Android や Linux は、すでに実装されていますし、様々なコネクタを用意しています。しかも、携帯可能なサイズです。組込み式のソフトウエアの実習には打ってつけです。大学などでの研究では、新しいセンサーのために全てをゼロから作り上げる事はほとんど不可能です。また、市販の Linux や Android の PDA などでは、新しくセンサーなどの機器を取り付けるのは大変難しく、大変な労力と時間を費やします、オープン・ソース・ガジェットで拡張性の高い bc10 を使えば、簡単にセンサーを取り付けられます、 Linux や Android には既に対応していますのでソフトウエアの問題もすくないです。最後に個人向けです。 bc10 は有機 EL など携帯型端末として必要な機材は、既に含まれています。また、全ての技術情報は、弊社の技術ウエブサイト BC::labs で公開していますので、個人でカスタマイズを楽しんでいただけると思います。また、起業を考えている方のデモ用の機としてもお使い頂けると思います。
- 現在 178 もの project が登録されています。よりどりみどり!
- 0xlab は台湾のハッカー集団だそうです。 4 月にあった OESF(Open Embedded Software Faundation )にも来てたみたいです。
- OESF が Android を組み込みプラットホームとして使うための共同開発をする組織ですから、そのための変更がなされています。 有線 LAN 用の network manager とか、 IP Phone 、デジタル TV 、 DLNA 、大画面向け API 、 Light Weight Android (組込み用最少構成 Android )などなど。 0xlab も関わりがあるようです。
- BeagleBoard 、 Mistral の omap3evm 、 igepv2 (スペインの ISEE という会社の BeagleBoard 互換ボード ) 、 LogicPD の zoom am3517evm 、に対応。 am3515 の乗った BeagleBoard xM にもいずれ対応すると思われます。
- 移植自体が仕事、移植を楽しむ、ってのはあると思いますが、提供する側としてはあんまりメタメタの状態で出したくはないですよね。 特に、ハードウェアの支援機能をちゃんと使おうとする